東京都立滝山公園

多摩川と秋川の合流点の南側に広がる加住丘陵の一角にあり、都立滝山自然公園内に位置しています。標高200mの公園からは、南側に田園風景、北側には多摩川の景観を臨むことができます。本公園を含む一体には、国史跡滝山城跡が指定されており、園路沿いには土塁等のかつての城の遺構が見られます。

2021（令和3）年度都市公園等コンクール 管理運営部門：国土交通大臣賞

「地域と共にコロナ禍に挑む多摩部の公園 」

新型コロナウィルス感染症が広がる中、地域の様々な主体と連携しながら、異なる特性を持つ４つの公園（陵南公園・小宮公園・滝山公園・大戸緑地）では、with コロナの管理運営を実践しました。

刻々と状況が変化する中で、あらためて地域に向き合い、住民の方々の声を聴くことで『コロナ禍でこそできること』を積極的に見出して実施しました。地域と培ってきた関係性を基に、地域課題を公園課題ととらえて解決手段を探りながら『コロナ禍で求められる新たなニーズ』に対応した公園の管理運営が大変高く評価されました。