【開花情報】デルフィニウム見頃 | 開花時期5月(2010年)

今季、初めての耐寒性スイレンがコミュニティ広場で咲き始め、ヒツジグサの水鉢も登場いたしました。
水辺ではキショウブ、カキツバタが咲いています。蓮群生地では早くも小さな蓮の浮き葉が漂い始めています。


★ デルフィニウム Delphinium cv.
キンポウゲ科
園芸品種で花が大きく美しいオーロラシリーズ
コミュニティ広場で60本、丘の上の花園で10本、石組花壇で10本開花しており、今が見頃です。



★ スイレン‘インナーライト’
コミュニティ広場のスイレン水槽で開花



★ ベニバナトチノキ Aesculus×carnea
トチノキ科
セイヨウトチノキとアメリカアカバナトチノキとの交配種といわれています。
琵琶湖の見える、コニファーの森でサーモンピンクの花が多数咲いています。



★オオデマリ‘ジェミニ’ Viburnum plicatum cv.
コニファーの森で美しいピンクや白のかわいらしいオオデマリが咲いています。



★ メリアンツス・コモスス Melianthus comosus
メリアンツス科  南アフリカ原産
煎じて打撲や傷を治すのに用いるようです。
丘の上の花園で背丈ほどの特異な草姿で、朱色の花が咲いています。

公園だより | 更新日:2010.05.09

【開花情報】ハンカチノキ見頃|開花時期5月(2010年)

風薫る5月の園内はクルメツツジ、ベニバナトキワマンサク等が満開です。
待望のハンカチノキも咲き見頃となりました。人気の「春の山野草展」は
あす4日までです。

城山園長の「園内観察会」は明日 午前10時から1時間ほどです。


★ ハンカチノキ  Davidia involucrata
ハンカチノキ科
中国南西部の標高2000mの山地のみに分布する落葉高木。
花序の基部にあるハンカチノキの名のごとく2枚の大きな乳白色の総苞片が、樹の上部の方に見られます。
ジャイアントパンダの発見で有名なダヴィット神父が1867年四川省で発見。
神父の名にちなみダヴィディアとなづけられました。
丘の上の花園のモッコウバラの向かい側で上を見上げて下さい。見頃は1週間ほどです。



★ アメリカハナズオウ‘フォレスト・パンジー’Cercis canadensis ‘Forest Pansy’
マメ科
北アメリカ原産 落葉低木
ハンカチノキの隣で咲いています。



★ フジ
マメ科
今年は花がたくさんつきました。
丘の上の花園の芝生のところです。



★ フロックス‘ブルー パフューム’  Phlox divaricata ‘Blue Perfume ‘
ハナシノブ科
北米産のツルハナシノブの園芸品種。
丘の上の花園でブルーのクッションのように咲いています。



★ シャゼンムラサキ  Echium plantagineum
ムラサキ科   ヨーロッパ原産の1年草
コミュニティ広場のフラワーコンテナで開花中です。

「車前紫」とは?
「車前草」はオオバコの生薬和名で牛車や馬車の通る道端に多いことから、轍草とも呼ばれるそうです。
ヨーロッパの道端にたくさん咲いているムラサキ科の植物ということで
「車前紫」と相成ったと思われます。

公園だより | 更新日:2010.05.03

【開花情報】ワスレナグサとチューリップ|開花時期4月(2010年)

初々しい緑の中、ヤマザクラの花びらが風に吹かれて舞い散る、みずの森の園内です。
花影の池にも水上バスケットがお目見えし、フトイやシマフトイの緑が水辺に映えます。
ハンギングバスケット&コンテナ展出品の素晴らしい作品とともに春爛漫の園内をお楽しみ下さい。


★ 花影の池
コンテストの賛助出品のフラワーバスケットが池の端にお目見えしました。



★ ワスレナグサとチューリップ
春の定番、人気の花壇です。
芝生広場の石組花壇や花影の池近くの正面花壇にて開花中です。



★ ケリンテ・マヨル Cerinthe major
ムラサキ科
ヨーロッパ南部原産の一、二年草。
青緑色の葉に斑点があり、うつむいて咲く青紫色の花には派手さはありませんが、なかなかシックな趣があります。
耐寒性もあるため、種子からの栽培は容易です。
コミュニティ広場や丘の上の花園にて開花しています。



★ オニクソティス・ストリクタ  Onixotis stricta
ユリ科
南アフリカ原産の球根植物
沼地の星といわれるそうですが、湿地での栽培は試していません。
コミュニティ広場で鉢展示しております。



★ クレマティス‘ムーンビーム ’ Clematis ‘moonbeam’ 
キンポウゲ科
常緑性の細かい切れ込みの入る葉に淡い緑がかった黄色の小花が愛らしいクレマチスです。
丘の上の花園のフェンスで咲いています。

公園だより | 更新日:2010.04.24

【開花情報】アメリカザイフリボク開花 | 開花時期4月(2010年)

ベニシダレザクラ、シダレモモ、ヤマザクラ、ミツバツツジ、アメリカザイフリボク、ベニバナトキワマンサクなど
春の花木が満開です。今週末もまだ桜のお花見ができそうです。
チューリップも次々といろいろな種類が登場しています。


★ サンカクバアカシア(三角葉アカシア) Acacia cultriformis
マメ科
オーストラリア原産
銀白色の三角形の小さな仮葉(葉身が退化して葉柄がその働きをしている葉)が
茎にびっしりと着く種類のアカシアに見事な黄色の花が咲きました。
コミュニティ広場にてご覧下さい。



★  モモ‘ゲンペイシダレ’ Prunus persica‘Gempei shidare’
バラ科
花を観賞するために改良された花桃。八重咲きの花が1本の木に、
紅・白と咲き分けるところから「源平」と名づけられ、枝が垂れ下がる性質であるため‘源平枝垂 ’とされました。
ベニシダレザクラとともにお花見を楽しめます。



★ ミツバツツジ  Rhododendron dilatatum
ツツジ科
休憩棟からコニファーの森周辺で紫の花が満開です。



★ アメリカザイフリボク Amelanchier canadensis
バラ科  北アメリカ北東部原産の落葉広葉樹
ジューンベリー(June Berry)として知られ、紅い実は生食や、ジャムにします。
樹高は約3mで今週末ごろまでが見頃です。



★ チューリップ
手前の朱色の品種は‘バレリーナ’
真ん中の白地に赤の斑入りの品種は‘マリリン’

公園だより | 更新日:2010.04.16

【開花情報】サラノキまだ見頃 | 開花時期4月(2010年)

ひと月以上も楽しんでまいりましたサラノキの花は一番下の花が見頃です。
すぐ目の前で花をご覧いただけます。
上部の花は半分ほどに減りましたが、今年は例年になく花数が多く、長い間咲いています。
来週いっぱいは花が見られると推測されます。


★ 一番下の枝が見頃です



★ 全体の姿
今年は花が房状にこんもりと咲いているのが遠目にもわかります。



★ サラノキの真下より上を見上げて撮影



★ ペトレア・ヴォルビリス‘アルビフロラ’Petrea volubillis‘Albiflora ’
クマツヅラ科  
英名 Queen’s wreath   「女王の花輪」
萼と花弁が同色で、花弁の散った後も、白い星型の萼だけが長く残り、あたかも花のようです。
先月は紫色の品種が見事に開花していましたが、やっと白花種が満開となりました。
アトリウムにて鉢展示しております。

公園だより | 更新日:2010.04.16

【開花情報】サラノキ見頃、ベニシダレザクラ見頃|開花時期4月(2010年)

ソメイヨシノは満開で、ベニシダレザクラやシダレモモも見頃を迎えています。
チューリップも様々な色や形の花をご覧いただけます。
サラノキはまだたくさんの花が鈴なりになっています。


★ サラノキ
花は多数咲き、花びらが降りしきります。
花は4月半ばまでご覧いただけます。
花の後には翼のついた種子が稔ります。



★ サラノキ
一番下の花がかなり開花してきました。



★  ヤエベニシダレザクラ 
見頃を迎えました。
遠く比叡の山をのぞみます。



★ チューリップ‘ピーターデルーア’
ユリ咲き種
コミュニティ広場を彩るチューリップは品種ごとに鉢やコンテナで栽培され、ビオラ、パンジー、リナリアなど、
様々な草花と調和するよう配置されています。



★ リビングストンデージー Dorotheanthus bellidiformis
南アフリカのケープ地方原産のツルナ科の秋播き一年草。
ハスの群生地の見える芝生広場の花壇を彩る人気の草花です。
輝くような光沢があり華やかですが、この花は晴れた日にしか開花しません。
雨、曇りの日は花は閉じていますのでご注意下さい。

公園だより | 更新日:2010.04.08

【開花情報】ベニバスモモ満開 | 開花時期3月(2010年)

園内は赤、黄色、白、ピンクのチューリップが咲き、プリムラ、パンジー、ビオラも色鮮やかになりました。
その背後にはトサミズキやサンシュユなど早春の黄色い花木が咲き、春を演出します。
ピンクのベニバスモモは満開で右手には冠雪の比良の山並みを望みます。


★ ベニバスモモ  Prunus cerasifera var.atropurpurea
バラ科の落葉小高木
西南アジア、コーカサスに分布するミロバランスモモ(P.cerasifera )と野生のスモモの雑種と考えられています。
今が見頃で、満開になりました。桜にさきがけ1週間ほど咲き続けます。
少しくすんだピンクのかわいらしい花が終わると、赤紫色の葉がでてきます。



★ ソメイヨシノは開花し始め
見頃は来週末かと予想されます。
芝生の広場から望む比良の山並みには再び雪が積もりました。



★ トウオガタマ (唐招霊)   Michelia figo
モクレン科
中国原産のオガタマ
バナナとリンゴをミックスしたような甘いフルーティな香りがします。
アトリウムのサラノキの近くに植栽されているので、サラノキの香りと間違えられます。
戸外に植えられるのが一般的ですが、アトリウムで一足早く開花しています。
関東以西に自生するオガタマノキ(招霊の木)は神事に用いられ、よく神社の境内に植えられます。



★ テコマ・デンドロフィラ  Tecomanthedendrophylla
ノウゼンカズラ科
インドネシアからニューギニアに分布
美しい色合いのツル植物はアトリウムにて鉢展示しております。



★ テコマ・ヴェヌスタ  Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科
ニューギニア原産


公園だより | 更新日:2010.03.28

【開花情報】サラノキ開花情報・見頃です | 開花時期3月(2010年)

サラノキの花は見頃を迎えております。花は8割ほどの開花と思われます。
今年は例年より遅めの開花となりましたので、4月上旬まで花が見られると予想されます。

ひとつの花は約3~4日咲き、5枚の花びらは1枚1枚散ります。
午後のひとときよい香りの花びらの雨がふりそそぐ瞬間があります。


見頃のサラノキの花



古い葉は落葉して新しい葉と入れ替わり、淡い黄色のサラノキの花と黄緑の若葉が美しいサラノキです。





一番下の枝は5~10個ほどの花が咲き、よく観察できます。



一番下の枝

公園だより | 更新日:2010.03.26

【開花情報】サラノキ開花情報 | 開花時期3月(2010年)

今年は予想以上に開花がゆっくりと進んでいます。
半分ほどが開花して下からも花がよく見えるようになりました。花は3月いっぱい、4月初めまで観賞できます。


★ サラノキの花の房
花が房状に咲いてきました。頭上約 2m~3m付近。



★ サラノキの花 
咲いては散り、咲いては散りと、香り高い花びらが足元に舞いちります。



★ 目の前で1輪開花
昨日の午後に開花しました。本日は開花2日目です。



★ 蕾がいっぱいのサラノキ



★ ムユウジュ
ムユウジュは背丈の高さで花が咲いているので絵を描くの好都合です。

公園だより | 更新日:2010.03.19

【開花情報】マーガレット、キボウホウヒルムシロ|開花時期3月(2010年)

園内はトサミズキに続きサンシュユの黄金色の花も色づき、
ベニバスモモがほころび始め、春の息吹が感じられます。


★ 早春の木々



★ 花のコミュニティ広場 
チューリップをはじめ、ビオラ、パンジー、プリムラが日毎に色鮮やかになってきました。



★ マーガレットの花壇
正面花壇はハボタンからピンクのマーガレットに変わりました。



★ キボウホウヒルムシロ(ミズサンザシ)Aponogeton distachyos
レースソウ科
南アフリカのケープ地域原産の水生植物。
水面に浮かぶ白い妖精のような花が冬の寒さから復活してきました。
とてもよい香りの花はその香りゆえ「ミズサンザシ」とも言われます。
暑さには弱く、4、5月を盛りに夏は休眠に入ります。
コミュニティ広場にしつらえた小さな枕木の池でご覧下さい。



★ フレイキネティア・ムルチフローラ  Freycinetia multiflora
タコノキ科
フィリピン原産のツルアダン属の常緑多年草
琉球諸島・石垣島や西表島に分布している「ツルアダン」の仲間。
互生した葉の先に花をつけます。
美しいオレンジ色の苞の中に肉穂状の花序が見えます。
アトリウムの西側で鉢にて展示しております。

公園だより | 更新日:2010.03.19
ページの先頭へ戻る