公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

ネコノメソウ

ネコノメソウがタネをつけていました。
お皿みたいな形をした上にある、小さな茶色い粒粒がタネです。

さて、
タンポポの綿毛は有名ですが、タンポポは綿毛を使って風に乗り、タネを遠くに飛ばします。

植物がタネを広げる方法は、タンポポのように風を使うもの、動物の身体にくっついて運んでもらうものなど色いろありますが、ネコノメソウがタネを遠くに広げる方法は、ちょっと変わっています。

お皿みたいなところに雨粒が落ちてきたとき、その雨粒を利用してタネを弾き飛ばすのです。
雨を利用するのは、あまり聞かないですね。

タネの部分が開きかけと開く前の状態です。
横長な形がネコの目っぽいでしょうか。

コケリンドウ?

昨年、春に咲いたらしいリンドウの仲間の花の跡を見つけて、今年はなんとかその花を見たいと楽しみにしていました。

第一印象は「ちっちゃ!」でした。
普通のリンドウの1/3~1/4くらいの大きさ。
スミレの花と比べると、大きめのスミレの半分くらいでしょうか。

大きさからコケリンドウではないかと思いますが、いかがでしょうか。

地際に古い葉が残っています。

トウゴクミツバツツジ

ツツジ園のツツジが咲くのはまだまだ先ですが、ビジターセンター脇の階段の角でトウゴクミツバツツジというツツジが満開です。

周りが緑なので、そこだけパっと目立ちます。