ムクナ・ベネッティ見頃、ネリネ開花| 開花時期11月(2012年)

アトリウムでは燃える炎のような朱紅のムクナ・ベネッティが20房以上も開花しており、今が見頃となりました。
ヒガンバナ科の愛らしいネリネが多種咲き始めました。


★ ムクナ・ベネッティ Mucuna bennettii
マメ科  ニューギニア原産のツル植物
世界で一番美しいツル植物と言われるムクナ・ベネッティが次々と開花しています。
20~30房が開花しています。12月初めまでが見頃と思われます。
ダイナミックに咲く燃えるような花を愛でにお出かけ下さい。



★ ヤコウボク 夜香木   Cestrum nocturnum
ナス科  西インド諸島原産
アトリウムの入口のドアを開けると良い香りがただよっています。
右手に植栽されたヤコウボクの淡い黄緑の花が房になり花盛りになっています。
夜に花開き強い香りを放ちます。
ガガイモ科のツル植物のイエライシャン(夜来香)と混同されますが、
ヤコウボクはナス科の常緑の低木で温室では周年開花し、何度でも花を見る事ができます。
イエライシャンの花は「みずの森花図鑑」よりご覧下さい。



★ アリストロキア・トリカウダタ  Aristolochia tricaudata
ウマノスズクサ科  メキシコ原産の小低木
とても不思議な花の形と花の色はアリストロキア属の特徴です。
ウマノスズクサ科の花特有の茶褐色系統の奇抜な形をしています。
他のアリストロキアは花にアンモニア臭がするのですが、
トリカウダタはかえって葉や茎が良いにおいがするようです。
3本のねじれたおさげがつやつやした赤褐色の蕚から垂れ下がっているのが何とも可愛らしいアリストロキアです。
アトリウムにて鉢展示しております。



★ ネリネ Nerine cvs.
ヒガンバナ科
南アフリカ原産の球根植物
陽の光が当ると、光沢のある絹のような花びらが輝くことから「ダイヤモンドリリー」と呼ばれます。
花色は交配により白~ピンク~赤の様々な色が出現しています。
晩秋から咲き始めますが、寒さには強くありません。霜が当らなければ、屋外でも栽培が可能です。
花は晩秋に開花し、冬中葉が繁り、初夏には葉が枯れ、夏は休眠に入ります。
水を切り、涼しい日陰で夏越しをし、秋から再び植え替えや潅水を開始し、陽にあてます。



★ ネメシア Nemesia cvs.
ゴマノハグサ科
多種の花色のネメシアのフラワーボールがお目見えしました。

公園だより | 更新日:2012.11.17

【開花情報】ムクナ・ベネッティ開花| 開花時期11月(2012年)

開花が待たれていたムクナ・ベネッティの真っ赤な花が咲き始めました。
正面花壇の球根ベゴニア、ガーデンシクラメンがより鮮やかになり見頃です。
懸崖菊はピークは過ぎましたがまだ楽しめます。
園内は各所でツワブキの黄色い花が見頃です。


★ ムクナ・ベネッティ Mucuna bennettii
マメ科
ニューギニア原産のツル植物
燃えるような真っ赤な花が房になり下垂して咲く、
美しいムクナ・ベネッティがアトリウムで今年も花が咲きはじめました。
たくさん蕾がついていますが、現在は3房が開花し始めています。
花の見頃はこれからになります。
11月半ばから12月初めまでが見頃と思われます。
ダイナミックに咲く燃えるような花を愛でにお出かけ下さい。



★ ジュウガツザクラ 十月桜 Prunus × subhirtella cv. Autumnalis
バラ科
マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられる栽培品種。
秋から冬にかけて咲くコヒガンの中で八重咲きのものを‘十月桜’とします。
別名、御会式桜「オエシキザクラ」と呼ばれ、日蓮聖人の忌日の法会である、
御会式の10月13日頃から咲き始めることによります。
京都の「妙蓮寺」の御会式桜が有名です。
コミュニティ広場で鉢にて展示しております。



★ オキナワスズメウリ Diplocyclos palmatus
ウリ科
1年生のツル植物
実が赤くなりました。フェンスに絡まる緑と赤の可愛らしい実はクリスマス仕様のようです。



★ トケイソウ‘プラヴィダ レッド’ Passiflora cv. PuraVida Red
トケイソウ科
トケイソウ‘アメジスト’とホザキトケイソウの交雑種
晩秋に戸外で花開くトケイソウは深みのある赤になりました。



★ サルビア イオダンタ Salvia iodantha   
シソ科
メキシコ中部原産
コミュニティ広場にて鉢展示しております。

公園だより | 更新日:2012.11.09

【開花情報】懸崖菊、ニンニクカズラ見頃| 開花時期11月(2012年)

懸崖菊が見頃となりました。
噴水周りとロータス館入口の懸崖仕立ての小菊の良い香りが秋の陽ざしの中に漂います。
ロータス館に入ると洋ランの甘い香りにつつまれます。11月4日まで秋の洋ラン展を開催しております。


★ 懸崖菊
コミュニティ広場の噴水周りを巡る可愛らしい懸崖菊


★ ニンニクカズラ Mansoa alliacea
ノウゼンカズラ科 熱帯アメリカ原産のつる植物
花は良い香りがします。
花以外の葉や茎、根はニンニクのニオイがします。
熱帯植物ですが、鉢で戸外栽培をしました。みずの森のゲートを入って右手に展示しております。


★ エランテムム・ウォッティ  Eranthemum wattii
キツネノマゴ科
インド原産
紫のビロードを思わせる小花が多数咲きます。
秋も遅くなって独特の青紫の可憐な花を咲かせます。アトリウムのアクアリウム前で鉢展示しています。
別な品種に青い花色のルリハナガサ Eranthemum pulchellum があります。



★ 秋の洋ラン展  草津市長賞
カトレア マキシマ



★ 秋の洋ラン展 展示風景
滋賀洋らん会会員により丹精こめて育て上げられた、
カトレヤ、パフィオペディルム、バンダ、オンシジュームなど約200鉢を展示しております。

公園だより | 更新日:2012.10.31

【開花情報】ツワブキ、ドンベヤ・バージェシアエ見頃| 開花時期11月(2012年)

懸崖菊が満開となったみずの森園内です。
太鼓橋のたもとや森の小道で黄色のツワブキが見頃となりました。
正面花壇の球根ベゴニアも色鮮やかになってきました。


★ ツワブキ Farfugium japonicum 艶蕗   
キク科
園内各所で黄色の明かりをともしたように、明るいツワブキの花が見頃です。
葉につやがありフキに似ていることで名づけられました。
若い茎はゆでて食用に、葉はあぶってやけどや傷に貼るなど民間薬として用いられました。



★ 球根ベゴニアと宿根メネシア
正面の秋花壇は秋も深まり色鮮やかになってきました。



★ ドンベヤ・バージェシアエ  Dombeya burgessiae
アオイ科
南アフリカ東部原産
晩秋に開花する一重のドンベヤです。
地上部は枯れますが戸外で越冬します。家庭でも栽培・観賞のできるドンベヤです。
今はアトリウムにて鉢展示しております。
ドンベヤは冬の温室の代表花木で年末年始にかけて豪華なドンベヤ・ウァリチーが咲き、
白い花のドンベヤ・チリアケア、赤紫色の ドンベヤ‘セミノール’と続きます。



★ ウナズキヒメフヨウ 赤花  Marubabisucus arboreus var. mexicanus
アオイ科
メキシコからコロンビアにかけて分布
蕾の時は上を向いていますが、次第に下を向き、花は開ききらずに、下垂して咲きます。
これ以上花は開かないのが不思議なところです。
アトリウムにて鉢展示しております。



★ ムクナ・ベネッティ  Mucuna bennettii
マメ科
ニューギニア原産のツル植物
燃えるような真っ赤な花が房になり下垂して咲く、美しいムクナ・ベネッティの蕾が大きくなりました。
今年もたくさん蕾がつきました。花の見頃は11月半ばから12月初めまでが見頃と思われます。

公園だより | 更新日:2012.10.31

【開花情報】懸崖菊開花| 開花時期10月(2012年)

秋空に菊の花が映える季節となりました。
噴水まわりとロータス館入口に展示しております懸崖菊はもうすぐ満開となりそうです。
見頃は来週と思われます。
鉢栽培のカカオに実がなりましたのでアトリウムに展示しました。
アトリウムではメラレウカの珍しい花も咲いています。


★ 懸崖菊



★ 超巨大輪咲きダリア‘房州路’ 
花の大きさは20~30cmもあります。
みずの森のゲートを入ってすぐに皆様をお迎えしています。



★ ハンギングバスケット  球根ベゴニア‘フォーチュン’
戸外で観賞できる小型の球根ベゴニアは正面花壇でも活躍しています。



★ 秋のスタンディングバスケット
ウラムラサキ、サルビア、アンゲロニア、オタカンサス(ブルーキャッツアイ)を使用しています。
後ろの背の高いイネ科の植物は珍しい銅葉のサトウキビです。



★ 秋のハス群生地とサルビア・レウカンサ

公園だより | 更新日:2012.10.25

【開花情報】フリーマニーカエデ紅葉見頃| 開花時期10月(2012年)

早くも丘の上の花園ではフリーマニーカエデが紅く色づき、澄んだ青空に紅葉が映えます。
サルビアやアキランサスも見頃です。


★ フリーマニーカエデ
カエデ科
アメリカハナノキとギンヨウカエデの交配種
紅葉が青空に映えます。
丘の上の花園でご覧下さい。
葉の裏が銀色なのはギンヨウカエデの交配種だからです。押し葉にするととてもきれいです。



★ ツノナス 角茄子 Solanum mammosum
ナス科
ブラジル原産の園芸品種
本来はヘタの近くに角があるのですが、この品種は角がないツノナス??
狐の顔に似ていることからフォックスフェイスとも呼ばれます。



★ スイフヨウ 八重咲き  Hibiscus mutabilis f.versicolor
アオイ科   落葉低木
フヨウの園芸種で花色が、早朝は白色、日中はピンク色になり、夕刻は紅変することから、
酒に酔って顔が赤くなっていくのにたとえて「酔芙蓉」と名付けられました。
七草園のあずまや付近で花も終りに近づいてきました。



★ ルリマツリモドキ Ceratostigma plumbaginoides
イソマツ科 中国原産
「ブータンルリマルリ」とも呼ばれます。
丘の上の花園のはずれ、森の小道と出会う所でこんもりと咲く青い花が印象的です。



★ ディコリサンドラ・ティルシフロラ Dichorisandra thyrsiflora
ツユクサ科   ブラジル原産
‘ブルージツンジャー’ともよばれ、秋のひとときを飾る魅力的な青い花はアトリウムで咲き始めました。
ジンジャーではショウガ科では?と思いきや、ツユクサ科の植物です。

公園だより | 更新日:2012.10.19

【開花情報】サルビア、アキランサス見頃| 開花時期10月(2012年)

秋の気配が深まりゆくみずの森園内は赤や黄色の花色が鮮やかになってきました。
正面のトロピカルガーデンも秋花壇に模様替えいたしました。
この時期ならではの貴重植物ミズトラノオもそろそろ終盤をむかえています。
夏の名残りのインドシクンシはまだゲートの入口で華やかに咲いています。
ハンギングバスケット&コンテナ展は今週いっぱい21日(日)までお楽しみいただけます。


★ 秋花壇に模様替えした正面花壇
ウィンターコスモス、赤と黄色のアキランサス、紫色のサルビア・レウカンサ、
赤や黄色の球根ベゴニア・フォーチュン等で彩られた正面花壇です。
アビシニアバショウ(エンセテ・ウェントリコスム)の銅葉’マウレリー’ が秋花壇の中で高くそびえています。



★ トウゴマ Ricinus communis 
トウダイグサ科
原産地は熱帯アフリカですが現在では広く世界中の熱帯、暖帯に野生化しています。
当園のトウゴマはミャンマー産の種子から育てたもので、一段と葉の色が濃いようです。
花の特徴は下方に雄花、上方に雌花がつきます。この株は上方にトゲトゲのかわいらしい実がついています。
ダニにそっくりな種子は猛毒ですが、加工をしてヒマシ油をとります。
戦時中は航空機の潤滑油として使われたと年輩の方よりお話しを伺ったことがあります。
コミュニティ広場で展示しております。



★ アキランサス花壇
恒例のアキランサスの幾何学模様は、今年は市松模様と渦巻き模様です。
渦巻き模様はホームページのトップページから「園内見所」をクリックするとご覧いただけます。



★ サルビア‘アンソニーパーカー’ Salvia ‘Anthony Parker’
シソ科
灰色がかった葉と萼がしっとりとした印象を与えるサルビア。
丘の上の花園に植栽してあります。



★シュテルンベルギア・ルテア  Sternbergia lutea
ヒガンバナ科  
ヨーロッパおよびアジアの地中海沿岸に分布するの球根植物 
カツラの木の下に咲く黄色い花は、春に咲くクロッカスに似ています。
見頃を過ぎていますが、まだ名残の花が楽しめます。

公園だより | 更新日:2012.10.16

【開花情報】ノボタン‘コートダジュール’見頃| 開花時期9月(2012年)

朝夕の気温が下がり、山の小道は薄紫のヤブランで彩られ、シモバシラの白い清楚な花が咲き始めました。
丘の上の花園の涼やかなブルーのサルビア・アザレアもさきはじめました。
コミュニティ広場の青紫のミズアオイや、教材園のトチカガミも見頃です。
花影の池のパラグアイオニバスは池一面に広がり次々と白い大きな花が開花しています。(花は夜咲きです)


★ ノボタン‘コートダジュール’ Tibouchina ‘Cote d’Azur’ 
ノボタン科   園芸品種
正面花壇のトロピカルガーデンで見頃です。
右の大きな葉はアビシニアバショウ(エンセテ・ウェントリコスム)の銅葉‘マウレリー’



★ クルクマ‘ポニチャーピンク’ 
ショウガ科  園芸品種
花色が鮮やかで、蕾の造形が面白いクルクマの品種です。
ゲートを入って、左手に鉢で展示してあります。



★ ボタンクサギ 牡丹臭木 Clerodendrum bungei
クマツヅラ科
中国南部 原産
耐寒性の落葉低木
日本のクサギと同様、花は良い香りがしますが、葉は臭木と言われる通り、薬臭い匂いがします。
コミュニティ広場の奥のパーゴラの下でコンテナで展示しております。



★ サルビア・アズレア Salvia azurea var. grandiflora
シソ科  北米原産
淡いブルーの爽やかな空色のサルビア・アズレアが咲き始めました。
種小名のazureaはラテン語で「空色の」という意味です。
丘の上の花園で開花しています。



★ ハベナリア・ミリオトリカ  Habenaria myriotoricha
又はハベナリア・メデューサ Habenaria medusa
ラン科ミズトンボ属
タイ原産
コミュニティ広場にて鉢展示しております。

公園だより | 更新日:2012.09.21

【開花情報】オオケタデ見頃| 開花時期9月(2012年)

林の奥でうす紫色のヤブランの絨毯が広がり、秋がそこまで来ていることを教えてくれます。
カツラの葉が黄色になり、落葉している所は香ばしいカラメルの匂いが漂って秋の気配を感じます。
コミュニティ広場は青紫のミズアオイが花盛りで、赤やピンクのタイタンビカスもまだまだ元気です。
秋の七草園ではススキの穂があがり、根元にはナンバンギセルが咲いています。
ピンクのオオケタデが見頃を迎え、フジバカマやシュウメイギクも咲き始めました。
ハギの花もチラホラ咲き始めています。フヨウ、スイフヨウも咲き始めました。


★ オオケタデ 大毛蓼 Persicaria orientalis 
タデ科
中国南部~東南アジア原産の一年草
秋の七草園で2mほどの背丈で小さな花が集まったピンクの花穂が垂れています。
毒ヘビの毒を消す作用があるとされハブテコブラともよばれます。



★ フジバカマ Eupatoriumu fortunei
キク科  
本州、四国、九州、 朝鮮半島、中国に分布
秋の七草園ではフジバカマ、シマススキ、タカノハススキ、ハギなどが茂り、
吹き抜ける風に秋の到来を感じます。
フジバカマは、まだ、咲き始めですが、渡りをする蝶アサギマダラの蜜源です。
9月末から10月半ばにかけて飛来するアサギマダラは多い年では10羽もみかけます。



★ フヨウ Hibiscus mutabilis
アオイ科 
中国原産の落葉低木
あずまや付近では白とピンクのフヨウが咲き始めました。
早朝は白色、日中はピンク色になり、夕刻は紅変するスイフヨウ(酔芙蓉)の花も咲き始めました。



★ リコリス 園芸品種  Lycoris cv.
ヒガンバナ科
ヒガンバナの仲間ですが、ヒガンバナよりも一足先に咲きます。
コミュニティ広場では鉢でも展示しております。



★ シラタマホシクサ 白玉星草 Eriocaulon dicline
ホシクサ科
東海丘陵要素植物の一種で、静岡、愛知、岐阜、三重県の伊勢湾沿岸近辺に分布する希産種です。
湿地性植物の1年草なので毎年、種子で更新されます。花期は9月中・下旬。
名前の由来は頭花が白い玉状にみえるホシクサの意味です。
生育環境は湧き水のある湿地などですが、近年このような環境が消失し、
群落が減少してシラタマホシクサは環境省のレッドリストでは
絶滅危惧2類(VU)に指定されています。
ロータス館前の小さなビオトープで鉢で展示しています。

公園だより | 更新日:2012.09.14

【開花情報】トチカガミ開花| 開花時期9月(2012年)

ミズアオイの涼やかな青紫色の花がコミュニティ広場いっぱいに広がり、さわやかな涼を感じるひとときです。
アサザ池や教材園ではトチカガミの白い花が咲き始め、ひそかな秋の訪れを告げています。
尚、現在、アトリウム内の熱帯スイレン水槽の清掃作業をしておりますので、
熱帯スイレンは1ヶ所の水槽に集めております。大変お見苦しい所がありますがご了承下さい。


★ トチカガミ 雄花 Hydorocaris dubia
トチカガミ科 本州以南の湖沼、ため池、水路などに群生する浮遊性水生植物
トチカガミの白い可憐な花がアサザ池、教材園、あづまや脇の水路で咲き始めました。
花の数はあまり多くはありません。           

トチカガミとはトチ・鼈(すっぽん)の鏡という意味です。
光沢のある葉の裏には気嚢があり、ふくれているのが特徴です。
3cmほどの可憐な白い花は一日花で雌花と雄花があります。
雌花は、花茎が太く花の下方に子房の膨らみがあります。
水中にある花茎のつけ根の薄い膜のような苞鞘の中には蕾が1~2個しかありません。
一方、雄花(写真)は花茎が細く、立ち上がり、水中の苞鞘の中に蕾が5個入っています。
よく目につくのはほとんど雄花で、雌花は下の方でかくれて咲き、茎が太く短いのが特徴です。



★ ニオイサンタンカ Ixora odrata
アカネ科
マダガスカル原産の熱帯花木
ダイナミックなボール状になる白い小さな花はとても良い香りがします。
咲き始めは白で、後に黄色へと花色が変化します。
アトリウムにて鉢展示しています。



★ トロピカルガーデン
多種の熱帯花木が咲き、見頃をむかえています。
様々な熱帯の植物の葉色や造形もお楽しみ下さい。



★ グロキシニア‘オリオン’ Gloxinia‘Orion’
イワタバコ科
トロピカルガーデンで縁を彩る紫色の花は戸外で使える珍しいグロキシニアです。



★ アリアケカズラ‘スタンシルズ ダブル’Allamanda  cathartica ‘Stansill’s Double’
キョウチクトウ科
オオバナアリアケカズラ Allamanda cathartica‘Hendersonii’は
アトリウムの南面を飾る黄色い熱帯の花ですが、その八重咲き品種です。
コミュニティ広場のベンチに両者を揃えてトレリスに這わせてみました。
どちらも花盛りで花に囲まれひと休みしてみましょう。(ちょっと暑いですが)

公園だより | 更新日:2012.09.07
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