【開花情報】ハンカチノキ開花、アメリカハナズオウ、レウコジャム(2008年4月)
★ ハンカチノキ Davidia involucrata
ハンカチノキ科1属1種の落葉高木。
中国南西部の標高2000mの山地のみに分布します。
ジャイアントパンダの発見で有名なダヴィット神父が1867年四川省で発見した事にちなみ
ダヴィディアと名付けられました。
真ん中の黒い球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いており、
2枚の大きな乳白色の総苞片がハンカチのように風に吹かれ翻ります。
丘の上の花園の手前、アメリカハナズオウの紫の花の前で上を見上げて下さい。
★ キンギョソウ Antirrhinum majus
ゴマノハグサ科の多年草
南ヨーロッパから北アフリカ原産
晩秋に開花していたキンギョソウが春になり、再び色鮮やかに咲き誇っています。
★ レウコジャム・トリコフィルム
春の小球根 スノーフレークの仲間
秋咲きスノーフレークによく似ていますが、愛らしいピンクにそまります。
★ アメリカハナズオウ‘フォレストパンジー’
Cercis canadensis ‘Forest Pansy’
マメ科の落葉低木 北アメリカに分布
クサソテツが青々と茂り足元にはシャガが咲いて小川が流れ、紫の花が咲き乱れる、
この場所は今が一番美しい季節です。頭上ではハンカチノキが咲き始めました。
★ ハンギングバスケット&コンテナ展 賛助出品
日本ハンギングバスケット協会理事 吉川節子さん作品
第22回ハンギングバスケット&コンテナ展 コンテストが明日から華やかに幕をあけます。ぜひ、足をお運び下さい。
【開花情報】ミツガシワ、ワスレナグサとチューリップ、人気のアートボトル(2008年4月)
園内の木々の芽吹きが緑濃くなってきました。
ヤマザクラの向こうに琵琶湖が見え隠れし、
クサソテツの萌える緑の中に咲くシャガが美しい山の小道をそぞろ歩いてはいかがでしょう。
チューリップも満開となり、パステルカラーのワスレナグサには枝咲きのチューリップを取り合わせました。
★ アイスランドポピー
コミュニティ広場のスイレン水槽前にてコンテナ展示
芝生広場の石組み花壇でも満開です。
★ ワスレナグサとチューリップ‘アントワネット’
毎年、人気のパステルカラー花壇
★ ミツガシワ Menyanthes trifoliata
ミツガシワ科
氷河期の生き残りとされる古い植物のひとつとして有名です。休憩棟の裏の小さな池と教材園で咲いています。
★ ベニバナトキワマンサク
マンサク科 中国原産
くすんだ赤紫色の葉に鮮やかな赤紫の花が花盛りです。教材園や休憩棟前でご覧下さい。
★ 山野草アートボトル同好会作品展
みずの森友の会の同好会のサークルのメンバーの作品展です。
サクラの大作は北川先生の作品です。ガラスの器に閉じこめられた愛らしい花々を、
窓の外のサクラの風景と共にお楽しみ下さい。
アートボトルの体験教室も大人気です。
※ 20日(日曜)にて終了いたしました。
【開花情報】ベニシダレザクラ、オロンチウム、春咲きグラディオラス開花(2008年4月)
寒さが足踏みした今年の春の訪れは、木々の花が一斉に花開き、賑やかな園内です。
春の小球根もコミュニティ広場に登場、パステルカラーの庭園散策をお楽しみ下さい。
アトリウムで咲き誇るブーゲンビレヤや熱帯スイレンもご覧下さい。
★ ベニシダレザクラ
春の嵐でソメイヨシノは花吹雪となりましたが、ベニシダレザクラは満開をむかえております。
山の小道のヤマザクラも咲き始めました。
★ オロンチウム・アクアティクム Orontium aquaticum
サトイモ科 アメリカ合衆国東部原産の多年草
みずの森で代表的な春の水生植物です。
いち早く開花するのは良い香りが漂うキボウホウヒルムシロ、次がオロンチウム、そしてミツガシワと続きます。
オロンチウムの珍しい形状の花は英名ではGolden clubsとよばれます。
コミュニティ広場にて展示してありますので、キボウホウヒルムシロとともにお楽しみ下さい。
★ チューリップ
ロータス館前のチューリップ花壇も花開いてきました。
★ アメリカザイフリボク Amelanchier canadensis
バラ科 北アメリカ北東部原産の落葉広葉樹
ジューンベリー(June Berry)として知られ、紅い実は生食や、ジャムにします。
★ グラディオラス sp.
不思議な花色の春咲きのグラディオラス。
南アフリカから取り寄せた種子から育種した株です。
香りの良いクリーム色のグラディオラス・トリティス、グラディオラス‘ロワール’などと共に
エントランスホールにて展示おります。
【開花情報】サクラが見頃、リビングストンデージー(2008年4月)
ソメイヨシノ、シダレザクラ、コブシが一斉に花開きました。
青い山並みにピンクのサクラが映えて美しいみずの森の園内です。
チューリップ、マーガレット、アイスランドポピー、リビングストンデージーも満開で見頃となっております。
★ シダレザクラ
たいこ橋のたもとの満開近い紅色のシダレザクラ
ソメイヨシノも満開で見頃です。
★ シダレモモ
半分ほど開いたシダレモモも風情があります。
琵琶湖が見え隠れする山の小道沿いには紅いクサボケや椿が咲いています。
★ コブシ
山の小道で咲く白い花の向こうには比良の山々と湖が望めます。
★ リビングストンデージー Dorotheanthus bellidiformis
ツルナ科 南アフリカのケープ地方原産
ハス群生地の見える芝生広場に広がる、幼子のように愛らしいリビングストンデージーの花々。
多肉質の葉を持ち、花色は、紅、桃、橙、黄、杏色など様々で、金属光沢があり華やかです。
雨や曇りの日には花は開かず、閉じたままですので、写真撮影は晴れた日に。
★ 園内の芝生広場より望むハス群生地
水深も増し、枯れハスも水没し、釣り人で賑わう群生地です。岸の柳の緑も鮮やかに春めいてきました。
【開花情報】コミュニティ広場は花盛り、ベニバスモモ、マーガレット(2008年4月)
ベニバスモモ、サンシュ、トサミズキ、モクレンと春の花木が次々と花開き、
パンジー、ビオラ、チューリップ、アイスランドポピー、マーガッレットも日毎に色彩鮮やかになり、
賑やかなコミュニティ広場です。
桜はまだ一分咲き、シダレモモも咲き始めですが週末には開花がかなり進むと思われます。
★ コミュニティ広場
赤、ピンク、黄色、白のチューリップやアイスランドポピーが大きなコンテナで開花しています。
枕木の池の水上の妖精キボウホウヒルムシロも復活して白い魅力的な花が多数開花しています。
★ 風車とベニバスモモ
泉の広場でサクラに先駆けて咲くベニバスモモが花盛りです。
芝生の広場で比良の山並みを眺めながらお弁当を広げてのお花見はいかがでしょう。
★ 正面花壇マーガレット
愛らしいピンクのマーガレットが正面花壇や、群生地の見える石組花壇を彩ります。
★ アルブカ・スピラリス Albuca spiralis
ユリ科 南アフリカ原産
6枚の花被片のうち3枚は水平に開き、内側の3枚は下向きとなります。
らせん状になりくるくると巻く葉が可愛らしい不思議な球根植物です。
展示しているエントランスホールいっぱいに香りが満ちています。
★ 熱帯スイレン ギガンティア
みずの森ではおなじみのスイレン・ギガンティアですが、
花を多数つけた様子をアトリウムのたいこ橋から眺めると、また異なる感じがします。
隣で咲く黄色いミズヒナゲシと相まってのどかな春を演出しています。他の熱帯スイレンも鮮やかに開花しています。
【開花情報】チューリップ、トサミズキ、コクリオステマ、開花(2008年3月)
みずの森の園内はシダレウメが咲き、
淡いクリーム色のトサミズキや黄色のサンシュユの花が咲き春の訪れを感じさせます。
正面花壇にはピンクのマーガレットが登場いたしました。
★ 冷蔵チューリップ‘クリスマスドリーム’
球根を冷蔵処理の後、植え付けたチューリップがコミュニティ広場を彩ります。
★ トサミズキ Corylopsis spicata
マンサク科
早春の代表的な花木、淡い黄色に染まるトサミズキとサンシュユの周りは明るく輝きます。
ちなみにサンシュユの別名は「コガネバナ」です。
★ アイスランドポピー
ケシ科
クレープ紙のような花が咲き始めました。まだ数は少なく、徐々に増え連休の頃まで咲き続けます。
★ コクリオステマ・オドラティッシムム
Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科 中央アメリカ原産
大きな葉の陰に咲く、美しい青い花が魅力的。
アトリウムを入ると間もなく、モンステラの下でひっそりと咲いていますのでお見逃しのなきように。
★ 熱帯スイレン ‘アフターグロー’
サーモンピンクから黄色へのグラディーションが美しいスイレンが間近で見られます。
白~ピンク~青~紫~赤と多彩な花色の熱帯スイレンが咲き競うアトリウムです。
また、アトリウムではオオオニバスの花も開花しています。毎日開花しているわけではありませんのでご了承下さい。
【開花情報】ムユウジュ、ミニスイセン、カクチョウラン開花(2008年3月)
3月の声を聞くと、サラノキの開花の問い合わせが相次ぎます。
しかし、今年は未だに蕾の出現する気配がなく、開花が期待できそうにありません。
小雪の舞う烏丸半島ですが、園地では梅の蕾がふくらみ、クリスマスローズ、クロッカス、
銀色に輝くネコヤナギが早春の訪れを告げています。
★ ムユウジュ サラカ・アソカ(Saraca asoca)
マメ科
サラノキ、インドボダイジュとともにムユウジュ(無憂樹)は釈迦誕生の木として仏教3聖木として有名です。
オレンジ色の鮮やかな小さな花が多数集まり球状になります。
アトリウムの北東出口の高所4~5mで4輪咲いています。薄暗い場所で、少し見つけにくいかもしれません。
★ テコマンテ・デンドロフィラ Tecomanthe dendrophila
ノウゼンカズラ科
ニューギニア原産のツル植物
美しい花が多数開花しました。花弁の先が黄色に染まり、テコマンテ・ヴェヌスタよりも色彩が鮮やかです。
★ カクチョウラン Phaius tankervilliae albus ‘Rei’
ラン科
白花種です。
エントランスホールにて鉢展示してあります。
★ スイセン・カンタブリクス モノフィラス Narcissus cantabricus subsp.monophyllus
ヒガンバナ科
イベリア半島から北アフリカにかけて自生する、小型の原種水仙。
15cmほどの背丈でペチコート咲きの愛らしい花が春の訪れを思わせます。ロックガーデンで見頃です。
★ クロッカス Crocus cv.
アヤメ科
落ち葉の中から顔を出した早春の花。
あずまやの東にあるハンノキの林で。
【開花情報】ボーモンティア、カナリア・カナリエンシス開花(2008年2月)
雪の日が続く烏丸半島ですが、暖かなアトリウムでオオオニバスや熱帯スイレンの花をはじめ、
熱帯の花々をお楽しみ下さい。全国の多くの方が楽しみに待ち望むサラノキの開花ですが、
今年はまだ新芽が吹かず、蕾もついていません。
2005年、2007年と隔年開花をしていますので今年は花が期待できるか不明です。
★ カナリナ・カナリエンシス Canarina canariensis
キキョウ科
カナリー諸島(スペイン領)原産のツル植物
釣り鐘型のオレンジ色の花をつける珍しい植物です。
エントランスホールにて干支のネズミと共にご覧下さい。
★ ボーモンティア Beaumontia grandiflora
キョウチクトウ科 ヒマラヤ東部~中国雲南省原産
中国名は清明花。大型の珍しいツル性植物で直径10cmほどの、
先端が5裂したラッパ状の白色の大きな気品のある花で、ほのかな香りがあります。
アトリウムの右手、階段を上がった所の窓際で咲いています。
★ 不思議色のバンダ
ラン科
サーモンピンクをメインに様々な色合いが不思議なハーモニーを奏でる花色。
アトリウムのブーゲンビレアの下でご覧下さい。
熱帯スイレンでも同様の色合いの花が咲いています。
アトリウムの「アルバート グリ-ンバーグ」をご覧下さい。
★ エクメア・ニズラリオイデス Aechmea nidularioides
パイナップル科
鮮やかな色彩の南米、アマゾン原産の着生植物
★ クリスマスローズ ダブルフラワー‘ミセス ベティ ラニカー’
Helleborus‘Mrs. Betty Ranicar’
キンポウゲ科
タスマニアで作出された白の八重咲き品種
丘の上の花園で開花しています。
【開花情報】オオオニバス、テコマンテ・ヴェヌスタ、ハイビスカス・ジェネヴィー(2008年1月)
園内はネコヤナギの銀灰色の蕾が顔をのぞかせています。
丘の上の花園のイオノプシジウムのブルーの小花も厳寒の中をカーペット状に咲いています。
アトリウムのドンベヤ・ウォリッキー(ピンクの花)は終了しましたが、ドンベヤ・チリアケア(白花)は咲いています。
カリアンドラも見頃です。
★ オオオニバス Victoria amazonica
スイレン科 ブラジル アマゾン原産 1月29日午後4時撮影
この花は水没しますが、蕾は今週の金、土、日と開花すると思われます。
★ 熱帯スイレン‘ピンク ゴッテス’
タイで改良された昼咲き性の熱帯スイレン。ピンクの花に、がくが大きく変形し、角のあるかわいらしいスイレン。
★ テコマンテ・ヴェヌスタ Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科 ニューギニア原産
筒型の花が集まり房になり、幹から直接咲くユニークな花。アトリウムにて鉢で展示してあります。
★ ハイビスカス・ジェネヴィー Hibiscuc genevii
アオイ科 マスカレン諸島原産
ハイビスカスの原種のひとつでピンクがかった一重の清楚な花を次々と咲かせます。
アトリウムにて鉢展示をしています。
★ トケイソウ‘キューエンシス’ Passiflora ‘ Kewensis’
トケイソウ科 園芸品種
おねぼうさんのトケイソウ。午前中は蕾で昼過ぎ3時~夕方見に行くと咲いているので
午前中に来園した方は残念、お目にかかれません。花付きがあまりよくないので1日1個程度しか咲いていません。
【開花情報】雪景色、オオオニバスの花、ツンベルギア・エレクタ(2008年1月)
1月24,25日と雪に見舞われたみずの森は幻想的な風景となりました。
★ メタセコイアに積もる雪
コニファーの森は冬のソナタ風光景で、心躍ります。バックは琵琶湖、湖の向こうに雪の比良の山々を望みます。
★ 雪の群生地
群生地が北向きに大きくカーブする所、夏は木陰を提供するアカメヤナギの木々
★ オオオニバス2日目の花 1月24日 午後2時撮影
先週載せたオオオニバスの蕾は次の日に開花、もう一つの蕾も先日開花しました。
さて、夏から秋にかけ花影の池を覆ったパラグアイオニバスの花と比べてみるのもおもしろいでしょう。
★ 熱帯スイレン‘アフターグロー’
ピンクとオレンジの中間色が人気のスイレン
外は雪ですが、アトリウムでは色とりどりの熱帯スイレンが皆様のお越しをお待ちしております。
★ ツンベルギア・エレクタ Thunbergia erecta
キツネノマゴ科 西アフリカ原産の非耐寒性常緑低木
枝垂れる小枝にうつむき加減に咲き、ノウゼンカズラの花の形によく似ています。
アトリウム西側で開花しています。店頭で購入した鉢植えは屋内で冬越しをします。
ツンベルギアは青い花の咲く蔓性の園芸品種‘アウグスツ ブルー’がサラノキの左手で
鉢展示してありますので、こちらもご覧下さい。