2階庭園部分に
水辺・里山の景観を創出
中野マルイ 緑化計画
2011年1月28日にオープンした中野マルイの2階庭園部分に、水辺・里山等の自然の景観をそのまま切り取って復元したようなオアシスが完成しました。
人工地盤に高さ3m程の高低差をつけるため、下層に軽量盛土材料(EPS)を精密に積み上げ、人工軽量土壌を盛土して地盤を築造しています。駅前という立地条件であり、材料の搬入や荷揚げには綿密な計画と調整が必要でした。
また、植物材料はもちろんのこと、特に流れ池や草地の築造に先立ち、実際の自然の景観を関係者内で一致させるために、群馬や埼玉の山野に出向きました。
上流域から下流域にかけて微妙な樹種構成に変化を持たせた植栽計画により、都会の中で鳥や蝶のよりどころとなっており、池にはめだかが泳ぎ、買い物客のみならず近隣の人々にも、落ち着きのあるほのぼのとした空間を提供しています。
- 竣工年
- 2011年
- 所在地
- 東京都中野区中野3-34-27
- 施主名
- 株式会社丸井