Works
ののあおやま(北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト)
約3,500㎡の森を創出
西武造園グループが担当した業務
- 調査・企画
- 計画・設計
- 施工管理
- 維持管理
- 管理・運営
老朽化した都営住宅団地である青山北町アパートを東京都が高層・集約化して建替え、創出した用地を生かして民間開発を段階的に誘導しながら、青山通り周辺エリアの拠点となる複合市街地を形成する「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の一環として、青山本来の豊かな自然を再生する約3,500㎡の森(緑地空間)が創出されました。
当社では、庭と外構の施工、維持管理を行っています。
敷地内に青山本来の豊かな自然を再生する、約3,500 ㎡の潤いある大規模緑地の創出
・かつて大名屋敷のあった高台の地形や水脈を活かし、約3,500 ㎡の大規模な緑地空間が整備されています。緑地空間は、隣接する港区立北青山児童遊園、都営住宅建替事業外構部と一体的に整備され、連続した森の空間を創出しています。また、今後開発予定の沿道一体型再開発事業とも連携し、更に緑地空間が連続・拡充される予定です。
・緑地空間全体のデザイン監修に株式会社ランドスケープ・プラスの平賀達也氏、樹種選定のアドバイザリーに東京農業大学客員教授の濱野周泰氏の協力を得ながら、明治神宮など計画地周辺地域の潜在植生や生態系に基づいた外構計画を行い、多様な生物が持続的に生息できる豊かな緑地空間を創出しています。
・建物・景観デザイン監修には、自然素材を取り入れたデザインを特徴とし、世界的に著名な建築家である隈研吾氏の協力を得て、大規模な森と調和した外観デザインを実現しました。


・緑地空間内には「ビオトープ」や「芝生広場」等を設けており、訪れる人が都心の中で豊かな自然や緑、潤いを感じる空間を演出しています。
・また、本プロジェクト事業者の青山共創、東京建物、三井不動産ならびに地元のまちづくり活動を長きに渡り推進してきた市街地開発株式会社、独立行政法人都市再生機構の5 社により、本年4 月にエリアマネジメントを推進する団体として「一般社団法人まちづくりののあおやま」が設立されました。今後は、この緑地空間を活用したイベントやまちづくり活動等が積極的に実施される予定となっています。


竣工年月 | 2020年5月 |
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維持管理期間 | 2020年5月~現在 |
所在地 | 東京都港区北青山三丁目227丁目4番 |
発注者名(施工) | 青山共創株式会社 (構成員:東京建物株式会社、三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、鹿島建設株式会社 等) |
発注者名(維持管理) | 一般社団法人まちづくり ののあおやま (構成員:市街地開発株式会社、東京建物株式会社、三井不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、青山共創株式会社) 東京建物株式会社 三井不動産株式会社 |