Seibu Group
2026年卒
マイナビENTRY

自身の子育て経験も活かし、
地域全体へと波及する
公園づくりに挑戦したい

営業
管理・運営

管理運営統括部 事業運営課 企画担当

2009年入社/新卒採用

東京農業大学地域環境科学部造園科学科を卒業。2009年4月に新卒で入社。入社後、管理・運営する公園全体の統括業務を本社で経験した後に、小田原フラワーガーデンのスタッフリーダーとして着任。約7年間にわたって副園長、園長までを歴任した。2度の産休・育休を経て、現在は在宅勤務や時短勤務制度も活用しながら、公園等の指定管理者制度の応募に関する企画・提案業務に従事している。

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※所属および内容はインタビュー時点のものです。

自分を植物に例えると…クスノキ

クスノキは大きく成長する樹木。また、非常に長寿で、生命力が強いです。やりたいことを伸び伸びと楽しくやっている姿、そして、困難な状況でも粘り強く、生き抜く力をもっているイメージが自分に似ていると感じます。樹冠を大きく広げ、雄大な美しい姿をみせるクスノキのように、周囲に影響を与えられるような、リーダーシップのある人物に成長していきたいです。

西武造園への入社の決め手

幼い頃から植物をはじめとする生き物全般が好きで、その魅力を多くの人に伝える業務がしたいと考えていました。自然を身近に感じられる場所として、公園に関わる業務をしたいと思い、西武造園を志望。造園業界のトップ企業であり、公園の指定管理者制度にもいち早く参入するなど、最前線で活躍している会社であったため、ここでなら自分の夢を実現できると思い、入社を決めました。

現在担当している業務

地方公共団体では、公の施設の管理を民間事業者が代行する「指定管理者制度」が広く活用されています。この制度に基づき、都市公園等の管理・運営を行う事業者が公募された際に、応募のための申請書類や提案書(事業計画書)を作成することが主な業務です。既に指定管理者として事業に携わっている公園の場合は、新たな提案の作成にあたり、現地スタッフとの協議やヒアリングを行います。また、新たな公園への応募では、事前の調査等を経て、公園のコンセプトや将来のビジョンを構築するとともに、予算の算出なども行います。また、地方公共団体が実施するPark-PFI※1のサウンディング※2にも積極的に参加しています。
※1「公募設置管理制度」と呼ばれ、都市公園の施設を民間事業者が整備し、その運営による収益等を公園の魅力向上に還元するための制度※2「サウンディング型市場調査」と呼ばれ、地方公共団体が所有する土地や施設の活用方法について、民間の事業者から広くアイデアや意見を聞くために行うもの

ある1日の流れ

9:00
業務開始、メールチェックなど
9:30
朝礼への参加(リモート)
10:00
公園スタッフや関係各所との連絡調整、
調査・WEBミーティング等
12:00
昼休憩
13:00
申請書類や提案・予算計画等の作成
17:00
退勤

*在宅勤務の場合
*育児短時間勤務制度を利用

担当している業務の魅力

指定管理者制度の応募に関わる企画担当として、一つの公園だけではなく全国各地の数多くの公園や施設等に携わるため、それぞれの特色を知ることができる点が魅力だと感じます。提案書を作成する際には、現場で業務に携わるスタッフとも協力しながらコンセプトや新しい企画を考えるのですが、作業を進めるうちに、まるで自分もその公園の一員であるかのように愛着がわいてきます。過去に自分が公園で勤務していた時の経験なども活かしながら、より良い提案を考えていきます。書類のフォーマットは自治体ごとに異なり、また求められるものや課題等も公園によって異なるため、立案業務には難しい面もありますが、それがこの業務の面白さでもあります。
現在所属する管理運営統括部や公園のスタッフには女性が多く、子育て中の方も多いです。同じような境遇にいる仲間なので、子どもの体調不良などで急に休みや早退が必要になった場合でも、助け合える環境が整っています。会社としても、働き方に応じてさまざまな制度があり、上職の方も理解してくれているので、時短勤務や在宅勤務などを利用しやすいのも魅力的だと思います。休憩時間に子どもの話題で盛り上がる和気あいあいとした雰囲気なので、とても働きやすいです。

業務をする上で大切にしていること

「これは公園で役立ちそうだな」「このアイデアはあの企画と結び付けられそうだな」と、常にアンテナを張っておくことが大切です。業務への熱意がないとアンテナも張れないので、モチベーションを高く保つよう心掛けています。また、アイデアを考えるだけでなく、実行することに意味があるので、思いついた内容は言葉にして発信し、少しでも前に進むよう努めています。
当社が既に指定管理者として事業を行っている公園の応募業務では、これまでの運営を見直し、よりよい形にブラッシュアップすることが重要です。提案書には、新たな時代に合った提案やニーズに応じた新規企画を盛り込むことを意識しています。指定管理者として選定された後は、実際に公園に配属されるスタッフに業務を引き継ぎますが、公園の管理・運営に関わる業務は常に忙しく、新しいことを取り入れる際にはどうしても課題が生じることがあります。そのため、公園のスタッフにも提案の目的をしっかりと認識してもらえるようにしています。新たな取り組みへの挑戦を通じて、スタッフ同士でのコミュニケーションが活発になり、今後のビジョンをみんなで共有し合うきっかけになればと考えています。

これからやっていきたいこと

子育てがひと段落したら再び現場に戻り、第一線での公園づくりに挑戦したいです。子育てを通じて得た「家族で過ごす場所」という視点を活かし、より家族で過ごしやすい公園空間を生み出していきたいです。また、企画・提案業務を通じて、多くの公園の取り組みに触れたことで、新たなアイデアがさらに膨らんでいます。
これまで指定管理者の業務は公園の内側での活動が中心でしたが、今後は公園の存在が地域全体の魅力を高めるような、広域的な取り組みにもチャレンジしたいです。制約を超えて、「こんなこともできるんだ」という可能性を発信し、多くの人が参画できる場を作ることで、従来の形にとらわれない自由な楽しみ方ができる公園を目指したいです。
「どこに行こうかな? やっぱり今日もあの公園に行こう!」と思ってもらえる、地域の方々からも愛される公園づくりをすることが私の夢です。

MESSAGE

造園業界は開拓の余地がたくさんあると感じています。西武造園にはさまざまな分野の専門家がそろっており、それぞれが得意分野を活かして業務を行うことができる環境です。まずは分野に関わらず、「これだけは得意」と誇れるものを作ってください。そうすれば、自分の強みが明確になるとともに業務の幅や可能性が広がり、自分のやりたいことが見つかるはずです。