【開花情報】ハンカチノキ、ミヤマホタルカズラ(2006年5月)
風薫る5月、新緑が萌え、花々が咲きほこる季節となりました。
コミュニティ広場は花盛りで珍しい植物がいっぱいです。
★ 左手は咲きすすむにつれ色が変わるチューリップ、
中央のピンクの球根植物は南アフリカ原産のオニクソティス・ストリクタ(Onixotis stricta)ユリ科
後方の紫は ケリンテ・マヨール(ムラサキ科)
★ ミヤマホタルカズラ‘ザ・スター’ Lithodora diffusa ‘The Star’
ムラサキ科 園芸品種
匍匐して広がる常緑低木
コミュニティ広場から右手の小道を進み、ロックガーデンにてご覧になれます。
★ ハンカチノキ Davidia involucrata
ダヴィディア科
中国南西部の標高2000mの山地のみに分布する落葉高木。
花序の基部にあるハンカチノキの名のごとく2枚の大きな乳白色の総苞片が、樹の上部の方に見られます。
山の小道のシャガの群落のところで咲いています。
★ アメリカハナズオウ‘フォレスト・パンジー’
Cercis canadensis ‘Forest Pansy’
北アメリカ原産 落葉低木
ハンカチノキの隣で咲いています。
★ リビングストンデージー
蓮群生地の見える芝生広場の花壇で咲いています。
【開花情報】ワスレナグサ、メディニラ(2006年4月)
みずの森のゲートをくぐると種類豊富で多彩な春の草花がお出迎えします。
園内も様々な葉色の芽吹きでにぎわい心躍ります。
ヤマザクラの花の間から琵琶湖を眺めながらの園内散策をお楽しみ下さい。
28日より「スプリングフェスタ イン みずの森」を開催します。
水準の高いハンギンングバスケット・コンテナのコンテストをご覧下さい。
★ コミュニティ広場
パンジー・ビオラは116品種を展示
ケリンテ、ディモルフォセカ、ディアスキア、ネメシアなど春らんまん
★ ワスレナグサとチューリップ
例年好評な春の取り合わせ
★ チューリップも満開となりました。
1本の茎に3個の花がつく房咲きのチューリップ
★ ベニバナトキワマンサク
Loropetalum chinense var. rubra
マンサク科/常緑小高木/中国原産
教材園と丘の上の花園付近で咲いています。
★ メディニラ スペキオサ
ノボタン科 ジャワ原産
ピンクの小花が集まり大きな房となります。アトリウムで咲き始めたばかりで長期間楽しめます。
【開花情報】シダレモモ、チューリップ、ヤマザクラ(2006年4月)
園内全体が木々の淡い緑の芽吹きとピンクの花々で華やかになりました。
シダレザクラ、シダレモモ、ヤマザクラ、コブシ、ミツバツツジが満開です。
★ チューリップ ‘アプリコット・ビューティ’
群生地の見える芝生広場わきのレンガの小道です。
★ 源平シダレモモ
紅白に咲き分けるシダレモモ
★ ヤマザクラ
山の小道のヤマザクラ越しに琵琶湖が臨めます
★ シャガ
山の小道と丘の上の花園が出会う小川沿いで満開です。
★ カエデの鮮やかな芽吹き
コニファーの森・アジサイ園でひときわ鮮やかです。
【開花情報】ディアスキア、ミツガシワ(2006年4月)
紅枝垂桜も満開となり、ソメイヨシノは花吹雪となっております。
紅白の花が咲く源平枝垂桃やツバキ、ボケ、ミツバツツジ、ウグイスカグラが咲いています。
パンジー・ビオラは116種を取りそろえコミュニティ広場にて展示しております。
★ ベニシダレザクラ
★ ミツガシワ
氷河期の生き残りとされる古い植物が、可憐な白い花をつけ始めました。教材園と休憩棟裏の池で見られます。
★オロンチウムとキボウホウヒルムシロ
★石組み花壇のディアスキア
★ アメリカザイフリボクが咲き始めました。
【開花情報】オロンチウム、群生地の様子(2006年)
春の陽光があふれる園内はベニバスモモが満開となり、コブシが咲き、
黄色のサンシュユ、トサミズキ、サンカクバアカシアが咲いています。
★コミュニティ広場はパンジー、ビオラを始め春の草花で花色あざやかに埋め尽くされています。
一鉢ずつ見ていきますと珍しい植物に出会えます。
★アイスランドポピー
コミュニティ広場から橋を渡る手前の花壇に、オレンジ、黄色、クリーム色などのポピーが風に揺れています。
★ ベニシダレザクラは五分咲きほどです。
ソメイヨシノも四~五分咲きです。
★オロンチウム・アクアティクム Orontium aquaticum
サトイモ科の多年草。アメリカ合衆国東部原産。
Golden clubsという英名は、この花の形(黄金の棒)からついたそうです。
コミュニティ広場正面から橋を渡る手前の「花影の池」に鉢で浸水展示してあります。
★ 群生地の様子
湖の水深が増し、なみなみとした湖面に枯れた蓮の茎は水没しました。
湖畔の柳も緑に萌え、オオバンの群れがのどかに昼寝をしています。
【開花情報】マーガレット、アルブカ(2006年3月)
園内のベニカエデの花穂が紅く色づき、木々は芽吹き、スイセンが風に揺れています。
サクラはまだ寒さが長引き蕾は固く、開花は来週になると思われます。
ハボタン花壇はリビンングストーンデージーに変わりました。
★石組み花壇のマーガレットとリナリア
★ グラディオルス・トリステス Gladiolus tristis
アヤメ科 南アフリカ原産
淡いクリーム色の楚々とした原種グラディオルスの一種
エントランスホールにて展示。
★アルブカ・スピラリス Albuca spiralis
ユリ科 南アフリカ原産
6枚の花被片のうち3枚は水平に開き、内側の3枚は下向きとなる。
らせん状になる葉が可愛らしい。エントランスホールにて展示。
★ サリタエア・マグニフィカ Saritaea magnifica
ノウゼンカズラ科 コロンビア原産
ムラサキノウゼンとも呼ばれる。
アトリウムに植栽してある大株はなかなか開花に至りませんが、小鉢でやっと開花しました。
アトリウム南側のフェンンスに展示してあります。
★アトリウムで熱帯スイレン・ギガンンティアが次々と花を咲かせています。
ピンク、赤、紫、ブルー、黄色と様々な色あいの熱帯スイレンがアトリウムの水面を埋めつくして、
トロピカルワールドへお誘いします。
【開花情報】ジャカランダ、トサミズキ(2006年3月)
サラノキの花は、ほぼ終わりとなりました。今年は残念ながら、ほんの僅か咲いただけでした。
園地のサンシュユ、トサミズキは満開となり春の訪れを告げ、シダレウメ、ツバキが咲き始めています。
★ トサミズキ Corylopsis spicata
マンサク科
淡い緑がかった黄色の花穂は一つの花序に7~10個の花が下垂しています。
★ イリス・レティキュラータ‘ハーモニィ’
Iris reticulata ‘Harmony’
ロックガーデンでクロッカスの次に開花するのが、背丈が10cmあまりの小さなアイリス、レティキュラータです。
細い葉の断面が四角であるというのは面白い特徴です。他に花色が紫色の‘ダイツ’という品種も開花しています。
因みにreticulata とは「網目のある」という意味で、球根が網目状の外皮で覆われている事によります。
★ ジャカランダ・ミモシフォリア Jacaranda mimosifolia
ノウゼンカツラ科 アルゼンチン原産
南米、ハワイ、オーストラリア各地では街路樹として植えられています。
現地では、15mもの高木になり、春先には樹全体が、桐の花に似た淡紫色の花で包まれ、
桜並木のような紫色の壮観な並木となります。
乾燥には強いのですが耐寒性はあまりなく、当園では鉢栽培で管理していますので、背丈ほどの大きさです。
アトリウムにて展示しています。
★ スパティフィルムとアナナス Spathiphyllum
サトイモ科
スパティフィルムは一般家庭でも観葉植物として栽培されており、帆掛け舟の帆のような白い仏炎苞が涼やかです。
★ ドンベヤ・チリアケア Dombeya tiliacea
アオギリ科 南アフリカ原産
英名はWedding Bells, Cape Wedding Flower 。
白いくす玉が下がっているようです。鉢でアトリウムにて展示しています。
下垂せずに上向きに咲くピンクの花色のドンベヤ・カランサも咲き始めています。
【開花情報】サラノキに花が咲きました(2006年3月)
2月中旬に花芽が確認されたサラノキは、3月10日に開花に至りましたが、
昨年の花盛りとは比ぶべくもなく、3枝のみの開花となりました。
一枝に5輪ほどの星型の白い小さな花が咲いていますが、
頭上4~5mの高さで咲いていますので、肉眼では見えにくい位置にあります。
★3枝に花がついています。
2006年3月10日撮影
★ 一枝に5輪ほど星型の花が咲いています。
2006年3月10日撮影
★ サラノキの花
望遠レンズ(1000mm)使用
2006年3月11日 11時 撮影
今回の開花は、他に蕾が見当たりませんので、1週間ほどで終了すると思われます。
【開花情報】「イスラモラダ」のムカゴが開花、アナナス類(2006年3月)
★ 熱帯スイレン‘イスラモラダ’ Nymphaea ‘Islamorada’
熱帯スイレンには、葉の中心からムカゴのできる品種があります。
‘ドウベニアナ’が有名ですが、今回は‘イスラモラダ’という品種で、
みずの森では、初めてムカゴから花が咲きました。
熱帯スイレンの原種micranthaを片親として交配をすると、ムカゴ形質を受け継ぐ品種が現れます。
青紫色の花弁に白っぽい色むらのある、本来の‘イスラモラダ’の美しい花とともに、
スイレンの葉の上に鎮座します小さな直径7cmの花をお楽しみ下さい。
アナナス類の花が咲き始めました。
★ ポルテア・シルベイラエ Portea silveirae
パイナップル科
★ インドボダイジュ Ficus religiosa L.
クワ科 インドから東南アジアに分布
仏教3聖樹の一つで、釈迦がこの樹の下で悟りを得たと伝えられています。
来園者の方に、「インドボダイジュはどんな花が咲きますか」との質問をよく受けますが、左の写真が花となります。
クワ科イチジク属はイチジクを「無花果」と書き表すごとく、花は花嚢
(通常、実と呼ばれるもの)の中にあります。イチジクの断面を思い描くと、中にびっしり詰まっているものが花です。
果嚢は葉の付け根に双生し、無柄、果嚢は暗紫色になる。
★ クリスマスローズが咲き始めました。
園内3カ所、サンシュユやトサミズキの咲いている向かい側や、
「丘の上の花園」の北側「ベニカエデ」の根元で咲いています。
★ ミズサンザシ(キボウホウヒルムシロ)
コミュニティ広場・枕木池では水面に白い花を浮かべ、
サンザシのような芳香を漂わせるミズサンザシが、春の訪れとともに復活してきました。
【開花情報】ラケナリア,断崖の女王、シクラメン・コウム、雲南サクラソウ、ヘリオフィラ(2006年2月)
球根植物が次々と花開く季節となりました。
エントランスホールの「干支 戌」展示コーナーの右側には、「南アフリカ原産の球根植物」を展示しております。
現在はアンドロキンビウム、ラケナリア・カルノサ、ラケナリア・レフレクサ、エムポディウムです。
★ ラケナリア・レフレクサ Rachenalia reflexa
ユリ科 南アフリカ原産
南アフリカ原産ですが、1年草の種子植物です。
★ ヘリオフィラ・ロンギフォリア Heliophila longifolia
アブラナ科 南アフリカ原産
春に採取した種子を、秋、10月に播種
★ 断崖の女王 Sinningia canescens
イワタバコ科 ブラジル原産
ブラジリアン・エーデルワイスともいわれ、白銀の毛が密集して光り輝く様が美しい。
★シクラメン・コウム Cyclamen coum
サクラソウ科 ヨーロッパ東部、小アジア、イスラエルなど広範囲にわたり分布。
★ 雲南サクラソウ Primula filchnerae
サクラソウ科 中国雲南省原産
こぼれ種からの苗を鉢上げして毎年開花。
上記の植物はロータス館エントランスホール「干支展示」右側にてご覧になれます。