【開花情報】パラグアイオニバス明日は3個開花、キサントソーマ開花(2007年8月)


★ パラグアイオニバス
花影の池を埋め尽くす150cmものパラグアイオニバスの葉が居並ぶ様子は圧巻です。
池のほとりの一番手前の蕾は今晩から開花しますので明日朝一番が見頃でしょう。
中程の蕾2個も今晩開花し、昨晩の開花株も2日目のピンクの花が明日の朝開きますのでにぎわいそうです。



★ スイレン‘オールモストブラック ’
コミュニティ広場のスイレン水槽では様々な色のスイレンが楽しめます。
また広場の信楽焼のスイレン鉢では熱帯スイレンの美しいブルーの‘エクスカリバー’や
不思議な花色の‘グリーンスモーク’を間近で香りと共にお楽しみいただけます。
ほとんどのスイレンは芳香があり、耐寒性スイレンは香りがマイルドです。お気に入りのスイレンを探してみましょう。



★ リコリス・スプレンゲリ  Lycoris sprengeri
いち早く秋の気配を感じて咲く、ピンク、ブルーの淡い春のような色あいの花色に魅せられてしまいます。
奥ではうす紫のヤブランも開花。アサザ池の左の道を進みます。



★ トケイソウ‘インセンス’
名前の通りの良い香りと、美しい花糸のトケイソウ。
教材園の垣根に這登り、ジンジャーリリーに巻き付き暴れていますが、界隈は良い香りに包まれています。
コミュニティ広場ではトケイソウ各種、キトリナ、ベロッティ、スブランケオラータ(午前中のみ開花)、
ビクトリアが開花しています。



★ キサントソーマ アウレア Xanthosoma aurea
大きな明るいグリーンの葉が人気のサトイモ科の植物。
窓からは白い仏炎苞の花が見えます。
当園では初開花、初めてお目にかかる花です。

公園だより | 更新日:2007.08.30

【開花情報】パラグアイオニバス、オニバス開花速報(2007年8月)


★ パラグアイオニバスの花
今朝は花影の池のほとりで昨夜開花が始まった花が見事に開いた状態で観察できました。
8月23日午前11時撮影



★ パラグアイオニバス
大きな葉が多数漂う中に純白の大きな花が水面に映る青空の中に浮かぶ光景。
大小様々な水に浮かぶお盆のような葉は合計46枚浮いています。



★ パラグアイオニバスの2日目の花   23日午後4時半撮影
開花2日目の花色はピンクになり花の形もよりいっそう広がります。



★ オニバス (日本原産)
本日はひとつのみ開花。古代紫のおくゆかしい花です。
こちらは一日中咲いています。葉の表面の棘も観察できます。



★ パラグアイオニバスの蕾    23日午後3時撮影
上記の株とは別な、たいこ橋から見える株です。
茎が立ち上がり、少しずつ花びらの白い色が見えますので今晩開花すると推測されます。
明日の朝が見頃でしょう。早朝開園は終了、今は9時開園となります。

公園だより | 更新日:2007.08.23

【開花情報】パラグアイオニバス、ペンニセツム‘ジェスター’(2007年8月)


★ パラグアイオニバス Victoria cruziana
パラグアイ、アルゼンチン原産のスイレン科の一二年草。
よくオニバスが咲いていますか、との問い合わせがありますが、
ほとんどは、たらいのような形のパラグアイオニバスについての事です。
日本のオニバスと一緒にされがちですが、属が異なります。
オニバスは、葉の両面にもトゲがありますが、パラグアイオニバスは葉の裏にだけ鋭いトゲがあります。
花は日本のオニバスは小さな紫色ですが、こちらは夕方に白く大きな花を咲かせる夜咲きです。
二日目には、ピンク色に変わります。一日目の夜の開花は見られませんので、
二日目の朝に夕べに咲いた花を撮影できます。本日は二日目のピンクの花が4時~5時頃開花します。
この花は明日の朝には赤紫色になります。
たいこ橋の上から12時に撮影。葉の直径は150cm。



★ スイレン‘ピーチグロウ’
スイレン池の耐寒性スイレンも暑さにも負けず、まだ良く花があがっています。
店頭に並ぶ白桃を連想させる花色の美しいスイレン。



★ タイリンオモダカ  Ssgittaria montevidensis
北米原産の大型のオモダカ
花影の池にて開花



★ ペンニセツム‘パープルマジェスティ’
Pennisetum glaucum ‘Purple Majesty’
ハス群生地の見える芝生広場手前の石組み花壇。
手前のピンクの花はアンゲロニア、後方はパンパスグラス。



★ ペンニセツム‘ジェスター’ Pennisetum glaucum‘Jester ’
秋の気配が感じられるオーナメンタルグラスは今年初登場の黒キビ‘ジェスター’。
コミュニティ広場にて展示。手前の白い花はアンゲロニア。

公園だより | 更新日:2007.08.22

【開花情報】絶滅危惧植物展開催中、ガシャモク、ハイハマボッス、ミズアオイ(2007年8月)

群生地のハスの多くは花が終わり果托をつけています。西側の奥ではまだ花が見られます。
東ゲートは19日(日)をもちまして閉鎖となります。あわせて、
7時からの早朝開園も終了となりますのでご了承下さい。
みずの森園内では花影の池のパラグアイオニバスがやっと大きくなり、蕾があがってきました。

ロータス館では全国巡回の「絶滅危惧植物展」のパネル展示を開催中です。
あわせて、みずの森で保存している絶滅に瀕した水生植物の展示をしています。


★ 花影の池の前では、タコノアシ、ヌマゼリ、ハイハマボッス、
ヒメビシ、イチョウウキゴケを展示しています。
花影の池ではガガブタ、ミズアオイ、ヒシモドキが見られます。



★ ヒメビシ Trapa incisa
ヒシ科
本州、四国、九州の湖沼、ため池、水路などに群生する一年草。
名前のとおり他のヒシに比べ花も果実も小さい。
池沼の開発、水質汚濁、湿地植生の遷移の減少により、環境省では絶滅危惧2類、滋賀県では絶滅危惧種となっている。
当施設のものは、東近江市の灌漑用池の改修のため、地元の方より保存のため栽培を依頼されたもの。



★ ハイハマボッス  Samolus parviflorus  
サクラソウ科
北海道、本州、北アメリカに分布し、湿地に生息する稀な多年草。
広楕円形の葉を付け、針状花序に小さな白い花を長期間に渡って咲かせる。
東近江市にある「河辺いきものの森」において確認されたもので、近畿地方で絶滅したとされ、発見時話題となった。
ボランティア団体「遊林会」が、植物の調査中に発見されたものを植物を保全するため当園が譲り受けた。
環境省では絶滅危惧2類、滋賀県では絶滅危惧種となっている。



★ ガシャモク  Potamogeton dentatus  
ヒルムシロ科
沈水性の多年草。以前は、琵琶湖周辺の内湖にも生育していたが、
現在は福岡県と千葉県の限られた場所にだけ分布している。透明度の高い水を好み、
水質汚濁の進行で生育地は減少し、絶滅危惧A類に指定されている貴重種。
環境省では絶滅危惧1A類滋賀県では絶滅危惧種となっている。パネル展会場にて水槽で展示しています。



★ 危険な水草のアクアテラリウム展示
ロータス館エントランスホールでは外国産の水草で繁殖力が旺盛なため、
逸出すると増えすぎて害草となる種類の水草の展示をして、
安易に川や池に増えた水草を捨てないよう注意を促しています。
ホテイアオイ、オオサンショウモ、ハゴロモモ、オオカナダモ、キシュウスズメノヒエなど。大きな水槽ではウーパールーパーも多数見られます。

公園だより | 更新日:2007.08.16

【開花情報】ハス群生地の花は残りわずか、ミズアオイ、サギソウ開花(2007年8月)

ハス群生地の花は少なくなってきました。奥のヨシ帯周辺では花があがってきました。


★群生地西側奥のヨシ帯付近



★ サギソウ
湿地に分布するラン科の植物 絶滅危惧種
コミュニティ広場の噴水付近と、すぐそばの小さなビオトープにてご覧いただけます。



★ ミズアオイ
ミズアオイ科の一年草
コミュニティ広場の噴水前には大きなコンテナでミズアオイが展示してありますが、
清涼感のある青い花が咲きはじめました。
一昔前は水田雑草でしたが、絶滅危惧種となった今では、種子を採取し保存につとめています。



★ ナンバンギセル
ハマウツボ科の一年生の寄生植物
「秋の七草園」のススキのエリアで園路沿いの背のの低いイトススキの根元をご覧下さい。

公園だより | 更新日:2007.08.09

【開花情報】ハス群生地は花が減少、ニンニクカズラ、フイリギンバイカ(2007年8月)

ハス群生地は7月末に最盛期を迎え、ただ今は、
全体に花が見えるものの、花はまばらな状態で日毎に減少しつつあります。
ハスの花を観賞される方はお早めにお越し下さい。早朝7時開園と東ゲート開設は8/19までです。
みずの森園内はコミニュティ広場の碗蓮、スイレン池のスイレンはまだ元気に開花しております。
コミュニティ広場は多種のツル植物が登場しました。


★ 蓮見岩から見た群生地



★ 東ゲート前の群生地
岸辺は果托と花が同時に見られます。



★ ニンニクカズラ  Mansoa alliacea
ノウゼンカズラ科 熱帯アメリカ原産のつる植物
花はほのかな良い香りですが、花以外がニンニクの匂いがします。
コミュニティ広場に登場したパーゴラには、変化に富んだツル植物を這わせ緑のカーテンを仕立てています。
「地球温暖化防止フェア イン 草津」(10/5・6・7 於:烏丸半島 主催 草津市)に協賛して
ツル植物による緑の木陰をつくり、気温の低下や二酸化炭素の減少など微力ながら、
植物による温暖化防止に取り組む展示をしています。



★ トケイソウ ベロッティ Passiflora × belotii
美しい大きな花と良い香りのするトケイソウ
コミュニティ広場にて鉢で展示
パーゴラではトケイソウ‘ヴィクトリア’も開花、教材園ではトケイソウ‘インセンス’がちらほら咲き始めました。



★ フイリギンバイカ
なかなか花が咲かなかったフイリのギンバイカが丘の上の花園にてたくさん開花しました。

公園だより | 更新日:2007.08.01
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