【開花情報】ペトレア開花、紅いカリアンドラ見頃| 開花時期2月(2012年)

昨夜の厳しい氷点下の寒さで、第2弾の「氷の花」が、今朝も琵琶湖畔に出現しました。
みずの森の「シモバシラ」にも霜柱がつきましたが、今回は午前中に陽がさして上天気になり、
11時頃には細々と消えかかりました。


★ タイキンギク(堆金菊)の綿毛
ツル性の野生ギク(絶滅危惧種)
11月末から咲き始め、12月いっぱい咲いていた黄金色の小さな花は、今は雪のようなかわいい綿毛になりました。
丘の上の花園近辺で見られます。



★ カリアンドラ・ハエマトケファラ  Calliandra haematocephala
マメ科カリアンドラ属の熱帯性常緑低木
カリアンドラの白花につづき、紅花も見頃となりました。
「和名は何というのですか」という質問をよくされますが、和名はあまりぴったりではなく、
オオベニゴウカン(大紅合歓)や赤花ブラシ豆となっています。
英名の「パウダー パフ ツリー」の方がしっくりするようです。



★ ペトレア・ヴォルビリス Petrea volubilis 
クマツヅラ科 メキシコ、中央アジア原産
英名 Queen’s Wreath  「女王の花輪」
紫色の造花のような花が咲きはじめました。
5弁の花のような萼は薄紫色で、その真ん中に濃い紫の花弁があります。
濃い紫の花弁がはずれて先に散った後に、周りの薄い紫色の星型の萼だけが長く残り、花のように見えます。
これは散る時はカザグルマのようにクルクルと回りながら落ちます。
花は2~3月、7月、9~11月と条件さえよければ年に3回ほど、こばれるように咲き、みずの森の人気の花木です。
今はアトリウムにて鉢で展示してあります。



★ フレイキネティア・ムルチフローラ  Freycinetia multiflora
タコノキ科
フィリピン原産のツルアダン属の常緑多年草
琉球諸島・石垣島や西表島に分布している「ツルアダン」の仲間。
互生した葉の先に花をつけます。
美しいオレンジ色の苞の中に肉穂状の花序が見えます。
アトリウムの西側、階段を上って左手に進みます。背丈は低く1mくらいです。



★ ツンベルギア‘オーガスタス ブルー’Thunbergia  laurifolia ‘Augustus Blue’
キツネノマゴ科  園芸品種
ヤハズカズラ属(Thunbergia)はアジア、アフリカの熱帯~亜熱帯地方が原産で約100種が知られます。
本種はローレルカズラ Thunbergia  laurifolia (葉が月桂樹に似ていることから命名)の園芸品種で
大きな青い花が美しい品種です。
西側の奥では、低木のツンベルギア・エレクタ(コダチヤハズカズラ)が見頃です。
アトリウム入口ではエレクタの園芸品種で花色が淡いブルーで白い斑の入る‘スプラッシュブルー’も見頃です。

公園だより | 更新日:2012.02.09

【開花情報】シモバシラ出現、ムユウジュ咲き始め| 開花時期2月(2012年)

風雪と強風による厳しい寒さに見舞われた琵琶湖岸では、年に1度位しか見られない、
「氷の花」または「しぶき花」が2月2日朝に出現しました。
みずの森のシモバシラモという植物にも、昨日の朝に引き続き霜柱が出現しました。
暖かなアトリウムでは熱帯の花々と熱帯性スイレンが皆様のご来園をお待ちしております。


★ シモバシラ 
シソ科のシモバシラという植物の茎から霜柱が出る現象は1/26、2/2にひき続き、
本日の朝で今シーズンは3度目の出現です。
今朝のシモバシラは見応えのある見事な霜柱がでました。
写真は2月2日午前10時撮影。



★ 琵琶湖 湖岸の「氷の花」
台風並みの強風で湖岸に打ち付ける水しぶきが瞬時に凍るほどの寒さで生れる「氷の花」。
時には陽が当たり水しぶきの飛末の中に虹が見える事もあるそうです。
厳しい寒さを耐え忍んだご褒美といえるでしょうか。



★ムユウジュ 無憂樹 Saraca asoca
マメ科
インド原産の常緑高木
アトリウムの出口付近で、小さいながらも、ムユウジュの花がひっそりと3,4個咲きはじめています。
よい香りのする美しいオレンジ色の花はお釈迦様の誕生にまつわる樹木として仏教三聖樹のひとつにあげられます。
シャカ国の王妃マーヤー夫人がルンビニーの花園で咲き競う無憂樹の花に手を伸ばしたところ、
釈迦が誕生したと伝えられています。



★ テコマンテ・デンドロフィラ Tecomanthe dendrophila
ノウゼンカズラ科   
ニューギニア原産
サーモンピンクから黄色へのグラディーションが美しい花色の熱帯のツル性植物。
花の大きさは10cm程で、アトリウムに鉢で展示してあります。



★ 熱帯性スイレン・ロツス   Nymphaea lotus
スイレン科  エジプト、アフリカ原産
夜咲きの白いスイレンですが、午前中はまだ開花しております。
夜咲きの白いスイレンの交配種の片親となっています。

公園だより | 更新日:2012.02.03

【開花情報】クレロデンドルム・クアドリロクラレ、ゴクラクチョウカ見頃(2012年)

泉の広場や山の小道をそぞろ歩くと、琵琶湖の向こうに冠雪の比良の山々の絶景が見渡せます。
昨日からの寒波により今シーズン初めての「シモバシラ」が出現しました。


★ シモバシラという植物に霜柱がつく現象
シソ科のシモバシラという植物の茎から霜柱が出現!!
昨夜の氷点下の寒さにより霜柱が観察されました。写真は1月26日午前9時撮影。
10時の時点では消失していました。
場所は山の小道の中間地点でラベルが立っています。明日は出るかどうか?

という名の植物の名前の由来
霜柱と呼ばれる由縁は、地上部が枯れても、毛管現象で水分がよく上昇し、地表が氷点下になると、茎の稜のすきまから帯状の氷が発達することによります。



★ スイセン・カンタブリクス モノフィラス Narcissus cantabricus subsp.monophyllus
ヒガンバナ科
イベリア半島から北アフリカにかけて自生する、小型の原種水仙。
15~20cmほどの背丈でペチコート咲きの愛らしい花が鉢植えでコミュニティ広場入口で
来園者の皆様を歓迎いたします。



★ クレロデンドルム・クアドリロクラレ Clerodendrum quadriloculare
クマツヅラ科
筒状の花が放射状に広がり、花火があがったように華やかな花木です。
英名は Fireworks 「 花火 」そのものです。
鉢植えでアトリウムにて展示しております。



★ ゴクラクチョウカ  (極楽鳥花) Strelitzia reginae
バショウ科 南アフリカ原産  
1773年に南アフリカでイギリスの有名なプラントハンターであるマッソンによって発見されました。
初めてイギリスで開花した時、ロンドンの社交界で大変な評判を得ました。当時のイギリス王妃の出身であるMecklenburg-Strelitz家にちなみ「ストレリチア(Strelitzia)」という属名が与えられました。
英名は「Bird of Paradise(楽園の鳥)」
アトリウムにて鉢展示。



★  熱帯性スイレン‘レッド フレア’ Nymphaea ‘Red Flare’
1938年にランディグ(Martin E. Randig)が作出した品種。
赤花の夜咲き性の熱帯スイレンの代表的な品種です。
夜咲き種は冬の期間は午前中11時ごろまで開花していますので、写真を撮影するのに絶好の機会です。
白花品種のロツスも開花。

公園だより | 更新日:2012.01.26

【開花情報】アイスチューリップ見頃| 開花時期1月(2012年)

雪をいだく比良の山並みと琵琶湖が美しい烏丸半島です。
コミュティ広場はアイスチューリップやハボタン、パンジー、ビオラ、プリムラ、ストックなどで彩られ、
来園者の目をなごませます。
ロータス館内のアトリウムも熱帯性スイレンやブーゲンビレア、カエンカズラ、カリアンドラ、パパイアなどが花咲き
トロピカルムードでいっぱいです。


★ アイスチューリップ
コミュティ広場に入るとアイスチューリップとハボタンのプロムナードが皆様をお迎えいたします。
寒さを疑似体験させて、冬に花を咲かせるチューリップをアイスチューリップとよびます。
10月から11月に通常の方法でチューリップの球根を鉢に植え、戸外で約1か月発根と芽出しを進めます。
その後、鉢ごとマイナス2℃の冷凍庫に入れて生育を抑止させておきます。
次に5度で2日間解凍処理を行い、通常と異なった環境に適応するように15度で2日間処理を行った後、
戸外で栽培すると2~3週間程度でいつでも花を咲かせることができます。
当園では11月25日に植え付けを行いました。
開花は1月上旬頃から約1カ月程 となります。



★ リナリア  (姫キンギョソウ)  Linaria cv.
ゴマノハグサ科
小さなかわいらしい、なよやかなヒメキンギョソウですので、厳しい寒さには弱く、
今はまだ積雪もないので、石組花壇の左端の方で美しく咲いています。



★ ケネリア・アルウェンシス  Quesnelia arvensis
パイナップル科
パイナップル科の植物は変わった花が咲きますが、
この花は赤い苞に包まれた中に紫色の小さな花が多数咲く、美しい品種です。
アトリウムを入ってすぐ、右手のアンスリウムが咲くエリアで2株開花しています。



★ ジャボチカバ Myrciaria cauliflora 
フトモモ科 ブラジル南部原産
幹から直接、花が咲く幹生花が面白い熱帯の果物です。実も幹から生えたぶどうのようになります。
果肉はライチのようで半透明のゼリー状で中には種子が2個含まれます。
ジャボチカバはブラジル先住民の言葉で「亀のいる土地」を意味します。



★ コルチカム・カペンセ subsp.キリオラツム 
Colchicum capense subsp.ciliolatum
イヌサフラン科  南アフリカ原産球根植物
英名  Cup& Saucer  または Men in a boat
白い大きな苞葉の中に小さな花が4~6個総状についています。
特異な花の形で、冬に開花する珍しい南アフリカの球根植物。
以前はアンドロキンビウム属でした。
エントランスホール干支展示の右隣にて2鉢展示しております。

公園だより | 更新日:2012.01.19

【開花情報】ベジタブルコンテナ| 開花時期1月(2012年)

比良の山々も雪化粧をほどこし琵琶湖の向こうに美しく輝いている烏丸半島です。
アイスチューリップは半ば開きかけています。


★ ディアスキアのタワー
みずの森のゲートを入り、右手にくすんだピンク色のディアスキアの塔が登場いたしました。



★ ベジタブルコンテナ
今年の野菜は カラシナ コーラルリーフ‘フェザー’  濃い紫色の切れ葉の品種と、ワサビナ(山葵菜)、
韓国チシャ(チマサンチュ)の赤葉と緑葉の品種です。



★ クリスマスローズ‘ディープエンジェル’ Helleborus niger ‘ Deep Angel’
白い大きな花ですが、地面近くで咲いているので、屈みこんで花をご覧下さい。
丘の上の花園で開花中です。



★ イオノプシジウム  Ionopsidium acaule
アブラナ科  一年草
「丘の上の花園」や「レンガの小道」でグランドカバーのように咲く背丈の短い草花で、
1cm以下の小さな薄紫の花が群がって元気にさいています。
一年草ですがこぼれ種でカーペットのように増えていきます。



★ ブラジルデイゴ Erythrina speciosa
マメ科   ブラジル原産の落葉低木
細長い朱色の花びらはわずかに開きます。
小さな花では中からおしべが見えることもあります。
鉢植えでアトリウムにてご覧いただけます。

公園だより | 更新日:2012.01.09

滋賀洋ランフェスタ(2012年)

洋ラン展の上位入賞をご紹介いたします。


★ 滋賀県知事賞    
カトレヤ トリアネー ‘ポラータ’
高橋 守  さん  (彦根市)



★ 草津市長賞
カトレヤ マイカイ ‘マユミ’
住友 時雄 さん(大津市)



★ 水生植物公園みずの森園長賞 
パフィオペディラム ナイトクラウン‘ビワ’
竹島 彊二 さん(栗東市)



★ 日本フラワーデザイナー協会 滋賀県支部 (NFD)の皆様による
松竹梅とコチョウラン・シンビジウムを素材とした洋ランのディスプレイ



★ ランアートの展示
今年、初の試みのランをテーマにしたアート作品の展示を会議室にて開催しております。
植物画8点、ろうけつ染め4点、押し花5点、アートボトル3点、陶磁器・陶板4点、
絵画2点、絵皿3点を展示しております。

公園だより | 更新日:2012.01.06

【開花情報】1月5日から開園、カエンカズラ見頃| 開花時期1月(2012年)

新年おめでとうございます。
新年は1月5日から開園いたします。
新春の干支の展示は辰と洋ランの展示へと模様替えいたしました。
暖かなアトリウムはブーゲンヴィレヤやカエンカズラが咲き、熱帯スイレンも色とりどりに咲き、
トロピカルムードで華やいでいます。
ピンクのくす玉、ドンベヤ・ウォリッキーや白いパプのようなカリアンドラも見頃です。
1月6日から9日まで開催の滋賀洋らんフェスタは見ごたえがあります。
連日、講習会も催しておりますので、皆様のお越しをお待ちしてります。


★ 干支と洋ランの展示
深山の雲間に遊ぶ辰の周りをカトレア、シンビジウム、パフィオペディラム等が彩ります。
撮影台もご用意いたしました。



★ サンシュユとマホニア
新年にふさわしい深紅の実と黄色い花の取り合わせ。
鈴なりのサンシュユの赤い実に今年の豊穣を祈ります。



★ コミュニティ広場
ハボタン、パンジー、ビオラ、プリムラ、ネメシアが新春の広場を彩ります。
アイスチューリップはまだ蕾ですが、もうじき開きそうです。



★ カエンカズラ (火焔葛)  Pyrostegia venusta
ノウゼンカズラ科   ブラジル南部原産
細いオレンジ色の筒状花でひとつの大きな房となって、炎のように咲いています。
アトリウムの天井近くのライトからオレンジの房が下垂して見事です。



★ 枯れハス模様
比良の山々も雪化粧し、びわ湖の枯れ蓮は水中に半ば没して湖面に幾何学模様を描きます。
冬の琵琶湖の風物詩です。
オオバンの大群をはじめとして、水鳥も賑やかに泳ぎ回る蓮群生地です。

公園だより | 更新日:2012.01.04

【開花情報】ドンベヤ開花| 開花時期12月(2011年)

青空に映える真っ赤なサンシュユの実とヒイラギナンテンの黄色い花のコントラストが鮮やかな園内です。
アトリウムではピンクのボールのようなドンベヤの花やオレンジ色のカエンカズラ(火焔葛)が咲き始めました。


★ドンベヤ・ウァリチー Dombeya wallichii 
アオギリ科
東アフリカ・マダガスカル原産の常緑低木。
年末から新春にかけて咲く人気の熱帯花木です。
小さなピンクの花がくす玉のようなボールになり、いくつも垂れ下がり、
ロータス館アトリウム内で独特の芳香を漂わせています。



★ ハイビスカス・インスラリス Hibiscus insularis
アオイ科
オーストラリア ノーフォーク島原産
珍しい貴重な原種ハイビスカスです。
緑がかった花びらと底紅のコントラストがシックで見事な花色です。



★ ユーフォルビア・フルゲンス  Euphorbia fulgens
トウダイグサ科
メキシコ原産の小低木
枝が枝垂れ、先端に鮮やかな朱色の小花が咲きますが、花びらに見えるのは苞です。
細い枝は折れやすく、葉や枝に傷がつくと、白い乳汁が出て、
皮膚がかぶれる恐れがあるかもしれないので手でふれないように。



★ アカマツリ  Plumbago indica  (赤茉莉)
イソマツ科  
東南アジア、インド原産
穂状になった蕾が次々と咲き続けますが、先端がどんどん伸びて、草姿が乱れて困りものです。



★ ギョリュウバイ Leptospermum scoparium (御柳梅)
フトモモ科
オーストラリア 原産の常緑低木
中国原産のギョリュウに似た葉で、花がウメの花に似ていることから名づけられた。
花の少なくなった丘の上の花園の下方、レンガの小道に彩りをそえます。

公園だより | 更新日:2011.12.21

【開花情報】カリアンドラ見頃| 開花時期12月(2011年)

落葉する針葉樹のラクウショウ(落羽松)、メタセコイア、スイショウ(水松)などが茶色に色づき
初冬の光景となったみずの森園内です。
花壇はハボタン、プリムラ、ネメシア、ガーデンシクラメンパンジー、ビオラなどで彩られています。
アトリウムではカリアンドラやドンベアなどの熱帯花木が見頃です。


★ カリアンドラ・ハエマトケファラ‘アルバ’Calliandra haematocephala ‘Alba’
マメ科
南米に分布する常緑低木
大人気の冬に咲く熱帯花木の定番です。長く白い雄しべがボール状に集まって咲きます。
パフのような、白く、大きな丸い美しい花が次々と2月頃まで咲くきます。



★ アマゾンリリー  Eucharis grandiflora
ヒガンバナ科 コロンビア原産の球根植物
アトリウムにて最初の蕾が開花しました。うつむき加減の白い花は清楚で良い香りがあり、
ウェディング用のブーケに使われます。



★ ドンベヤ・チリアケア Dombeya tiliacea
アオギリ科  南アフリカ原産
英名はWedding Bells, Cape Wedding Flower
アトリウムに入ると、すぐにドンベヤの香りが漂います。
水草のアクアテラリウムの前で頭上を振り仰ぐと、白い くす玉が、樹上から垂れ下がります。
ピンクのくす玉のドンベヤ・ウァリチーもアトリウムの出口付近で咲きはじめました。



★ ムクナ・ベネッティ 最後の一房 見納めです。
11月10日から燃えるような花を咲かせ続けたムクナ・ベネッティ もこの一房が最後となりました。



★ 熱帯性スイレン‘マルモラータ’ Nymphaea ‘ Marmorata’
George H Pring  1917年作出
葉に茶色の模様がストライプ状に入り、ブルーの花が美しい熱帯スイレン。
本日はたくさんの花が開花しました。

公園だより | 更新日:2011.12.15

【開花情報】ストック、ビオラ・パンジー開花| 開花時期11月・12月(2011年)

園内の紅葉はモミジが一部紅く色づいてきました。
1日の最低気温が8℃以下になると紅葉が始り、5~6℃以下になるとぐっと進むといわれています。
鮮やかに紅葉するには、
日中の気温は20~25℃で夜間は5~10℃になり昼夜の気温の差が大きいことが条件になりますが、
今年はそういった条件がそろわず、美しい紅葉がみられません。

コミュニティ広場ではパンジー・ビオラ、ストック、ネメシアなど冬の草花が登場しました。
水草のキボウホウヒルムシロやアトリウムの燃える炎のようなムクナ・ベネッティも見頃をむかえています。


★ ストック ヴィンテージシリーズ Matthiola incana cv.
アブラナ科
早春を告げる花のイメージのストックですが、初冬から咲き、1月中旬頃まで良い香りの花を楽しみます。



★ ビオラ  Viola cvs.
スミレ科
寄せ植えにも使いやすい小型のビオラの花色も様々なものを展示しています。
パンジー、ネメシアの品種もフラワーボールで展示しております。



★ サルビア・インボルクラタ Salvia involucrata
シソ科  メキシコ原産の宿根草
晩秋に咲く大型の美しいサルビアです。
みずの森のゲートを入り右手に鉢展示しております。
また、丘の上の花園ではのびのびと広がり、満開で見頃となっております。



★ ホザキアサガオ   Ipomoea horsfalliae
ヒルガオ科 西インド諸島原産のツル植物
鮮やかな紫紅色の花と艶やかな光沢のある緑の葉が美しいツル植物です。
「ハワイ魅力の花図鑑」(武田和男著)によりますと、
ハワイ王朝のクヒオ王子のワイキキキの庭に植えていたのでクヒオ・バインと呼ばれたそうです。
ちなみにPrince Kuhio Dayは3月26日でハワイ州の祝日となっています。



★ ハイビスカス‘ブラックキング’ Hibiscus’Black King’
アオイ科
夏の間はカラーリーフとして花壇を彩ってきました。
熱帯の産ですので耐寒性がなくアトリウム冬越しをしますが、
ビロードのような黒味がかった赤紫色の美しい花が開花しました。
半日花ですので午前中に開き午後には花びらが巻いてしまいます。

公園だより | 更新日:2011.11.27
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