【開花情報】パラグアイオニバス、アサヒカズラ、熱帯スイレン、トケイソウ(2007年10月)
香しいカツラの落ち葉から漂うカラメルソースの香りに包まれた園内では
紫、黄色、赤、ブルーの宿根サルビアや野生菊が見頃です。
フジバカマの間を飛び交うアサギマダラの姿も見うけられました。
懸崖菊も咲き始めましたが、満開はもう少し先になります。
★ パラグアイオニバス
朝晩の寒さで傷みはじめた花影の池のパラグアイオニバスですが、
葉の上ではカモさんのつがいが毛づくろいの最中です。花もまだ開花しています。
★ アサヒカズラ
タデ科 メキシコ原産 ツル性の亜低木
コミュニティ広場パーゴラ下のアサヒカズラは低温にあい、花色が鮮やかになってきました。
★ トケイソウ ‘プラ ヴィダ レッド’
その他 トケイソウ‘ライラック レディ’、’キューエンシス’‘ベロッティ’‘キトリナ’などコミュニティ広場にて開花。
★ ポリゴナム・アンプレクシコーレ Polygonum amplexicaule
タデ科の宿根草
紅い花穂が鮮やかになってきました。丘の上の花園にて開花。
★ 熱帯スイレン‘スター オブ サイアム’ ’Star of Siam’
葉に濃い紫色の模様があり、紫色の花とあいまって美しいスイレン。
英語のSiamは、シャムで現在のタイのこと。 タイで作出されたと思われる。
【開花情報】ブルーアマリリス終了、イポメア・ロバタ、熱帯スイレン‘レッドフレアー’(2007年10月)
★ 開花1週間目のブルーアマリリス
TV及び、新聞各紙、紙上にて紹介されました「幻の名花 ブルーアマリリス」の見頃は終わりました。
本日21日まで展示はしておりますが、花はしぼみ、勢いがなくなりはしたものの、その気品は保ち続けているようです。
★ イポメア・ロバタ
ヒルガオ科 メキシコから中・南米に分布
ミナ・ロバータ とも言われます。
4月に播種し夏中成長を続けツルは4mほど立ち上がりました。スイレン水槽の前で見られます。
★ パニカム‘スクアウ’ Panicum ‘Squaw’
イネ科 北米に分布するパニカム・ヴィルガツムの園芸品種
パニカム‘シェナンドア’Panicum‘Shenandoah’と共にアサザ池の左手で
軽やかな穂先が風にそよぎ秋の風情を漂わせています。
★ 懸崖菊
恒例の懸崖菊、小さな恐竜を想わせる鉢は噴水周りで咲き始めました。
★ 熱帯スイレン‘レッドフレアー’
アトリウムの熱帯スイレンも秋が深まるにつれ、花色が鮮やかになります。
夜咲き種の紅いスイレンは日が短くなると昼ごろまで開花しており、撮影には絶好の機会です。
【開花情報】金色の絨毯シュテルンベルギア見頃、秋咲きスノーフレーク(2007年10月)
澄み切った空に映える比良の山並と琵琶湖が美しい季節となりました。
蓮群生地も秋色に色づき、緑から黄色、茶色のグラディーションで彩られています。
園内は赤紫色の花が鮮やかになり、美しいトロピカルガーデンですが、
残念ながら、今週いっぱいで見納めとなり、来週は秋花壇となります。
アトリウムでは熱帯スイレン、ディコリサンドラ、インドシクンシ、アリアケカズラが楽しめます。
★ シュテルンベルギア・ルテア
地中海沿岸原産の球根植物
甘く、香ばしいカツラの樹の根元には金色に輝く小さな絨毯が出現しました。今が見頃ですので、お早めにお越し下さい。
★ 秋咲きスノーフレーク Leucojum autumnale
地中海沿岸原産の球根植物
種小名のオータムナーレは秋に咲く事を意味しています。コミュニティ広場を入ったところでお出迎えです。
★ 熱帯スイレン・ギガンテア
花影の池いっぱいに広がる大きなギガンテアの花もそろそろ見納めです。
★ パラグアイオニバス
一夏中楽しんだパラグアイオニバスですが、白い花は、今は日中でも開花開花しています。
葉が少々傷み始めました。こちらも来週いっぱいぐらいでしょう。
★ コンテスト風景
秋の風情を楽しむハンギングバスケット&コンテナ展は来週21日までとなります。
後ろには恒例の懸崖菊の展示も見えますが、見頃は11月となります。
【開花情報】ヒガンバナ、ミズトラノオ、サルビア‘アンソニーパーカー’開花(2007年10月)
澄んだ青空のもと、園内はハギのトンネルが満開になり、
ヒガンバナも八つ橋付近のあちこちで燃えるように咲いています。
カツラの木からは香ばしいメイプルシロップのような香りが漂い、秋を感じるひとときです。
秋らしい風情の植物が工夫を凝らした鉢に植えられたハンギングバスケット&コンテナ展も開催されております。
★ ディスティクティス ノウゼンカズラ科
メキシコ原産のツル植物
コミュニティ広場にて展示
★ サルビア‘アンソニーパーカー’Salvia ‘Anthony Parker’
灰色がかった葉と萼がしっとりとした印象を与えるサルビア。
コミュニティ広場の奥まった場所にて樽で展示してあります。
★ ゴールデンクリナム
白い繊細な花が咲きました。
今を盛りとする美しい正面のトロピカルガーデンにて開花。
★ ヒガンバナとたいこ橋から望むパラグアイオニバス
★ ミズトラノオ Pogostemon yatabeanus
シソ科
「紫水虎の尾」とも呼ばれます。ロータス館前の小さなビオトープで開花。
湿地に生え地下茎を伸ばし繁殖する多年草。淡紅色のブラシ状の花をつけます。
同属でよく似た小型の種に「ミズネコノオ」があります。
こちらは軟弱な一年草で、地下茎はなく、茎はよく分枝し、3~6枚の葉が輪生します。
花穂はミズトラノオに比べるとずっと地味です。
両者ともに、近年、開発や圃場整備などにより激減しており絶滅危惧種に指定されています。