団地文化を継承し、
緑豊かな住環境を再生
ヌーヴェル赤羽台建替工事
高度経済成長期における日本の都市型居住モデルを確立した「赤羽台団地」の大規模な建替事業において、2024年10月の事業完了にいたるまで複数年度にまたがり、敷地内の一部区画(D1街区、F1~3街区)の外構工事を当社で行いました。
「団地文化の継承と、緑豊かな住環境の再生」がテーマとなっており、従前のイチョウ並木や花木園を継承した景観や、建物基礎のレンガを再利用したベンチなどが設けられています。また、敷地内には国の登録有形文化財に登録された住棟が残され、「URまちとくらしのミュージアム」では日本の暮らしの変遷を見学することができます。
このような歴史的価値ある大型団地の建替において、「団地全体で四季を感じられる暮らしをつくる」という設計主旨に基づき、シンボルツリーとなる樹木の選定や、既存樹木を活かしつつ、高中木約30種、低木・地被類もあわせると60種類をこえる植栽によって、緑あふれる住環境を実現しました。
また、2023年~2024年の期間中に、敷地内の芝生管理の一部をロボット芝刈機Automower™(オートモア)を活用して行う実証実験にも携わりました。
- 竣工年
- D1街区:2016年竣工
F2・F3街区:2023年竣工
F1街区:2024年竣工
※当社が工事に関わったもの - 所在地
- 東京都北区
- 発注者
- 独立行政法人都市再生機構