
大好きな地元の公園で
植物や鳥、昆虫などの魅力を
多くの人に発信
管理運営事業部 西日本運営部 滋賀・阪神地区
2022年入社/経験者採用
滋賀県立大学 環境科学部 環境政策・計画学科を卒業し、化学工業の製造業に就職。前職の業務のなかで自然環境に関わる仕事に興味をもち、小さい頃から大好きだったびわこ文化公園での募集情報を知り、西武造園に入社。イベントの企画や広報から、経理・事務書類や窓口での対応など、幅広い業務を担当している。
自分を植物に例えると…キツネノマゴ
8月くらいから秋にかけて、淡い紅紫色の花を咲かせる植物です。小ぶりで目立たない花を咲かせる姿を、人に注目されるのがあまり得意ではない自分と重ねました。キツネノマゴは、種子をパチンと弾き飛ばす特性があり、思い立ったときの大胆な自分にも似ているなと感じています。
西武造園への入社の決め手
前職ではCSR活動の取り組みを行っており、そのなかで生物多様性保全活動や、社員への環境学習などに携わったことから、自然環境に関わる仕事に興味を持ちました。そんなとき、前職のつながりで西武造園の採用情報を知り、地元の大好きな公園での勤務内容だったため、入社を決めました。西武グループのホテルやレストランの福利厚生も充実しており、とてもありがたいです。
現在担当している業務
滋賀県営都市公園の「びわこ文化公園」で管理・運営の業務に携わっています。主な業務はイベントの企画・運営や広報ですが、公園はシフト制なので、経理や事務書類の取り扱い、窓口での対応など、他の業務も幅広く担当します。最近は公園のInstagramを始めたため、他のスタッフとも協力して、写真を撮ったり、情報探しをすることもあります。また、園内の生きものを紹介するパンフレットや、イベントのチラシも作っています。

ある1日の流れ
担当している業務の魅力

イベントの企画・運営業務は、参加されたお客さまが楽しそうな反応をしてくださるのを直接感じることができるのが一番のやりがいです。自分たちが考えて工夫したイベントを、親子で楽しんでもらえたり、子どもたちから「楽しかった!」と感想をもらえると、とてもうれしいです。西武造園では、管理・運営する各公園のイベントや広報業務に関わるスタッフが集まる研修があります。他の公園で同じ業務をする仲間と直接交流することができるので、自身の業務に悩んだときに相談したり、質問しやすくなり、とても有意義に感じています。他の公園でのイベント事例を紹介しあったり、体験することもできるので、入社当時に企画ネタに困っていたときにも参考になりました。
実は、私は編み物をするのが好きで、公園で出会ったカワセミやヤマガラ、キノコなどを「あみぐるみ」で作ってみたことがありました。出来上がったものを管理事務所に飾らせてもらったのですが、他のスタッフや来園者の方などに大変好評で、趣味の活動のモチベーションアップにもつながりました!
業務をする上で大切にしていること

当園では、年に2回大きなイベントを開催しています。そのなかで、長年実施してきた企画を思い切って変更したことがありました。無料でプレゼントがもらえるような企画はたしかに人気ですが、本来の趣旨と少しずれてしまっていると感じました。そこで、園内を巡るスタンプラリー形式にしたところ、多くの子どもたちが楽しんで参加してくれていました。長年親しまれてきたイベントの改変は勇気のいることでしたが、目的やねらいを持って業務に取り組むことの大切さを学べた出来事でした。
イベントの運営は、他のスタッフや応援に来てくださった方、関係者の方、来て下さるお客さまなど、多くの方々の支えで成り立っています。いつも周りの人たちに支えてもらっていることを忘れない姿勢も大切だと感じています。
自分自身が幼い頃、自然と触れ合って遊んでいるうちに学んだことがたくさんあった気がします。私にとって、自然は大切な友だちであり、先生のような存在でした。公園の自然環境を維持することで、身近に自然とふれあう場を守っていくこと、イベントなどを通して子どもたちが自然と関わることができる機会をつくることをこれからも大切にしていきたいです。
これからやっていきたいこと

来園者の方に、「この公園が好き!」と思ってもらえることを大事にしていきたいです。
広報の仕事では、公園の生きもの情報を発信して、たくさんの人に関心を持ってもらいたいと取り組んでいます。出来るだけきれいに写真が撮れるよう、また文章なども面白いと思ってもらえるような表現を試行錯誤しています。Instagramに投稿した情報を見た方から、「○○はどこに咲いていますか?」と問い合わせがあると、発信した情報がお客さまに届いているんだな、とうれしくなります。また、園内で見ることができる昆虫や鳥を紹介するパンフレットも作成しています。セミを紹介するものを今年の夏にイベントで活用したのですが、参加された方がパンフレットを見ながら、一生懸命セミのぬけがらを選別していて、「大変だったけど作ったかいがあったな」と感じました。今度は季節の花を紹介するものやドングリマップなど、植物関連の内容も作ってみたいと考えています。
これからも自然豊かな公園で、その魅力を感じていただけるような業務をしていきたいです。



