Seibu Group
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植物にじっくり向き合い、
季節の変化を感じられるような
維持管理に挑戦

維持管理

みどり環境事業部 東日本支店 維持管理課

2021年入社/経験者採用

東京家政大学 家政学部 環境教育学科を卒業。前職では、主にオフィスビルやマンションの植栽管理業務に従事していたが、より大きな現場でじっくりと植栽管理に携わりたいと考え、西武造園に転職。東日本エリアの維持管理部門に配属され、現在は都心部の貴重なオアシスとなるみどり空間や、観光客も多く訪れるエリアでの植栽管理を担当している。

# 経験者採用
# 環境学習
# 女性活躍
# 関東
# 植栽管理
※所属および内容はインタビュー時点のものです。

自分を植物に例えると…ユーカリ

コアラの主食にもなるユーカリは、丸い形の葉が特徴で、ふんわりした見た目をしています。しかし、山火事などの過酷な状況にあっても、力強く芽を出す生命力の強さを兼ね備えています。困難な場面に直面しても、やると決めたら最後までやり遂げる芯の強さが自分と似ていると思いました。芯をしっかり持ちつつ、ユーカリのように爽やかで落ち着いた存在になりたいです。

西武造園への入社の決め手

母体が大きな企業で、大規模な施設の維持管理実績も多く、植栽管理にしっかり向き合えると思ったのがポイントでした。前職では、小さな物件を数多く抱えていたので1つ1つの仕事に対してあまり余裕がもてませんでした。また、富良野自然塾東京校やはち育®といった環境学習の企画・運営に力を入れていることも魅力に感じました。大学では環境教育学科を専攻していたため、自分でも環境学習の仕事をしてみたいと思ったことが決め手です。

現在担当している業務

2020年に東京都港区青山の大規模都営住宅跡地に整備された「ののあおやま」を主に担当しています。北青山三丁目まちづくりプロジェクトの一環として、青山本来の豊かな自然を再生するため約3,500㎡の森(緑地空間)が広がり、ビオトープや芝生広場、マンション、商業施設、地域交流拠点などの施設があります。現在は5名のパートスタッフや、パートナー企業の方と一緒に年間植栽管理に携わっています。関係者の方々と連携したイベントなどの取り組みも多く、西武造園では子どもたちと一緒に生き物を放流する企画などを担当しています。
その他、赤坂エリアの複合施設などの植栽管理も担当しており、桜並木の土壌潅注や施肥に力を入れて毎年満開の景色になるようにしたり、冬にはクリスマスツリーやイルミネーションなどの装飾を手掛けて、点灯式に立ち会うこともあります。

ある1日の流れ

8:30
現場確認・巡回
9:00
ミーティング(作業の確認・指示)
10:00
現場管理・書類作成
12:00
昼休憩
13:30
現場の状況確認、他現場へ巡回・作業
17:00
完了確認・翌日の現場段取り連絡
17:30
退勤

担当している業務の魅力

物件の規模や予算が大きいので、1年間を通じてしっかり維持管理に取り組むことができ、季節の変化を直接見ることができるのが楽しいです。「ののあおやま」もオープンから約5年が経過し、植物の生育状態や生き物など、環境も変わってきています。エンドユーザーの方と直接関わることも多く、臨機応変な対応が求められるなど、大変なこともありますが、そのぶん飽きることがないです。
以前「ののあおやま」の芝生広場を全面張替したことがありました。踏圧によって芝生が傷んでしまい、関係者と協議し、動線となっているウッドデッキを1mずらして、利用者にも芝生にも優しい環境にリニューアルしました。その際に、子ども達と一緒にウッドチップを敷設するイベントを実施したのですが、作業を終えて「来てよかった」「楽しかった」と言ってもらえたときはやりがいを感じました。他にも、ビオトープに生きものを放流したり、築山にそだ柵を設置するイベントなども、子ども達が一緒に参加できるよう企画・運営をしています。
※木の枝などを使った天然素材の柵

業務をする上で大切にしていること

社内外を問わず、自ら積極的にコミュニケーションをとるように心がけています。自分も含めて、パートスタッフの方や、関係者の方々が気持ちよく仕事ができるように、報・連・相や期日の調整、職場環境を整えるのはもちろんですが、日々のあいさつや感謝の言葉を忘れないようにしています。質問されたときには親身になって話を聞き、一緒に作業をしたり、お願いしたことはきちんと確認・フィードバックをするなど、どれも基本的なことですが初心を忘れないようにしています。
維持管理事業の部署では、それぞれが担当の物件を巡回しながら業務をすることが多いので、一同に集まる機会が少ないです。そのぶん、会議などで事務所に集まるときには、上司や先輩・後輩に積極的に声をかけるようにしています。また、年に数回、課内でお花見やBBQが催されることもあるので、そうした交流も大切にしています。

これからやっていきたいこと

西武造園で維持管理を行っている物件には本当に幅広い規模や用途があり、さまざまな現場を経験できることが大きな魅力です。現在は東日本エリアの物件を担当していますが、支店がある西日本エリアのほうではまた違った気候条件や植栽、地域の特性などがあり、求められる管理方法も異なってきます。今後はそうした土地ごとの特性を学び、挑戦しながら、より広い視野で維持管理のノウハウを身につけていきたいと考えています。また、今は1級造園施工管理技士の資格取得を目指して勉強中です。現場で日々学んだことを生かしながら、植物維持管理のプロフェッショナルとして信頼される存在になりたいです。
さらに、西武造園では環境学習イベントなどの企画・運営にも力を入れているため、いつかはそうしたプロジェクトや事業にも携わり、「みどり」を通して地域の方々に自然の大切さや楽しさを伝えられるような仕事にも挑戦してみたいです。

MESSAGE

「みどり」に関わる仕事って、思っていた以上に奥が深いんです。西武造園では、設計から施工、維持管理、運営まですべての工程に携わることができるうえ、本当に幅広い規模や用途の現場があります。季節ごとに表情を変える植物を相手にしているので大変なことも多いですが、自分の成長を肌で感じることができ、「やってよかった」と思える瞬間もたくさんあります。福利厚生もしっかりしていて、ライフステージが変わっても長く安心して働けるのもポイントだと思います。自然や人が好きな方はぜひ一緒に“みどりの未来”をつくってみませんか。