【開花情報】サラノキ、ぺトレア、トキワネム、ユキワリソウ展|開花時期3月(2010年)
園内はトサミズキの淡いクリーム色の花が咲き、
シダレウメ、チューリップ、クリスマスローズ、イオノプシジウム等が開花しています。
★ サラノキ
毎日少しづつ開花数はふえていますが、現在は全体の1~2割ほどの開花と思われます。
花房もかなり枝垂れてきましたのでこれからどんどん咲いていきます。
★ サラノキの蕾
一番下にある蕾はすぐ目の前で見られる位置にありますが、
こちらは3月下旬~4月上旬の開花予定です。
★ ペトレア Petrea volubilis
クマツヅラ科
メキシコから中央アメリカにかけ原生する常緑ツル性の植物。
青紫色の花が咲くのでムラサキツクバネカズラの和名があります。
5枚のツクバネのような萼の上に小さな濃い紫いろの花が咲き、
花びらが散った後は萼片が花のように残ります。
この萼片を高い位置から落としますとクルクルとツクバネのように舞い落ちます。
英名は Queen’s wreath 「女王の花輪」です。
アトリウムにて鉢植で展示してあります。
★ トキワネム Calliandra selloi
マメ科
ブラジル東南部原産
カリアンドラの1種で周年開花します。ネムノキの花の形に似ています。
アトリウムにて開花しております。
★ ユキワリソウ展
早春の陽ざしに花開き、いち早く春の訪れを告げる、
スプリングエフェメラルのひとつであるユキワリソウの展示をロータス館にて開催中です。
北近江雪割草の会の皆様の丹精を込めた花色豊富な約150鉢のユキワリソウをご鑑賞下さい。
14日(日曜日)までの展示となります。
【開花情報】サラノキ開花情報、ムユウジュ | 開花時期3月(2010年)
今年も花盛りとなるサラノキはゆるやかに少しずつ開花しています。
現在はなかなか肉眼で確認しにくい場所で一枝に6~10輪咲いています。
3~6m付近で10枝ほど咲いていると思われますが、
下からは、そう数多く咲いているようには見えないのが残念です。
★ サラノキの星型の花
3m位の高さで咲いているのを見ることができます。
★ サラノキの蕾
昨年にひき続き、たくさんの花芽があがっていますので、
今年も3月いっぱいサラノキのかぐわしい花を楽しむことができます。
3月半ば~下旬に見頃を迎えると思われます。
★ サラノキの全体
樹高はは約6m、樹齢は17、18年です。
半落葉樹で落葉しつつ、新しい葉が展開し花芽がつきます。
花が咲く間も古い葉は落ち続け花がよく見えるようになります。
★ ムユウジュ
よい香りのする美しいオレンジ色の花はお釈迦様の誕生にまつわる樹木として
仏教三聖樹のひとつにあげられます。
★ インドボダイジュの花 Ficus religiosa
クワ科 インド原産
インドボダイジュも仏教三聖樹のひとつにあげられます。
この樹の下でお釈迦様は悟りをひらかれたと伝えられます。
サラノキ、ムユウジュと開花していますが、
インドボダイジュはイチジクの仲間ですのでこれが花となります。
イチジクは「無花実」と表記とされ花がないように見えますが実の中に花があります。
寺院に植えられているボダイジュはシナボダイジュ(シナノキ科)で
数珠を作るのはジュズボダイジュ(ホルトノキ科)となります。
【開花情報】ヒスイカズラ見頃、サラノキ、クリスマスローズ | 開花時期3月(2010年)
みずの森園内はパンジー、プリムラ、ビオラ、ハボタンなどで彩られています。
丘の上の花園ではクリスマスローズが咲き始めました。
アトリウムではヒスイカズラが見頃です。
★ ヒスイカズラ (翡翠葛) Strongylodon macrobotrys
マメ科
フィリピン・ルソン島原
前回の1/23日の開花以来1カ月ぶりに2番目の花が開花し、見頃を迎えています。
花は珍しい青味をおびた緑色で、
翡翠の勾玉のような形の花が200個程も連なり50cm~1mの房になって咲きます。
上の方から咲き、開いた花は次々と落下していきます。
隣には3番目の花も開花が始まりました。今回は2つとも目の前でご覧いただけます。
★ サラノキ Shorea robusta
フタバガキ科
インド原産の半落葉高木
「仏教の三大聖木」の一つで、釈迦入滅時の花として知らます。
平家物語で有名な沙羅双樹はこの木のことで日本原産のナツツバキとは異なります。
日本ではみずの森で初めて2003年4月に開花し、ここでしか見ることができない貴重な花です。
今年もたくさん蕾がつき、多くの花が期待できますが、
現在は高い所で6枝に1~3個ほど開花している程度です。
やはり3月半ばが見頃と予想されます。
※ 筑前琵琶演奏~サラノキのいざない~
日 時 3月7日(日)
午前11時からと午後2時からの2回演奏各回30分
演 題 「ただ春の夜の夢のごとし・・・」
(「祇園精舎」「船弁慶」から)
奏 者 シルヴァン・旭西・ギニャールさん(大阪学院大学教授)
※無料でお聴きいただけます(映像ホール)
★ コクリオステマ・オドラティッシムム Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科
コスタリカ、パナマ、エクアドル原産
大型のツユクサ科の植物です。1mほどの大きな葉はアナナスのような草姿です。
大きな葉の影にかくれ、ひっそりとほのかに香る美しい青紫色の花が咲いています。
アトリウムのサトイモ科の黄色い美しい葉が茂るキサントソーマの隣で見られます。
★ ヘレボルス ピンクニガー Helleborus niger
キンポウゲ科
一般にクリスマスローズと言われ、春に先がけて庭を彩り、長い間楽しめる草花です。
暗紫色~ピンク~黄色~白と花色も様々です。
丘の上の花園でうつむき加減に咲きはじめました。
★ クロッカス Crocus cv.
アヤメ科
早春の花、黄色のクロッカスがハンノキの下で落ち葉の中から顔をのぞかせました。
【開花情報】サラノキ1輪開花 | 開花時期2月(2010年)
バレンタインデイが過ぎると寒さの中にも陽の光が暖かく感じられます。
園内のハンノキの足元には黄色の小さなクロッカスも顔をのぞかせています。
待望のサラノキは1輪が開花し始めました。
★ サラノキの花は中頃の枝で1輪咲き始めました。
今は花は中頃の枝より少しずつ咲いては散っていきます。
3月半ばにはたくさんの花が咲くと思われます。
★ サラノキの蕾
アトリウム天井近くには多数の蕾がついています。
サラノキの葉が落葉した後に新葉が展開して、その先に花芽ができ房状になります。
★ 中頃の枝にも蕾がたくさんついています。
今は上向きの枝も花が咲くにつれ下垂してきます。
★ ヒスイカズラ
前回の画像アップより1週間たちましたが、まだ十分には開花には至りません。
徐々に翡翠色が鮮やかになってきます。
★ 熱帯スイレン ‘グリーンスモーク’
朝の光の中で開花初日のグリーンスモークの淡い不思議な色合いが輝いて見えました。
【開花情報】サラノキの花芽、ヒスイカズラは蕾 | 開花時期2月(2010年)
みずの森園内では梅の蕾もふくらみはじめ、厳しい寒さの中にも春の気配を感じさせます。
丘の上の花園のクリスマスローズも咲き始めました。
★ サラノキの花芽
サラノキの花芽がつきはじめました。
花が咲き始めるのは2月末から3月初め頃と思われます。
花の見頃は3月中旬から4月初めと予想されます。
★ ヒスイカズラ
2番目の花はまだ開花に至っておりません。やっと、翡翠色の花弁の先が見えてきました。
開花には後1週間~10日かかるかもしれません。
★ カラテア ブルレマルクシー‘アイスブルー’Calathea burle-marxii “Ice Blue”
クズウコン科 ブラジル原産
大きな葉の陰でうす青白く光る不思議な苞の色が美しい観葉植物です。
アトリウムのモンステラの下で開花しはじめました。
★ エクメア・ニズラリオイデス Aechmea nidularioides
パイナップル科
鮮やかな色彩の南米、アマゾン原産の着生植物
★ 環境写真展 冬の使者 コハクチョウ
恒例のコハクチョウの写真展(草津湖岸コハクチョウを愛する会)を開催中、
14日(日)までとなっております。
ハス群生地の葦原近くの水辺にも5羽のコハクチョウが舞い降りているのが時折見られます。
【開花情報】早春の花に囲まれるトラファミリー | 開花時期2月(2010年)
厳しい寒さが続きますが、
コミュニティ広場はプリムラ、パンジー、リナリア、アイスチューリップ等が咲き、
アトリウムではカリアンドラ、カエンボク、キバナサラカ、ボーモンテアが見頃です。
サラノキは落葉しつつ、新芽が展開し始めました。この新葉の先から花芽が伸びていきます。
今の時点では花芽は確認されておりませんが、1週間後には伸びはじめると思われます。
★ 早春の花とトラの展示
チェンソーアートのトラが憩う洋ランの花園は早春の花園に変わりました。
リーガスベゴニア、ペリカリス、クリスマスローズ、
プリムラ・オプコニカ等で彩られています。
★ エラチオールベゴニア Begonia ×hiemalis
シュウカイドウ科
球根性ベゴニアのひとつで「リーガスベゴニア」とも呼ばれます。
ベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアの交配から育種された園芸品種を
1907年英国のヴィーチ社がこの系統を「エラチオール」としました。
その後1955年西ドイツの育種家リーガーが多くの園芸品種を世に送り、
この系統はリーガスベゴニアとよばれました。
赤、黄、オレンジ、サーモンピンクの暖かい色合いをお楽しみ下さい。
★ペリカリスの園芸品種 Pericallis ×hybrida
キク科
木立性セネキオの標示で流通しています。
今年は「貴凰」という品種を展示しました。
青と紫のグラディーションが美しい早春の花をお楽しみ下さい。
★ イオノプシジウム Ionopsidium acaule
アブラナ科
ポルトガル原産の1年草
寒さの中に咲く薄紫の小花のカーペット。
丘の上の花園で見られます。
★ 置き霜模様
今は一番寒さが厳しい時ですが、
この時節ならではの早朝の楽しみは霜の降りた植物の模様の観察です。
人の手では作り出せない天然の造形美には目をみはります。
【開花情報】ヒスイカズラ 、ボーモンテア咲き始め | 開花時期2月(2010年)
★ ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys
マメ科
フィリピン・ルソン島原産
花は珍しい青味をおびた緑色で、
翡翠の勾玉のような形の花が200個程も連なり50cm~1mの房になって咲きます。
みずの森では初めての開花です。今は頭上4~5mのところに1房のみ開花しております。
蕾が多数ありますので、10日~2週間後には近くで見える枝で開花の予定です。
※ 1月27日現在、写真の花は終了いたしました。
次の蕾の開花は10日~2週間後かと推測します。
★ ボーモンテア・グランディフロラ Beaumontia grandiflora
キョウチクトウ科 ヒマラヤ東部~中国雲南省原産
中国名は清明花。大型の珍しいツル性植物で直径10cmほどの、
先端が5裂したラッパ状の白色の大きな気品のある花で、ほのかな香りがあります。
アトリウムの右手、南の窓際で咲き始めました。緑色の梁を見上げて下さい。
現在は4輪開花しています。
★ マレーシャクナゲ Rhododendron vireya cv.
ツツジ科
ヴィレアシャクナゲとも呼ばれ、
マレーシアなど熱帯の高山に生育するシャクナゲの園芸品種です。
★ マレーシアのスイレン Nymphaea sp.
青紫の花色が美しいマレーシア産の熱帯スイレン
ムカゴ性で葉の中心から新しい葉が成長しはじめているのが見られる。
★ オヒルギ Bruguiera gymnorhiza
ヒルギ科
熱帯・亜熱帯地域の一部で河口付近に生育するマングローブ植物。
マングローブのヒルギ科植物の特徴は幹からタコの足のように突き出る気根と、
種子の胎生にあります
胎生とは樹上にある果実の中で種子が発芽して幼植物となることです。
枝から下がる鉛筆状の胚軸は果実ごと落ちて、泥地に突き刺さり、葉を展開します。
ヒルギの名前の由来は「漂木」であり、
親木から落ちた胎生種子が海を漂い遠方へ広がることから名づけられました。
アトリウム北側の水の流れる壁泉の上部に
たくさん胎生種子がぶらさがっているのが見られます。
【開花情報】カエンボク、アンドロキンビウム | 開花時期1月,2月(2010年)
厳しい寒さが続き、比良の山々の冠雪が美しい琵琶湖です。
寒さをよそにアトリウムでは熱帯の花木が花開く季節となり、
純白のアマゾンリリー、オレンジのカエンカズラ、ピンクのドンベヤなど
花盛りとなっております。
★ カエンボク 火焔木 Spathodea campanulata
ノウゼンカズラ科 熱帯アフリカ原産
沖縄でもよく見られる高木(10~20m)ですが、みずの森のアトリウムで展
示しているのは2mの小さな木です。花の構造が目の前でよく観察できます。
★ トケイソウ‘ティアラ’Passiflora ‘Tiara’
トケイソウ科 園芸品種
大きく広がる青紫と白の縞模様の花糸が素晴らしいトケイソウです。
ほのかな香りがあります。
9月には戸外で開花していましたが、冬季はアトリウム入り口右手で開花しております。
★ フルーツセイジ Salvia dorisiana
シソ科 南米ホンジュラス原産
冬に開花するサルビアです。葉に触れるとフルーティな良い香りが漂います。
葉、花共に細かい毛で覆われベルベットのような感触があります。
アトリウムで見られます。
★ ムユウジュ Saraca asoca
マメ科
インド原産の常緑高木。
サラノキ、インドボダイジュとともにムユウジュ(無憂樹)は
釈迦誕生の木として仏教3聖木として有名です。
オレンジ色の鮮やかな小さな花が多数集まり球状になります。
シャカ国の王妃マーヤー夫人がルンビニーの花園で
咲き競う無憂樹の花に手を伸ばしたところ、釈迦が誕生したと伝えられています。
アトリウムの北東出口の高所3~4mで4輪咲いています。
薄暗い場所で、少し見つけにくいかもしれません。花は多少小さめです。
★ アンドロキンビウム・カペンセ Androcymbium capense
ユリ科 南アフリカ原産球根植物
英名 Cup& Saucer または Men in a boat
白い大きな苞葉の中に小さな花が4~6個総状についています。
特異な花の形で、冬に開花する珍しい球根植物。
エントランスホール干支展示の右隣にて展示しております
華やかに洋ラン展開催中 11日まで | 開花時期1月(2010年)
1月7日より開催の洋ラン展は、連日催されている栽培講習会が人気です。
11日は1時より映像ホールにて岡山県在住の川 博久氏による講演会
「理想の蘭作りを目指して!」があります。
川氏は幾多のラン展で数々の賞を受賞されてきました。
その映像を楽しむとともにラン栽培の極意を学びましょう。
「滋賀洋らんフェスタ2010 」の入賞作品や珍しいランのご紹介
★ リンコ レリオ カトレヤ ‘オーミメロディ’
滋賀県知事賞に輝きました。
★ カトレヤ トリアネ ‘サングレ’
草津市長賞受賞
★ パフィオペディラム トミーヘンス ‘アルセア’
日本洋蘭農業協同組合関西支部長賞
★ アングレカム・ビーチー
アングレカム・セスキペダーレ×エバーネウム
星型の大きな花が美しい立派な株です。
★ 「近江の初夢」
日本フラワーデザイナー協会 滋賀県支部 (NFD)の皆様による
コチョウラン・シンビジウムを素材とした洋ランのディスプレイ
【開花情報】寅と洋ラン、クレロデンドルム | 開花時期1月(2010年)
新年おめでとうございます。
新春は5日より開園しております。本年もよろしくお願い申し上げます。
アトリウムではカエンカズラ、カリアンドラ、ブーゲンビレア、ドンベヤ、
ムラサキノウゼン等熱帯花木が咲き乱れ、熱帯スイレンが花開き
トロピカルムードでいっぱいです。
★ 「寅と洋ラン」展示
エントランスホールの「干支の展示」は華やかな洋ランに囲まれた
トラの家族に衣替えいたしました。
トラの黄色を基調としたデンドロビウム、オンシジウム、シンビジウム、など
甘い香りが漂うなかで記念撮影はいかがでしょうか。
1月8日からは新春恒例「滋賀洋ランフェスタ」が開催されます。
★ クレロデンドルム・クアドリロクラレ‘ファイアーワークス’
Clerodendrum quadriloculare ‘Firewarks’
クマツヅラ科
華やかで驚くような花のつき方をします。
筒状の花が放射状に広がり、花火があがったようです。
鉢植えですが素晴らしい花付です。
★ キバナサラカ Saraca thaipingensis
マメ科 タイ、マレー半島原産
ムユウジュの一種で、タイ原産のサラカ・タイピンゲンシスです。
ムユウジュの花によく似て、小さな黄色の花に長いおしべが突き出ています。
ムユウジュはサラカ・アソカ(Saraca asoca)で、釈迦生誕の樹として
仏教3聖木のひとつにあげられます。
花色も濃いオレンジ色になり、良い香りがします。
ムユウジュもアトリウムの奥でわずかですが咲き始まりました。
★ ムラサキノウゼン Saritaea magnifica
ノウゼンカズラ科
コロンビア原産のツル性の低木
アトリウムの南側に植栽、鉢でも展示しております。
★ ハボタン多粒播きミニ仕立て
人気のミニに仕立てたハボタンは、ちょっと遅めに9月上旬に種をまきます。
好みの鉢に数多く移植して小さく育てます。
中央の花はプリムラ