地域と共生する
サステナブルな広場
番町の森
番町の地で生まれた日本初の民放テレビ局である「日本テレビ」が手がける「番町の森」は、その名のとおり豊富な緑化によるCO2の削減や、環境、生物多様性の保全等、地域と共生するサステナブルな広場をコンセプトにデザインされており、様々な人が気軽に集えるインクルーシブでオープンな広場です。
期間限定で地域の方々にご利用いただける暫定利用広場として整備されました。災害時には一時避難場所としてもご活用いただくことができます。
園内には、シンボルツリーのシダレサクラを中心に、アカシデやイチョウザクラ、イロハモミジなど四季を感じることができるような在来種を配置し、市民の皆さまと樹名札作りを行いました。また、ミニ畑もあり、市民協働での農作物づくりも進められています。
芝生広場には特徴的な斜面を設け、国産材を使ったベンチやブランコなど、木のぬくもりを感じながら子ども達が楽しめるよう工夫しました。また、近隣の「番町の庭」と揃えた七宝模様のフラットスペースを備え、キッチンカーやマルシェの誘致、地域の夏祭りなどアフターコロナの様々なイベントにもご利用いただくことができます。
さらに、広場の外周には雨水浸透の機能を備えた砕石エリアを設けています。
当社で、この「番町の森」の設計・施工・維持管理に携わりました。
都心のオフィス街で『みどりのサードプレイス』として、地域の方々に安らぎを感じていただけるような緑空間を創出しています。
また、芝生管理にはオリジナルの装飾を施したロボット芝刈機 Automower™(オートモア)を導入し、サステナブルなコンセプトの本施設にふさわしい維持管理に取り組んでいます。
- 竣工年月
- 2021年9月
(2021年9月5日開園) - 維持管理期間
- 2021年9月~現在
- 所在地
- 東京都千代田区二番町14
- 発注者名
- 日本テレビ放送網株式会社