
お客さまを笑顔にするために
スタッフが楽しく働ける
風通しのよい職場づくりを目指す
東日本統括支店
多摩部の都立公園 統括所長
2012年入社/経験者採用
日本大学生物資源科学部国際地域開発学科卒業。雑貨メーカーに就職した後、2012年に西武造園に入社。国営昭和記念公園の企画チーム、収益チームを経て、横須賀市くりはま花の国の所長、都立葛西海浜公園の所長を歴任。現在は、多摩部の都立公園の統括所長として、各公園のマネジメント業務に従事している。
自分を植物に例えると…サクラ

春生まれということからイメージしました。以前ニュージーランドで満開の桜並木を見て、海外の人にもその良さが伝わっていると感じました。サクラのように、誰かに楽しさや感動を伝えらえる人を目指します。
西武造園への入社の決め手
前職で雑貨の小売事業に携わっており、お客さまへの商品説明の際に「大きな公園で遊ぶと楽しいですよ」とお話しすることがよくありました。転職を考えた時、そんな風に紹介される場所で働けたら素敵だなと思いました。また、自分の子どもがまだ小さかったので、子どもが楽しめる公園に携われる職場もいいなと考え、入社を決めました。
現在担当している業務
多摩部の都立公園とは、多摩エリアに立地する4つの公園(陵南公園、小宮公園、滝山公園、大戸緑地)の総称です。私はこの多摩部の都立公園の統括所長として、各公園のマネジメント業務を担当しています。東京都の関係部署との調整を行うほか、個々の公園にとどまらずグループとして最大限のプラスを生み出す管理・運営を目指しています。ビジョンを共有することで、各公園のスタッフの働き方や考え方が同じ方向を向くよう努めています。また、狭山丘陵や武蔵野の都立公園をはじめ、首都圏エリアの他公園との連携、協力体制づくりにも尽力しています。

ある1日の流れ
担当している業務の魅力

誰もが楽しくなれる公園の管理・運営に、統括所長として携われることに魅力を感じています。公園のスタッフが笑顔で働けば、遊びに来るお客さまにも楽しさが伝わり、より楽しく過ごしていただけると思います。公園の指定管理者は、共同事業体と呼ばれる複数の事業者によるチームで受託する場合が多く、多摩部の都立公園の場合も、西武造園以外にNPOやスポーツ・防災関係の専門事業者が集まっています。所属が違っても、同じ公園のスタッフとして「明るく楽しく元気よく」をテーマに、スタッフ同士で相談ができ、問題共有ができる環境づくりや、チームで楽しく働ける雰囲気づくりを常に意識しています。
以前、所長として勤務していた都立葛西海浜公園では、お客さまに気持ちよく利用していただけるよう、毎日午前中にスタッフ全員で流木やゴミを拾い、砂浜の清掃をしていました。どんなに清掃しても、毎朝砂浜に流木が流れ着くという状況が繰り返されていたため、どうすれば効率よく砂浜をきれいに保てるかを前向きに話し合い、道具の改良など工夫することでかなり作業効率を上げることができました。でも、結局その翌日にはまた流木が流れ着いて…と、自然の摂理を感じることができるのも公園の魅力の1つだと思います。こうした経験を通じて、困難な課題をスタッフ全員で考え、解決策を見出す面白さを共有できたと思います。
業務をする上で大切にしていること

物事をなるべくポジティブに捉えることが大切だと思っています。業務を行う上で「大変」「辛い」「手間がかかる」と感じることは少なくありませんが、その中でも楽しいと思える瞬間や興味を持てる対象はないかと考えるようにしています。同じ行動をしていても考え方一つで全く違う気持ちになれるものですから、できるだけ自分が面白いと感じられるように考えて行動しています。
自分がいろいろなことを楽しんでいると、周りの人も楽しく業務ができると思います。職場に良い雰囲気や空間が広がり、それが業務内容や効率にも良い影響を与え、さらにはお客さまにも伝わっていくのだと考えています。
これからやっていきたいこと

公園における物品販売など、収益に関わる事業をもっと伸ばしていきたいです。収益事業は、私たちが提供するものやサービスに対してお客さまに満足していただけて、初めて対価をいただける事業です。逆に言えば、おいしそうではないメニューや面白そうではない商品はご購入いただけません。非常に分かりやすい構造です。社会的にもさまざまな意味で価値をもつ「公園」という施設において、来園されたお客さまにより楽しんでいただくためのお手伝いを、収益事業を通して広げていきたいと思います。
また、普段は主に都立小宮公園に常駐していますが、もう一つの基幹公園である都立陵南公園の状況や業務内容も把握できるように、できるだけ足を運んでいます。ほかの2公園にも、なるべく時間を作って現地に行こうと考えています。多摩部の都立公園の統括所長として、今後はより広い視野と高い視座でグループ全体を見ることを心がけたいと思います。