ターフマネジメント
公園・ホテルなどの芝生空間を美しく保つきめ細やかな管理を行います。また、自動芝刈機の導入による高品質で安全な省エネ型の維持管理を、設計・施工からご提案します。
ロボット芝刈機 Automower™
(オートモア)
Automower™(オートモア)は、1995年にスウェーデンに本社を構えるハスクバーナ社より発売され、様々な施設の芝生管理に実績をもつロボット芝刈機です。
2014年にハスクバーナ・ゼノア株式会社により日本国内での発売を開始しました。西武造園グループ3社(西武造園株式会社、西武緑化管理株式会社、横浜緑地株式会社)は、ハスクバーナ・ゼノア株式会社とロボット芝刈機 Automower™(オートモア)の正規販売代理店としての契約を締結し、芝生管理サービスを提供しています。
メリット・効果
均一な高さの芝生管理
毎日芝生を刈るため、均一な高さに維持できます※1。サッチの掃除も不要となり、ゴミの削減にもつながります。また、雨天時や夜間にも稼働が可能なため、芝生管理の日程調整が不要となります※2。
導入前
導入後
安心・安全の芝生管理
全自動による芝刈りのため、芝刈りによる飛び石や物損などの事故が発生しません。また、リフトセンサー・衝突センサーを装備しています。稼働中も静音のため、夜暗や近隣への騒音に配慮した管理が可能となります。人力による芝刈りが不要になることで、作業中の人身事故防止や、夏季の熱中症予防にもつながります。
持ち上げるとブレードが
停止
夜間稼働イメージ
機械の性能
自動充電により稼働します※3。24時間稼働した場合1台につき最大5,000㎡の範囲の芝生管理が可能です※4。「Automower™435X AWD」は傾斜35°=70%や、ラフな地形にも対応します※5。また、盗難防止アラームが内蔵されています。
自動充電イメージ
チャージステーション
刈込み技術
GPSを内蔵しており、作業範囲を記憶することで、刈込みパターンを調整し、刈り残しを防ぎます※6。また、他の場所より伸びている場所を検知し、集中的に刈込みます。
- 芝の高さは20mm~70mmの間で設定可能です(機種により変動)。
- 積雪時及び外気温0度以下は使用できません。
- 充電にはAC100v電源が別途必要になります。
- 「Automower™450X」の場合。
- 「Automower™435X AWD」以外の機種は傾斜24°=45%まで。
- ワイヤー外や縁石・景石の周りは一部狩り残しが発生します。該当箇所については、人力での刈込みをお願いします。
取り扱い機種
Automower™ 435X AWD 対応面積:3,500㎡
Automower™ 450X 対応面積:5,000㎡
Automower™ 430X 対応面積:3,200㎡
Automower™ 315 対応面積:1,500㎡
2020年度現在の取り扱い機種となります。
導入までの流れ
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営業・お問い合わせ
お電話・メールなどでまずはお気軽にお問い合わせください。
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商品説明
担当者がお伺いし、商品に関するご説明を行います。
※所要時間1時間程度 -
現地調査
導入検討場所の条件(面積・稼働時間・電源位置など)を確認します。
※所要時間1時間程度 -
見積書作成・ワイヤリング計画
現地の条件を踏まえ、見積書作成・ワイヤリング計画を検討します。
※10日間ほどかかります -
契約
提案内容の確認後、契約を締結します。
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ワイヤーなどの設置・納品
ワイヤーの設置、ステーション設置、試運転の上、納品となります。
※契約後10日程度 -
アフターサービス
定期的に巡回管理を行います。問題発生時は担当者がお伺いします。
※アフターサービスは別途契約となります。
導入事例
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丸井研修センター
株式会社丸井の施設である丸井研修センターのグラウンドに、ロボット芝刈機「オートモア450X」を4台設置し、維持管理を行っています。導入後は365日24時間稼働し、刈残しなく、メンテナンスを行いながら、きめ細やかで良質な芝生地を維持しています。
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渋谷区立宮下公園
園内の芝生地には、当社の設計・施工にて自動芝刈機「オートモア450X」を2台設置しています。導入後は365日稼働し、刈残しなく、メンテナンスを行いながら、きめ細やかで良質な芝生の維持管理を行っています。
トランジッション/オーバーシード
冬芝から夏芝に切り替える「トランジッション」、夏芝に播種して冬芝に切り替える「オーバーシード」により、公園・ホテルなどのエバーグリーンスペースを創出します。
芝の生育状態にあわせて刈り高調整しながら、切り替え作業を行ないます。また、スタッフの常駐管理により、イベントなどで利用した後の部分養生や部分播種・目土、液肥、潅水調整などを行うことで、常に美しい芝生空間を保ちます。
冬芝による芝生管理(4月)
育成状況に合わせた刈高調整
オーバーシード後の養生管理