仏教三聖樹
みずの森には仏教文化にかかわりのある植物としてムユウジュ、サラノキ、インドボダイジュの仏教三聖樹を育てています。
仏教三聖樹はお釈迦様の生・悟り・死にかかわる樹木です。
樹上でムユウジュが咲いています。ムユウジュはお釈迦様が生まれた時に咲いていたお花とされています。同じ仲間のSaraca thaipingensisはポット上で育てており、背丈ほどの高さに花を咲かせています。
インドボダイジュはお釈迦様がこの樹の下で悟りを開いたとされています。
そしてお釈迦様が永遠の涅槃に入られたときに樹上で咲いていたとされるのがサラノキです。
(写真は2013年春の物)
みずの森では日本で初めてサラノキを開花させました。
今年の春もそろそろ花を見ることができるのかスタッフ一同毎日観察しています。
(写真は2014年3月14日現在)
枝先に花のつぼみの様なものがついているのですが、、、
これが葉になるのか花になるのか、もう少し見てみないとわかりません。
サラノキの開花の様子はこのブログでもお知らせしますのでぜひご覧ください。
神様のいたずら?
3月だというのに、寒い日が続いています。
そんな中、園内では梅の花がちらほら咲き始めました。
植物は季節の変化に敏感です。
春を感じているのでしょうね。
その梅の中にまるで咲き分けているかのように、1本の木に白とピンクの花が咲いている物を見つけました。
白の一重の枝垂れ梅の中に
八重のピンクが!
“神様のいたずら”?いえいえ!きっと接いだものですが、なんとも不思議な感じです。
ぜひ間近でご覧いただきたいです。
どちらも甘い優しい香りも楽しめます。
サラノキの花
アトリウムのサラノキです。インドボダイジュ、ムユウジュとともに、仏教三聖樹の一つとされています。
例年3月中旬ごろ花が咲いてきましたが、国内での開花事例は少なく、毎年の開花状況にご注目いただいています。
花芽はまだ見られませんが、元気な新芽(葉芽)を吹きはじめています。
こちらの新芽はもともと葉があるところの脇から出ています。もう開きはじめていますね。
最近サラノキの開花に関するお問い合わせが増えてきています。
今年はまだ花芽が確認できませんが、こちらのブログで随時情報を発信しますのでぜひご覧ください。
おもしろ多肉植物
多肉植物って多種多様、いろいろな形があってかわいくて
おもしろい植物ですよねー(*^_^*)
多肉植物のお花って咲くようですけど、なかなか目にする機会がないものです。
みずの森では、こんなお花が咲いています。
黒法師 Aeonium arboreum ベンケイソウ科
小さくてかわいい黄色の小花がたくさん咲いています。
また、多肉植物の販売も行っています☆
1個100円~販売中です。
いくつあってもかわいい多肉植物は、お部屋のインテリアにも最適ですね。
イベント&開花情報
今週末に、手作りイベント開催します。
“お花のフォトフレームづくり”
日時 2月15日(土)
2月16日(日)
13:30~(随時受付)
場所 ロータス館ホール
定員 各日15名
料金 300円(別途入園料要)
ロータス館内にて、可愛いお花が咲きだしています。
カナリナ・カナリエンシス Canarina canariensis
キキョウ科
カナリー諸島(スペイン領)原産のツル植物
釣り鐘型のオレンジ色の花をつける珍しい植物です。
次々に蕾を膨らませてきています✿
屋内展示をしていますが、半耐寒性があり冬場も関東より西では
屋外でも育てられるそうです。
つる性なので、支柱やトレリスに絡めて仕立てられます。
【開花情報】カリアンドラ ’アルバ’
温室の中ではCalliandra haematocephara ‘Alba’が花をつけています。
直径が5~7センチの白いポンポンのようなこのお花、園芸品種名で’Alba’とあるように白いお花です。Calliandra haematocepharaはボリビアが原産で、赤色の花をつけます。こちらの方は園芸品種の物に比べて大きく成長し、6メートルぐらいにもなります。
みずの森の温室ではポット植えにしていることもあり、背丈ぐらいの高さです。大きくなると木の上で花をつけるのですが、目線の高さで見ていただくことができます。
【開花情報】ベニヒモノキ ‘ブロンズリーフ’
アトリウム温室に入ってすぐの右側ではベニヒモノキ ‘ブロンズリーフ’が開花しています。
花、というよりも赤色の紐のように見えますが、長いもので約40センチほどあります。
年中次々に花を咲かせ、その形がとても印象的です。
Acalypha hispida ‘Bronz leaf’ トウダイグサ科
「ブロンズリーフ」とつくように、銅葉のものですが、温室内の光量の加減から少し緑見を帯びています。
Acalypha hispidaの原産地はインドやマレー半島で、Red-hot cat’s tailとも呼ばれます。
【開花情報】 グラジオラス、ラシュナリア
ロータス館入口に、球根のカワイイお花が展示されています。
5℃~10℃以上、温度が必要な植物なので、こちらにお目見えしています!
グラジオラス マクラータス Gladiolus maculatus ssp. meridionalis アヤメ科
“maculatus”はラテン語で「斑点ある」という意味です。
花びらの奥には少し、斑点があります。
ラシュナリア ビリティフローラ Lachenalia viridiflora ヒアシンス科
花が下向きに垂れ下がるように付く「ペンデュラス・タイプ」と
横から上向きに付く「ヒアシンス・タイプ」、の2タイプに分けられます。
こちらは、ヒアシンス・タイプ、キラキラしためずらしい翡翠色(ひすいいろ)の花を咲かせます。
入口すぐのとろこにあるで、見逃さないよう、ぜひ写真に収めてくださいね!(^^)!
【開花情報】アイスチューリップ
先日の公園だよりでも紹介させていただいた、アイスチューリップが次々に咲いてきています。
季節はずれのチューリップにみなさん驚かれています(*^_^*)
アイスチューリップ“キースネリス”
アイスチューリップ“ハウステンボス”
アイスチューリップ“ロココ”
この寒くてお花の少ない時期に、鮮やかな色の花で楽しませてくれるチューリップに感謝です。
また春に咲くチューリップも色々な品種を仕込み中です♪
ドンベヤ ウォリッキー(開花情報)
アトリウム内ではドンベヤ ウォリッキー(Dombeya wallichii)が開花しています。
ドンベヤ ウォリッキーはアオギリ科の常緑の樹木で高さは10mにもなります。東アフリカからマダガスカル島で生育します。
みずの森でも大きく成長し、数年にわたって高さを調整しています。
花は葉の間から下に垂れ下がるように咲き、直径3~5センチ程度の小さなピンク色の花がいくつかくす玉状に集まって花房を形成します。わかりにくいかもしれませんが、とてもいい香りがするんですよ。
ともすると見過ごしてしまいそうになりますが、上を見上げて探してみてください。やさしいピンク色をした花が見えますよ。