【開花情報】幻の花 ブルーアマリリスの蕾が出始めました(2009年)

ブルーアマリリス Worsleya raineri
ヒガンバナ科
ブラジル原産の球根植物
開花までに長い年月を要し、めったにお目にかかれない珍しい花です。
みずの森では2007年10月に初開花し、新聞、TVにて紹介されました。


★ ブルーアマリリスの蕾 9月18日



★ ブルーアマリリスの蕾 9月19日
現在は4個の蕾を確認いたしました。



★ ブルーアマリリス  9月19日
ただ今はバックヤードにて管理しておりますので、蕾の状態はご覧いただけません。
開花が始まり次第、エントランスホールにて展示いたします。
連休の終わり頃に開花するかどうか、というところですが、24日(木曜)は休園となります。
週末25、26、27日頃が見頃になるのではと推測しておりますが、随時トピックスをご覧下さい。

公園だより | 更新日:2009.09.20

【開花情報】ハギのトンネル、秋咲きスノーフレーク、ルリマツリ | 開花時期9月(2009年)


★ ハギのトンネル
秋の七草園とあづまやを結ぶハギのトンネルが見頃となりました。
右手に茂るのはスイフヨウ、あづまやで涼風にふかれながら一句詠んでみてはいかがでしょう。
投句箱を設置しております。



★ 秋咲きスノーフレーク Leucojum autumnale
ヒガンバナ科の球根植物
うつむきかげんに咲く、可憐な小さな白い花はコミュニティ広場で皆様をお出迎え。
葉は花が終わってから出てきます。



★ クリナム・アジアティカム‘カプリフォリウム’Crinum asiaticum cv.Cuprifolium
ヒガンバナ科
大きな銅葉のクリナムは赤紫色の茎と蕾で、開花すると花びらの内側は白色の美しいダイナミックな花です。



★ ルリマツリ Pulumbago auriculata
イソマツ科
南アフリカ原産の低木
丘の上の花園にて涼やかに咲く淡いブルーの小花が花盛りになってきました。
瑠璃色のマツリカ(茉莉花)という意味で名づけられましたが、香りはありません。
関西以西の温暖な地方なら庭先に地植えも可能。



★ シモバシラ Keiskea japonica
シソ科の多年草
細かい白い花が集まり花穂となります。丘の上の花園で開花しています。
名前の由来は初霜の後に枯れた茎に霜柱が形成される事によります。
初めての寒波で急激に冷え込んだときに限り見られます。
この現象は、暖冬の時は出現しません。

公園だより | 更新日:2009.09.17

【開花情報】パラグアイオニバス、秋の七草園、タコノアシ | 開花時期9月(2009年)


★ 秋の七草園
秋の七草園はフジバカマ、ハギ、オミナエシ、オオケタデ、シュウメイギクが咲き、
見頃となっております。後方には比叡山が望めます。



★ パラグアイオニバス Victoria cruziana
スイレン科
パラグアイ、アルゼンチン原産の一、二年草
花影の池一面に広がるパラグアイオニバスの花が見頃です。
10時ごろまで、1日目の白い花が閉じるのを見ることができます。



★ タコノアシ Penthorum chinense
タコノアシ科
秋深くなると紅葉し、花穂が蛸の足のように見えることから名づけられました。
今年はアサザ池で開花しています。
近年は激減し、琵琶湖周辺でも見かけることがまれになり、絶滅危惧種に指定されています。



★パッシフロラ‘ティアラ’ Passiflora ‘Tiara’
トケイソウ科 園芸品種
朝晩の気温が下がり、やっと パッシフロラ‘ティアラ’が咲きはじめました。
大きく広がる青紫と白の縞模様の花糸が素晴らしいトケイソウです。ほのかな香りがあります。
コミュニティ広場のスイレン水槽前にて展示しております。



★ ベニヒモノキ‘ブロンズリーフ’ Acalypha hispida‘Bronze leaf’
トウダイグサ科
見頃のトロピカルガーデンで、赤いビロードの紐ような花が垂れ下がって咲いています。
銅葉色のベニヒモノキですが、気温が下がると葉の色が濃くなります。

公園だより | 更新日:2009.09.13

【開花情報】秋の草花装飾、アサヒカズラ、ペンニセツム | 開花時期9月(2009年)

ただ今、アトリウムでは年一度のスイレン水槽の清掃を行っております。
熱帯スイレンは1箇所の水槽に集め、2つの水槽を空にして作業を実施しておりま。
ご来園の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご協力のほどをお願いいたします。


★花影の池
名残の花がまだ見られるハス、池一面に広がり夕方に開花するパラグアイオニバス、
大きく枝垂れたミズカンナの紫の花などで賑わう花影の池です。



★ 秋の草花装飾
ハギを除いた秋の七草を主体にアレンジした小さな庭がコミュニティ広場にお目見えしました。



★ ペンニセツム・グラウクム‘パープル・マジェスティ’ 
Pennisetum glaucum cv.Purple Majesty
イネ科
アフリカ原産の穀物「パールミレット」の園芸品種で2003年アメリカで作出され銅葉色の植物として人気があります。



★ アサヒカズラ    Antigonon leptopus
タデ科
キシコ原産ののツル植物。 別名 クィーンズ ネックレス
ピンクの愛らしい小花が綴るネックレスが女王の胸元を飾るのでしょうか。
このピンクの花のように見えるのは萼です。



★ オウゴチョウ 黄花  Caesalpinia pulcherrima var. flava
マメ科
大きな木になりますが、当園では1mほどの鉢にてアトリウムで開花しています。
黄色の蝶がが多数舞っているように見えることから「黄胡蝶」と呼ばれます。

公園だより | 更新日:2009.09.03

【開花情報】コガネタヌキマメ、リコリス、フジバカマ | 開花時期9月(2009年)

みずの森園内はミソハギの群落やヤブランの紫の花の絨毯、秋空にそびえるパンパスグラスの穂先など
秋らしい風情となってまいりました。


★ コガネタヌキマメ Crotalaria assamica
マメ科
インド・東南アジアに分布
種子は熟すとさやの中ではずれて、振るとガラガラのような音がします。



★ リコリス Lycoris cv.
ヒガンバナ科
園内の八橋付近で盛りのミソハギを背景に。
ヒガンバナの仲間ですが、ヒガンバナよりも一足先に咲きます。
ゲートを入り、右手にはリコリスの園芸品種を鉢で展示しております。



★フジバカマ Eupatoriumu fortunei
キク科  
本州、四国、九州、 朝鮮半島、中国に分布
園内の一角に「秋の七草園」があり、フジバカマ、オミナエシやシマススキ、
タカノハススキ、ハギなどが茂り、吹き抜ける風に秋の到来を感じます。
フジバカマはアサギマダラの蜜源でこの2~3年10月に1~2匹姿をみせています。



★ パッシフロラ ×ベロッティ Passiflora×belotii
トケイソウ科
良い香りのする美しいトケイソウです。
パッシフロラ ・アラータとパッシフロラ・カエルレアの交配種
(P.alata x P.caerulea)です。
コミュニティ広場のパーゴラと鉢で開花中です。



★ ミズアオイ  Monochoria korsakowii
ミズアオイ科
全国の湖沼、河川、水路の浅水域や水田などに生育する抽水性の一年草
水田雑草でしたが、今や、どこの田んぼにも見られず滅危惧2類に分類される存在となりました。
毎年種子で繁殖するので、昨年あった場所に必ず出現するとは限らず、種子を採取保存する事が重要です。

公園だより | 更新日:2009.08.28

【開花情報】トケイソウ‘インセンス’、ギンコウボク | 開花時期8月,9月(2009年)


★ ハス群生地
例年よりも長い間咲き続けてきた群生地のハスは東側の中央でまだ咲き続けています。
最盛期の1/5位かと思われます。
みずの森園内の芝生広場から見ると丁度よい眺めです。



★ ハイビスカス・アーノッティアヌス  Hibiscus arnottianus
アオイ科
ハワイ州オアフ島原産の常緑低木。
野生種ハイビスカスのひとつで、多数の交雑種の親となっています。
正面花壇の色彩鮮やかなトロピカルガーデンの中で大きな白い花びらは清楚で涼しげです。



★ ギンコウボク(銀厚朴)   Michelia alba
モクレン科 インドネシア、フイリピン原産
オガタマの仲間ですが、葉、花、根もそれぞれ香ります。
花は腋生で白色、後に黄色に変化しますがとても良い香りがします。
東南アジアではレイフラワーや髪飾り、供養の花、またお茶の香料として用います。
コミュニティ広場で鉢にて展示。



★ トケイソウ‘インセンス’Passiflora ‘Incense’
トケイソウ科
つる性の多年草。南米原産のインカルナタ(Passiflora incarnata)とキンキ
ンナタ(Passiflora cincinnata)の交配種。
素晴らしい香りと色彩のトケイソウで波打つ紫の花糸が魅力的。
ハス見本園の垣根で下垂しています。



★ パンパスグラス‘プミラ’Cortaderia selloana ‘Pumila’ 
イネ科
秋の気配を思わせるパンパスグラスの真新しい穂が丘の上の花園に出始めました。


公園だより | 更新日:2009.08.21

【開花情報】パラグアイオニバスの花、エンセテ開花 | 開花時期8月,9月(2009年)


★ハス群生地
花が岸から沖へと広がり、岸辺では果托が多くなりました。
最盛期の約5~6割の花数となりました。



★ パラグアイオニバスの花 Victoria cruziana
スイレン科
パラグアイ、アルゼンチン原産の一二年草。
例年ですと葉の大きさは160cmほどになっていますが、今年は長引く梅雨と日照不足のせいもあり、
130cmほどの大きさです。
花は夜咲きで1日目は夕刻から開き始め、朝に閉じます。
10時頃までは閉じる花を見ることができます。



★ パラグアイオニバス2日目の開花   午後4時
2日目は午後4時頃から開花し、花はピンクに変化しています。
翌日の朝は最も紅くなり、水没します。



★ パラグアイオニバス蕾と花
奥の蕾は水上に上がり、萼がゆるんで花びらの白い色が見え始めました。
甘いパイナップルのような香りがあたりに漂うのが開花のサインで、今夜に開花します。



★エンセテ・ウェントリコスム
別名 アビシニアンバショウ
バショウ科 エチオピア原産
バナナによく似ていますが、根元から子吹きしないので開花結実後は枯れます。
種子をまいて開花までに10年を要しました。
花は各苞ごとに2列に生じ、基部の苞には雌花を、先端には雄花をつけます。
現地ではこの偽茎からデンプンを採り、パンやダンゴをつくるそうですが
バショウ科の植物体が主食材とされるのは珍しく、栽培植物文化の特殊な例として注目されています。
アトリウムのサラノキの隣で咲いています。

公園だより | 更新日:2009.08.08

【開花情報】ハス群生地は見頃、クリナム・キサントフィル | 開花時期8月(2009年)


★ ハス群生地
岸辺ではハスの果托が目立つようになりました。
湖よりの東側では花が沖の方へと広がり、まだ見頃です。



★ クリナム・キサントフィルム Crinum xanthophyllum
ヒガンバナ科
ハマユウの仲間ですが、金黄色の美しい葉でゴールデンクリナムとも呼ばれます。
コミュニティ広場の正面に位置するトロピカルガーデンでひときわ美しく輝いていますが、
繊細な白花が咲きました。



★ プセウデランテマム・レティクラツム 変種オヴァリフォリウム
キツネノマゴ科
トロピカルガーデンで黄色の斑入りの葉に、底紅の白い小さな花が涼やかに咲きました。



★ トウテイラン Pseudolysimachion oranatum
ゴマノハグサ科 京都府から鳥取県にかけての日本海側に分布
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなみます。
絶滅危惧2類に指定されています。森の小道入り口で咲いています。



★ ヘビウリ  Trichosanthes cucumerina
ウリ科  インド原産
ツル植物のパーゴラから下がる不気味な面白いウリです。
明治時代に渡来し、インドでは食用とされます。
花はカラスウリによく似た白いレースのような花ですが、
日中に開花します。

公園だより | 更新日:2009.07.31

【開花情報】「水草展」~よく似た水草といろいろなメダカの展示(2009年)

ロータス館エントランスホールにてサンショウモとオオサンショウモ、オオトリゲモとイバラモなど、
形がよく似た水草7組(16種)を比較展示しています。

植物の横には、見分け方のポイントを解説したパネルがありますので、実物を観察しながら、
確認できるので大変分かりやすく、学習に役立ちます。

なお、展示期間は8月30日までとなっています。


★ オオササエビモ、インバモ、ササバモ、ガシャモク
よく似たこの4種類はどこがどうちがうのでしょう。
実物とパネルをみて確かめてみましょう。



★ サンショウモとオオサンショウモ



★ イバラモとオオトリゲモ



★ デンジソウとマルシレア・ヒルスタ
上記の他には「マツバイとヒメホタルイ」「アメリカミズユキノシタとミズ
ユキノシタ」「ミズタガラシとカキドオシ」の展示があります。
それぞれの水槽にはヒメダカ、楊貴妃メダカ、クロメダカ、シロメダカ、黄金メダカ、
スケルトンパンダメダカなどが泳ぎ回っています。

公園だより | 更新日:2009.07.29

【開花情報】ハス群生地は最盛期、大輪アサガオ展示 | 開花時期7月(2009年)


★ ハス群生地
ヨシ帯付近を除き最盛期を迎えております。



★ 大輪アサガオ
花の直径が18cmほどの大輪のアサガオは、青葉系統の品種は「行灯作り」
黄葉系統の品種は「京風数咲き作り」に仕立ててあります。
ロータス館西側の展示場とロータス館内にて展示しております。



★ ブルンスビギア・ジョゼフィナエ    Brunsvigia josephinae
ヒガンバナ科
南アフリカ原産の球根植物
大きな散形花序と大きな球根を持つ、珍しい夏咲きの球根植物です。
種小名はナポレオンの后,ジョセフィーヌにちなみます。
ゲートを入って右手に展示してあります。



★ アメリカフヨウ  Hibiscus moschetos L.
アオイ科  
北アメリカ東部原産のの大型の多年草。
ハイビスカス属の一種で直径20cmぐらいの大きな花が咲きます。朝開花して夕方にはしぼんで終わる一日花。
花影の池にてご覧いただけます。



★ スイレン
スイレン池のスイレンも、まだまだ元気で美しく咲き競っています。

公園だより | 更新日:2009.07.23
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