【開花情報】紅舞妃、ペリーズ ピンク ヘブン、ハンゲショウ | 開花時期6月,7月(2009年)

みずの森園内のハスは教材園で次々と開花しています。
コニュニティ広場では碗蓮を展示したしました。群生地のハスは西側の岸辺で蕾が上がり始めました。


★ 紅舞妃 3日目
舞妃蓮の自家受粉による実生
1970年阪本祐二氏作出。
花弁がよじれて舞っているように見える美しいハスです。園内の教材園にて開花。



★ スイレン‘ペリーズ ピンク ヘブン’ Nymphaea‘Perry’s Pink Heaven’
1990年 Slocum が作出
コミュニティ広場のスイレン水槽で、花びらの数も多く、ひときわ華やかに咲くスイレンです。



★ オオオニバス  Victoria amazonica
スイレン科    アマゾン原産
アトリウムで開花した2日目の紅くなった花です。
今晩開く蕾がありますが、今晩は花は白く、明日朝には多少ピンクががり、夕方開花するときは紅くなります。



★ ハンゲショウ  Saururus chinensis
ドクダミ科の水辺の多年草
葉が白くなり、白い花穂が垂れ下がって、今が見頃となりました。
名前の由来は7月頃茎の上部の葉が白くなるが、この様子が、
半分化粧をしているように見えることから、また半夏生(7月2日頃)に白くなるからとも言われています。
丘の上の花園を流れる小川の縁で開花しています。



★ ガガブタ  Nymphoides indica
ミツガシワ科の浮葉植物  本州以西の湖沼やため池に生育
花は1.5cm程度の小さな花で、花弁に白い毛があり、風にふるえる様子がかわいらしく人気の水生植物です。
まだ咲き始めで花数は少なく、これからふえていきます。
水質悪化により分布は減少し、絶滅危惧類に指定されている貴重な水草です。

公園だより | 更新日:2009.06.25

【開花情報】教材園のハス咲き始め、ディエラマ、モナルダ | 開花時期6月(2009年)


★ ハス ‘ミセス スローカム’  Nelumbo ‘Mrs.Perry D.Slocum’
Slocum 1964年作出
Nelumbo lutea × N.‘Rosea Plena’
大型の黄紅色の八重咲き種
アメリカのキバナハスと八重紅蓮‘ローズ プレナ’の交配種
1日目、2日目、3日目と花色が紅~ピンクに薄い黄色~黄色にわずかにピンクがかかるというように変化します。



★ 熱帯スイレン‘マルモラータ’  Nymphaea ‘ ’Marmorata’
George H Pring  1917年作出
葉に茶色の模様がストライプ状に入り、ブルーの花が美しい熱帯スイレン。
アトリウムでご覧いただけます。



★ ディエラマ プルケリムム    Dierama pulcherrimum
アヤメ科
南アフリカ原産の球根植物
花穂の先が枝垂れ風に揺れる様は、「天使の釣竿」とよばれています。
丘の上の花園で開花、赤紫色の品種もあります。



★ ロシアンセージ Perovskia atriplicifolia  
シソ科  アフガニスタン原産
ブルーの花の涼しげなシルバーリーフプランツ、ペロフスキアはスイレン池を見下ろす石組み花壇で咲いています。
夏から秋まで長く楽しめる宿根草です。



★ モナルダ メンティフォリア   Monarda menthifolia
シソ科 カナダ原産
葉はミントの香りがして、殺菌、鎮痛、発汗作用があります。
丘の上の花園で見頃をむかえています。

公園だより | 更新日:2009.06.18

【開花情報】スイレンが見頃、ハナショウブ、エレムルス | 開花時期6月(2009年)

スイレンが見頃の季節となりました。丘の上の花園もアカンサス・モリスやディエラマなど珍しい宿根草が花盛りです。


★ スイレン‘ピンク グレープフルーツ’ Nymphaea‘Pink Grapefruit’    
Strawn作出       作出年・交配親 不明
黄色からピンクへのグラデーションが美しく、スイレン池できわだって目をひくスイレンです。
入り口では信楽焼きのスイレン鉢にて展示しております。



★ ハナショウブ
ロータス館エントランスホールでは金屏風を背景にした熊本風の席飾りで肥後系のハナショウブを展示しております。



★ エレムルス Eremurus
ユリ科 中央アジア原産
風に揺らぐ大きな花穂が見事です。夏に休眠する秋植えの球根植物です。
コミュニティ広場で鉢植えで展示しています。



★ ポンテデリア・ランケオラタ    Pontederia lanceolata
ミズアオイ科の抽水植物  北米原産
黄色の花が群れ咲くアサザ池に青色の涼しげな花が咲いています。
ハート型の葉のコルダタ種(cordata)もあります。



★ ヘメロカリス  Hemerocallis cvs.
ユリ科 
デイリリーとよばれる一日花です。鮮やかなオレンジ色のバリエーションによる様々な花色があります。
中央ヨーロッパや日本、中国のユウスゲやカンゾウなどから品種改良されました。
群生地の見える東ゲート付近や八橋付近で開花しています。

公園だより | 更新日:2009.06.11

【開花情報】スイレン‘オールモストブラック’、ラバテラ | 開花時期6月(2009年)

園内はヤマボウシ、カシワバアジサイ、フェイジョア、等の花木が咲き、
丘の上の花園ではクラベラントセージ、アカンサス・モリス、バーバスカム、数種のクレマチスなど
多種の宿根草が花盛りです。
アトリウムでは、オオオニバスの葉が2m近くの大きさになり花も開花しています、
が花は夜咲きでいつも開花しているとはかぎりません。


★ スイレン‘オールモストブラック’ Nymphaea ‘Almost Black’
スイレン科 1996 年にアメリカのスローカム(Perry D. Slocum)が作出
コミュニティ広場のスイレン水槽では多種のスイレンが見頃となりました。
中でも黒いスイレンといわれる、黒味がかった濃い赤色のスイレンが注目を浴びています。
交配親は、耐寒性スイレンと熱帯スイレンの交配種(’Perry’s Fire Opal’ x ‘Blue Beauty’)です。
‘Blue Beauty’はアトリウムにてご覧いただけます。



★ ラバテラ ‘バーンズレイ’ Lavatera x clementiit ‘Barnsley’
アオイ科  
コミュニティ広場で咲く可憐な花は薄いピンクのクレープ紙でできているように見えます。
秋にハマキムシがつきやすいのでご注意を。



★ ホザキシモツケ Spiraea salicifolia 
バラ科の落葉低木 アジア、ヨーロッパの寒冷な湿地帯に分布
近年の湿地開発で激減、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧2類にランクされています。
八つ橋にて開花しています。



★ シモツケ  Spiraea japonica
バラ科 の落葉低木
園内各所で見頃となっています。



★ インドシクンシ Quisqualis indica
シクンシ科 熱帯アジア、マレーシア原産のの常緑つる性低木。
芳香のある小さな花が白からピンク、紅と花色が変化し、咲き分けているように見えます。
種子は古くから回虫駆除剤として使用され、「使君子」とは天子から使わされた使者のような貴重な薬の意味です。

公園だより | 更新日:2009.06.04
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