熱帯植物花盛り

寒い季節が続いており、屋外の植物は寒さに耐え忍んでいますが、
館内のアトリウム温室では、熱帯植物が色鮮やかにたくさん咲いています☆


ブラジルデイゴ Erythrina speciosa
マメ科  ブラジル原産の落葉低木
細長い朱色の花びらはわずかに開きます。天井に向かってニョキニョキと
スイレン水槽北側ヤシの足元付近に鉢物で展示しています。


ケネリア アルウエンシス  Quesnelia arvensis
パイナップル科
パイナップル科の植物は独特の珍しい形の花が咲きますが、
この花は赤い苞に包まれた中に紫色の小さな花が多数咲く、美しい品種です。
アトリウムの西側、階段を上った右側で咲いています。


サリタエア・マグニフィカ  Saritaea magnifica
ノウゼンカズラ科  コロンビア原産
ムラサキノウゼンとも呼ばれます。アトリウム南側窓辺に咲いています。


ベニヒモノキAcalypha hispida ‘Bronz leaf’ 
トウダイグサ科
「ブロンズリーフ」とつくように、銅葉のものですが、温室内の光量の加減から少し緑見を帯びています。
アトリウム入口入って右手でご覧になれます。


ボルネオソケイ  Jasminum multiflorum
モクセイ科
熱帯アジア、北部ボルネオ原産の常緑低木
英名はスタージャスミン Star jasmineで枝垂れた枝に星型の白い清楚な花が咲き、良い香りがします。
西側階段付近で見られます。


リュエリアコロラタ Ruellia colorata
キツネノマゴ科 南米、ペリー、エクアドル原産
真赤な花に見えるのは「苞」で、花は内側にあるオレンジ色の筒状花です。
雄しべと雌しべは花びらからつき出ています。
アトリウムの西側、階段を上った右側で咲いています。


ツンベルギア・エレクタ Thunbergia erecta
キツネノマゴ科 西アフリカ原産
枝垂れる小枝にうつむき加減に咲き、青紫色の花の中心は黄色でノウゼンカズラの花の形によく似ています。
アトリウムの西側、階段を上った奥で咲いています。

あたたかい温室で、写真を撮ったり絵を書いたりして過ごすのもいいものですよ(^◇^)

公園だより | 更新日:2015.01.25

室内の植物たち

冬の寒い日々が続いていますが、ロータス館ホールでは
この時期に咲くめずらしい花をご覧になっていただけます。


カナリナ・カナリエンシス Canarina canariensis
キキョウ科 カナリー諸島(スペイン領)原産
釣り鐘型のオレンジ色の花をつける珍しい植物です。
ロータス館エントランスホールにて鉢にて展示しております。



ラケナリア・ヴィリディフロラ Lachenalia viridiflora
キジカクシ科  南アフリカ原産
珍しい花色の球根植物です。種小名のヴィリディフロラは緑色の花という意味で、
翡翠色がきれいな花色をしています。
ロータス館エントランスホールにて鉢にて展示しております。



コルチカム・カペンセ subsp.キリオラツム  Colchicum capense subsp.ciliolatum
イヌサフラン科  南アフリカ原産球根植物
英名  Cup& Saucer  または Men in a boat
白い大きな苞葉の中に小さな花が4~6個総状についています。
特徴的な花の形で、冬に開花する球根植物です。

公園だより | 更新日:2015.01.15

アトリウム植物見頃

一段と冷え込みむ季節となりました。
アトリウム温室では、熱帯植物の花が続々と見頃を迎えております。


アマゾンリリー Eucharis grandiflora
ヒガンバナ科 コロンビア原産の球根植物
下向きに咲く純白の花は上品で、気品あるほのかなよい香りがします。
ウェディング用のブーケに使われます。



ドンベヤ・チリアケア Dombeya tiliacea
アオギリ科  南アフリカ原産
アトリウムに入ると、すぐにドンベヤの香りが漂います。

小さな白花がくす玉のようなボールになり、いくつも垂れ下がって咲いています。




ピンクのくす玉のドンベヤ・ウォリキーもアトリウムの出口付近で咲きはじめています。
寒い冬も、温室でゆっくりと花をお楽しみください。

公園だより | 更新日:2014.12.17

アイスチューリップが見頃です✿

11月中旬すぎから、アイスチューリップの展示をはじめましたが、見頃を迎えてきました!

アイスチューリップは、チューリップの球根を冷凍処理し、外気温との温度差により冬を疑似体験させ、
その温度差により開花時期を調整させたものです。


オレンジは“アニーシルダー”



紫は“パープルフラッグ”、前のピンクは“クリスマスドリーム”
という品種です。



そのほかの品種もそろえております。
冬場のチューリップの開花期間は春より長く楽しめますので、
ぜひごゆっくりご鑑賞ください(^.^)

公園だより | 更新日:2014.11.30

✿干支とポインセチア展示✿

もうすぐ師走になりますが、年末の準備に忙しい季節ですね。
みずの森でも来年の干支の展示がようやく完成しました。


来年は羊(ひつじ)年です。
コットンボールでできた白と茶色の羊さんが6頭、ポインセチアの華やかな牧場に放たれました。

羊さんのおうちは・・・なんと!!



☆お菓子の家です☆
実はコレ、お菓子は全て紙ねんどなんです。
スタッフの努力の賜物です(>_<)
マカロンやクッキーがおいしそうに仕上がりました♪



ポインセチアも70品種揃いました!
色とりどりの一点ものです。
お気に入りのポインセチアがみつかるはずですよ。

公園だより | 更新日:2014.11.25

ムクナベネッティ

アトリウム温室ではムクナベネッティがたくさん咲いています。



ムクナベネッティ 【マメ科】
ニューギニア原産、マメ科の熱帯つる植物です。
ヒスイカズラの色違いのような形もよく似ています。



赤が鮮やかで、とても美しい色ですね。
12月上旬ごろまではお楽しみいただけると思います。

公園だより | 更新日:2014.11.22

ダイヤモンドの輝き

入園門を入ってすぐの所でネリネが花を咲かせています。


ネリネは南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物で、太陽の光を受けて咲き誇る姿から「ダイヤモンドリリー」とも言われています。晩秋に開花し、開花期が比較的長いので今しばらく楽しんでいただけそうです。

似たような花でヒガンバナとも間違われるのですが、ヒガンバナはアジア東部が原産のリコリス属なのに対して、ネリネは南アフリカ原産のネリネ属です。

近年改良が進み、色々な花色の物をご覧いただけます。
ご来園の際にぜひご覧ください。






公園だより | 更新日:2014.11.20

ブルーアマリリス

ブルーアマリリスが今年2度目の開花となりました。


前回の開花は9月でしたが、この週末にも見頃を迎えています。

ブルーアマリリス Worsleya rayneri
ヒガンバナ科
ブラジル南部の山の断崖に生育するの珍しい球根植物です。

ロータス館ホールにて展示しております。
あとひとつ、蕾が膨らんでいますので、あと数日お楽しみいただけそうです。

公園だより | 更新日:2014.11.08

ダリアが見頃です

入園ゲート入ってすぐのコミュニティ広場では、皇帝ダリアがきれいに咲いています☆

企業協賛でいただいた試験品種で、まだ一般には出回ってないものです。
約2mを誇る高さで、さらに花のサイズも直径約20cmで見応えたっぷりです。


八重咲きのものや一重咲きのもの、そしてピンク色も色幅があり、数種咲いています。


ピンクの中でも黄色が強くでていて、何ともシックですね。



一重の黄色いダリアや八重の白なんかもあります。
大変ボリュームがある一輪です。ぜひお写真に収めてください♪

公園だより | 更新日:2014.11.03

シクラメンの花が咲き始めています

すっかり秋らしくなってきましたね。

みずの森の琵琶湖側の丘の上の花園のそばで、原種のシクラメンが咲き始めています。



「シクラメン」、というと花弁が大きく豪華な雰囲気がする園芸品種を思い浮かべますが、ここで咲いているのは原種の「シクラメン ヘデリフォリウム」です。

小ぶりな花弁がかわいらしく、モミジの木々から差し込む柔らかな日の光を浴びて咲いています。

このシクラメン、今年の春に植え付けました。


シクラメンは鉢植えだけではなく、品種によってはこのように地植えもできるんですよ。
写真のように、モミジの木の足元に植えると夏は木陰で涼しく、冬はモミジが落葉して日の光がさすのでシクラメンにとってはピッタリな環境なのです。
この春にはヘデリフォリウム以外に冬咲きのコウムやペルシクムむなども植えたので、これからも楽しみです。


公園だより | 更新日:2014.10.21
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