【開花情報】サラノキ4輪開花、ヒスイカズラ開花| 開花時期3月(2013年)

本日のサラノキは5枝ほどに、約15輪開花しています。本格的な開花は4月となりそうです。
園内はサンシュユとトサミズキの黄色の霞がたなびき、ピンクのベニバスモモも見頃となりました。
ソメイヨシノもほころびはじめ、コブシの花も見頃となりました。

コミュニティ広場では10品種約800本の冷蔵チューリップの鮮やかな花が咲き始めました。
アトリウムではお釈迦様誕生の樹「ムユウジュ」の鮮やかなオレンジの花が見頃です。


★ サラノキ  Shorea robusta
フタバガキ科
インド原産の半落葉高木
暖かさが行きつ、戻りつしている中、サラノキの花もなかなか、いっせいには花開きません。
かなりの蕾があがってきていますので、4月には花盛りのサラノキが出現する予定です。



★ ベニバスモモ Prunus cerasifera var.atropurpurea
バラ科
ソメイヨシノの咲く前に見頃となるベニバスモモは遊具のある泉の広場で花盛りとなりました。
西南アジア、コーカサスに分布するミロバランスモモ(P.cerasifera )と野生のスモモの雑種と考えられています。
花後の葉は赤紫で、遠目には黒い樹に見えるほどです。



★ アーモンド  Amygdalus communis var. dulcis
バラ科  ペルシャ(イラン)を中心とした西アジアが原産
モモの花のような大きなピンクの花が咲きました。
花の後は梅に似た実がなり、果肉がしなびて、中の桃の種のような核を割るとアーモンドナッツが入っています。
雨に当たると実が落ちやすいので、雨に当てないようにします。
多くの変種があり、食用には主にスィートアーモンドを利用します。
みずの森のゲートを入り、すぐ右手に鉢で展示してあります。



★ グラディオラス・トリスティス Gladiolus tristis
アヤメ科
南アフリカ原産
淡いクリーム色のとても香りのよい春咲きグラディオラスの原種です。
コミュニティ広場では春の花の香りがみちていますが、特にこのグラディオラスの香りが強く香ります。



★ パッシフロラ ウィオラケア‘ライラック・レディー’Passiflora × violacea ‘Lilac Lady’
アトリウムでは赤紫色のトケイソウが見頃です。
トケイソウ(P. caerulea)」と「ホザキトケイソウ(P. racemosa)」との種間交雑種ウィオラケアの園芸品種のひとつ。

公園だより | 更新日:2013.03.27

【開花情報】サラノキ4輪開花、ヒスイカズラ開花| 開花時期3月(2013年)

固い蕾だったサラノキが、春の陽ざしに誘われて、4輪花開きました。
よく見える位置ですが、やはり花は小さいので、見つけるには少々時間がかかります。

明日はこどもミュージカル「「みずの森のいのちたち~蓮の花の伝説~」のリバイバル公演です。
みずの森エントランスホールには大きなハスのうてなやピンクのハスの花の舞台が出現しました。あの感動をみずの森でもう一度、皆様のご来園をお待ちしております。


★ サラノキ4輪開花
日本では唯一、ここみずの森でしか見られない貴重なインド原産の沙羅双樹の花です。
本日は4輪開花しましたが、肉眼でも見える位置にあります。
これから少しずつ、開花する花の数はふえていきますが、花の見頃は3月末から4月いっぱいかと思われます。


花穂が枝垂れてくると、開花が始まります。
蕾の中に咲いている花を見つけられるでしょうか。



★ ヒスイカズラ 翡翠葛  Strongylodon macrobotrys
マメ科   
フィリピン・ルソン島原産
花は珍しい青味をおびた緑色で、翡翠の勾玉のような形の花が200個程も連なり
50cm~1mの房になって咲きます。
目の前で咲いていますので、ゆっくりご覧いただけます。
アトリウムのサラノキ、ムユウジュのそばで開花しています。



★ ハス舞台登場 
ハスのうてな と たくさんのハスの花がエントランスホールに咲きました。
突然咲いたハスの花は明日のこどもミュージカルの舞台背景です。



★ こどもミュージカルのリハーサル をしました。
明日の本番は 10時半~ 13時半~ の2回公演です。約1時間の上演です。
ハスの花園で繰り広げられる、子供たちのエネルギッシュな歌と踊りをお楽しみ下さい。

公園だより | 更新日:2013.03.23

【開花情報】サラノキの様子、シダレウメ見頃| 開花時期3月(2013年)

暖かい日が続き、コミュニティ広場のプリムラ、パンジー、ビオラも輝くように生き生きとしてきました。
早春の花木、トサミズキとサンシュユの 黄色の花の濃淡がかすみのように広がり、はるの訪れを実感します。
正面花壇はピンクと白のマーガレットに変わりました。
丘の上の花園のクリスマスローズも見頃となりました。


★ サラノキ
いつもの年にもまして、開花の待たれるサラノキですが、花穂がやっと大きくなってきました。
例年ですとお彼岸には見頃を迎えているのですが。
開花まで、あと1週間はかかると思われます。見頃は月末から4月中旬頃になると予想されます。



★ サラノキ
ちょうど見やすい位置で花が咲きます。
今年は樹全体に蕾があがり、満開状態になりそうです。
お釈迦様誕生の樹とされるムユウジュも見頃です。鉢植えは例年より多数花をつけています。



★ コミュニティ広場の春
トサミズキとサンシュユを背景にプリムラ、ビオラ、パンジー、チューリップが広場を彩ります。



★ シダレウメ
バラ科
八つ橋付近のシダレウメが満開となりました。



★ アイスランドポピー  Papaver nudicaule
ケシ科
クレープ紙のようにしわのある薄い花びらのオレンジ色の花は見る人を元気づけます。
黒い毛におおわれた蕾もまたかわいらしいものです。
石組花壇で開花しています。

公園だより | 更新日:2013.03.19

【開花情報】トサミズキ開花、ペトレア開花| 開花時期3月(2013年)

暖かい日差しが降り注ぐアトリウムではサラノキの蕾がぐんぐん成長しています。
が、まだまだ花穂が大きくならないと開花にいたりません。
戸外では春を告げる淡い黄色のトサミズキが一面に咲きました。
後を追うサンシュユの黄色い花も咲き始めました。


★ サラノキ
花穂の付け根には若々しい小さな葉展開しています。この葉の先に花穂がどんどん伸びていきます。
開花はお彼岸頃、見頃は3月末から4月上旬かと予想されます。



★ サラノキ
気温が上がり、上の方の枝にも花芽がたくさん見えるようになりました。
今年はかなりの花が見られそうです。



★ トサミズキ (土佐水木)  Corylopsis spicata 
マンサク科
高知県の蛇紋岩地帯にのみ生育し、絶滅危惧2類に指定されています。
早春に咲く代表的な花木で、緑をおびた淡い黄色の花が7~8個が穂状に下垂します。
青空を背景に淡い黄色の花が映えます。



★ オロンチウム・アクアティクム  Orontium aquaticum
サトイモ科 
アメリカ合衆国東部原産の多年草 
キボウホウヒルムシロとともに、みずの森の代表的な春の水生植物です。
オロンチウムの珍しい形状の花は英名ではGolden clubsとよばれます。
ザゼンソウやミズバショウと同様、サトイモ科の植物ですが、
これらの植物に特有の仏炎苞がなく、肉穂のみが地表に突き出ます。
ロータス館前の小さなビオトープにて開花中。



★ ペトレア ウォルビリス 紫花   Petrea volubilis
クマツヅラ科
メキシコから中央アメリカ原産の常緑ツル性低木
英名 Queen’s wreath  「女王の花輪」
萼と花弁が濃淡のある紫色で、濃い紫の花弁が散った後も、
周りの薄い紫色の星型の萼だけが長く残り花のように見えます。
ムラサキツクバネカズラの和名もあり、花びらが散った後の萼片が5枚の小さなツクバネに見えます。
アトリウムにて鉢展示しております。

公園だより | 更新日:2013.03.12

【開花情報】テコマンテ、キアネラ開花| 開花時期3月(2013年)

春の日差しがまぶしく感じられる季節になりました。
園内のトサミズキの黄色の蕾がふくらみ、開花もまもなくです。
厳しい湖国の寒さが続き、サラノキの花芽もあまり大きくなりませんでしたが、
今週の暖かさで大きく展開してほしいものです。 


★ サラノキの花芽
前回より2週間たちましたが、さほど大きくは展開していないようです。
花芽の数は増えてきましたが、どうやら昨年開花しなかった枝に花芽がついているようです。
昨年開花した枝には見られません。



★ コクリオステマ・オドラティッシムム  Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科
コスタリカ、パナマ、エクアドル原産
ダイナミックに広がる葉の間に素晴らしい紫の花が咲く大型のツユクサ科の植物です。
1mほどの大きな葉はアナナスのような草姿です。アトリウムのモンステラの下で咲いています。



★ テコマンテ・デンドロフィラ Tecomanthe dendrophila
ノウゼンカズラ科   ニューギニア原産
花の大きさは10cm程で、サーモンピンクから黄色へのグラディーションが美しい花色の熱帯のツル性植物。
アトリウムのサラノキの向かい側に鉢で展示してあります。
近くにパパイアの実がなった鉢があります。



★ キアネラ・オルキディフォルミス  Cyanella orchidiformis
テコフィラエア科
南アフリカ ケープ地方原産
種小名はラン科の花に似たという意味です。
テコフィラエア科はチリ原産の テコフィラエアTecophilaea をはじめ
7~8属30種が南アフリカ、チリ、オーストラリア西部など地中海式気候の土地に分布する科です。



★ サルビア・フルゲンス Salvia fulgens
シソ科
カージナルセイジ Cardinal sage
メキシコの3000mを越える高地が原産
入口ゲートに鉢展示してあります。

公園だより | 更新日:2013.03.06

【開花情報】クロッカス開花、サラノキに花芽が| 開花時期2月(2013年)

2月18日は二十四節気の雨水にあたり、植物はこの頃から活動を始めます。
みずの森園内でもクロッカスが地表に現れ、花を咲かせ始めました。
ポツポツと今年のサラノキの開花についてのお問い合わせもあり、春が近いのを感じさせます。
昨年のサラノキは樹勢が衰え、樹全体の約1/3の開花でした。


★ サラノキの花芽
1週間ほど前から枝の先端に新梢のふくらみが見え始めました。
サラノキの花は新梢が展開した先端から花芽が出てきますので、今年も花が見られそうですが、
どのくらい花が咲くかは今の時点では不明です。

例年は北向きの高い枝から咲き始めますが、今年は東側の3mほど頭上の、
見えやすい枝から花芽がつき始めました。
見頃は3月半ば~下旬かと予想されます。

過去のサラノキの開花はトップページのサイト内検索欄にサラノキと入力するとご覧いただけます。



★ クロッカス Crocus cv.
アヤメ科
春を待ち切れず、いち早く、地面から飛び出す球根植物。
黄色のクロッカスがハンノキの下で落ち葉の中から顔をのぞかせました。



★ クロッカス
こちらはロックガーデンの紫色のクロッカスです。



★ カリアンドラ・エマルギナタ Calliandra emarginata
マメ科
メキシコ 原産の小低木
ネムノキの花を紅く、小さくしたような花が枝全体にふんわりと咲きます。
アトリウムでは長い間、次々と開花していきます。



★ ビルベルギア‘ウィンディ’  Billbergia x windii
パイナップル科
ピンクの苞に包まれた中から下垂する花にご注目。
この素敵な花が咲き始めると春ももうじきと感じます。アトリウムで鉢で展示中です。

公園だより | 更新日:2013.02.20

【開花情報】雪のアイスチューリップ、セツブンソウ開花| 開花時期2月(2013年)

本日も雪の舞い散る烏丸半島です。
対岸の比叡から比良にかけての山並みは白く雪化粧した光景が広がります。
ファンの皆様待望の「アイスチューリップに雪」のシーンがお目見えしました。
残念な事に10時頃までで幻のように溶けてしまいましたが、
皆様、一心不乱に撮影にいそしまれました。


★ 雪のアイスチューリップと風車
花びらの縁にフリルのあるピンクの乙女チックなチューリップは「ハウステンボス」



★ 雪のプリムラ ジュリアン



★ ニホンズイセン Narcissus tazetta var. chinensis
ヒガンバナ科
スイセンは春の4月ごろ開花する品種が一般的ですが、
フサザキスイセン(Narcissus tazetta)と呼ばれるスイセンは11月から3月ごろ開花します。
寒咲きニホンズイセンもこの一種です。
場所はあずまや手前の八橋から池を望む小さな空間に少しだけ植栽されています。



★ セツブンソウ 節分草 Shibateranthis pinnatifida
キンポウゲ科   絶滅危惧種(VU)
早春にいち早く咲き始める人気の山野草
旧暦の節分の頃に開花することから名づけられました。
草丈6~7cm、花は1.5cmと小さな妖精のようなかわいらしさです。
白い花びらが5枚 ・・ではなく蕚片。花びらは退化して小さなオレンジ色で蜜腺があります。
雄しべの葯はきれいな薄紫色で、三色が織り成す可憐な花をまじかでゆっくりご観賞下さい。
鉢植えでエントランスホールにて展示しております。

伊吹山麓ではセツブンソウまつりがあり、3月中旬頃が見頃です。
※2月22日をもちましてセツブンソウの花は終了いたしました。



★ ケネリア アルウエンシス  Quesnelia arvensis
パイナップル科
パイナップル科の植物は独特の珍しい形の花が咲きますが、
この花は赤い苞に包まれた中に紫色の小さな花が多数咲く、美しい品種です。
アトリウムを入ってすぐ、右手のアンスリウムが咲くエリアで1株、
アトリウムを右手にまわり、階段手前で上を向くと1株開花しています。アトリウム出口左手にも1株咲きました。

公園だより | 更新日:2013.02.16

【開花情報】早春の花プリムラ・オブコニカとエラチオールベゴニア| 開花時期2月(2013年)

コミュニティ広場を彩るアイスチューリップが人気です。
寒さの中にも春を感じて思わずシャッターを切り、夢中になってしまう来園者の方々です。
エントランスホールにも春の気配が漂います。]
恒例の干支展示に早春の花プリムラ・オブコニカとリーガスベゴニアがお目見えいたしました。


★エラチオールベゴニア Begonia ×hiemalis 
シュウカイドウ科
球根性ベゴニアのひとつで「リーガスベゴニア」とも呼ばれます。
ベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアの交配から育種された園芸品種を
1907年英国のヴィーチ社がこの系統を「エラチオール」としました。
その後1955年西ドイツの育種家リーガーが多くの園芸品種を世に送り、
この系統はリーガスベゴニアとよばれました。
赤、黄、オレンジ、サーモンピンクの暖かい色合いをお楽しみ下さい。



★ プリムラ・オブコニカ Primula obconica
サクラソウ科  園芸品種
早春に店頭に出回り、いち早く「春」を感じる草花です。
暑さ・寒さに弱く室内でレースのカーテン越しの光で管理します。
美しい花には危険がひそみます。
つい手でさわってしまいますが 葉からプミリンというアルカロイドを分泌し、
皮膚が弱い人はかぶれることがあるので注意しましょう。



★ クレロデンドルム・クアドリロクラレ Clerodendrum quadriloculare
クマツヅラ科
不思議な花の形は花火を連想させることから 英名はファイアーワークス
花筒が長く、放射状に広がる花はさながら花火のようです。
アトリウムにて鉢で展示しております。 



★ キバナサラカ  Saraca thaipingensis
マメ科  
タイ、マレー半島原産の熱帯花木
ムユウジュの一種であるサラカ・タイピンゲンシスです。
長いおしべが突き出ている小さな黄色の花が多数集まり、大きな輝く花になります。
今年はムユウジュと開花期が重なりました。



★ エスキナンサス cv.
イワタバコ科
茎が下垂して先端に特異な形の花をつけます。

公園だより | 更新日:2013.02.07

【開花情報】アイスチューリップ開花| 開花時期2月(2013年)

待ちに待ったアイスチューリップが咲き始めました。
昨年はお正月過ぎから咲き始めましたが、
今年は寒さが厳しいせいか、ひと月遅れての開花となりました。


★ アイスチューリップ
寒さを疑似体験させて、冬に花を咲かせるチューリップをアイスチューリップとよびます。
10月から11月に通常の方法でチューリップの球根を鉢に植え、戸外で約1か月発根と芽出しを進めます。
その後、鉢ごとマイナス2℃の冷凍庫に入れて生育を抑止させておきます。
次に5度で2日間解凍処理を行い、
通常と異なった環境に適応するように15度で2日間処理を行った後、
戸外で栽培すると2~3週間程度で花を咲かせることができます。

コミュニティ広場にて5品種約300本のアイスチューリップを2月下旬までご覧いただけます。



★ 木立性ベゴニア‘ミセス ハシモト’  Begonia ‘Mrs.Hashimoto’
 シュウカイドウ科  
1970年 橋本須磨子氏作出の人気の白花の代表的園芸品種
矢竹型(茎が硬く、節の部分が矢竹のように太くなる。)
交配親はB.’Lucerana’(‘ルツセリアナ’、1892年 Wettstein作出)
×B.’Frances Lyons’(’フランセスリオン、1962年 Belva Kusler作出)



★トウオガタマ 唐招霊  Michelia figo
モクレン科  中国南部原産
英名はバナナマグノリア  Banana magnolia
バナナとリンゴのような甘くてフルーティな香りがします。
花は香料、生薬、花茶に利用されます。オガタマを中国では「含笑花」と呼びますが、
花が半分しか開かず、含み笑いをしているかのように見える事によります。

通常は戸外で栽培し5~6月に開花しますが、アトリウムでマンゴーの木の隣に植栽していますので
この時期に開花しています。 



★ ウラムラサキ Strobiranthes dyerianus
キツネノマゴ科
ミャンマー原産  
最近は寄せ植えやハンギングバスケットの花材として夏に市場に出回っていますが、
寒さには弱い熱帯の植物です。
うす青色の花は植物園の温室以外ではめったにお目にかからないでしょう。
ウラムラサキの美しさは表面の葉模様にありますが、葉の裏は名の通り紫色をしています。



★ アンスリウム・ウォーターマリエンセ‘ヴァリエガツム’
Anthurium watermaliense‘ Variegatum’
サトイモ科
中米原産のアンスリウムの原種で黒い小さめの花が咲きます。
ブラック アンスリウム Black Anthurium とも呼ばれます。この株は白い斑が入っています。
葉をめくって株元に咲く珍しい花をご覧下さい。

公園だより | 更新日:2013.02.02

【開花情報】シモバシラ出現、深山含笑開花 | 開花時期1月(2013年)

1年で最も厳しい寒さがやってきました。
このような時にシモバシラという名の植物の根元から霜柱が出現します。


★ シモバシラ (keisukea japonica  シソ科)に霜柱が生じました。
本日は寒さが厳しい折り11時過ぎまで霜柱を見る事ができました。(11時撮影)
場所はびわ湖に面する山の小道の中間地点で、ラベルが立っています。

という名の植物の名前の由来
霜柱と呼ばれる由縁は、地上部が枯れても、毛管現象で水分がよく上昇し、
地表が氷点下になると、茎の稜のすきまから帯状の氷が発達することによります。
風雪と強風による厳しい寒さに見舞われる琵琶湖岸に、年に1度位しか見られない、
「氷の花」または「しぶき花」が明日の朝には出そうな気がします。



★ ハマメリス・インターメディア‘エレナ’ Hamamelis x intermedia ‘Jelena’
マンサク科
日本のマンサクとシナマンサクの交配種のひとつ
オレンジ色のひも状の花弁がよじれているのが特徴です。
いち早く咲く早春の花木です。
小さな鉢植えでみずの森ゲート入口に展示しております。



★ イオノプシジウム  Ionopsidium acaule
アブラナ科  一年草
「レンガの小道」でグランドカバーのように咲く背丈の短い草花で、
1cm以下の小さな薄紫の花が群がって元気にさいています。
一年草ですがこぼれ種で増えていきます。



★ 深山含笑  (ミケリア マウディアエ) Michelia maudiae
モクレン科  中国原産
130cm程の高さの株ですが、優雅さが漂う9枚の白い花びらを持つ花は、ほのかに高貴な香りを放ちます。
エントランスホールの干支展示のコーナーにて鉢展示しております。



★ ボーモンティア・グランディフロラ Beaumontia grandiflora
キョウチクトウ科  ヒマラヤ東部~中国雲南省原産
中国名は清明花。
大型の珍しいツル性植物で直径10cmほどの、先端が5裂したラッパ状の白色の大きな気品のある花で、
ほのかな香りがあります。
アトリウムの右手、南の窓際で咲き始めました。高い所をご覧下さい。

公園だより | 更新日:2013.01.26
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