
未経験からでも
みどりの空間づくりの仕事に
挑戦できる環境
みどり環境事業部 東日本支店 工事課
2022年入社/新卒採用
明治大学商学部を卒業し、2022年に西武造園入社。造園業に関連する学科は未履修だったが、「みどりと人をつなげる仕事」を目指したいと考え、入社後の研修などを通じて造園知識や技術を習得。大規模な賃貸住宅の建替事業や、新たな都市公園の工事等を経験し、西武造園 東日本エリアの官庁工事を担当するホープとして活躍している。
自分を植物に例えると…メタセコイア
樹高30mを超える高さになる落葉針葉樹で、幼いころから背が大きかった自分を重ねています。また、成長が早く、まっすぐにどんどん伸びていく姿が魅力的な樹木だと思います。
西武造園への入社の決め手
大学で経営学などを学び、現代社会でお客さまや株主から選ばれる会社は、そのほとんどが「環境貢献に力を入れている」と感じたことがきっかけです。企業価値のために必要だから取り組むのではなく、事業が環境貢献に直結していること、みどり豊かな場所を増やしていくことができる仕事に魅力を感じていました。西武造園は「人とみどりの環境創造サービス企業」として、都市部の大型施設や都市公園での実績が多数ありました。自分も、街に住む人が気軽に訪れることができるような自然空間を創っていきたいと思い、入社を決めました。
現在担当している業務
入社してからずっと東日本エリアの官公庁発注工事または公共工事を担当しており、だいたい1年につき1物件を主担当として任されています。官公庁発注工事または公共工事では、測量や図面作成、材料の手配などの施工管理業務だけではなく、現場事務所やトイレなどの現場の作業環境整備、市区町村や警察署への申請書類の作成なども行います。最近では、2025年7月に開園した東京都立海上公園「有明親水公園」の施工を担当しました。高さ約9mの大型複合遊具や、約9,000㎡以上の芝生広場の創出に携わりました。

ある1日の流れ
担当している業務の魅力

造園工事は、約1~2年の比較的短い期間で、撤去から仕上げ工事の完成まで行うため、少量多工種で毎週現場の景色が変わっていくのが魅力だと思います。各専門分野の事業者も多く、担当する物件や工種次第で、一緒に仕事をするメンバーや担当業務もその都度変わります。本当に多種多様な経験ができるので、その積み重ねによって、自分自身もさまざまな物件に柔軟に対応できるようになっていきたいです。
また、施工管理には“プロジェクトのマネジメント”という側面もあるので、予算の管理や見やすい資料作り、納期やコストを考慮した工程計画など、他の業務分野でも幅広く通じるスキルが習得できます。大変なことや、課題に直面することもありますが、その分成長できるチャンスも多いです。
いま使っている腰道具は、最近退職された先輩から一式譲っていただいたもの。配置がびしっと決まっているので、とても使いやすいです。社内やパートナー企業など、周囲には経験豊富な先輩がたくさんいるので、分からないことを聞いたり、学べることが多くあります。
業務をする上で大切にしていること

工事が完成した後に、その施設を利用される方や、管理者が使いやすくなるような仕事を常に心がけています。わたしたちが手掛ける物件は、作って終わりではなく、日常的に利用したり、管理していく人たちがいることで価値が増していくものだと考えています。そのため、危険個所の対策や、メンテナンスのしやすさなども考慮した材料選定を意識しています。
ある施工管理の現場では、一緒に作業をするパートナー企業のメンバー20~30人に対して指示を出さなければならない立場になったこともありました。自分が納得できる100%の仕事がやりきれなかったり、立場によって意見の相違が生じることもありましたが、そうした時はチーム内で同じ目標を目指すこと、方向性をしっかり共有するようにしていました。全員で同じゴールを目指して、さまざまな課題に優先順位をつけて整理していくことで、チーム全員で取り組んでいけるようにしています。
これからやっていきたいこと

これまで担当した物件は、都市部の比較的平らな土地に立地していたので、起伏のある地形での造園工事に挑戦してみたいです。
西武造園に入社することが決まってから、これまではあまり気にしていなかったような、身の回りのみどり空間にあらためて目を向けることが多くなりました。また、みどりがある場所に行くことも増え、入社してから1年くらいの間は、週末になると西武造園グループが管理・運営する公園などを巡っていました。プライベートでハイキングや登山をしていると、こんな山奥にどうやって山小屋を建てたり、遊歩道を作ったんだろう…と気になることがあります。都市部と異なり、車での移動が容易ではない場所などの特殊な条件下でも、作業用の導線や材料供給、水や電気などの確保を工夫して、目的にあったものを創り上げることができるようになってみたいです。



