【開花情報】ヒスイカズラ 、ボーモンテア咲き始め | 開花時期2月(2010年)
★ ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys
マメ科
フィリピン・ルソン島原産
花は珍しい青味をおびた緑色で、
翡翠の勾玉のような形の花が200個程も連なり50cm~1mの房になって咲きます。
みずの森では初めての開花です。今は頭上4~5mのところに1房のみ開花しております。
蕾が多数ありますので、10日~2週間後には近くで見える枝で開花の予定です。
※ 1月27日現在、写真の花は終了いたしました。
次の蕾の開花は10日~2週間後かと推測します。
★ ボーモンテア・グランディフロラ Beaumontia grandiflora
キョウチクトウ科 ヒマラヤ東部~中国雲南省原産
中国名は清明花。大型の珍しいツル性植物で直径10cmほどの、
先端が5裂したラッパ状の白色の大きな気品のある花で、ほのかな香りがあります。
アトリウムの右手、南の窓際で咲き始めました。緑色の梁を見上げて下さい。
現在は4輪開花しています。
★ マレーシャクナゲ Rhododendron vireya cv.
ツツジ科
ヴィレアシャクナゲとも呼ばれ、
マレーシアなど熱帯の高山に生育するシャクナゲの園芸品種です。
★ マレーシアのスイレン Nymphaea sp.
青紫の花色が美しいマレーシア産の熱帯スイレン
ムカゴ性で葉の中心から新しい葉が成長しはじめているのが見られる。
★ オヒルギ Bruguiera gymnorhiza
ヒルギ科
熱帯・亜熱帯地域の一部で河口付近に生育するマングローブ植物。
マングローブのヒルギ科植物の特徴は幹からタコの足のように突き出る気根と、
種子の胎生にあります
胎生とは樹上にある果実の中で種子が発芽して幼植物となることです。
枝から下がる鉛筆状の胚軸は果実ごと落ちて、泥地に突き刺さり、葉を展開します。
ヒルギの名前の由来は「漂木」であり、
親木から落ちた胎生種子が海を漂い遠方へ広がることから名づけられました。
アトリウム北側の水の流れる壁泉の上部に
たくさん胎生種子がぶらさがっているのが見られます。
【開花情報】カエンボク、アンドロキンビウム | 開花時期1月,2月(2010年)
厳しい寒さが続き、比良の山々の冠雪が美しい琵琶湖です。
寒さをよそにアトリウムでは熱帯の花木が花開く季節となり、
純白のアマゾンリリー、オレンジのカエンカズラ、ピンクのドンベヤなど
花盛りとなっております。
★ カエンボク 火焔木 Spathodea campanulata
ノウゼンカズラ科 熱帯アフリカ原産
沖縄でもよく見られる高木(10~20m)ですが、みずの森のアトリウムで展
示しているのは2mの小さな木です。花の構造が目の前でよく観察できます。
★ トケイソウ‘ティアラ’Passiflora ‘Tiara’
トケイソウ科 園芸品種
大きく広がる青紫と白の縞模様の花糸が素晴らしいトケイソウです。
ほのかな香りがあります。
9月には戸外で開花していましたが、冬季はアトリウム入り口右手で開花しております。
★ フルーツセイジ Salvia dorisiana
シソ科 南米ホンジュラス原産
冬に開花するサルビアです。葉に触れるとフルーティな良い香りが漂います。
葉、花共に細かい毛で覆われベルベットのような感触があります。
アトリウムで見られます。
★ ムユウジュ Saraca asoca
マメ科
インド原産の常緑高木。
サラノキ、インドボダイジュとともにムユウジュ(無憂樹)は
釈迦誕生の木として仏教3聖木として有名です。
オレンジ色の鮮やかな小さな花が多数集まり球状になります。
シャカ国の王妃マーヤー夫人がルンビニーの花園で
咲き競う無憂樹の花に手を伸ばしたところ、釈迦が誕生したと伝えられています。
アトリウムの北東出口の高所3~4mで4輪咲いています。
薄暗い場所で、少し見つけにくいかもしれません。花は多少小さめです。
★ アンドロキンビウム・カペンセ Androcymbium capense
ユリ科 南アフリカ原産球根植物
英名 Cup& Saucer または Men in a boat
白い大きな苞葉の中に小さな花が4~6個総状についています。
特異な花の形で、冬に開花する珍しい球根植物。
エントランスホール干支展示の右隣にて展示しております
華やかに洋ラン展開催中 11日まで | 開花時期1月(2010年)
1月7日より開催の洋ラン展は、連日催されている栽培講習会が人気です。
11日は1時より映像ホールにて岡山県在住の川 博久氏による講演会
「理想の蘭作りを目指して!」があります。
川氏は幾多のラン展で数々の賞を受賞されてきました。
その映像を楽しむとともにラン栽培の極意を学びましょう。
「滋賀洋らんフェスタ2010 」の入賞作品や珍しいランのご紹介
★ リンコ レリオ カトレヤ ‘オーミメロディ’
滋賀県知事賞に輝きました。
★ カトレヤ トリアネ ‘サングレ’
草津市長賞受賞
★ パフィオペディラム トミーヘンス ‘アルセア’
日本洋蘭農業協同組合関西支部長賞
★ アングレカム・ビーチー
アングレカム・セスキペダーレ×エバーネウム
星型の大きな花が美しい立派な株です。
★ 「近江の初夢」
日本フラワーデザイナー協会 滋賀県支部 (NFD)の皆様による
コチョウラン・シンビジウムを素材とした洋ランのディスプレイ
【開花情報】寅と洋ラン、クレロデンドルム | 開花時期1月(2010年)
新年おめでとうございます。
新春は5日より開園しております。本年もよろしくお願い申し上げます。
アトリウムではカエンカズラ、カリアンドラ、ブーゲンビレア、ドンベヤ、
ムラサキノウゼン等熱帯花木が咲き乱れ、熱帯スイレンが花開き
トロピカルムードでいっぱいです。
★ 「寅と洋ラン」展示
エントランスホールの「干支の展示」は華やかな洋ランに囲まれた
トラの家族に衣替えいたしました。
トラの黄色を基調としたデンドロビウム、オンシジウム、シンビジウム、など
甘い香りが漂うなかで記念撮影はいかがでしょうか。
1月8日からは新春恒例「滋賀洋ランフェスタ」が開催されます。
★ クレロデンドルム・クアドリロクラレ‘ファイアーワークス’
Clerodendrum quadriloculare ‘Firewarks’
クマツヅラ科
華やかで驚くような花のつき方をします。
筒状の花が放射状に広がり、花火があがったようです。
鉢植えですが素晴らしい花付です。
★ キバナサラカ Saraca thaipingensis
マメ科 タイ、マレー半島原産
ムユウジュの一種で、タイ原産のサラカ・タイピンゲンシスです。
ムユウジュの花によく似て、小さな黄色の花に長いおしべが突き出ています。
ムユウジュはサラカ・アソカ(Saraca asoca)で、釈迦生誕の樹として
仏教3聖木のひとつにあげられます。
花色も濃いオレンジ色になり、良い香りがします。
ムユウジュもアトリウムの奥でわずかですが咲き始まりました。
★ ムラサキノウゼン Saritaea magnifica
ノウゼンカズラ科
コロンビア原産のツル性の低木
アトリウムの南側に植栽、鉢でも展示しております。
★ ハボタン多粒播きミニ仕立て
人気のミニに仕立てたハボタンは、ちょっと遅めに9月上旬に種をまきます。
好みの鉢に数多く移植して小さく育てます。
中央の花はプリムラ