【開花情報】斑入りセンダン見頃、ルイジアナアイリス開花| 開花時期5月(2012年)
スイレンも日毎に花がふえ、見頃をむかえています。
山の小道ではヤマボウシの白い花が雪のように枝にのっています。
★ ホルデウム ・ユバツム Hordeum jubatum
イネ科 北米原産
馬のたてがみのように風にたなびく穂は、陽の光に輝き、紅く色づく芒はキラキラと変化します。
オーナメンタルグラスとして人気のあるオオムギの一種です。
コミュニティ広場で風に揺れています。
芒のついた種は10月に播きます。
★ 青花ホタルブクロ Campanula samarkandansis ‘Sarastoro’
キキョウ科
ロックガーデンで人目をひく大きな青紫のホタルブクロ。
もう、蛍のシーズンです。
★ ルイジアナアイリス Iris(Lousiana Group)
茶色、紫、ピンクの中間色がないまぜになり不思議な花色をつくりだしている水辺のアイリスです。
アメリカのルイジアナ州~ミシシッピー川流域に自生するチャショウブをはじめとする5品種を元に品種改良がなされ、
驚くような花色が生まれました。
スイレン池の縁を彩り咲く花とスイレンは絵になる風景です。
★ クニフォフィア Kniphofia spp
南アフリカ原産の球根植物
トリトマとも呼ばれます。丘の上の花園にて開花。
黄色からオレンジ色のグラディーションが美しい珍しい形の花ですが、
開花期間が短いので、写真撮影にはお早めにお越し下さい。
★ センダン斑入り‘フラッシュダンサー’ Melia azedalach‘Flash Dancer’
センダン科
‘フラッシュダンサー’は黄色の美しい斑の入るセンダンの園芸品種です。
軽やかな黄緑の葉は初夏の風にそよぎ、ダンスをしているかのようです。
レンガの小道では‘フラッシュダンサー’の美しい新葉に加え、涼やかな白と紫色の花が咲きました。
「レンガの小道」は地湧金連も咲いていますので、ぜひ通ってご観賞下さい。
【開花情報】丘の上の花園が見頃| 開花時期5月(2012年)
スイレン水槽のスイレンが人気沸騰中です。
その美しさと珍しい花色に魅入られてしまいます。黒いスイレン‘ブラックプリンセス’や
‘オルモストブラック’もこの時期が見頃です。
丘の上の花園も一年で一番美しい季節をむかえました。
雨の日でもスイレンは咲いていますし、しっとりとした静かな庭園散策ができますので、
ぜひ、雨の日にもみずの森へお出かけ下さい。
八つ橋付近はリシマキアの黄色い花で埋め尽くされています。
★ 丘の上の花園
ヒューケラや斑入りのエゴポディウムなどの多種のカラーリーフの織りなす花園
★ 丘の上の花園
エキウム・ブルガリスやピンクのフロックス、ペンステモン、ジキタリスなどが花咲く花園
★ ダイアンサス‘ブラックベア’ Dianthus barbatus‘ Black Bear’
ナデシコ科
黒い花のナデシコは葉も黒く、花のない時期でもグロンドカバーにアクセントを加えます。
★ ムラサキセンダイハギ 紫先代萩 Baptisia australis
マメ科
北アメリカ原産
日本産のセンダイハギは黄色の花です。
仙台より北方に多いので、歌舞伎「伽羅先代萩」にちなみ名づけられたのではないかと言われています。
北アメリカ産の紫の花色のセンダイハギは今年はなかなかきれいに咲き、丘の上の花園で今が見頃です。
★ 西洋シャクナゲ
コニファーの森付近の西洋シャクナゲが例年になく見事に咲いています。
蓮群生地の見える蓮見岩のそばから風車も入れて撮ってみました。
※28日で花は終了いたしました。
【開花情報】耐寒性スイレン見頃 | 開花時期5月(2012年)
コミュニティ広場のスイレン水槽で耐寒性スイレンが見頃です。
サーモンピンクの魅力的な花‘ピーチグロー’、‘インナーライト’、‘グレックス オレンジビューティ’、]
‘マンガラウボン’などは人気の品種です。
咲き始めはなんと言っても花が初々しく美しく、葉がまだ茂らないので、花の美しさが際だちます。
喫茶店の向かいのスイレン池でもスイレンが見頃です。
池を縁取るルイジアナアイリスも不思議な花色ですこしづつ咲いてきました。
★ スイレン水槽にきれいどころがお目見えしました。
★ 耐寒性スイレン ‘グレックス オレンジビューティ’
Nymphaea ‘Gregg’s Orange Beauty’
Perry D Slocum 作出 1996年
外側の花びらが赤紫を帯びて、ひときわ目立つ美しい品種
★ 耐寒性スイレン‘テキサス ドーン’Nymphaea ‘Texas Dawn’
Dr. Kenneth Landon 作出 1985
交配親は N. ‘Pink Starlet’ × N.mexicana
★ 耐寒性スイレン‘ラロック’ Nymphaea ‘Larroque’
Marliac Latour Nursery 作出 1914
マルリアック ナーセリーが作出した古い品種のスイレン
モネの時代に遡る、100年ほども前に作られたスイレン
★ 耐寒性スイレン‘ファビオラ’Nymphaea ‘Fabiola’
Marliac Latour Nursery 作出 1913
こちらもマルリアックナーセリーがモネの時代に作出した古い品種のスイレン
【開花情報】アサザ、ヒツジグサ開花 | 開花時期5月(2012年)
エゴノキ、ハクウンボク、ヒトツバタゴなどの樹の白い花が咲き、
スイレン、アサザ、ヒツジグサと水辺の花も咲き始めたみずの森園内です。
デルフィニウム、ペチュニア、ネモフィラなどの草花もまだ楽しめます。
★ ヒツジグサ Nymphaea tetragona
スイレン科 日本に自生する野生のスイレン
県内の山間部のため池にも自生していますが、年々減少をたどり、
滋賀県レッドデーターブックの希少種となっています。
正午前から咲き始め、未の刻に全開になることから名づけられた小型の唯一の日本産のスイレンです。
午前中は花が閉じていますので、ヒツジグサは咲いていないと思われがちですが、昼まで滞在してご覧下さい。
コミュニティ広場で鉢で展示しております。
★ アサザ Nymphoides peltata
ミツガシワ科 環境省レッドデータブック準絶滅危惧種
「アサザ池」ではキュウリの花によく似た黄色いアサザの花が咲き始めました。
葉が水面に浮かぶ浮葉植物で黄色の花は水面より10cmほど立ち上がります。
間近でアサザの花の観察ができますが、アサザは半日花で昼には花がしおれ、
閉じてしまいますので、早めにご覧下さい。
花は9月まで長い間、見られます。
★ ムラサキツユクサ‘パープル&ゴールド’
ツユクサ科
黄金色の葉と紫の花の美しいムラサキツユクサです。
丘の上の花園にて見頃です。
★ カルミア Kalmia latifolia
ツツジ科 北米原産
コニファーの森で密かにピンクの小花を多数咲かせるカルミアは、アメリカシャクナゲとも呼ばれます。
金平糖のようなピンクの蕾も愛らしく、まだ咲き始めです。
★ ヒトツバタゴ Chionanthus retusus
別名 ナンジャモンジャノキ
モクセイ科の落葉高木
何の樹であるのかわからないというので「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる人気の花木です。
和名は一つ葉のトネリコ(タゴ)の意味で、トネリコは複葉ですが、この木は托葉のない単葉である事によります。
長崎県対馬、岐阜、愛知の木曽川周辺に隔離分布し、3県の自生地は天然記念物に指定されています。
【開花情報】ハクウンボク、春咲きグラディオラス見頃 | 開花時期5月(2012年)
ヒメウツギ、ハクウンボク、ヒトツバタゴ、アキグミの白い花や、
ベニバナトチノキのピンクの花、ベニバナトキワマンサクの赤紫の花、タラヨウの黄色い花など
樹の花が次々と咲いているみずの森園内です。
デルフィニウム、ダイアンサス、マーガレット、リビングストンデージーなど春の草花も見頃です。
緑の中にキショウブ、カキツバタ、シラン、サギゴケが咲くあづまや付近の水辺の風景がとても美しい時です。
アサザ池のアサザの黄色い花も咲き始め、
スイレン水槽には耐寒性スイレン「ファビオラ」「マンガラウボン」「チャーリーズチョイス」が開花しています。
★ グラディオラス・カルネウス Gladiolus carneus
アヤメ科 南アフリカ原産
春咲きのグラディオラスの原種です。
毎年見事に咲き誇るピンクの愛らしい花は大人気。
みずの森のゲートを入るとお出迎え、レンガの小道にも植栽してあります。
★ ハクウンボク (白雲木) Styrax obassia
エゴノキ科 日本及び、朝鮮半島、中国に分布する落葉小高木
エゴノキに似た白い花が房状に咲き、よい香りがあります。
ナツツバキと共に日本版「サラノキ」として、お寺に植栽されます。
これは、房状に咲く芳香のある白い花と大きな緑の葉がサラノキと似ていることによります。
丘の上の花園と山の小道の出会うところで上を見上げて花をご覧下さい。
★ クロバナロウバイ 黒花蝋梅 Calycanthus floridus
北米南東部原産
丘の上の花園で花盛りとなり、見頃をむかえています。
かすかな芳香があります。
★ ヤナギバチョウジソウ (柳葉丁字草) Amsonia tabernaemontana
キョウチクトウ科
アメリカ東部から中南部にかけての原産
淡いブルーの涼しげな花は丘の上の花園を流れる小さな橋のたもとで咲いています。
湿地に生育し、集散花序に淡青紫色の美しい筒状花を咲かせます。
花の下部が筒状で香辛料のチョウジに似ていることから名づけられましたが、花冠の先は5裂します。
キョウチクトウ科の植物は全草にアルカロイドが含まれていて有毒です。
日本原産の「チョウジソウ」は環境汚染、乱獲等により絶滅危惧植物(UV)に指定されています。
ヤナギバチョウジソウの隣でチョウジソウも咲いています。
★ ピンポンノキ Sterculia nobilis
アオギリ科 中国南部原産
花には花弁が無く、萼片が鐘形に5深裂します。
花後に果実が割れると中に黒い種子があり、煮たり、焼いたりして食べると甘くない栗のような味がします。
中国名は「頻姿(ピンポー)」
アトリウムにて鉢展示してあります。
【開花情報】ウンナンオガタマ、キモッコウバラ見頃 | 開花時期5月(2012年)
風薫る五月です。
花の移り変わりが激しい日々です。ハンカチノキが見頃になりました。
今年は花がちょっと少なめですが、白いハンカチのような苞が風にそよいでいます。
★ ウンナンオガタマ 雲南含笑 Michelia yunnanensis
モクレン科 中国原産
とてもよい香りのする中国産のコンパクトなオガタマです。
3cmほどの小さな花ですが樹全体に花が咲きます。
花期は短く1週間~10日位ですが、5月が来たのを知らせてくれる花です。
コミュニティ広場で鉢で展示しています。
★ デルフィニウム Delphinium
キンポウゲ科
コミュニティ広場、丘の上の花園、石組花壇で青い豪華な花が咲き始めました。
★ ライラック Syringa vulgaris cv.
モクセイ科
ライラックの矮性品種ですが、今年は見事な花がさきました。
丘の上の花園で見頃をむかえています。
★ キモッコウバラ 黄木香茨 Rosa banksiae‘ Lutea’
バラ科
中国原産、江戸時代に渡来
丘の上の花園で満開になり見頃を迎えております。
青空に映える黄色い小さなバラの群れ、反対側を見上げればハンカチノキが白い苞を揺らしています。
★ フジ(ノダフジ) Wisteria floribunda
本州・四国・九州に分布
「ノダフジ」は約600年前(南北朝時代)から「吉野の桜」「高雄の紅葉」とともに三大名所と言われ、
「野田の藤」見物が盛んでした。
今の大阪市福島区野田の「藤之宮」と呼ばれた春日社周辺が、藤の名所であったということです。
牧野富太郎博士がこのフジを研究し「ノダフジ」と命名しました。