東京都立野山北・六道山公園

首都圏に残された「緑の島」東京都立狭山自然公園の西端にあり、雑木林と谷戸（丘陵に切れ込んだ谷間）の組合せによって、豊かな自然が残された都立で最大の都市公園です。
カタクリの群生地やホタルの生息地、里山民家や岸たんぼといった、貴重な里山の風景が広がっており、里山の生活や文化を体験できるほか、ハイキングや野鳥観察、森遊びなど様々な楽しみ方ができる公園です。

2009（平成21）年度都市公園等コンクール 管理運営部門：国土交通大臣賞

「東京都立野山北・六道山公園における新たな協働型パークマネジメント」

狭山丘陵の南西部に位置し、東京都立公園最大の面積（約205.5ha：2025年時点）を誇る広さと多様な地形をもつ野山北・六道山公園において、ボランティアとの協働による水田・樹林地管理、パークレンジャーによる園内の自然解説やGIS（地理情報システム）を用いた植生調査等を実施しています。
なかでも「公園は都民が主役、指定管理者はサポーター」という考えのもとで「意見集約→ビジョンの作成・共有→学習→実践→確認」に取り組むボランティアや地域団体との『新たな協働型パークマネジメント』が高く評価され、2009（平成21）年度第25回都市公園等コンクール管理運営部門で国土交通大臣賞を受賞しました。