Seibu Group
2027年卒
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2026年卒
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安全や品質を妥協しない。
土木の知識や経験も活かし、
人の暮らしや街に残る仕事を

施工管理

みどり環境事業部 西日本支店 工事課

2022年入社/経験者採用

愛知東邦大学を卒業後、建設会社の社会人野球チームに所属。その後、大阪府内の土木工事業を行う企業に転職し、2022年に西武造園に入社。土木工事の経験で培った知識や堅実さを活かして、大規模な都市公園や大学、商業施設や、プロ野球チームのファーム球場まで、幅広い空間の植栽・外構工事などに携わる。

# 経験者採用
# 植栽工事
# 民間工事
# ICT技術
# 関西
※所属および内容はインタビュー時点のものです。

自分を植物に例えると…オリーブ

乾燥など厳しい環境下にも強く、あまり手入れをしなくても育つ、丈夫で長寿な植物です。実をつけるまで時間がかかることもありますが、その実は料理や調味料にも使われ、人気があります。とてもタフで、成長するまで時間がかかっても、そのぶん深みや味がある、そんな人間になりたいという願いも込めてこの植物を選びました。

西武造園への入社の決め手

身の回りの何気ない風景や道が、美しい植物が入ることで一変し、街のなかに彩りが生まれることに感動を覚えたのをきっかけに造園業に興味をもちました。知人からの紹介で西武造園を知り、企業理念にもある通り、自分が手掛けた工事によって関わる人たちに笑顔を与えることができる仕事がしたいと思い、入社を決めました。

現在担当している業務

入社後、ずっと西日本エリアで民間工事を担当しています。公園や商業施設、大学のキャンパスリニューアルや、プロ野球球団のファーム球場など、幅広い施設での業務を経験してきました。現在は京都府内にあるホテルの施工管理に携わっています。2023年~2024年にかけては、自然豊かな滋賀県立近江富士花緑公園で、園内の大型遊具やウッドデッキ、芝生広場などの大規模リニューアルを担当しました。

ある1日の流れ

8:00
朝礼
8:15
ミーティング(作業手順、危険個所の確認)
8:30
現場管理・書類業務
12:00
昼休憩
13:00
現場管理・書類業務
17:00
現場巡回(施工進捗確認・仕上がり確認)
17:30
翌日の作業・業務の確認、問題点の検討
(工事段取り確認・検査書類の整理・写真整理など)
18:00
退勤

担当している業務の魅力

施工現場では、皆さん常に真剣に業務にあたっています。その一方で、休憩時間には和気あいあいとした雰囲気もあり、世間話などのコミュニケーションをとりながら、1つのチームとして協力しあって仕事ができる職場です。どの現場でも経験豊富な職人の方が多く、学ぶことも多いです。
造園業は、地形や天候なども含めて自然を相手にする仕事なので、さまざまな創意工夫が必要になります。よく「現場は生きもの」と言われますが、まったくその通りで、毎日が刺激的です。そのなかで、担当者として責任もって業務にあたり、図面で書かれたものが形になり、街や人の生活に残っていくことに大きなやりがいを感じます。
公園の工事では、近くを通りがかった子どもたちが「完成が楽しみ」と声をかけてくれるなど、利用者の声が直接届くのも印象的でした。安全確保や関係者との調整などが大変な場面もありましたが、完成した施設を実際に利用される方々の姿を見て、この仕事の意義をあらためて実感することができました。

業務をする上で大切にしていること

安全と品質を守ることを一番大切にしています。人の暮らしに関わり、街に残る仕事だからこそ丁寧に、使いやすいように仕上げることを意識しています。
滋賀県立近江富士花緑公園のリニューアル工事では、地域の方々が自然と集まることができ、憩える場になるような「使いやすさ」のための工夫を凝らしました。さまざまな人が訪れる公園なので、遊具やベンチの安全性、歩きやすい道幅、日陰や見通しの良さなどを確保。その他にも、既存樹木や材料を再利用したほか、目にみえない排水にも気をつかっています。
施工中は、思った以上に施設が老朽化していたり、樹木の状態が悪い場所があったりと、現場でのすり合わせや協議事項も多く苦労しましたが、どうすれば良くなるかを常に考えていました。限られた時間や予算のなか、優先順位を整理し、時には工程を組み替えて効率化を図りました。その一環として、他の現場で見かけた測量システムの導入を提案し、少人数でも作業ができるようになった事例があります。他の現場で気になるシステムを見かけた際には担当者に質問してみるなど、ICT技術や情報を積極的に取り入れるようにしています。

これからやっていきたいこと

入社前は、「造園業」はみどりや景観デザインを扱う華やかな仕事のイメージが強かったですが、実際に入社してみると、植物以外に舗装や排水、構造物も扱うなど、必要な知識や技術の幅広さに驚きました。また、安全や工程管理も非常に重要です。植栽工事は人の目につきやすい場所も多く、その仕上がりが全体の評価にもつながります。そのため、完成度へのこだわりや、美的感覚など個人のセンスも問われる仕事だと思います。これまで担当してきた物件も、それぞれが全く違う特徴や条件でした。それゆえに課題も異なり、考えなくてはならないことも多くありますが、どんなときにも決して妥協をせず、心に後悔が残らないよう、目の前の業務に向き合っています。
今後は、これまでの経験を活かして、より大規模で複雑な物件に挑戦してみたいと思っています。「あの現場は自分がやり遂げた」と胸を張って言えるよう、安全・品質・工程・原価管理や環境配慮など、すべてにおいて高いレベルを追求したいです。そして、街に誇れるものを残すことが自分の夢です。

MESSAGE

造園業の仕事には大変なことも確かに多いです。しかし、自分が携わったものが形になり、街や人の暮らしのなかに残っていくことは、本当に誇りになります。妥協せず、挑戦を続けていけば、いつか自分の夢を実現できる仕事だと思います。一緒に業界を盛り上げていきましょう!