公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

オミナエシ

オミナエシです。

こちらも秋の七草のひとつ。
漢字だと「女郎花」と書くようです。

実際、黄色の色味がなんとなく色っぽい気がします。
遠くからでもよく目立ちます。

さて、こちらはオトコエシ。

漢字では「男郎花」と変換されました。
そのままですね。
残念ながらオトコエシは秋の七草には選ばれていません。

オミナエシに比べて、色っぽさなどがやや落ちる印象です。
とはいえ今の時期にまとまって咲いてくれる貴重な白花です。

ヒガンバナ

ヒガンバナが園内のあちこちでちらほらと見かけるようになってきました。

今日は秋分の日。お彼岸です。
「彼岸花」とはよく言ったもので、よくぞまぁこんなにタイミングよく咲くものだと感心します。

このヒガンバナ、花が咲くころになると葉っぱは姿を消します。
おかげで花だけを鑑賞することができます。

個人的には遠目で見るより、近くから見た方が好きです。
小さな赤い花が集まっています。
きれいな花です。

ツリガネニンジン

ツリガネニンジン。
写真は少し前に撮ったもので、今ではだいぶ終わりかけています。

秋の七草はハギ、キキョウ、クズ・・・
とありますが、残念ながら野生のキキョウは姫の沢公園では見られません。
(昔に植えられたものの名残ではないか、と思われるキキョウが咲いたことはありました)

そこで、このツリガネニンジン。
キキョウ科の植物なので花の形はよく似ています。

姫の沢公園版の秋の七草を作るとしたら、キキョウの代わりはこのツリガネニンジンかなぁと思ったりもします。

ハギ

ハギです。
こちらも秋の七草のひとつ。

いわゆるヤマハギでしょうか。
紫色の花がたくさん咲いてきれいです。

ビジターセンターや駐車場周辺に植えられているのは、たぶんこのハギです。

クズ

クズの花です。

秋の七草のひとつ。
雑草としては繁茂する力が強くて嫌われ者ですが、こんなふうに花が沢山咲いているのを見ると、七草に選ばれるのも納得する気がします。

また、クズの花は下から咲きあがるのですが、咲き終わった花はどんどん散ってしまいます。
そのため、園路上などに紫色の花びらが沢山落ちていることもあり、これもまた綺麗です。