Seibu Group
2026年卒
マイナビENTRY

西武造園ならではの大規模な施工管理。
積極的なコミュニケーションと対応力で
施主の要望に最大限に応える

施工管理

西日本統括支店 みどり環境部 工事課

2021年入社/経験者採用

修成建設専門学校ガーデンデザイン学科卒業。造園会社に就職し、維持管理系の業務を行っていたが、より大規模な物件の施工に関わりたいと考え、2021年に西武造園に転職。入社後は工事課に配属され、マンションやホテル、商業施設リゾート開発などの植栽工事で施工管理に従事している。

# 経験者採用
# 植栽工事
# 民間工事
# 関西
※所属および内容はインタビュー時点のものです。

自分を植物に例えると…サクラ

サクラの花は、春になると一気に満開になり、1~2週間で散ってしまうので、パッと咲いてパッと散るイメージがあります。メリハリがあるという部分が自分に似ていると思います。また、多様な改良品種があり、さまざまに変わっていけるという点も自分に重ね合わせました。

西武造園への入社の決め手

農業系の高校でみどりを扱う面白さを知ったことから造園の世界に進みました。具体的な業務内容をイメージせずに前職の造園会社に就職しましたが、植物の維持管理の業務を経験して、より大規模な物件の造園工事に関わりたいと思うようになりました。そのため、大型複合施設やリゾート開発などの施工管理も多く手がける西武造園に転職しました。

現在担当している業務

2025年に開かれる関西・大阪万博会場内の植栽工事の現場で、施工管理を担当しています。その前は、琵琶湖のほとりに位置するリゾートホテルや、大阪の新今宮に新たに開業するホテルなど、注目度の高い大規模な施設の工事にも関わりました。他にも、大型マンションや公園など、さまざまな物件の施工管理をしています。
滋賀県高島市のリゾートホテルでは、水の都・ベネチアをイメージした意匠が取り入れられており、広い敷地内に洋風・和風の植物が織り交ぜられ、美しい景観を生み出します。当社が担当したのは、ヤシやアカマツなどの高さが10mを超えるような高木を中心とした植栽工事でした。敷地の入り口からホテルに向かうメイン道路には、100本以上のメタセコイアの並木道があり、安全かつスムーズに工事が進むよう、作業の段取りや計画を綿密に行いました。他の協力企業とも力を合わせ、常に2週間先までの工程を確認していました。この現場では、合計で1000本を超える樹木を扱い、植える場所の位置出しや材料の搬入調整、協力企業の手配のほか、場合によっては土壌改良や日当たりに応じて植える場所を変更するなどの提案も行いました。造園のプロとして、顧客や設計者の意向を大切にしながら、納得していただける提案と説明を常に心がけていました。

ある1日の流れ

8:00
朝礼
8:15
KY活動
8:30
作業開始
10:00
休憩
11:30
昼礼
12:00
昼休憩
13:00
作業再開
15:00
休憩
17:00
現場終了、点検、書類作成等
18:00
業務終了

※K=危険、Y=予知を意味しており、「危険予知活動」と呼ばれる、作業現場で発生する可能性のある労働災害やトラブルを未然に防ぐための取り組みです。当日の作業内容や、リスクが予想される箇所の確認を行います。

担当している業務の魅力

何もないところから自分たちでつくりあげていく、ものづくりの過程が施工管理の魅力です。工事の現場では大変なことも多いですが、完成時の達成感は言葉では表し切れません。建物の竣工まで携わった案件については、やりきった思いが非常に強く、大きなやりがいを感じました。完成した施設をご覧になった顧客や利用者から好評をいただいた時はうれしいですね。多くの人が訪れる注目度の高い施設に関われることも西武造園ならではだと思います。
担当する現場は数ヵ月ごとに変わります。現場ごとに特徴があり、同じ場所でも状況は日々変化するため、常にさまざまな出来事に対応し、先を考えながら業務を進める必要があります。
現在、西日本統括支店の工事部門のスタッフは13名です。皆それぞれの現場に出ているので常に一緒にいるわけではありませんが、支店で顔を合わせるといろいろな話ができますし、アットホームな雰囲気があります。困った時にはサポートを受けたり、相談に乗ってもらったりできる環境です。

業務をする上で大切にしていること

顧客の意向に応えることを大切にしています。実際に造園施工の現場を担当していると多くの要望をいただくことがありますが、社内で相談しながら可能な限り対応するように努めます。そのためにも積極的なコミュニケーションを意識し、1日の作業前後のミーティングや打ち合わせは密にするように心がけています。
植物は生きているものですから、計画通りにいかないことも現場では少なくありません。そんな時は、顧客のご要望に最大限に応えつつも、臨機応変に対応することが大切だと考えています。造園のプロとして恥ずかしくない業務ができるよう、時にはこちらから提案するケースもあります。その際にも、しっかりと理由を説明して、納得いただけるように努めます。そのために、植物の性質等への理解を深め、より良い提案ができるように日々業務のなかで勉強しています。個体差や形状の変化がある植物を扱う業務には、計画や図面を超えて技術やセンスを活かせる幅があります。そこが造園業の楽しさだと思っています。

これからやっていきたいこと

これまでも大型の造園工事の現場に携わってきましたが、より大規模な現場に関わっていきたいです。特に公園工事に携わるのが目標です。将来結婚して子どもが産まれたら、自分が工事を担当したことを自慢しながら一緒に遊びたいという夢があります。
この業務はゼロからものづくりに携われ、決まりきったルーティンワークではなく、常に先のことを考えながら取り組めるので飽きることがありません。大きな裁量が与えられ、責任も大きい分、自分自身の成長につながります。体も頭も使う業務ですし、天候などにも左右されたり、計画通りに進まなかったり、大変なことも多いですが、それらが全て吹き飛ぶほどの達成感も得られます。
今後いかにAI技術が発展しても造園業の業務はなくならないでしょう。多くの若い人たちにも興味を持ってもらい、一緒に業界を盛り上げていきたいと思っています。

MESSAGE

西武造園では、新人でも比較的大きな物件を任せてもらえます。1人で担当することもあり、大きな裁量を与えられることもあるため、やりがいのある業務だと感じています。造園業は、街に出れば必ず目にする「みどり」に関われる魅力的な業務です。ぜひ西武造園でともに働きましょう。