【開花情報】園内のハス開花|開花時期6月(2010年)
花影の池にもスイレンが入り、スイレンの花の最盛期を迎えつつあります。
丘の上の花園はアカンサス・モリス、ディエラマ、モナルダ、クレマチス等が咲き乱れています。
★ ハス‘デビー ギブソン’ Nelumbo ‘Debbie Gibson’
黄花ハス系の園芸品種
Perry D. Slocum 作出 (1988)
みずの森園内のハス見本園ではハスの開花が始まりました。
初花の初々しさと、浮き葉で遊ぶ小さな蛙の子も見逃せません。
★ 花影の池のスイレン
花影の池にもスイレンが登場し、華やかな景観となりました。
★ 天使の釣り竿 ディエラマ・プルケリムム Dierama pulcherrimum
アヤメ科
南アフリカ原産の球根植物
丘の上の花園で風に揺れる優雅な姿と優しげな色合いの花が見頃です。
★ ギンコウボク (銀厚朴) Michelia alba
モクレン科 インドネシア、フイリピン原産
オガタマの仲間ですが、葉、花、根もそれぞれ香ります。
花は腋生で白色、後に黄色に変化しますがとても良い香りがします。
東南アジアではレイフラワーや髪飾り、供養の花、またお茶の香料として用います。
コミュニティ広場で鉢にて展示。
★ ディレニア・スフルティコサ Dillenia suffruticosa
ビワモドキ科 マレー半島からスマトラ島、ボルネオ島に分布
現地では5~10mの大木ですが、鉢植えで80cmほどの大きさですので目の前でご覧いただけます。
蕾は多数ついていますが、1日1~2個ずつ開花しています。ご覧いただけない日もあるかと思いますのでご了承下さい。 アトリウムにて鉢展示。
【開花情報】スイレン見頃 | 開花時期6月(2010年)
★ スイレン Nymphaea
スイレン科
耐寒性スイレンが美しい季節となりました。
コミュニティ広場のスイレン水槽では目の前でじっくりスイレンを観察することができ、
近距離でのスイレンの撮影も可能です。手前のピンクのスイレンは‘ピーチグロー’です。
不思議な花色のルイジアナアイリスが花咲く「スイレン池」でも多彩なスイレンが開花中です。
スイレンの花は午後には閉じてしまいますので午前中に観賞することをおすすめします。
スイレンの品種については下記のリンクみずの森植物図鑑「スイレン」をご参照下さい。
★ セネキオ・イコグロッサス Senecio icoglossus
キク科 ブラジル原産
湿地に咲く水生菊で、銀葉の分厚い大きな葉と鮮やかなピンクの花が美しい珍しい植物。
1mほどの背丈があります。コミュニティ広場にて鉢展示しております。
★ フロミス・フルティコサ Phlomis fruticosa
シソ科 地中海東部原産
灰緑色のベルベットのような葉が魅力的な宿根草で、エルサレムセージとして知られています。
今を盛りと丘の上の花園のアーチを背景に咲き誇り来園者の目を楽しませています。
★ リシマキア・ヌンムラリア Lysimachia nummularia
サクラソウ科 ヨーロッパ原産
あづまやの周りのの湿地がリシマキア・ヌンムラリアの黄色の花で覆われカーペットのようになりました。
★ サラノキの実
3月、4月と楽しんでまいりましたサラノキにはたくさんの実がついています。
フタバガキ科の種子には羽根突きの羽根のような翼が付くのが特徴です。
熟して茶色になった種子はヘリコプターの羽根のようにクルクルと回りながら舞い落ちてきます。
【開花情報】ポンテデリア | 開花時期6月(2010年)
雨にけぶるハナショウブやスイレンは梅雨ならではの花風景で今が見頃です。
黄色のヘメロカリスや水辺を彩る紫のポンテデリアも咲き始めました。
みずの森園内のハス見本園では次々とハスの蕾が上がってきました。
★ ハス‘嘉祥蓮’
いち早く蕾が膨らんできました。
2.3日中に開花しそうです。
★ ミニミニ‘ムラサキシキブ’ Nymphaea‘Murasaki Sikibu’
アトリウムで大人気の熱帯性スイレン‘紫式部’のミニミニ版がコミュニティ広場に登場しました。
驚異の9cmポットでの開花の様子をご覧下さい。
濃い紫色の萼(がく)が美しいスイレンです。
紫から白へのグラディーションのかかる花びらに、
雄しべにはオレンジ色に紫が入り、萼と花びらのコントラストが美しく、和風の趣があります。
★ ポンテデリア・ランケオラータ Pontederia lanceolata
ミズアオイ科
北米原産の抽水植物
アサザ池やたいこ橋のたもとで青色の涼しげな花が咲き始めました。
葉の幅の狭いランケオラタ)ハート型の葉のコルダタ種(cordata)があります。
★ ハンゲショウ(半夏生)
ドクダミ科
ハンゲショウの葉が白くなり、下垂する白い花穂が風にゆれます。
和名の由来は、夏至から11日目の半夏の頃に葉が白くなることによります。
丘の上の花園脇の湿地に群生しています。
★ ヘメロカリス Hemerocallis cvs.
ユリ科
デイリリーとよばれる一日花です。鮮やかなオレンジ色のバリエーションによる様々な花色があります。
中央ヨーロッパや日本、中国のユウスゲやカンゾウなどから品種改良されました。
群生地の見える東ゲート付近や八橋付近で開花しています。
【開花情報】ハナショウブ | 開花時期6月(2010年)
丘の上の花園ではジギタリス、クラベラントセージ、アカンサス・モリス、バーバスカム、
数種のクレマチスなど多種の宿根草が花盛りです。
★ ハナショウブ
アヤメ科
八ッ橋周辺で一部見頃となりました。
エントランスホールでは金屏風を背景に青い毛氈を敷き、席飾りで展示をしております。
★ ホザキシモツケ Spiraea salicifolia L.
バラ科の落葉低木
限られた湿地に群生し、今では絶滅危惧II類 (VU) 【1997年環境庁公表】となってしまいました。
淡紅色の花を円錐花序につけ、穂のように見えるのでこの名がつきました。
シモツケのピンクの花も園内各所で開花中。
★ アカンサス・モリス Acanthus mollis
キツネノマゴ科
地中海沿岸原産の宿根草
丘の上の花園で、地味な花色ですが存在感のある花が咲き始めました。
アザミの葉にも似て、和名は「ハアザミ」。
ダイナミックな葉はギリシアのコリント建築の柱頭装飾のモチーフとして有名です。
★ ドイツィア・セチュエネンシス (四川ウツギ)
Deutzia setchuenensis v. corymbiflora
ユキノシタ科
丘の上の花園でこんもりと白い小花が清楚に咲き、花期が長く楽しめます。
★ インドシクンシ Quisqualis indica
シクンシ科
熱帯アジア、マレーシア原産の常緑つる性低木。
芳香のある小さな花が白からピンク、紅と花色が変化し、咲き分けているように見えます。
種子は回虫駆除剤として使用され、「使君子」とは天子から使わされた使者のような貴重な薬の意味です。
アトリウムにて鉢展示。