西武造園株式会社

SDGsへの取り組み

西武グループ「サステナビリティアクション(ESG活動)」の推進

西武グループでは、グループビジョンとして、「地域・社会の発展、環境の保全に貢献」すること、「常に、自然環境、地球環境への配慮を忘れない」ことを宣言しています。鉄道やホテルをはじめ、多岐にわたり地域・社会と密接に事業を展開する西武グループにとって、自然環境・地域環境に配慮した事業活動は、持続的な成長の基盤となる優先課題です。私たちはグループ企業の一員として、「西武グループ環境方針」および、2020年4月に策定した「西武造園グループ環境方針」に則り地域・社会の一員として信頼される企業を目指し、持続的な成長を実現します。

⻄武グループ
サステナビリティアクション
アジェンダ

特に取り組むべき4領域
1 安全
2 環境
3 社会
4 会社文化

グループビジョン

でかける人を、ほほえむ人へ。

世界を変えるための17の目標

Sustainable Development Goals

西武造園グループの事業における
SDGsへの取り組み

西武グループにおける「造園・緑地事業専門会社」として全国的に事業展開する西武造園グループは、設計・施工・維持管理・運営までワンストップなサービスを提供し、“人”と“みどり”のより豊かなまちづくりを目指しています。

SAVE LANDSCAPE ~みどりでつなぐ、みらいへつながる~
わたしたちには、みどりを扱うプロフェッショナルとして、人とみどりをつなぎ、未来へつなげていく使命があります。
『SAVE LANDSCAPE』をスローガンに掲げ、みどり豊かな風景を次世代に残し、全力で守っていくことをここに宣言します。

環境に配慮した『CO2削減』、『グリーン経営』の推進強化に取り組みます。

わたしたちは、事業活動に伴う環境負荷を低減し、地球環境の課題解決に寄与するとともに、環境面で果たすべき社会的責任を明確にし、事業活動を通じて持続可能な社会の実現、「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組みます。また、西武グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組み「サステナビリティアクション」を積極的に推進してまいります。

西武造園グループとは:西武造園株式会社および子会社である西武緑化管理株式会社、横浜緑地株式会社、西武アグリ株式会社、株式会社ステップアウトの5社

みどり環境整備事業 
~創る・育てる~

快適な緑地空間を創出するための「造園施工力」、健全な緑の維持のための「植栽管理力」、快適な都市空間を創出するための「特殊緑化技術力」、グリーンインフラ創出のための「緑化技術力」などを総合し、まちのみどりの総合的なマネジメントを通じた持続可能な社会の実現に寄与貢献しています。

  • ゴール11:住み続けられるまちづくりを
  • ゴール13:気候変動に具体的な対策を
  • ゴール15:陸の豊かさも守ろう

管理運営事業 
~活用する・つなげる・守る~

都市公園等の管理運営事業を中心に、はち育®や富良野自然塾東京校をはじめとする環境教育プログラムの継続的な実施などを通じて、緑化の推進および普及啓発を推進しています。また、近隣自治体や教育機関との連携などにより、防災力の向上や活性化など、地域課題の解決を目指しています。

  • ゴール4:質の高い教育をみんなに
  • ゴール11:住み続けられるまちづくりを
  • ゴール14:海の豊かさを守ろう
  • ゴール15:陸の豊かさも守ろう

その他・新規事業 
~新たな挑戦~

子会社である西武緑化管理、横浜緑地、西武アグリ、ステップアウトを通じた新規事業の展開や遊休地の活用、地域との連携・協働に取り組んでいます。また、ダイバーシティの推進や、技術開発・ICT等の活用によって新たな価値を生み出し、社会・暮らしをより良くするためのデジタル経営(西武グループDX戦略)を積極的に進めています。

新規事業の推進

  • ゴール2:飢餓をゼロに
  • ゴール7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • ゴール12:つくる責任つかう責任
  • ゴール13:気候変動に具体的な対策を
  • ゴール14:海の豊かさを守ろう
  • ゴール15:陸の豊かさも守ろう
  • ゴール17:パートナーシップで目標を達成しよう

企業活動

  • ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう
  • ゴール7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • ゴール8:働きがいも経済成長も
  • ゴール13:気候変動に具体的な対策を

具体的な取り組みの紹介

わたしたちが現在取り組んでいるさまざまな取り組みのうち、最新の活動状況などをご紹介します。

1)総合的な緑地空間の創出、自然再生

設計・施工から維持管理まで、高い技術力を活かして緑地空間の創出や自然再生を数多く手掛けています。SEGES(社会環境貢献緑地評価システム)都市のオアシスに認定されている「東京ガーデンテラス紀尾井町」では、当社の大径木重機移植により、敷地内の既存樹木を活用し、地域の歴史と調和する新たな景観を創出しました。また、既存樹木の移植、多摩川水系の低木・地被植物や水草などを取り入れたビオトープ(生物生息空間)を創出し、地域の教育機関等と協働しながら在来種であるヘイケボタルの生息環境を守る活動を継続的に実施しています。施設内で発生した植物廃材等をコンポストで堆肥化・活用するなど、循環型維持管理にも取り組んでいます。

東京ガーデンテラス紀尾井町の設計・施工・維持管理に総合的に携わっています。

近隣の教育機関や市民と共にビオトープの生態系保全等にも取り組んでいます。

2)環境教育事業の推進

当社の専門的な知見やノウハウを活かし、地域の自然環境を伝える「はち育® 」、地球の環境問題を考える「富良野自然塾東京校」をはじめとする様々な環境教育プログラムを展開しています。
WWF(世界自然保護基金)が主催する国際的な環境イベント「EARTH HOUR(アースアワー)」に2019年から賛同し、協賛企業アクションや連動イベントを毎年開催しています。また、2021年夏には、SDGsをテーマにした「ライオンズフェスティバルズ」に参画し、西武造園グループのSDGsワークショップを開催しました。

公園内でスタッフがみつばちを飼育する「はち育®」では、イベントを通じて地域の自然環境を楽しく伝えます。

国営昭和記念公園の「富良野自然塾東京校」では専属インストラクターが五感を使ったプログラムを実施しています。

3)ロボット芝刈機の導入によるCO2削減

2014年にハスクバーナ・ゼノア株式会社により日本国内での発売を開始したロボット芝刈機「Automower™」の正規販売代理店としての契約を締結し、芝生管理サービスを提供しています。高品質な管理や安全性の向上に加え、従来型の維持管理業務と比較した場合のCO2排出量の大幅な削減も実現しています。

従来型の維持管理作業との二酸化炭素排出量の比較結果(当社調べ) オートモアの導入により、二酸化炭素排出量の大幅な削減を実現しました。

西武造園が管理運営に関わる渋谷区立宮下公園では、屋上園地でオートモアによる芝生管理を行っています。

東京都千代田区の「番町の森」では、オリジナルの装飾を施したオートモアを導入し、施設コンセプトにふさわしい管理に取り組んでいます。

4)資源再生、循環型管理の実践

維持管理施設や管理運営公園で、コンポストを活用した植物廃材の堆肥化・場内活用に取り組んでいます。また、滋賀県では大津市の浄水場発生土を植栽基盤材として再生するアクレ事業を実施するほか、管理運営公園では地域と連携したごみ持ち帰り運動、環境教育イベント開催、琵琶湖の水草の堆肥化の取り組みなども推進しており、「しが生物多様性取組認証制度」で最高ランクの3つ星も取得しました。

琵琶湖で藻刈り船による水草の除草を行い、植物廃材を再資源化する事業に取り組んでいます。

東京ガーデンテラス紀尾井町のバラ園では、浄水場発生土を再資源化したエコ黒土「アクレ」を使った花壇づくりを行っています。

5)ソーラーシェアリングによる再生可能エネルギー×農業の展開

2020年に子会社として西武アグリ株式会社を設立し、埼玉県所沢市内の遊休農地を活用して、太陽光パネルの下で営農を行う新たなビジネスモデル「ソーラーシェアリング」を実施しています。

ソーラーシェアリングで発電した電力は、地域の電力会社を通じて公共施設等に供給しています。

太陽光パネルの下では、常駐スタッフがブルーベリーやブドウなどの営農を行っています。

西武造園グループの認定・登録など

西武造園株式会社

西武緑化管理株式会社

横浜緑地株式会社

西武グループとしての取り組み

グループスローガンのもと、地域・社会の発展、環境の保全に貢献するため、様々なプロジェクトを実施しています。

SDGsへの取り組み

人とみどりの環境創造サービス企業として「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向けた事業活動を行っています。

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