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「サントリー天然水奥大山ブナの森工場における生物多様性緑化」2011年度、日本緑化工学会賞(技術賞)を受賞しました。

2011.09.16

サントリープロダクツ(株)天然水奥大山ブナの森工場(工場長:橋本 猛、鳥取県日野郡江府町)と鳥取大学農学部・日置佳之教授および西武造園(株)(社長:林 輝幸、東京都豊島区)は、天然水奥大山ブナの森工場における緑化活動について、日本緑化工学会賞(技術賞)を受賞しました。なお、表彰式は2011年9月11日(日)に千葉大学西千葉キャンパス(千葉県千葉市)で開催されました。

天然水奥大山ブナの森工場は、建設当初より鳥取大学・日置教授監修のもと、30年以上先を見据えた緑化計画に沿って、徹底して地域在来の生態系に配慮した環境緑化を推進しています。

工場周辺の地域性種苗※(ブナやコナラ等)のみを用いた緑化を進めており、成木・根株・幼苗を混植するほか、モニタリングによってそれらの生育状態の詳細データを蓄積、運用しています。
今回の受賞は、こうした活動が生物多様性緑化の優れた実践例であると評価されたものと考えています。

 

※ある範囲内に分布する種のうち、遺伝子型をはじめ、形態や生理学的特性などに類似性・同一性が認められる集団のこと。

 

日本緑化工学会賞について

日本緑化工学会は、緑の再生・創出・保護・管理等に関する研究を推進し、広く緑化技術の向上発展を図り、自然環境の保全、生態系の早期回復、生活環境の改善等に寄与することを目的とした学術団体です。1993年から、緑化工に関する学術および技術の進歩を図ることを目的として、特に優れた業績をあげた個人または団体に「日本緑化工学会賞」を授与しています。技術賞、論文賞、功績賞、研究奨励賞、技術奨励賞の5賞があります。

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