【開花情報】ミズアオイが開花 | 開花時期8月(2010年)
ハス、スイレンの盛りは過ぎましたが、まだコミュニティ広場や花影の池では名残の花が楽しめます。
酷暑の中でも、少しずつ秋への移ろいが感じられるのは、
秋の七草園やコミュニティ広場のオミナエシやキキョウ、フジバカマが咲き始めていることでしょうか。
入園ゲートを入ると、信楽焼の大きなスイレン鉢に咲く、青や紫の花が美しい熱帯スイレンがお出迎えいたします。
ひととき、暑さを忘れることでしょう。
★ ミズアオイ Monochoria korsakowii
ミズアオイ科
全国の湖沼、河川、水路の浅水域や水田などに生育する抽水性の一年草
広場の噴水前ではミズアオイが清涼感のある青い花が咲きはじめました。
かつての水田雑草は今では絶滅危惧種となっています。
みずの森では毎年種子を採取、播種し保存に努め、来園者に広く理解してもらえるよう
コミュニティ広場でコンテナ栽培をして展示しております。
先週からポツポツと咲き始めましたので9月初旬まで楽しめます。
★ オミナエシ Patrinia scabiosifolia オミナエシ科 日本、東アジアに分布
キキョウ Platycodon grandiflorusキキョウ科 日本、東アジアに分布
コミュニティ広場入り口付近で鉢展示
オミナエシ、フジバカマ、ススキ、ハギは秋の七草園でもご覧いただけます。
★ ソバ Fagopyrum sagittatum
タデ科
コミュニティ広場の雑穀コーナーで白い小さな花が咲いています。
このコーナーではアワ、キビ、ハトムギ、シコクビエ、ラッカセイ、モロコシなどをコンテナで栽培しております。
今週末、28日(土)、29日(日)の「雑穀展」と合わせて、
ミネラルやビタミンが豊富な古来からの食べ物を見直してみませんか?
尚、「雑穀展クイズ」に全問正解すると、雑穀スウィーツを先着20名様にプレゼントいたします。
★ 熱帯スイレン ‘ブルズ アイ’ ’Bull’s Eye’
スイレン科
Florida Aquatic Nurseries, 2007作出
片親は‘キング オブ ブルー’ N. ‘King of Blues’
初公開の新しい品種
★ 熱帯スイレン ‘アレクシス’N. ‘Alexis’
スイレン科
Schuck 2001年作出
‘Pink Pearl’の実生
おしべの花弁化により、花弁数の多い華やかな八重咲き品種
【開花情報】16日(月)は休園、ハス群生地は東側がまだ見頃 | 開花時期8月(2010年)
★ ハス群生地はまだ見頃が続いています。
群生地の西側半分は花がまばらとなりましたが、東ゲート前より東側半分はまだ花が楽しめます。
花数は約半分になったと思われます。
尚、16日(月)は休園日です。
20日(金)まで早朝開園(AM7:00~PM5:00)と東ゲート開設
21日(土)からはAM9:00開園 東ゲートは閉めますのでハス群生地との往来は植物園から出て外側から回ります。
★ 湖の手前、東側も見頃です。
唯一の木陰、アカメヤナギの場所から眺めるのもよし。
みずの森園内の芝生広場からの眺めもなかなかです。
★ 熱帯スイレン‘ドクター・G・カッシーナ’ Nymphaea‘ Dr. G Cassina ‘
マンリオ・カルビシ氏 Manlio Calvisi 作出 1985年
細長い青い花弁が特徴的なスイレンです。
花弁数は20枚前後ですが、花弁の幅がせまいのですっきりして花弁に動きがあり、よい被写体となりそうです。
みずの森では今年導入し、初公開です。
入口を入ったところで信楽焼のスイレン鉢にて展示。
★ 耐寒性スイレン‘ローズ アレイ’ Nymphaea‘ Rose Arey ‘
Fowler 1913年作出
古くからの人気の品種です。
今年は暑い中、まだ耐寒性スイレンも咲いています。
★ トウテイラン Pseudolysimachion oranatum
ゴマノハグサ科 京都府から鳥取県にかけての日本海側に分布
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなみますが、ランではありません。
灰緑色の葉に紫色の花がトラノオのように咲く美しい宿根草ですが、その数は年々減少し、
今では絶滅危惧2類に指定されています。七草園と山の小道の分岐の角に咲いています。
【開花情報】ハス群生地はまだまだ見頃です | 開花時期8月(2010年)
ハス群生地は東ゲート前が今も花の盛りです。中ほどや沖合の花が密になりピンクに染まります。
雲が湧きたち雄大な景観を呈しています。ハス群生地西側は花が減少しつつあります。
お盆前くらいまでが見頃と思われます。8月20日まで早朝7時開園、ならびに東ゲートを開設しております。
★ 対岸の守山を望むハス群生地東方面
★ はるか鈴鹿山脈を望むハス群生地中央
★ 花影の池
ハス、スイレンもまだ花ざかり
★ アワ Setaria italica
イネ科
五穀(米・麦・粟・黍(きび)または稗・豆)のひとつとされ、古くから重要な食料でした。
近年、鉄分その他のミネラルや食物繊維も豊富なため、五穀米などにして食べる方法が見直されています。
粟の小さな花が雑穀展示コーナーで咲いています。
★ ハトムギ Coix lacryma-jobi var. frumentacea
イネ科
ジュズダマの栽培品種
古くから薬用として利用されていましたが、近年健康食品として、
お茶、お菓子、麺類等の多くの食品や化粧品が開発されています。
栄養価が高く、新陳代謝を盛んにする効能があります。
健胃、解熱、利尿、解毒の効果により、慢性胃腸病、かいよう、下痢、リューマチ、神経痛などの
痛みに効きめがあるといわれています。
雑穀展示コーナーで目立たないうすい黄色の花が咲きました。
【開花情報】烏丸半島ハス群生地は花のピーク | 開花時期7月(2010年)
ハス群生地は一面にピンクの花が広がり、花盛りをむかえております。
梅雨の長雨で花の減少が心配されましたが、例年より遅めの花のピークとなりました。
来週いっぱい見頃は続くと思われます。
★ 蓮見岩からハス群生地を一望
★ ハス群生地西側方面
★ 東ゲート前から三上山を望む
★ 大輪あさがお展示
本日の銘花 「新松風」
みずの森ロータス館内にて展示しております。
★ シダレエンジュ Sophora japonica f. pendula
マメ科 中国原産
みずの森園内から群生地に向かう途中、スイレン池の橋を渡ると両側にマメ科の白い房状の花が咲いています。
【開花情報】ハス群生地は見頃 | 開花時期8月(2010年)
ハス群生地は東ゲート前が花の盛りを迎えています。
湖側も花の盛りとなり、群生地唯一のアカメヤナギの木陰からのハスの眺めも最高となりました。
西側は少しずつ花が減少しつつあります。今週いっぱいは見頃が続くと思われます。
★ 沖合もピンクに染まり雄大な景観
★ 湖側も花盛り
★ 東ゲート 沖合いも花盛り
★ 「水草展~マダガスカルの水辺」
アフリカ大陸から400km離れた不思議の島マダガスカル。
そこに生息する動植物は独自の進化をとげました。
今回の水草展は「レースソウ」に代表されるマダガスカル固有の水草をアクアテラリウムで展示しました。
また、マダガスカルの不思議な水草を求め20年前に現地を訪れた
水草研究家の山崎美津夫先生が撮影された写真展も同時開催しております。
★ 山崎美津夫先生の「水草ガイド」
8月7日(土) いづれも10時35分~ 30分程度
8月15日(日) 午後1時~
8月29日(日)