【開花情報】20日で早朝開園終了、熱帯スイレン | 開花時期8月(2010年)

20日(金)をもちまして、みずの森の朝7時からの開園は終了となります。
21日(土)より通常の9時開園となります。同時に東ゲートも20日(金)で閉鎖となりますので、
21日(土)からはハス群生地への往来は一旦園外へ出ての見学となります。


★ 長い間楽しんできましたハス群生地も終盤を迎えました。
東側奥の方の一部と、湖よりが開花しています。全盛期の2~3割方の開花でしょうか。

追記  8/19 現在  またたく間に最盛期の1~2割の開花となりました。



★ パンパスグラス‘シルバーストライプ’ Cortaderia selloana ‘Silver Stripe’  
イネ科 
ツクツクホウシも鳴き始め、夏休みの終わりを告げるかのようです。
ほのかな秋の気配を感じるのはパンパスグラスの白い穂が風になびくのを眺める時。



★ プセウデランテマム・キューエンセ (黒紫色の葉)
プセウデランテム・レテキュラツム 変種 オヴァリフォリウム(黄緑色の葉)
キツネノマゴ科
トロピカルガーデンも見頃となりました。
プセウデランテマム2種の競演はいかがでしょう。



★ 熱帯スイレン‘チョーラープ’
新しく導入した初公開のスイレン
輝くようなピンクの美しいスイレンです。



★ 熱帯スイレン‘ウルトラ ヴァイオレット’
こちらも初公開のスイレン
葉色がくすんだ赤紫色の不思議なスイレン。

公園だより | 更新日:2010.09.01

【開花情報】トチカガミが開花 | 開花時期9月(2010年)

お知らせ  

毎年、9月に実施しております、アトリウム(温室)のスイレン水槽の清掃が始まりました。
空になった水槽や傷んだ熱帯スイレンなど、多々お見苦しい点がありますのでご了承下さい。
熱帯スイレンは一か所の水槽に集められています。一部は屋外の花影の池に展示しました。


★ コミュニティ広場 
大きなタビビトノキを背景に黒いイネ科の植物、ペンニセツム‘パープルマジェスティ’が地味な花をつけています。



★ トチカガミ 雄花 Hydorocaris dubia
トチカガミ科 本州以南の湖沼、ため池、水路などに群生する浮遊性水生植物
トチカガミの白い可憐な花が教材園で咲き始めました。
トチカガミとはトチ・鼈(すっぽん)の鏡という意味です。
光沢のある葉の裏には気嚢があり、ふくれているのが特徴です。
3cmほどの可憐な白い花は一日花で雌花と雄花があります。
雌花は、花茎が太く花の下方に子房の膨らみがあります。
水中にある花茎のつけ根の薄い膜のような苞鞘の中には蕾が1~2個しかありません。

一方、雄花(写真)は花茎が細く、立ち上がり、水中の苞鞘の中に蕾が5個入っています。
よく目につくのはほとんど雄花で、雌花は下の方でかくれて咲き、茎が太く短いのが特徴です。



★ パッシフロラ‘インセンス’ Passiflora ‘Incense’
トケイソウ科
つる性の多年草
南米原産のインカルナタ(Passiflora incarnata)とキンキンナタ(Passiflora cincinnata)の交配種。
すばらしい色彩と芳香の品種で、波打った紫色の花糸を持った副花冠は芸術的です。
当園では、教材園の垣根で咲いていますが、今年は駐車場側から見るのがよいようです。



★ アマランサス Amaranthus caudatus
ヒユ科
南米原産の1年草
紀元前4000年前から、中南米の山岳地帯で栽培されアステカ族が主要な作物としていました。
他の雑穀に比べ、たんぱく質、ミネラル、カルシウムが豊富に含まれています。
先日の雑穀展の試食コーナーでは「アマランサスとチーズのガレット」がこうばしく大好評でした。
作り方も簡単で、こども達のおやつにもビールのおつまみにもぴったりです。



★ フルクラエア・フォエティダ‘メディオピクタ’
Furcraea foetida ‘Mediopicta’
リュウゼツラン科
約10年栽培してきましたが、やっと花が咲きそうです。
花茎が約3mまで伸びています。天井につかえるのではと心配していますが
どれだけ伸びるのか楽しみです。

公園だより | 更新日:2010.09.01

【開花情報】ミズアオイが開花 | 開花時期8月(2010年)

ハス、スイレンの盛りは過ぎましたが、まだコミュニティ広場や花影の池では名残の花が楽しめます。
酷暑の中でも、少しずつ秋への移ろいが感じられるのは、
秋の七草園やコミュニティ広場のオミナエシやキキョウ、フジバカマが咲き始めていることでしょうか。
入園ゲートを入ると、信楽焼の大きなスイレン鉢に咲く、青や紫の花が美しい熱帯スイレンがお出迎えいたします。
ひととき、暑さを忘れることでしょう。


★ ミズアオイ Monochoria korsakowii
ミズアオイ科
全国の湖沼、河川、水路の浅水域や水田などに生育する抽水性の一年草
広場の噴水前ではミズアオイが清涼感のある青い花が咲きはじめました。
かつての水田雑草は今では絶滅危惧種となっています。
みずの森では毎年種子を採取、播種し保存に努め、来園者に広く理解してもらえるよう
コミュニティ広場でコンテナ栽培をして展示しております。
先週からポツポツと咲き始めましたので9月初旬まで楽しめます。



★ オミナエシ Patrinia scabiosifolia オミナエシ科  日本、東アジアに分布
キキョウ Platycodon grandiflorusキキョウ科 日本、東アジアに分布
コミュニティ広場入り口付近で鉢展示
オミナエシ、フジバカマ、ススキ、ハギは秋の七草園でもご覧いただけます。



★ ソバ Fagopyrum sagittatum
タデ科
コミュニティ広場の雑穀コーナーで白い小さな花が咲いています。
このコーナーではアワ、キビ、ハトムギ、シコクビエ、ラッカセイ、モロコシなどをコンテナで栽培しております。
今週末、28日(土)、29日(日)の「雑穀展」と合わせて、
ミネラルやビタミンが豊富な古来からの食べ物を見直してみませんか?
尚、「雑穀展クイズ」に全問正解すると、雑穀スウィーツを先着20名様にプレゼントいたします。



★ 熱帯スイレン ‘ブルズ アイ’    ’Bull’s Eye’
スイレン科
Florida Aquatic Nurseries, 2007作出
片親は‘キング オブ ブルー’ N. ‘King of Blues’
初公開の新しい品種



★ 熱帯スイレン ‘アレクシス’N. ‘Alexis’
スイレン科
Schuck  2001年作出
‘Pink Pearl’の実生
おしべの花弁化により、花弁数の多い華やかな八重咲き品種

公園だより | 更新日:2010.08.25

【開花情報】16日(月)は休園、ハス群生地は東側がまだ見頃 | 開花時期8月(2010年)


★ ハス群生地はまだ見頃が続いています。
群生地の西側半分は花がまばらとなりましたが、東ゲート前より東側半分はまだ花が楽しめます。
花数は約半分になったと思われます。

尚、16日(月)は休園日です。
20日(金)まで早朝開園(AM7:00~PM5:00)と東ゲート開設
21日(土)からはAM9:00開園 東ゲートは閉めますのでハス群生地との往来は植物園から出て外側から回ります。 



★ 湖の手前、東側も見頃です。
唯一の木陰、アカメヤナギの場所から眺めるのもよし。
みずの森園内の芝生広場からの眺めもなかなかです。



★ 熱帯スイレン‘ドクター・G・カッシーナ’ Nymphaea‘ Dr. G Cassina ‘
マンリオ・カルビシ氏 Manlio Calvisi 作出 1985年
細長い青い花弁が特徴的なスイレンです。
花弁数は20枚前後ですが、花弁の幅がせまいのですっきりして花弁に動きがあり、よい被写体となりそうです。
みずの森では今年導入し、初公開です。
入口を入ったところで信楽焼のスイレン鉢にて展示。



★ 耐寒性スイレン‘ローズ アレイ’  Nymphaea‘ Rose Arey ‘
Fowler  1913年作出
古くからの人気の品種です。
今年は暑い中、まだ耐寒性スイレンも咲いています。



★ トウテイラン  Pseudolysimachion oranatum
ゴマノハグサ科 京都府から鳥取県にかけての日本海側に分布
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなみますが、ランではありません。
灰緑色の葉に紫色の花がトラノオのように咲く美しい宿根草ですが、その数は年々減少し、
今では絶滅危惧2類に指定されています。七草園と山の小道の分岐の角に咲いています。

公園だより | 更新日:2010.08.18

【開花情報】ハス群生地はまだまだ見頃です | 開花時期8月(2010年)

ハス群生地は東ゲート前が今も花の盛りです。中ほどや沖合の花が密になりピンクに染まります。
雲が湧きたち雄大な景観を呈しています。ハス群生地西側は花が減少しつつあります。
お盆前くらいまでが見頃と思われます。8月20日まで早朝7時開園、ならびに東ゲートを開設しております。


★ 対岸の守山を望むハス群生地東方面



★ はるか鈴鹿山脈を望むハス群生地中央



★ 花影の池 
ハス、スイレンもまだ花ざかり



★  アワ Setaria italica
イネ科
五穀(米・麦・粟・黍(きび)または稗・豆)のひとつとされ、古くから重要な食料でした。
近年、鉄分その他のミネラルや食物繊維も豊富なため、五穀米などにして食べる方法が見直されています。
粟の小さな花が雑穀展示コーナーで咲いています。



★ ハトムギ   Coix lacryma-jobi var. frumentacea
イネ科
ジュズダマの栽培品種
古くから薬用として利用されていましたが、近年健康食品として、
お茶、お菓子、麺類等の多くの食品や化粧品が開発されています。
栄養価が高く、新陳代謝を盛んにする効能があります。
健胃、解熱、利尿、解毒の効果により、慢性胃腸病、かいよう、下痢、リューマチ、神経痛などの
痛みに効きめがあるといわれています。
雑穀展示コーナーで目立たないうすい黄色の花が咲きました。

公園だより | 更新日:2010.08.14

【開花情報】烏丸半島ハス群生地は花のピーク | 開花時期7月(2010年)

ハス群生地は一面にピンクの花が広がり、花盛りをむかえております。
梅雨の長雨で花の減少が心配されましたが、例年より遅めの花のピークとなりました。
来週いっぱい見頃は続くと思われます。


★ 蓮見岩からハス群生地を一望



★ ハス群生地西側方面



★ 東ゲート前から三上山を望む



★ 大輪あさがお展示
本日の銘花  「新松風」
みずの森ロータス館内にて展示しております。



★ シダレエンジュ Sophora japonica f. pendula
マメ科  中国原産
みずの森園内から群生地に向かう途中、スイレン池の橋を渡ると両側にマメ科の白い房状の花が咲いています。


公園だより | 更新日:2010.08.07

【開花情報】ハス群生地は見頃 | 開花時期8月(2010年)

ハス群生地は東ゲート前が花の盛りを迎えています。
湖側も花の盛りとなり、群生地唯一のアカメヤナギの木陰からのハスの眺めも最高となりました。
西側は少しずつ花が減少しつつあります。今週いっぱいは見頃が続くと思われます。


★ 沖合もピンクに染まり雄大な景観 



★ 湖側も花盛り



★ 東ゲート 沖合いも花盛り



★ 「水草展~マダガスカルの水辺」
アフリカ大陸から400km離れた不思議の島マダガスカル。
そこに生息する動植物は独自の進化をとげました。
今回の水草展は「レースソウ」に代表されるマダガスカル固有の水草をアクアテラリウムで展示しました。
また、マダガスカルの不思議な水草を求め20年前に現地を訪れた
水草研究家の山崎美津夫先生が撮影された写真展も同時開催しております。



★ 山崎美津夫先生の「水草ガイド」

8月7日(土)       いづれも10時35分~ 30分程度
8月15日(日)           午後1時~
8月29日(日)

公園だより | 更新日:2010.08.04

【開花情報】ハス群生地は見頃 | 開花時期7月(2010年)

ハス群生地は東側も花が沖合へとひろがり、湖と接する付近を除き、ほぼ満開となり見頃を迎えております。
連日、厳しい暑さが続いていますので、熱中症対策をして、ハス・スイレンの花が閉じる前、午前中にお出かけ下さい。
みずの森園内のハス、スイレンも見頃です。コミュニティ広場や園内の花壇の珍しい花々をお楽しみ下さい。



★ ハス群生地東側



★ 東ゲート前から三上山を望む



★ みずの森園内「蓮見岩」より群生地を一望
みずの森園内の絶景ポイントからハス群生地を眺めてみませんか。



★ 大輪あさがお展示
毎夏、好評の伝統園芸「大輪あさがお」の展示はロータス館エントランスホールと、
ハス見本園へと向かう途上の事務所前に設置しました小さな展示場にてご覧いただけます。



★ セイヨウニンジンボク Vitex agnus-castus
シソ科 
地中海沿岸西ヨーロッパ~西アジア原産の落葉低木
涼しげな青紫色の花と葉には良い芳香があります。ヨーロッパでは古くから、
果実はホルモンのバランスを整えるハーブとして活用されてきました。
丘の上の花園で咲き始めました。

公園だより | 更新日:2010.07.31

【開花情報】ハス群生地は7割方開花 | 開花時期7月(2010年)

ハス群生地は西側半分が見頃を迎えています。東ゲートを出て右手に進むにつれ
花数が多くなっていきます。東ゲート前も岸辺は花数がふえてきました。
群生地全体の7割方の開花と思われます。
連日、厳しい暑さが続いていますので、熱中症対策をして、ハス・スイレンの花が閉じる前、午前中にお出かけ下さい。


★ 群生地東側方面
東ゲートを出た付近より



★ 群生地東側方面を望む



★  群生地西側



★ 千弁蓮



★  フロックスとエキノプシス

公園だより | 更新日:2010.07.23

【開花情報】20日(火)は休園、ハス群生地は西側が見頃 | 開花時期7月(2010年)

明日7月20日(火)はみずの森は休園となります。
ハス群生地は西の端の方から見頃となってきました。
ハスの花も葉の上の方にあがり、中ほどから奥の方へも花が広がってきました。
東ゲート前は今はまだ花が少なめです。
今年は春からの低温続きと、本格的な梅雨による長雨、日照不足によりハスの開花は遅れております。
現在はハス群生地全体の6割方の開花と思われます。

ハス群生地には木陰がなく、厳しい暑さが続き熱中症になりやすい気象のおり、
日傘、帽子、お茶などを携帯し熱中症対策をしてお出かけ下さい。

みずの森とハス群生地は東ゲートより行き来ができますので、涼しいロータス館にてご休憩 下さい。

昼過ぎにはハス、スイレンともに閉じてしまいますので、午前中の観賞をお勧めいたします。


★ 蓮見岩から眺めるハス群生地



★ ハス群生地西側



★ ハス群生地西側より三上山を望む



★ ガガブタ Nymphoides indica
ミツガシワ科の浮葉植物
夏の「花影の池」での人気の水草です。
細かいひヒゲのある小さな白い花の魅力に来園者の皆さんは撮影に余念がありません。
そんなかわいらしいガガブタも水質悪化により分布は減少し、
準絶滅危惧 (NT) に指定されています。【2007年環境省発表】



★ アメリカフヨウ Hibiscus moscheutos
アオイ科 
北アメリカ東部原産の多年草
ハイビスカス属の一種で直径20cmぐらいの大きな花を咲かせます。
朝に開花して夕方にはしぼむ一日花です。湿った環境を好むのでみずの森での奥まった所で展示しています。

公園だより | 更新日:2010.07.19
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