Technology and Solution

ロボット芝刈機Automower™(オートモア)

Automower™(オートモア)は、1995年にスウェーデンに本社を構えるハスクバーナ社より発売され、様々な施設の芝生管理に実績をもつロボット芝刈機です。2014年にハスクバーナ・ゼノア株式会社により日本国内での発売を開始しました。

西武造園グループ3社(西武造園株式会社、西武緑化管理株式会社、横浜緑地株式会社)は、ハスクバーナ・ゼノア株式会社とロボット芝刈機 Automower™(オートモア)の正規販売代理店としての契約を締結し、芝生管理サービスを提供しています。

ワイヤレスで設置・稼働

2025年より、ワイヤレスで設置・稼働が可能なAutomower™NERA & EPOS™シリーズを取り扱っています。
EPOS™テクノロジーによって、機体が仮想境界の内側で動作し、物理的な境界ワイヤーが不要になります。
システムの柔軟性が高まり、設置物のメンテナンスが軽減されます。

※仮想境界:地図上に設定された仮想的なエリア

  • 対応面積の大幅な拡大
  • パターンカットへの対応
  • 一時的な進入制限など、より柔軟なエリア設定が可能に

メリット・効果

均一な高さに芝生を管理(美観向上)

毎日芝生を刈るため、均一な高さ※1に維持できます。サッチの掃除も不要となり、ゴミの削減にもつながります。

また、雨天時※2や夜間にも稼働が可能なため、芝生管理の日程調整が不要となります。

※1 芝の高さは20mm~70mmの間で設定可能です(機種により変動)。
※2 積雪時及び外気温0度以下は使用できません。

導入前
導入前
導入後
導入後

安心・安全の芝生管理

フリー刃の採 用により、芝刈による飛び石や物損等の事故が発生しませ ん。また、リフトセンサー・衝突センサーを装備しています。稼働中も静音のため、夜間や近隣への騒音に配慮した管理が可能となります。

人力による芝刈が不要になることで、作業中の人身事故防止や、夏季の熱中症予防にもつながります。

持ち上げるとブレードが停止
持ち上げるとブレードが停止
夜間稼働イメージ
夜間稼働イメージ

スマートフォンから操作可能

専用アプリAutomower™ Connectを利用することで、ネット環境
がある場所なら、離れていてもリアルタイム操作や管理が可能。
1つのスマートフォンで複数台の管理ができます。

万が一、盗難にあった場合にはアラート通知が届くほか、電源
オフ後も12時間はGPS追跡機能が働く※3 など、盗難防止機能を
搭載しています。

※3 機種により異なります。

スマートフォンからの操作イメージ
スマートフォンからの操作イメージ

刈込み技術

GPSを内蔵しており、作業範囲を記憶することで、刈込みパターンを調整し、刈り残しを防ぎます※4。また、他の場所より伸びている場所を検知し、集中的に刈込みます。

さらに、EPOS™搭載の場合は、各種パターンカット(並行、トライアングル、チェッカーボード等)にも対応しています。

※4 ワイヤー外や縁石・景石の周りは一部狩り残しが発生します。該当箇所については、人力での刈込みをお願いします。

GPS有り
内臓GPSによる作業範囲のマッピング精緻化と芝刈りパターンの調整イメージ
GPS無し

その他 機体の性能など

自動充電により稼働します※5。24時間稼働した場合、1台につき最大15,000㎡の作業範囲で芝生管理が可能です※6。「Automower™ 435X AWD NERA」は、傾斜35°=70%や、ラフな地形にも対応します。また、盗難防止アラームが内蔵されています。

※5 充電にはAC100v電源が別途必要になります。
※6 「Automower™ 550 EPOS™」の場合。

自動充電イメージ
自動充電イメージ
チャージステーションによる自動充電が可能
チャージステーションによる自動充電が可能

Q&A よくある質問

Q. 従来の管理費よりもコストは節減できますか?

A.Automower™にかかる費用は、通常、本体・チャージステーション・電気代・ブレード交換費用のみです。年間30万円程の芝刈りの管理費用(除草・集草含む)があれば、約3年で初期整備コストの回収が可能です。また、設計段階からスペックインすることで、さらにコストメリットを高めることができます。

※経年劣化による修繕費は別途となります。

1ヶ月の電気代はいくらかかりますか?

A.1日24時間稼働させた場合、1ヶ月の電気代は約1,000円です。1日に換算すると約33円です。

サッチを取らなくても良い理由は?

A.毎日伸びた分の芝を刈るため、サッチが非常に細かくなり、分解が早くなるためです。

稼働音量はどのくらい?

A.知覚音圧レベル58db(A)のため、夜間の稼働も気にならないレベルです。
 ※「AutomowerTM 450X NERA」の場合。

雑草地でも導入できますか?

A.導入前に人力で一度下草を刈る必要がありますが、雑草地でも導入は可能です。

外部電源を確保できない場所では稼働できませんか?

A.太陽光発電システムを設置し、電源として使用することが可能です。

機体の色変更や装飾は可能ですか?

A.トップカバーの交換やデカールによる装飾が可能です。詳しくはご相談ください。

色変更・装飾イメージ画像2
色変更・装飾イメージ画像2

導入までの流れ

  1. 営業・お問い合わせ
    お電話・メールなどでまずはお気軽にお問い合わせください。
  2. 商品説明
    担当者がお伺いし、商品に関するご説明を行います。
    ※所要時間:1時間程度
  3. 現地調査
    導入検討場所の条件(面積・電源状況・稼働時間・電源位置など)を確認します。
    ※所要時間:1日程度
  4. 見積書作成・運用プラン等計画
    現地の条件を踏まえ、見積書作成・ワイヤリング計画などを検討します。
    ※10日間ほどかかります。
  5. 契約
    提案内容の確認後、契約を締結します。
  6. ワイヤーなどの設置・納品
    ワイヤーの設置や、仮想境界の設定、ステーション設置、試運転の上、納品となります。
    ※契約後10日程度
  7. アフターサービス
    緑地維持管理を受託させていただく場合、定期メンテナンスを年間計画に組み込みます。
    ※アフターサービスは別途契約となります。

導入実績

渋谷区立宮下公園

園内の芝生地には、当社の設計・施工にて自動芝刈機「Automower™ 450X」を2台設置しています。導入後は365日稼働し、刈残しなく、メンテナンスを行いながら、きめ細やかで良質な芝生の維持管理を行っています。

渋谷区立宮下公園の導入実績

取り扱い機種

Automower™ 550 EPOS™

Automower™ 550 EPOS™
対応面積(最大):5,000~15,000㎡

Automower™ 435X AWD NERA™

Automower™ 435X AWD NERA
対応面積(最大):3,500~5,000㎡

Automower™ 450X NERA

Automower™ 450X NERA
対応面積(最大):5,000~7,500㎡

Automower™ 430X NERA

Automower™ 430X NERA
対応面積(最大):3,200~5,000㎡

Automower™ 410XE NERA

Automower™ 410XE NERA
対応面積(最大):1,000~1,500㎡

ワイヤレス用
EPOS™プラグイン

※左3機はワイヤレス用
EPOS™プラグイン別売り

※対応面積(最大)は、EPOS™搭載(ワイヤレス)の場合
※機体価格とは別途、設置費がかかります。設置費は施工面積や土地の形状等により変動します。詳しくは現地調査のうえ、お見積りいたします。 

 例) Automower™ 435X AWD NERA の場合 設置込みで ¥1,100,000~
 例) Automower™ 430X NERA の場合 設置費込みで ¥860,000~

※一次側電源までは別途です。
※盗難防止アラームを搭載しています。
※各製品は初期保証として購入から2年間対応いたします。
 ただし、販売店の記入欄が空白の場合、中古品、海外で購入された並行輸入品は保証の対象外となります。
※その他、保証除外事項、保証期間経過後の修理についてはお問い合わせください。