【開花情報】ベニシダレザクラ満開 | 開花時期4月(2011年)

ソメイヨシノの桜吹雪が舞い散る園内です。春の花木が次々と開花してきました。
アトリウムのヒスイカズラも15房ほど開花しており、来園者の皆様からは感嘆の声があがっております。
連休までご覧いただけると思われます。


★ ベニシダレザクラ
Prunus spachiana var.spachiana f. ascendens ‘Pendula-rosea’.
バラ科
濃いピンクの花が見頃をむかえています



★ モモ‘ゲンペイシダレ’ Prunus persica‘Gempei shidare’
バラ科
花を観賞するために改良された花桃。
八重咲きの花が1本の木に、紅・白と咲き分けるところから「源平」と名づけられ、
枝が垂れ下がる性質であるため‘源平枝垂 ’とされました。ベニシダレザクラとともにお花見を楽しめます。



★ ミツバツツジ  Rhododendron dilatatum
ツツジ科
休憩棟からコニファーの森周辺で紫の花が満開です。



★ アメリカザイフリボク Amelanchier canadensis
バラ科  北アメリカ北東部原産の落葉広葉樹
ジューンベリー(June Berry)として知られ、紅い実は生食や、ジャムにします。



★ ミツガシワ  Menyanthes trifoliata
ミツガシワ科 北半球の寒帯に広く分布
山地の湿原で見られ、氷河期の生き残りとされる古い植物のひとつとして有名です。
古くから民間では健胃として苦味のある葉が用いられました。
以前、「徳川の女たち」というTVドラマのなかでの一場面にみずの森のミツガシワが登場しました。
家康が旭姫のために安眠できるようにとミツガシワの薬湯を調剤するひとこまでした。
休憩棟の裏の小さな池と教材園で咲いています。

公園だより | 更新日:2011.04.15

【開花情報】ソメイヨシノ見頃 | 開花時期4月(2011年)

コミュニティ広場は花盛りです。
黄色のサンシュ、トサミズキ、ベニバスモモ、シモクレンを背景に
チューリップ、パンジー、プリムラ、アイスランドポピー等の花が色とりどりに咲き競い春らんまんの光景です。


★ ソメイヨシノと風車
ソメイヨシノが見頃をむかえました。
ベニシダレザクラは本日は6~7分咲きです。



★ アイスランドポピーとコミュニティ広場



★ チューリップと風車
蓮群生地の見える芝生広場のチューリップとビオラの花壇でも
背の低いかわいらしいチューリップが見頃となりました。
16品種1300球のチューリップがコミュニティ広場を中心に見頃をむかえています。



★ リビングストンデージー Dorotheanthus bellidiformis
ツルナ科
南アフリカのケープ地方原産の一年草
春の人気の花です。コミュニティ広場の正面花壇やハスの見える丘の石組み花壇にてご覧いただけます。
この花は晴れた日にしか開花しません。
雨、曇りの日は花は閉じていますので写真を撮られる方は天候にご注意下さい。



★ 熱帯性スイレン‘レッドフレア’Nymphaea ‘Red Flare’
1938年にランディグ(Martin E. Randig)が作出した品種。
赤花の夜咲き性の熱帯スイレンの代表的な品種。

公園だより | 更新日:2011.04.10

【開花情報】ベニバスモモ満開 | 開花時期4月(2011年)

ベニバスモモが満開になりました。
雪の残る比良山をのぞむ泉の広場ではコブシ、シモクレン、サンシュユ、ツバキ等が開花。
ソメイヨシノは5分咲き、枝垂れ桜は3分咲きです。
アトリウムのサラノキは今シーズンは残念ながら開花に至りませんでした。
ヒスイカズラはただ今、見頃をむかえております。


★  ベニバスモモ Prunus cerasifera var.atropurpurea
バラ科
西南アジア、コーカサスに分布するミロバランスモモ(P.cerasifera )
と野生のスモモの雑種と考えられています。
淡桃色の小さな花が多数つき、萼は赤紫色で美しい。
花後の葉は美しい紫紅色となり、遠目には黒い樹のように見えます。



★  コブシ  Magnolia kobus
モクレン科
メタセコイアの間に雪のように白く咲くコブシは春を告げる花木です。
わずかに見える残雪が北国の春を感じさせます。



★  ベニシダレザクラ
本日は3分咲きです。来週が見頃と思われます。



★ ヒスイカズラが見頃 現在8房ほど開花しています。



★ 目の前でも開花

公園だより | 更新日:2011.04.07

【開花情報】ヒスイカズラ開花 | 開花時期4月(2011年)

華やかなコミュニティ広場では冷蔵チューリップが見頃です。
開花の遅れているベニバスモモは徐々に咲き始めました。
アトリウムでは待望のヒスイカズラが開花しました。
熱帯性スイレンも次々と鮮やかな花が咲き競い、にぎやかになってきました。


★ コミュニティ広場のチューリップ



★ ヒスイカズラ  Strongylodon macrobotrys
マメ科   
フィリピン・ルソン島原産
花は珍しい青味をおびた緑色で、
翡翠の勾玉のような形の花が200連なり50cm~1mの房になって咲きます。



★ ヒスイカズラ
目の前で開花する房も2あります。まだ、下の方は蕾状態です。
絵を 描くには最適の位置で開花しています。



★ カラテア ブルレマルクシー‘アイスブルー’Calathea burle-marxii “Ice Blue”
クズウコン科  ブラジル原産
大きな葉の陰でロウ細工のようにうす青白く光る不思議な苞の色が美しい観葉植物です。
アトリウムのモンステラの下で開花しはじめました。



★ 熱帯性スイレン・ギガンテア Nymphaea gigantea
オーストラリア北部からニューギニアにかけて分布する野生の熱帯スイレン。
ギガンテアとは、巨大なという意味で、花も葉も種子もすべてが大きい。
ただ今、花を目の前でご覧になれます。

公園だより | 更新日:2011.04.03

【開花情報】山野草アートボトル作品展は明日まで | 開花時期3月(2011年)

本日も風雪に見舞われた烏丸半島ですが、みずの森のコミュニティ広場には春が一足先にきています。
パンジー、プリムラの花色が鮮やかになり、冷蔵チューリップも次々と開花して華やかになってきました。
花壇にはマーガレット、リビングストンデージ、ネモフィラーが植栽されました。
ロータス館エントランスホールでは山野草アートボトル同好会作品展が開催中です。
明日27日(日)までですのでお早めにご覧下さい。


★ コミュニティ広場 



★ アイスランドポピー  Papaver nudicaule
ケシ科
薄いクレープ紙でできているような花びらが棘の帽子を脱いで、おひさまに輝いています。



★ ミニ水仙‘テータテート’  Narcissus cyclamineus ‘ Tete a tete’
ヒガンバナ科
ロックガーデンに咲く背丈が10cmあまりの小さなかわいらしいスイセン。
‘Tete a tete’はフランス語で内緒話の意味で、スイセンの妖精がひそひそ話をしているよう。



★ 山野草アートボトル
トケイソウをガラスのボールに閉じ込めた作品
タンポポの綿毛を閉じ込めた作品もあります。



★ 山野草アートボトル
ユキノシタ、雪割草、ヒメウツギを題材に。


公園だより | 更新日:2011.03.26

【開花情報】トサミズキ開花| 開花時期3月(2011年)

昨日、今日と風雪に見舞われた烏丸半島ですが、
園内のトサミズキやサンシュユが咲き始めて春の訪れを感じます。


★ コミュニティ広場
霞のように咲く黄色いサンシュユとトサミズキが春の到来を告げます。



★ トサミズキ  (土佐水木)  Corylopsis spicata 
マンサク科
高知県の蛇紋岩地帯にのみ生育し、絶滅危惧2類に指定されています。
早春に咲く代表的な花木で、緑をおびた淡い黄色の花が7~8個が穂状に下垂します。
花の後にけば立った心形の葉がつきます。



★ サンシュユ (山茱萸)  Cornus officinalis
ミズキ科
中国,朝鮮半島北部に分布する小高木。
江戸中期に薬用植物として渡来しました。
トサミズキとサンシュユの周りは明るく輝き春の息吹にみちています。
サンシュユの別名は、その名も「ハルコガネバナ」です。



★ 冷蔵チューリップ
咲き始めた‘クリスマスドリーム’



★ オロンチウム・アクアティクム  Orontium aquaticum
サトイモ科 
アメリカ合衆国東部原産の多年草 
いち早く開花するキボウホウヒルムシロとともに、みずの森の代表的な春の水生植物です。
オロンチウムの珍しい形状の花は英名ではGolden clubsとよばれます。
ロータス館前の小さなビオトープにて開花中。

公園だより | 更新日:2011.03.17

雪割草展は13日(日)まで(2011年)

琵琶湖のむこうに冠雪の比良の山々を望む烏丸半島ですが、
ひとあし先に春を運んできた可憐な雪割草をお楽しみ下さい。

「北近江雪割草の会」会員が作出した品種を含め約200鉢の色とりどりの雪割草が
200鉢も見事に咲きそろいました。
13日(日)までですのでお早めにお越しください。


★ 200鉢の雪割草



★ 千重咲き



★ 標準花  白花紫覆輪



★ 標準花  紅花底白



★ 三段咲き
おしべ、めしべが弁化しているが、それぞれの区別はつく

公園だより | 更新日:2011.03.12

【開花情報】ペトレア開花 | 開花時期3月(2011年)

サラノキはやはり、この時期になっても花芽のあがる様子が見られません。
今年は花の咲かない年になりそうです。
多数の蕾をつけ、もうすぐ素晴らしい翡翠色の花が見られると期待していたヒスイカズラは
この2、3日の急激な温度変化等により蕾の大半が落下するという不幸に見舞われました。
残る蕾が4月には開花するよう見守っています。


★ ペトレア ウォルビリス 紫花   Petrea volubilis
クマツヅラ科
メキシコから中央アメリカ原産の常緑ツル性低木
英名 Queen’s wreath  「女王の花輪」
萼と花弁が濃淡のある紫色で、濃い紫の花弁が散った後も、
周りの薄い紫色の星型の萼だけが長く残り花のように見えます。
ムラサキツクバネカズラの和名もあり、花びらが散った後の萼片が5枚の小さなツクバネに見えます。



★ ペトレア ウォルビリス 白花   Petrea volubilis
もうひとつの英名は Sand Paper Vine 「サンドペーパーバイン」は
葉の表面が紙ヤスリのようにざらつく事によります。
ペトレアは8~9月頃にも戸外で開花し、冬はアトリウムで2~3月頃に開花します。
紫花と共にアトリウムにて鉢植えで展示してあります。



★ アリノキ Triplaris americana
タデ科
中米からブラジル北部原産
ツクバネタデノキともよばれます。目立たない花の後、紫紅色の美しい3枚の羽根のある実が多数なります。
アリが好んでこの木の幹の中に巣を作るので「蟻の木」とよばれ、中が空洞になります。



★ カクチョウラン‘レイ’    Phaius tankervilliae albus ‘Rei’
ラン科  園芸品種
白花種です。アトリウムにて鉢展示してあります。



★ ボーモンティア・グランディフロラ  Beaumontia grandiflora
キョウチクトウ科  ヒマラヤ東部~中国雲南省原産
中国名は清明花。
大型のツル性植物で花冠は、直径10cmほどの、
先端が5裂したラッパ状で白色。アトリウムの南面、側窓3~4mの頭上で開花しました。
よい香りがしますが、残念ながら高所で咲いているため香りを楽しむことができません。

公園だより | 更新日:2011.03.05

【開花情報】熱帯性スイレン‘アイラモラダ’ | 開花時期2月(2011年)

園内の「八つ橋」の架け替え工事でご来園の皆様にはご迷惑をおかけいたしております。
群生地の見える芝生広場も芝の養生につき
5月の連休前まで立ち入りをご遠慮していただいておりますのでご了承ください。
サラノキには未だ花芽が確認されておりません。


★ 盆梅  
近江瑞祥会の会員が愛培された古木のウメの一鉢です。
エントランスホールにはウメの香りが漂い春が近いことを感じさせます。
※ 盆梅は2/27をもちまして、展示終了となりました。



★ カナリナ・カナリエンシス Canarina canariensis
キキョウ科 
カナリー諸島(スペイン領)原産のツル植物
釣り鐘型のオレンジ色の花をつける珍しい植物です。
エントランスホールにて鉢にて展示しております。



★ ナルキッソス・ロミエウクシー Narcissus romieuxii
実生から育てた株に春の光のような黄色の愛らしい花が咲きました。
入口を入って左手すぐの場所に鉢で展示してあります。



★ ヘレボルス‘ルーセブラック’
丘の上の花園のクリスマスローズは昨年の猛暑で数が激減して
しまいましたが真っ黒な花と葉の‘ルーセブラック’が咲き
始めました。



★ スイレン‘アイラモラダ’ Nymphaea ‘Islamorada’
‘アイラモラダ’の蕾が珍しく黒味を帯びています。
‘ムラサキシキブ’の蕾と見間違えそうによく似ています。
今年の厳しい寒さのせいでしょうか。

公園だより | 更新日:2011.02.24

【開花情報】紅白カリアンドラ | 開花時期2月(2011年)

お正月以来の厳しい寒さでサラノキの花芽も未だ確認できません。
ヒスイカズラは今週始めに花芽が出始めました。
みずの森園内では八つ橋の架け替え工事を行っており、御迷惑をおかけいたします。
アトリウムでは色とりどりの熱帯スイレンをはじめ、
アマゾンユリ、ブーゲンビレヤ、キバナサラカ、インパチェンスなど熱帯の花々が咲き乱れる
トロピカルガーデンをお楽しみ下さい。


★ 干支・ウサギと早春の花
エントランスホールはプリムラ・オプコニカやリーガスベゴニヤの鮮やかな花が咲き競う
早春の花園で遊び戯れるウサギ達に変わりました。



★ 紅白のカリアンドラ  Calliandra haematocephala 
マメ科
白花のカリアンドラは昨年の11月から長い間開花していますが、
赤花もやっと見頃となり、紅白で開花しています。



★トケイソウ‘ティアラ’  Passiflora ‘Tiara’
トケイソウ科 園芸品種
この季節の定番の可憐なトケイソウはアトリウム南側ブーゲンビレアの下で咲いています。
ほのかな香りがあります。



★ シダレノボタン‘キャスケード’  Centradenia inaequilateralis ‘Cascade’
背の高い器に植えて下垂させてみました。赤葉にピンクの小花が愛らしいノボタンです。



★ ヒスイカズラの花芽
1週間で20cmほどの大きさになりました。
開花は3月半ばと予想されます。

公園だより | 更新日:2011.02.13
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