【開花情報】スイレンが見頃、ハナショウブ、エレムルス | 開花時期6月(2009年)

スイレンが見頃の季節となりました。丘の上の花園もアカンサス・モリスやディエラマなど珍しい宿根草が花盛りです。


★ スイレン‘ピンク グレープフルーツ’ Nymphaea‘Pink Grapefruit’    
Strawn作出       作出年・交配親 不明
黄色からピンクへのグラデーションが美しく、スイレン池できわだって目をひくスイレンです。
入り口では信楽焼きのスイレン鉢にて展示しております。



★ ハナショウブ
ロータス館エントランスホールでは金屏風を背景にした熊本風の席飾りで肥後系のハナショウブを展示しております。



★ エレムルス Eremurus
ユリ科 中央アジア原産
風に揺らぐ大きな花穂が見事です。夏に休眠する秋植えの球根植物です。
コミュニティ広場で鉢植えで展示しています。



★ ポンテデリア・ランケオラタ    Pontederia lanceolata
ミズアオイ科の抽水植物  北米原産
黄色の花が群れ咲くアサザ池に青色の涼しげな花が咲いています。
ハート型の葉のコルダタ種(cordata)もあります。



★ ヘメロカリス  Hemerocallis cvs.
ユリ科 
デイリリーとよばれる一日花です。鮮やかなオレンジ色のバリエーションによる様々な花色があります。
中央ヨーロッパや日本、中国のユウスゲやカンゾウなどから品種改良されました。
群生地の見える東ゲート付近や八橋付近で開花しています。

公園だより | 更新日:2009.06.11

【開花情報】スイレン‘オールモストブラック’、ラバテラ | 開花時期6月(2009年)

園内はヤマボウシ、カシワバアジサイ、フェイジョア、等の花木が咲き、
丘の上の花園ではクラベラントセージ、アカンサス・モリス、バーバスカム、数種のクレマチスなど
多種の宿根草が花盛りです。
アトリウムでは、オオオニバスの葉が2m近くの大きさになり花も開花しています、
が花は夜咲きでいつも開花しているとはかぎりません。


★ スイレン‘オールモストブラック’ Nymphaea ‘Almost Black’
スイレン科 1996 年にアメリカのスローカム(Perry D. Slocum)が作出
コミュニティ広場のスイレン水槽では多種のスイレンが見頃となりました。
中でも黒いスイレンといわれる、黒味がかった濃い赤色のスイレンが注目を浴びています。
交配親は、耐寒性スイレンと熱帯スイレンの交配種(’Perry’s Fire Opal’ x ‘Blue Beauty’)です。
‘Blue Beauty’はアトリウムにてご覧いただけます。



★ ラバテラ ‘バーンズレイ’ Lavatera x clementiit ‘Barnsley’
アオイ科  
コミュニティ広場で咲く可憐な花は薄いピンクのクレープ紙でできているように見えます。
秋にハマキムシがつきやすいのでご注意を。



★ ホザキシモツケ Spiraea salicifolia 
バラ科の落葉低木 アジア、ヨーロッパの寒冷な湿地帯に分布
近年の湿地開発で激減、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧2類にランクされています。
八つ橋にて開花しています。



★ シモツケ  Spiraea japonica
バラ科 の落葉低木
園内各所で見頃となっています。



★ インドシクンシ Quisqualis indica
シクンシ科 熱帯アジア、マレーシア原産のの常緑つる性低木。
芳香のある小さな花が白からピンク、紅と花色が変化し、咲き分けているように見えます。
種子は古くから回虫駆除剤として使用され、「使君子」とは天子から使わされた使者のような貴重な薬の意味です。

公園だより | 更新日:2009.06.04

【開花情報】ホルディウム、クレマチス | 開花時期6月(2009年)


★ ホルディウム・ユバツム
イネ科
風にたなびく、しなやかな穂は陽の光に輝き、紅く色づく芒は様々な色合いに変化します。
オーナメンタルグラスとして人気のあるオオムギの一種です。



★ ワトソニア‘ピーチグロー’Watsonia ‘Peach Glow’
アヤメ科
ワトソニアは南アフリカの球根植物、その園芸品種です。
コミュニティ広場でご覧いただけます。



★ クレマチス‘ゴールデン・ティアラ’Clematis‘Golden Tiara’
キンポウゲ科
丘の上の花園のフェンスで咲いています。
クレマチスは‘ニオベ’‘プリンセス・ダイアナ’‘サン・トレボー・ロレンス’等が開花しています。



★ クニフォフィア Kniphofia spp
南アフリカ原産の球根植物
トリトマとも呼ばれます。丘の上の花園にて開花。
黄色からオレンジ色のグラディーションが美しい珍しい形の花ですが開花期間が短いのが難点です。
小型のヒメトリトマは教材園で2,3咲いています。



★ スイレン‘アマビリス’Nymphaea‘Amabilis’
Marliac  1921年作出
コミュニティ広場の枕木の小さな池に咲く耐寒性スイレン‘アマビリス’はラテン語で
「愛らしい、可愛い」を意味します。
気品があり、その名にふさわしい花です。ただ今、蜂がもぐり込んでいますが、間近で撮影可能です。

公園だより | 更新日:2009.05.27

【開花情報】スイレン、カルミア | 開花時期5月(2009年)

アサザ池は一面、黄色の花盛りとなり、山の小道では「ヤマボウシ」が咲き始めました。
丘の上の花園はムラサキセンダイハギ、ベニウツギ、デルフィニウム、フイリニワトコなど
次々と咲き競いで美しい季節となります。


★ スイレン池
喫茶店前のスイレン池で白、ピンク、サーモンピンク、黄色、赤紫、と色とりどりの耐寒性スイレンが咲いています。
雨の日でも咲いています。
まだ、スイレンのラベルが整っておりませんのでご了承下さい。
スイレン池の岸辺では不思議な花色のルイジアナアイリスが見頃です。



★ カルミア Kalmia latifolia
ツツジ科  北米原産
コニファーの森で密かにピンクの小花を多数咲かせるカルミアは、アメリカシャクナゲとも呼ばれます。



★ ムラサキツユクサ‘パープル&ゴールド’
ツユクサ科    
丘の上の花園でひときわ目をひく、黄金色の葉と紫の花の色です。



★ ハンショウズル Clematis japonica  
キンポウゲ科 
「半鐘蔓」、小さな半鐘(釣鐘)がたくさん下がっているツル植物で、クレマチスの原種です。
丘の上の花園のラティスに絡まり花盛りです。



★ 丘の上の花園 
多種のジキタリス、ガラクティトス・トメントサなど珍しい草花が次々と開花しています。
これからが最も美しい季節となります。

公園だより | 更新日:2009.05.16

【開花情報】ハンカチノキ、デルフィニウム、地湧金蓮 | 開花時期5月(2009年)

春の花が次々と開花し、新緑の木々の間を爽やかな風が吹き抜ける園内です。
丘の上の花園のモッコウバラやバニバナトチノキも咲き始めました。
休憩棟からの眺める緑の中の清楚な白いヒメウツギも印象的です。
ハンギングバスケット&コンテナ展コンテストで賑わうコミュニティ広場も色とりどりの春の草花が織りなす
花模様で華やかさがひときわです。4日(月曜)は開園しております。
7日(木曜)は休園となりますのでご注意下さい。コンテストは6日で終了となります。


★ デルフィニウム  Delphinium
キンポウゲ科
みずの森のゲートを入りますと、紫、ブルー、白のデルフィニウム が皆様をお出迎えいたします。



★ グラディオラス・カルネウス  Gladiolus carneus
アヤメ科   南アフリカ原産 
春咲きのグラディオルスの原種です。
コミュニティ広場、丘の上の花園でご覧いただけます。
丘の上の花園で見られますが、昨年に比べ花数が減少していますのでご了承下さい。



★ 耐寒性スイレン‘チャーリーズ チョイス’
今シーズン最初のスイレンの花が開花しました。
コミュニティ広場の小さな「枕木の池」でご覧いただけます。



★ ハンカチノキ Davidia involucrata
ハンカチノキ科 
中国南西部の標高2000mの山地のみに分布する1属1種の落葉高木
2枚の大きな乳白色の総苞片が樹上でハンカチのように見えます。
真ん中の黒い球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲きます。
ジャイアントパンダの発見で有名なダヴィット神父が1867年四川省で発見。
神父の名にちなみダヴィディアとなづけられました。
丘の上の花園でご覧いただけますが、昨年より花数が減少していますので、ご了承下さい。



★チユウキンレン 地湧金蓮 Musella lasiocarpa(ムセラ・ラシオカルパ
バショウ科  中国南部からインドシナ半島の標高1000mから2500mの山の斜面に分布。
中国名は地面から現れる金色の蓮の意です。
レンガの小道で夏中咲いています。紅色の葉はタデ科のペルシカリア‘レッドドラゴン’Persicaria microcephala ‘Red Dragon’です。

公園だより | 更新日:2009.05.02

【開花情報】サラノキの実がなりました、ミツガシワ、トビカズラ | 開花時期4月(2009年)

ヤマザクラや名残のシダレザクラと木々のやわらかい緑の芽吹きが美しい季節となりました。
3月いっぱい楽しんできましたサラノキの花も終了となり、今は小さな実が枝に鈴なりになっています。


★ サラノキの実
先週で花が見納めとなりました。後には5枚の羽根のついた小さな実が結実中で日ごとに大きくなっていきます。
実は5月下旬までご覧いただけます。



★ グラディオルス・トリスティス  Gladiolus tristis
アヤメ科  南アフリカ原産
春咲きの原種のグラディオルス
ゲートを入りますと、すぐ右手に球根類の展示があります。



★ トビカズラ    Mucuna sempervirens
マメ科  中国原産
珍しい黒紫色の花、トビカズラの鉢植えが開花しました。
まだ小さな苗ですが、4月初め頃、根元に蕾らしきものが出現して以来見守ってきましたが、
12日に開花にいたりました。
 日本では熊本県菊鹿町の相良にある「アイラトビカズラ」が国の特別天然記念物に指定されています。
唯一の自生地でしたが、2000年には長崎県の九十九島の無人島である
時計島(トコイジマ)の自生地が発見されました。



★ ミツガシワ  Menyanthes trifoliata
ミツガシワ科 北半球の寒帯に広く分布
山地の湿原で見られる氷河期の生き残りの植物のひとつです。
古くから民間では健胃として苦味のある葉が用いられました。
みずの森では休憩棟裏の小さな池で咲いています。



★ アメリカハナズオウ‘フォレストパンジー’
Cercis canadensis ‘Forest Pansy’
マメ科
青々としたクサソテツの中にシャガの花が咲く山の小道と、
小川の出会う場所を覆う赤紫のアメリカハナズオウの花が見頃です。
手前は青いワスレナグサとチューリップ。

公園だより | 更新日:2009.04.17

【開花情報】サラノキ、ベニシダレザクラ、リビングストンデージー | 開花時期4月(2009年)

ベニシダレザクラ、ソメイヨシノ、シダレモモ、ミツバツツジが満開となった園内です。
青いワスレナグサの中に咲くチューリップ、マーガレット、リビングストンデ-ジー、アイスランドポピーなど
春の草花も鮮やかです。


★ サラノキ
そろそろ見納めとなるサラノキの花ですが、まだ下の方の花が少し咲いています。



★ ベニシダレザクラ
花影の池に咲くベニシダレザクラは今が盛りです。山の小道ではヤマザクラも咲き始めました。



★ オロンチウム・アクアティクム Orontium aquaticum
サトイモ科
アメリカ合衆国東部原産の多年草。
春の始めにお目見えする水草です。細長い黄色の棒のような珍しい花を咲かせ、
Golden clubsという英名はこの花の形(黄金の棒)にちなみます。
コミュニティ広場の噴水前に鉢にて展示しております。



★ リビングストンデージー Dorotheanthus bellidiformis
ツルナ科
南アフリカのケープ地方原産の一年草
みずの森の春の定番の人気の草花です。ハスの見える丘の石組み花壇の左端に植栽してあります。
また、コミュニティ広場の正面花壇でもご覧いただけます。
この花は晴れた日にしか開花しません。雨、曇りの日は花は閉じていますのでご注意下さい。



★ アメリカザイフリボク  Amelanchier canadensis
バラ科  北アメリカ北東部原産の落葉広葉樹
丘の上の花園で白い小花を咲かせています。
ご家庭での庭木にも最適で、ジューンベリー(June Berry)として知られ、紅い実は生食や、ジャムにします。

公園だより | 更新日:2009.04.10

【開花情報】サラノキ、シダレモモ、エラエオカルプス | 開花時期4月(2009年)

ソメイヨシノはほぼ満開、ベニシダレザクラは咲き始めです。
コブシ、シダレモモ、スイセンも咲き、一段と春めいた園内です。


★ サラノキ
花の盛りは過ぎましたが、下の方の枝が満開で、すぐ目の前で星型の花がよくご覧いただけます。



★ サラノキ
携帯のカメラでも撮影できる位置で花が咲いています。
来週いっぱいは花が見られるかと思います。



★ コブシ   Magnolia kobus
モクレン科
琵琶湖をのぞむ山の小道 で雪が降ったように白い花が咲いています。
秋に赤い実がなりますが、その形が「握り拳」に似ていることからコブシ と 名づけられました。



★ モモ ‘源平枝垂れ’Prunus persica
バラ科
花を観賞するための花桃。花は八重咲きで1本の木に、紅・白と咲き分けるところから
「源平」と名づけられ、枝が垂れ趣があります。



★ エラエオカルプス・レティキュラツス  Elaeocarpus reticulatus
ホルトノキ科  オーストラリア原産
鈴なりに下垂する珍しい花木。
別名「熱帯スズランノキ」とも呼ばれます。
アトリウムで鉢植にて展示してありますので間近で花を観賞できます。

公園だより | 更新日:2009.04.04

【開花情報】サラノキ見頃、キバナサラカ | 開花時期4月(2009年)

ベニバスモモは満開となりました。ソメイヨシノは2分咲き、ベニシダレザクラはまだ蕾です。
コミュニティ広場はチューリップ、アイスランドポピー、プリムラ、ビオラ、パンジー、マーガレットと
華やかな春の装いです。


★ サラノキ
北側の枝の蕾も花開き、ま近で花が観察できます。花が枝垂れている様子をご覧下さい。
4月初旬まで花を観賞できます。 



★ サラノキ  全体の様子
花の量は多少、少なめになってきましたが、まだまだ楽しめます。



★ サラノキ    下から見上げたところ



★ キバナサラカ  Saraca thaipingensis
マメ科   タイ、マレー半島原産
ムユウジュの一種で、タイ原産のサラカ・タイピンゲンシスです。
小さな黄色の花に長いおしべが突き出ています。ムユウジュはサラカ・アソカ(Saraca asoca)で、
釈迦生誕の樹として仏教3聖木のひとつにあげられます。花色も濃いオレンジ色になり、良い香りがします。



★ コミュニティ広場
チューリップが多種咲きそろいました。
後方はサンシュユ、トサミズキ、ベニバスモモ、シモクレンと春の息吹が感じられます。

公園だより | 更新日:2009.03.29

【開花情報】サラノキ見頃です、ベニバスモモ開花 | 開花時期3月(2009年)

赤、ピンク、黄色の早咲きのチューリップがが満開となりピンクのマーガレット、
青いワスレナグサ、オレンジ色のポピーとコミュニティ広場は春の彩りに満ちてきました。


★ サラノキが見頃となりました。
星型の花の総が枝垂れ、良い香りのする花びらが舞い落ちてきます。今週末から3月中、花が楽しめます。



★ サラノキ
新しい若草色の葉と薄い黄色の花の組み合わせが早春らしい初々しさがあります。
サラノキは半落葉樹で今も黄色に変わった葉が舞い落ちてきます。
緑の葉の裏には蜜腺があり甘い蜜がわずかにでています。



★ サラノキ 
5~6mの樹の上部から咲いてきます。下から見上げたところ、頭上3m先ほどのところから開花しています。
北側には目の高さのところに、まだ開いていない蕾があります。



★コミュニティ広場 
凄い勢いでトサミズキ、サンシュユの黄色の花が満開となりました。
パンジー、チューリップとともにいち早く春を告げます。



★ ベニバスモモ
比良の山々とびわ湖の眺めが抜群の「泉の広場」ではベニバスモモが咲きはじめました。
ソメイヨシノに先がけて咲く、ちょっとくすんだピンクの花のもとでお弁当タイムはいかがでしょう。

公園だより | 更新日:2009.03.19
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