【開花情報】熱帯スイレン‘ムラサキシキブ’、トケイソウ‘インセンス’、オミナエシ(2008年8月)

ひと夏の夢を見せたハス群生地は、わずかに葉の色が黄色味を帯び始めました。
いっせいにはちすが天を向き、名残の花を2,3個まだ見つけることができます。
みずの森園内はトロピカルガーデンが見頃を迎えております。熱帯の珍しい花木をお楽しみ下さい。


★ 熱帯スイレン‘ムラサキシキブ’ 
熱帯スイレンですが、小さな株をコミュニティ広場にて鉢で展示しています。
黒に近い紫色の蕾や花びらの微妙なグラデーションを間近で観察できます。
大きな株はアトリウムにて展示しています。
※ 尚、アトリウムの熱帯スイレンは9月いっぱい池清掃を実施いたしますので、
  お見苦しいところがあります。ご了承下さい。



★ トケイソウ‘インセンス’ Passiflora‘Incens’
トケイソウ科 園芸品種 
毎年、教材園の垣根一面を覆い見事に開花し、来園者の人気の的でしたが、
研修棟建設でその面積が縮小され花数が少なくなりました。芸術的な花の形、色、香りで人を魅了するトケイソウです。



★ オミナエシ  Patrinia scabiosifolia
オミナエシ科 日本、東アジアに分布
秋の七草園にて開花しています。



★ フジバカマ Eupatoriumu fortunei
キク科  本州、四国、九州、 朝鮮半島、中国に分布
ハギやススキの茂る秋の七草園をを歩くと、フジバカマのクマリンの甘い香りがかすかに漂います。



★ ホルムショルディア・テッテンシス
Holmskioldia tettensis
クマツヅラ科 アフリカ原産の常緑低木
ピンクの萼の上に青紫色の花びらが乗っている様子から「タヒチアン ハット」と呼ばれます。
正面のトロピカルガーデンの花影の池よりで咲いています。

公園だより | 更新日:2008.08.29

【開花情報】パラグアイオニバス試乗会のお知らせ、ハイビスカス、ナンバンギセル開花(2008年8月)


★ 花影の池にダイナミックに広がる160cmもの葉を持つパラグアイオニバスを眺めていると、
つい、「乗ってみたい」と誰しも思うことでしょう。今回はお子様を対象とした試乗会を開催いたします。
夏休みの思い出にいかがでしょう。

日時: 平成20年8月24日(日)  10:00~11:30 ※雨天中止
場所: みずの森 花影の池
定員: 30名
参加費: 無料(但し入園料が要ります。大人300円、小人150円)
受付時間:9時30分から(整理券配布) 於:図書コーナー
条件等:体重40kg未満の方 (体重測定をします)
     小学生以上で、一人で葉に乗れる方。
     時により、水に濡れる場合がありますのでご了承下さい。
     高校生以下の方は保護者同伴でお願いいたします。
     植物の状態、天候などにより中止になる場合があります。



★ レンガの小道からハス群生地を望む
ハス群生地はまだ奥の一部がピンクに染まり、全体の約2割方が開花している状態です。
写真右手は美しい斑入りセンダン‘フラッシュダンサー’



★ ハイビスカス・アーノッティアヌス Hibiscus arnottianus
アオイ科  ハワイ、オアフ島原産の常緑低木。
正面のトロピカルガーデンで、ひときわ白く清楚で涼しげに咲く花です。
野生種ハイビスカスのひとつで、多数の交雑種の親としてハワイでの交雑育種に貢献しました。



★ ナンバンギセル  Aeginetia indica L.
ハマウツボ科 日本全土、中国、台湾、インドシナ半島、マレーシア、インドに分布するの一年生の寄生植物。
宿主のススキの根元にくすんだピンクの花が咲きます。
花が開花したときの状態が煙管に似ていることにより名づけられました。
ススキに限らずイネ科の植物やショウガ科の植物にも寄生します。
「秋の七草園」のヤクシマススキとシマススキの根元で見られます。



★ 「よく似た水草の見分け方」と淡水エビの展示
エントランスホールにて展示しております。
セリとドクゼリの違い、クロモ、コカナダモ、オオカナダモの違い、
ヤナギモとセンニンモの違い、キクモとハゴロモモの違い、
フサモとホザキノフサモの違いを実物の観察を通して学びましょう。
淡水エビは13種をご覧いただけます。

公園だより | 更新日:2008.08.15

【開花情報】ハス群生地は花が減少、オニバス、シロバナハマゴウ(2008年8月)

例年に比べ、長い間ピンクのハスの花の海を楽しめた群生地は花の数が減少しました。
奥のヨシ帯付近が色濃く咲いており、周辺の花はまばらとなり、最盛期の半分以下となりました。


★ みずの森芝生広場からのハス群生地
テントが設営してあり、ちょとした高台ですので群生地の奥の開花がよく望めます。



★ オニバス (鬼蓮)  Euryale ferox 
スイレン科
本州、四国、九州の湖沼やため池、河川などに生育する一年草です。
埋め立てや水質の汚濁で分布が減少し、絶滅危惧類に指定されている貴重な水生植物です。
鋭いトゲが葉の表と裏にあります。大きくなると2mを越えることもありますが、
現在花影の池で開花しているものは1m前後です。今後、2m近くまで成長するものと思われます。



★ ペンニセツム‘ジェスター’ Pennisetum glaucum ‘Jester’
イネ科 
黒いキビのような穂が魅力的なオーナメンタルグラスはコミュニティ広場でご覧いただけます。



★ シロバナハマゴウ  Vitex rotundifolia forma albescens
クマツヅラ科  
海岸の砂地に群生する落葉低木。花には良い香りがあり、実には薬効があります。
レンガの小道にてご覧いただけます。



★ トロピカルガーデン
毎夏おなじみの観葉植物で作るトロピカルガーデンが見頃となりました。
原種のハイビスカス・アーノッティアス、ゴールデンクリナム、ヒトデカズラ、エンセテなど
大型植物のダイナミックな取り合わせをお楽しみ下さい。

公園だより | 更新日:2008.08.10

【開花情報】ハス群生地は見頃、ミズアオイ、トウテイラン(2008年8月)


★ ハス群生地
連日の猛暑により、再び、見頃を迎えています。
岸近くでは花数が少なくなっておりますが、奥の方がピンクに染まり、みずの森園内蓮見岩からの眺めは見事です。



★ ミズアオイ
暑い中にも清涼感漂う、ミズアオイの青い花が咲き始めました。
水田雑草として以前はどこでも見られましたが、近年はまれになり、
みずの森では種子を保存して毎年栽培展示しております。コミュニティ広場でご覧いただけます。



★ パラグアイオニバス
夕方に開花2目の花が開きました。4時半撮影。



★ ペリーズファイヤーオパール
コミュニティ広場では耐寒性スイレンもまだ美しく開花しております。



★ トウテイラン  Pseudolysimachion oranatum
ゴマノハグサ科 京都府から鳥取県にかけての日本海側に分布
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなみます。
絶滅危惧2種に指定されています。森の小道入り口で咲いています。

公園だより | 更新日:2008.08.06
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