公園だより

公園スタッフから、⽇々のできごとやお花の情報などを発信しています。

😃 フォトコンテスト2022受賞作品発表 😃

「フォトコンテスト2022」の受賞作品が決定しましたので、
こちらのブログにて皆さまに結果を発表いたします。

今回は以下のテーマで、

「心に刻まれる1ページ」

幕張海浜公園で撮影された素敵な写真作品41点(33名)が寄せられました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

募集は以下の2部門で行い、
①公園部門(幕張海浜公園A~Cブロックで撮影した写真)
②見浜園部門(見浜園で撮影した写真)

部門別に最優秀賞、優秀賞、佳作が決定いたしました!

また、今回も、公園で実施している「デジカメ教室」の講師をお願いしている写真家の
中田達男先生に作品の講評
のご協力を頂きました。
素敵なコメントも合わせてご覧いただければと思います♪

佳作

それではまずは、佳作から発表いたします。

公園部門
佳作 タイトル「早春の歓喜」 伴 博之 様
『梅の甘い香りと蜜にメジロは羽をいっぱいに広げ歓喜しています。』

【中田先生からの講評】
メジロは動きが速く、顔が枝に隠れたり、ピントは顔でなく枝に合ってしまったりと、難易度の高い被写体ですが見事な瞬間を押さえました。
枝の位置とその左を急降下する瞬間、顔にジャスピンな上、少しぶれた羽で動感を表現し、羽のリズミカルなフォルムも秀逸です。
色彩的にも、青空と紅い梅、そして斜光線のよりメジロの緑色のバランスも美しくまとまっています。
シャッター速度の選択もよかったですね。


公園部門
佳作 タイトル「舞い上がれ!」 井芹 修 様
『久しぶりに見たタンポポの綿毛。思わずカンバレと応援してしまった。』

【中田先生からの講評】
大芝生広場の一輪のたんぽぽ。
つい見逃してしまいそうな光景を優しい視線で見つけました。
広角レンズで近寄り、綿毛にピントを合わせ、背景の景色もぼけながら表現され、小さなたんぽぽと大きなビル群との対比が見事です。
都会と自然が調和し、こんな公園に行ってみたいと思わせる作品です。

見浜園部門
佳作 タイトル「色めく秋」 大鹿糠 文彦 様
『東屋を 独り占めして 紅葉狩』

【中田先生からの講評】
逆光に輝くモミジの葉が透過光(透けて見える光)によって存在感を出し、背景の紅色も手伝って錦秋を表現しています。
公園主催のデジカメ教室でいつも言っていますが、このような作品では、重なりのない葉を数枚入れることと、主役となる明るい葉より暗い背景を選ぶことが大切です。
主役となる画面中央の葉と、画面下部分のオレンジの背景が重なっていないことにも、作者の気遣いを感じます。
画面右上の建物(?)らしいラインは削除しましょう。

見浜園部門
佳作 タイトル「サギ」 黒葛原 淳 様
『鴨の中にやってきた1羽のサギがとても印象的でした。』

【中田先生からの講評】
静かなたたずまいの公園に、アオサギが羽ばたくことで動感が生まれた瞬間をよいタイミングで撮りました。
サギ自体は画面の中で小さく扱われていますが、画面中央に位置し、その姿が暗っぽい水面の背景に相まって引き立っています。
バシャバシャというかすかな音が聞こえてきそう。
画面下部分を1/4カットし明るい部分を減らすと、さらにサギが引き立つことと思います。

以上、見事 佳作を受賞された4作品でした!
おめでとうございます♪

優秀賞

続いて、優秀賞の発表です!

公園部門
優秀賞 タイトル「晩秋」 松岡 英二 様
『早朝、上の池に、モミジが浮かび、錦鯉がひときわ鮮やかでした。』

【中田先生からの講評】
木の上で錦秋を彩った葉っぱたちは、水面にたどり着いてもなお美しさを誇示しています。そんなコラボを見逃さずにしっかりと捉えました。
黒い画用紙に色とりどりの模様を描いたよう。着物の柄にできそうな美しさを感じます。
すべての鯉がこちらを向いているタイミングも見事です。
空の光の水面反射を抑えている点でも作者の技量を感じます。

見浜園部門
優秀賞 タイトル「カメラ越しに」 小池 嶺大 様
『友人とともに見浜園を訪れた際のものです。国際都市に囲まれた日本庭園は斬新でした。』

【中田先生からの講評】
スマホでの撮影シーンを後ろから撮る場合、スマホ画面の画像が鮮明に見えることが大切です。この作品では、青空と、それを映す池の青色を基調とした見浜園の美しい姿がクッキリと表現され、空気感を感じることができます。
スマホを画面左下、背景となるぼけた雪吊りを右上に置くことで画面が無駄のない構成になっています。
カメラアングルを少しだけ高くし、画面上部の白い空を除くと、さらに画面が見やすくなることでしょう。

以上が、優秀賞を受賞された皆さまでした!
おめでとうございます♪

最優秀賞

それでは、いよいよ 最優秀賞✨の発表です!!

公園部門
最優秀賞 タイトル「秋の日」 岩﨑 良子 様
『晴れた秋の日のおだやかで安らぎに満ちた光景を切り取ってみました。』

【中田先生からの講評】
見事な紅葉・黄葉の刻を素直にとらえた作品です。
頭上の彩りと共に、足元の落葉の彩りも加わり、画面全体で秋を表現しています。トンネル構図を形づくる手前の2本の樹が安定感を与え、さらにその向こうの数本の樹も加わり奥行き感が感じられます。
人物がいっさい写っていませんが、ベビーカーを降りた子が、あたりを嬉しそうに走り回る声が聞こえてきそうです。
画面を明るめに補正し、さわやかな秋としている点も好印象。
ごく軽めのレタッチで、2本の樹をもう少し暗く表現すると、さらに画面が引き締まります。

見浜園部門
最優秀賞 タイトル「灯ろうまつり」 伴 博之 様
『灯ろうと雪吊りがライトアップ庭園の美しさを際立たせています。』

【中田先生からの講評】
紅葉の彩りがライトアップで映える中、雪吊りも登場し秋たけなわの見浜園が見事に表現されました。
風もなく、雪吊りや橋の映り込みが気持ちのよいほどきれいに描写され、シンメトリーで表現しつつも、画面下の石畳の存在で安定感が増し、画面比率としては最高です。
日の入後のマジックアワーでの撮影かと思いますが、まだ空の青色が残りつつも、星が輝いているのもプラスしました。
灯ろうのやさしい黄色い明りがとても印象的です。

最優秀賞を受賞された岩﨑様、伴様、
大変おめでとうございます😊

さて、受賞作品はいかがでしたでしょうか?(*^_^*)
どれも素敵な作品ばかりで、甲乙つけがたいものでした。

特別賞

惜しくも受賞には至りませんでしたが・・・

公園部門
タイトル「光と影」 錦戸 祐之 様
『鮮やかな青空と白い雲、そして木陰がマッチして春らしい一日でした!』

見浜園部門
タイトル「ちょっとひと休み」 三浦 由紀子 様
『最近忙しなく動いていた私にちょっと休んでもいいんじゃない? とトンボが語りかけてるようでした。』

こちらの2作品には、公園スタッフから特別賞
お贈りしたいと思います\(^o^)/\(^o^)/

今回のコンテストでは、テーマの通り、幕張海浜公園や見浜園において、
心に刻まれた様々な一瞬やひとときを、
写真を通して表現していただきました。

また、作品を拝見しながら、
皆さんの幕張海浜公園や見浜園での楽しみ方・好きなところ、
私たちも気がつかなかった素敵な風景や構図など、
皆さんが感じている公園の魅力を発見することができ、
運営の私たちにとっても、とても楽しいコンテストとなりました♪
今回男女問わず、7歳から79歳までの幅広い年齢層から応募いただいたのも印象的でした。

あらためて、たくさんのご応募いただいた皆さま、
そして展示にお越しいただいた皆さま、
本当にありがとうございました\(^o^)/

☆作品の展示は、2/12(日)まで行っています。☆
受賞作品はもちろん、それ以外にも沢山の素晴らしい作品がございます。
ぜひお越しくださいね。(^▽^)/

🌺3色の梅の花が見頃となっています🌺【梅の開花情報(1/28現在)】

みなさん、こんにちは!
今週は寒い日が続きましたね。
暖かい春が待ち遠しいです (*’▽’)

さて、そんな寒い中、
幕張海浜公園と見浜園では、梅の花が見頃をむかえています

園内の梅の見所をまたまたレポートします。
まずは、Aブロックの小さな梅林に行ってみました。

「小さな梅林」には、梅の木が30本以上あります。
ここでは、ピンクと白の2色の花を楽しむことができます。

どちらも可愛らしく咲いていますね (^▽^)/
ここにいると、とてもよい香りが漂ってきます。

梅の花が見られる「小さな梅林」は、
京葉線の線路を北側に越えたAブロック
にあります。
公園にいらっしゃった際は、是非お立ち寄りくださいね。

つづいて、Cブロックの日本庭園“見浜園”に行ってみました。
こちらでは、ピンク
の2色の梅の花を見ることができます。

船着き場近くには4本の小さい梅の木があります。

『おもいのまま』という品種はまだつぼみの状態ですが、残りの3本の梅の木はピンクの花が咲いています。

築山の東屋近くにも梅の木があります。

こちらは、赤い花が咲きます。
とても綺麗ですね !(^^)!

見浜園にご来園の際は、梅の花、是非見て行って下さいね (#^.^#)

お伝えした通り、幕張海浜公園と見浜園では、
合わせて、ピンク・白・3色の梅の花を楽しむことができます。

これからも、お花の開花状況や園内の様子など、
季節の情報を随時お知らせしていきますので、
ブログのチェック、よろしくお願いします☆

梅の花が咲き始めました。【梅の開花情報(1/11現在)】

みなさん、こんにちは!
まだまだ寒い日が続きますね。

さて、幕張海浜公園や見浜園では、
梅の花が咲き始めました!

まずは、見浜園からのレポート🎤です。

見浜園には、何本かの梅の木があります。

木によって、まだマチマチですが、
こちらの木はかなり咲いていますよ!

ビンク色の花がとても綺麗ですね !(^^)!

築山の東屋の近くには、赤い花が咲く梅の木があり、
こちらは数輪咲き始めました。

つづいて、幕張海浜公園Aブロックの“小さな梅林”に行ってみました。

こちらも、梅が開花しましたが、
まだまだ数輪の花が咲いている、という程度です。

この白い梅の花は、たったひとつで寂しそうに咲いていました。

梅の花が見られる「小さな梅林」は、
京葉線の線路を北側に越えたAブロック
にあります。
こちらの写真は過去の見頃のときのものです。

これから、日ごとに咲く花の数が増え、
満開の頃には、梅の花の良い香りが園内にただようことでしょう。
楽しみですね(^-^)

梅の花だけでなく、園内は様々なお花が季節を彩ります。

幕張海浜公園と見浜園では、
いま、各所にサザンカの花が綺麗に咲いていますよ。

見浜園では、水仙の花が綺麗に咲いています。
水の流れと水仙の花のコラボ、記念写真にいかがでしょうか?

これからも、お花の開花状況や園内の様子など、
季節の情報を随時お知らせしていきますので、
ブログのチェック、よろしくお願いします☆

2023年 新年明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今日から2023年(令和5年)が始まりました!

今年も、幕張海浜公園・見浜園を、どうぞよろしくお願いいたします😊

さて、今日は、とても寒い朝でしたね。
Bブロックの大芝生広場の芝生は、霜が降りて真っ白でした。

見浜園の芝生も、雪が積もったかのように、白くなっていました。

でも、カモちゃんたちは、寒さにも負けず元気に池をすいすい泳いでいました。

見浜園は、今年も元旦から開園しています♪
お正月期間は、公園スタッフ手づくりの
大きな大きな門松で、みなさんをお出迎えします。

おや?
門松や“謹賀新年”の垂れ幕の横に何かいますね!!!

今年の干支ウサギ🐇🐇🐇のようです!

毎年公園スタッフOBが手作りで制作している干支ぬいぐるみ飾りです。

ウサギというと、どこまでもピョンピョン跳ねていくイメージがありますが、
今年の皆様の飛躍や飛翔をお祈りしているかのようですね。

とても可愛らしいウサギですよ。
お正月に見浜園にいらっしゃった記念に、是非お写真をどうぞ !(^^)!

パークセンターでは、お正月飾りとともに、

造園スタッフ手作りのどんぐりコマと公園で集められたマツボックリを無料配布しています。

和三盆や、チーバくんグッズ、松栄堂さんのお香も販売していますよ。

新年より、みなさまのご来園を
スタッフ一同 心よりお待ちしております。

今年も見浜園 冬の風物詩「雪吊り」の設営が始まりました!

みなさん、こんにちわ🌕🌕🌕
明日は、皆既月食ですね。
同時に「天王星食」が見られるとのこと。
きわめて珍しいダブル天体ショー!
よい天気で見ることができますように。。

さてさて、今日から見浜園の冬の風物詩松の雪吊りの設営が始まりました!

以前もご紹介しましたが、雪吊りは、主に北陸地方などの降雪地帯で、木々を雪の重さから守るために施す伝統技術です。
見浜園では日本庭園らしい風情をより楽しんでいただくため、冬期間この雪吊りを毎年行っています。

現在、スタッフが一生懸命設営作業をしております!

なんと、見浜園の雪吊りは、公園スタッフによる手作りなのです。

これは、過去の完成後の雪吊りの写真です。

これから紅葉も本格化します。
この季節にしか見ることのできない、雪吊りと紅葉の見浜園をぜひご覧くださいね。

また、来週末の19日(土)より、いよいよ『見浜園灯ろうまつり ~秋の日本庭園ライトアップ2022~』(イベント情報はこちらが始まります!
灯ろうまつりでは、本日お知らせした雪吊りや紅葉がライトアップします!
紅葉と雪吊りの幻想的な世界をお楽しみいただけるのではないかと思います。
下の写真は、過去のライトップの様子です。

期間中は近隣保育園児による灯ろう飾りや和傘の演出、竹灯りの展示などをやります。
さらに、お箏・ヴァイオリン・馬頭琴の演奏会茶道体験、お香の移動販売などの特別企画も!
盛りだくさんの企画を準備しておりますので是非ご来園ください!