【開花情報】ハス群生地は花が減少、オニバス、シロバナハマゴウ(2008年8月)

例年に比べ、長い間ピンクのハスの花の海を楽しめた群生地は花の数が減少しました。
奥のヨシ帯付近が色濃く咲いており、周辺の花はまばらとなり、最盛期の半分以下となりました。


★ みずの森芝生広場からのハス群生地
テントが設営してあり、ちょとした高台ですので群生地の奥の開花がよく望めます。



★ オニバス (鬼蓮)  Euryale ferox 
スイレン科
本州、四国、九州の湖沼やため池、河川などに生育する一年草です。
埋め立てや水質の汚濁で分布が減少し、絶滅危惧類に指定されている貴重な水生植物です。
鋭いトゲが葉の表と裏にあります。大きくなると2mを越えることもありますが、
現在花影の池で開花しているものは1m前後です。今後、2m近くまで成長するものと思われます。



★ ペンニセツム‘ジェスター’ Pennisetum glaucum ‘Jester’
イネ科 
黒いキビのような穂が魅力的なオーナメンタルグラスはコミュニティ広場でご覧いただけます。



★ シロバナハマゴウ  Vitex rotundifolia forma albescens
クマツヅラ科  
海岸の砂地に群生する落葉低木。花には良い香りがあり、実には薬効があります。
レンガの小道にてご覧いただけます。



★ トロピカルガーデン
毎夏おなじみの観葉植物で作るトロピカルガーデンが見頃となりました。
原種のハイビスカス・アーノッティアス、ゴールデンクリナム、ヒトデカズラ、エンセテなど
大型植物のダイナミックな取り合わせをお楽しみ下さい。

公園だより | 更新日:2008.08.10

【開花情報】ハス群生地は見頃、ミズアオイ、トウテイラン(2008年8月)


★ ハス群生地
連日の猛暑により、再び、見頃を迎えています。
岸近くでは花数が少なくなっておりますが、奥の方がピンクに染まり、みずの森園内蓮見岩からの眺めは見事です。



★ ミズアオイ
暑い中にも清涼感漂う、ミズアオイの青い花が咲き始めました。
水田雑草として以前はどこでも見られましたが、近年はまれになり、
みずの森では種子を保存して毎年栽培展示しております。コミュニティ広場でご覧いただけます。



★ パラグアイオニバス
夕方に開花2目の花が開きました。4時半撮影。



★ ペリーズファイヤーオパール
コミュニティ広場では耐寒性スイレンもまだ美しく開花しております。



★ トウテイラン  Pseudolysimachion oranatum
ゴマノハグサ科 京都府から鳥取県にかけての日本海側に分布
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなみます。
絶滅危惧2種に指定されています。森の小道入り口で咲いています。

公園だより | 更新日:2008.08.06

【開花情報】群生地はまだ見頃、メキシコサワギク、ガガブタ、オオケタデ(2008年7月)

ハス群生地は先週末(26,27日)から月曜(28日)の午前中に満開時のピークを迎え、ピンクの花の海となりました。
月曜の午後の荒天と、続く大雨により、花数が減少しましたが、8月2,3日は再び花数が多くなりました。
みずの森園内のハスもまだ観賞いただけます。花影の池はパラグアイオニバスはじめ、
ハス、スイレン、ミズカンナ、ガガブタなど水生植物の饗宴となっております。


★ ハス群生地
花数はピーク時よりも減少しましたが、まだ中心部や沖合、東側で花盛りとなっています。
岸辺では果托がふえてきました。東ゲートから左手の方向、2本のアカメヤナギの前あたりが見頃となっています。



★ メキシコサワギク Senecio confusus
キク科 メキシコ原産
メキシカン フレーム バイン、メキシカン デイジー とも呼ばれます。
コミュニティ広場のツル植物のパーゴラで色鮮やかに咲く愛らしい熱帯の花をお楽しみ下さい。



★ ガガブタ
ミツガシワ科  本州以西の湖沼やため池に生育する浮葉植物。
花影の池に広がるガガブタは白い小さな5弁の花ですが、
花びらを縁取る細かなヒゲがレースのようで風にふるえる姿は見る者を惹きつけます。



★ パラグアイオニバスの葉の裏
スイレン科  パラグアイ、アルゼンチン原産
人気のあるパラグアイオニバスはただ今、葉の直径が160cmに達しました。
来園者の皆さんに鋭いトゲを持つパラグアイオニバスの裏面を観察していただくために
池の前に切り取った葉を展示してみました。



★ オオケタデ Polygonum orientale
タデ科 中国南部、東南アジア原産の一年草
毎年、こぼれ種で生育旺盛なオオケタデは今年は丘の上の花園で見られます。

公園だより | 更新日:2008.07.31

【開花情報】群生地は最盛期を迎えました、大輪あさがお展示(2008年7月)

連日の快晴と猛暑によりハス群生地は見事な開花状況となりました。
ピンクのハスが一面に広がる天国のような光景です。
ハスの開花は早朝から始まり昼には閉じますので、午前中のなるべく早めの時間にお越し下さい。
また、木陰のない群生地では熱中症対策を忘れずにお出かけ下さい。
みずの森は早朝7時より開園しております。東ゲートより群生地との行き来ができますので、
ロータス館などの涼しい場所での休憩をおすすめいたします。


★ 花盛りのハス群生地
今年は花上がりが好調で日毎にピンク色が増していきます。
現在最盛期ですが、今月いっぱいが見頃と予想されます。26、27日と
みずの森園内では恒例のハスまつりが開催されます。



★ サルスベリ と風車
東ゲート付近、ハス群生地の正面に出られます。矮性のサルスベリも燃えるように咲いています。



★ 蓮見岩から望む群生地
みずの森園内の蓮見岩からハス群生地が一望できます。
こちらから一面にハスの花が広がる天国のような光景をご覧下さい。
芝生広場ではテントが設営され、蓮の葉からお酒を飲み、
暑気を払う風流な「象鼻杯」が、26日、27日と開催されます。



★ 大輪あさがお展示
毎年、好評の大輪あさがおの展示が始まりました。
ロータス館内とハス見本園手前(入り口ゲートから右手へ行きます)で展示しております。
ハスと共に夏の早朝に涼を楽しむ花、花径が手のひらほどもある見事な大輪あさがおをご観賞下さい。



★ シダレエンジュ  Sophora japonica f. pendula
マメ科  中国原産
スイレン池から群生地へと向かい、橋を渡ったところで開花が始まりました。

公園だより | 更新日:2008.07.25

【開花情報】蓮群生地は満開見頃、ペトレア、アサヒカズラ、ヘビウリ(2008年7月)

蓮群生地は奥の方まで花が広がり、ほぼ満開となり、見頃を迎えております。
一部、沖合と対岸のヨシ帯区域付近を除き全体に花が広がりました。
多くの人が早朝よりピンクに広がる蓮の花を愛でに訪れます。
花は昼には閉じてしまいますので、午前中お早めにお出かけ下さい。
みずの森は早朝7時より開園しております。
連日、熱中症警報が出ておりますので、ロータス館などの涼しい場所での休憩をおすすめいたします。


★ 見頃を迎えた蓮群生地
来週いっぱい、週末あたりまでが見頃かと予想されます。



★ 三上山(近江富士)を望む蓮群生地



★ ペトレア・ボルビリス ‘アルバ’ Petrea volubilis ‘Alba’
クマツヅラ科 メキシコ、中央アジア原産
英名 Queen’s wreath  「女王の花輪」
萼と花弁が重なり合って、小さな花弁が散った後も、白色の星型の萼だけが長く残り花のように見えます。
コミュニティ広場にて展示。



★ アサヒカズラ Antigonon leptopus
タデ科  メキシコ原産のツル性低木
英名  Queen’s-jewels  「女王の宝石」
ピンクの愛らしい小花が綴るネックレスが女王の胸元を飾るのでしょうか。
このピンクの花のように見えるのは萼になります。
コミュニティ広場にて展示。



★ ヘビウリの花  Trichosanthes cucumerina
ウリ科  インド原産
明治時代に渡来。インドでは食用とされます。
蛇の様に長くのたうつ実がなります。
カラスウリによく似た花ですが、昼間開花しています。

公園だより | 更新日:2008.07.20

【開花情報】蓮群生地は7割の開花、クリナム、富貴蘭展(2008年7月)

蓮群生地はなかほどまで花盛りで最盛期の7割の開花となり、見頃を迎えております。
群生地西側は奥まで花があがり一面ピンクとなりました。
東ゲート前も花は群生地のなかほどまで広がりました。
今週末から来週末にかけてピークを迎え見頃かと予想されます。


★ 烏丸の蓮
群生地の蓮の品種は不明ですが、地名の烏丸半島にちなみ
烏丸の蓮、琵琶湖の蓮とよんでおります。大型で一重の紅蓮系で、花径は25~30cmの見事な蓮です。



★ 蓮群生地の様子
日毎に奥の方へと花が広がりつつあり、明日はほぼ7~8割方の開花と思われます。
木陰がありませんので熱中症にご注意下さい。涼しいみずの森ロータス館にてご休憩下さい。
映像ホールでは200インチハイビジョンでハスの映像がご覧いただけます。
また、展示室にてハスに関する知識を深めてはいかがでしょう。



★ 千弁蓮
多頭蓮とも呼ばれ一つの茎に多数の蕾をつける八重咲きのハスです。
花びらの数が300~6000枚と多いために頭が重いので支柱で支えています。
みずの森園内、教材園のハス見本園にてご覧いただけます。



★ クリナム‘エレン ボウズンキット’
ヒガンバナ科の大型の球根植物
紅色のクリナム
コミュニティ広場にて多種のクリナムを展示しております。



★ 富貴蘭展
高貴な香りを漂わせる可憐な花を、涼しいロータス館にてお楽しみ下さい。

公園だより | 更新日:2008.07.18

【開花情報】ハス群生地は4~5割の開花、パラグアイオニバス、セイヨウニンジンボク(2008年7月)


★ ハス群生地は岸辺の花は見頃となっております。群生地中心部分の方へと花が広がり始めました。
現在、最盛期の4~5割程度の開花と思われます。
毎年、全体が一斉に開花するとは限らず、中心部分が咲く頃には、周辺が終わっている場合もあります。
奥の花が開花する頃には、岸辺では果たくになりますので、近くで花を愛でるには今が一番美しい時期と思われます。
 園内のハスやスイレンは今が見ごろです。ハス、スイレンの観賞には時期よりも時間が大切です。
花が美しいのは、午前中ですので、午前の出来るだけ早い時間にお出かけ下さい。



★ 群生地西側は奥の方へも花が広がり見頃を迎えています。



★ ユーコミス・コモサ‘トュゲラルビー’ 
ユリ科
パイナップルリリーと呼ばれ、花の上に小さな可愛らしい葉がつきます。
コミュニティ広場、レンガの小道でご覧いただけます。



★ パラグアイオニバス
今年もお目見えいたしました。花影の池にダイナミックに広がる葉はただ今は約1m前後です。
花もポツポツと咲き始めています。



★ セイヨウニンジンボク Vitex agnus-castus
クマツヅラ科
地中海沿岸西ヨーロッパ~西アジア原産の落葉低木
涼しげな紫色の花はよい香りがします。葉にも香りがあります。ヨーロッパでは果実を香料に利用していました。
丘の上の花園で開花しています。

公園だより | 更新日:2008.07.16

【開花情報】アオバナ、ヒシモドキ、アメリカフヨウ、群生地は1~2割の開花(2008年7月)

11日より早朝7時開園となり、みずの森の園内から直接ハス群生地へと通じる「東ゲート」を開設いたしました。
入園券、又はパスポートを提示しますと行き来ができますのでのでご利用下さい。
群生地は木陰がありませんので熱中症にご注意下さい。
みずの森園内はスイレン、ハス、パラグアイオニバス、多種の草花が花盛りです。


★ 蓮群生地は岸周辺で花がよく見られます。花は群生地全体の2~3割が咲いています。
群生地西側から奥の方へも花が広がりつつあります。一面に花が広がるのは20日前後かと予想されます。



★ アオバナ(オオボウシバナ)
ツユクサ科 
草津市の花「アオバナ」が涼やかに咲き始めました。早朝に咲き、昼にはしぼみますので、早めにご覧下さい。
八つ橋、あずまや近くで開花しています。



★ スイレン‘ピンク スパークル’
スイレン科
スイレン池にてご覧いただけます。



★ ヒシモドキ  Trapella sinensis
ヒシモドキ科の一年草
花影の池に広がる可憐な小さな花は今が花盛りで、ガガブタと並び入園者の目を楽しませています。
近年の湿地の開発や水質汚染などにより数が激減し、
環境省レッドデーターブックで絶滅危惧種に指定されている希少な水草です。



★ アメリカフヨウ   Hibiscus moschetos L.
アオイ科  北アメリカ東部原産の大型の多年草。
ハイビスカス属の一種で直径20cmもの大きな花を咲かせます。
朝開花して夕方にはしぼんで終わる一日花。花影の池に架かるたいこは橋のたもとで咲いています。

公園だより | 更新日:2008.07.12

【開花情報】蓮‘剣舞蓮’、スイレン‘オーロラ’、カライトソウ、アサリナ、ヘメロカリス(2008年7月)

みずの森園内のハスは最盛期となりました。スイレンも他所では見られない多品種が咲き競っております。
蓮群生地では岸辺では日毎に花がポツポツと増えてきておりますが、見頃は7月20日前後かと予想されます。


★ ハス‘剣舞蓮’
花びらがよじれるような動きがあり、黄花蓮系の特徴を受け継いでいます。



★ スイレン‘オーロラ’
色変わりのスイレン、淡い黄色~薄いピンク~濃いピンクへと変化します。



★ カライトソウ  唐糸草
バラ科 多年草 日本固有種
花びらはなく,萼片が 4 枚で,長く突き出した雄しべの美しさを中国渡来の絹糸に見立てたことが和名の由来です。
秋の七草園にて開花。



★ アサリナ Asarina
ゴマノハグサ科 
コミュニティ広場のツル植物のパーゴラを飾る可愛らしい花で、ピンク、白、紫色の花が咲いています。
その他、ツル植物、トケイソウ、アピオス、など開花しております。



★ ヘメロカリス  Hemerocallis   
ユリ科
デイ リリーとよばれる一日花で鮮やかなオレンジ色のバリエーションの花色があります。
中央ヨーロッパや日本、中国のユウスゲやカンゾウなどから品種改良された園芸品種です。

公園だより | 更新日:2008.07.04

【開花情報】蓮群生地最初の花が開花、教材園のハスは見頃、ブラック・プリンセス(2008年6月)

隣接する蓮群生地では、先日の蕾が開花いたしました。
今シーズン最初の花が群生地西側の岸辺のよく見える所で咲いています。
湖よりの東側の岸辺でもひとつ開花しました。中央のカルガモが泳ぐ池の蕾は明日開花すると思われます。
みずの森園内の教材園のハスは勢いよく咲き揃い来園者の目を楽しませています。


★ みずの森東ゲート付近からの群生地
一輪、他に先駆けて開花したハスの花



★ 群生地西側岸辺にも一輪、今シーズン初めて咲くのハスの花



★ 群生地中央のカルガモの池の蕾
明日開花か? 岸辺では多数蕾がふくらみ始めています。



★ みずの森園内のハス
教材園のハス品種見本園は見頃を迎えました。



★ スイレン‘ブラック プリンセス’  ‘Black Princess’
アメリカのスローカム(Perry D. Slocum)が1998年に作出。
スイレン池に咲く異色のスイレン。

公園だより | 更新日:2008.06.28
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