【開花情報】スイレン、クレマチス‘プリンセス ダイアナ’、トリトマ開花(2007年5月)

園内は緑の風が波打ち、木々の梢ではヤマボウシの白い花がめだちます。
花影の池の水面にゆれる水上バスケットの花々とスイレンとの取り合わせは、
雨の中でもしっとりとした詩情が感じられます。丘の上の花園も一年で一番美しい時を迎えます。


★ スイレン水槽
まだ、一面には開花しておりませんが、日毎に少しずつ開花するスイレンの数がふえてきました。



★ 花影の池
ジュンサイの暗紫色の小さい花が咲き、大型のミズカンナも登場しました。
風にゆれる水面に映る風景が幻想的です。



★ クレマチス‘プリンセス ダイアナ’
Clematis texensis ‘Princess Diana’
誰もが惹きつけられる色鮮やかな4弁のチューリップ形のクレマチス。
丘の上の花園のパーゴラにて開花。その他クレマチス‘柿生’、‘ニューラブ’も開花。



★ トリトマ   Kniphofia spp

南アフリカ原産の球根植物
クニフォフィアとも呼ばれます。丘の上の花園にて開花。
黄色からオレンジ色のグラディーションが美しい珍しい形の花です。
小型のヒメトリトマは教材園で咲いています。



★ バイカウツギ(梅花空木)‘イノセンス’Philadelphus ‘Innocence’
ユキノシタ科   
葉に黄色のストライプが入る品種。
真っ白な清楚な花に爽やかな芳香があります。

公園だより | 更新日:2007.05.31

【開花情報】ヒツジグサ、スイレン、ルイジアナアイリス、ワトソニア開花(2007年5月)

日毎に緑が深くなり、花影の池やスイレン池のスイレンの花の数もふえていきます。
丘の上の花園ではトリトマ、ルピナス、ムラサキセンダイハギ、ガラクティトスなどが開花、賑わいをみせております。


★ 2時に目覚めるヒツジグサ
今の時期は午後1時半で半開、2時で全開となりますので、午前中はヒツジグサの開花は見られません。
日本の山野の湖沼に自生する唯一の野生のスイレンですが、
近年、ため池の開発などにより減少しており、滋賀県レッドデータブックの希少種になっています。



★ 花影の池の白い妖精
5月の光のなかで白いスイレンの花びらが輝き、その透明感に引き込まれます。



★ ワトソニア    
アヤメ科 南アフリカ原産の球根植物の園芸品種
コミュニティ広場にて展示しております。



★ ルイジアナアイリス
スイレン池の縁を彩る花色豊富なアメリカのアイリス



★ ツルバラ‘ラベンダードリーム’ 
丘の上の花園のパーゴラに這うピンクの一重のツルバラ。
向いではフロミス(エルサレムセージ)の灰色がかった葉と黄色い花が満開です。

公園だより | 更新日:2007.05.24

【開花情報】スイレン、インドシクンシ開花、群生地に浮き葉(2007年5月)

花影の池、スイレン池、など各所でスイレンが開花し始めました。
まだ品種名のラベルが整っておりませんのでご了承下さい。
八橋近辺はカキツバタの紫、シランの赤紫、リシマキアの黄色で彩られ華やいでいます。
丘の上の花園も多種の花が次々と開花しています。


★ 花影の池のスイレン



★ スイレン’ラロック’
コミュニティ広場の枕木池にもスイレンが登場しました。
ヒツジグサ もお目見えしましたが、開花は午後2時(未の刻)以降になります。



★ ムラサキツユクサ’パープルゴールド’
丘の上の花園にて開花。
花壇はピンクのフロックス、リクニス、紫のネペタ、クラベラントセージ、ゲラニウムが咲き、
パーゴラ付近ではツルバラ、クレマチス、フロミスなどが開花しています。



★ インドシクンシ
熱帯アジア、マレーシア原産のつる性の低木
花は白い蕾から順に濃い紅色に変化していくので、一本の枝に白、ピンク、紅と咲き分けているかのようです。



★ ハス群生地の浮き葉
13haのハス群生地は一面、最初に水面に現れる淡い緑の浮き葉で覆われています。
これから立葉が現れ、急成長していく様には目を見張ります。

公園だより | 更新日:2007.05.18

【開花情報】クレマチス、ヒトツバタゴ、ハクウンボクが開花(2007年5月)

風薫る5月の園内は植物の開花がめまぐるしく変わる季節です。
カキツバタが咲き、丘の上の花園もクレマチスやフロックス、リクニスなどが咲き
昨年とはまた違った花壇となりました。
森の小道ではタラヨウ、ハクウンボク、ヒトツバタゴなど樹木の花も見頃です。
スイレンもそろそろ目覚め咲きかけてきました。


★ クレマチス‘ジョセフィーヌ’ Clematis ‘Josephine’
丘の上の花園のパーゴラで花盛りです。



★ ヒトツバタゴ  Chionanthus retusus
別名 ナンジャモンジャノキ
モクセイ科の落葉高木
長崎県対馬、岐阜、愛知の木曽川周辺に隔離分布し、3県の自生地は天然記念物に指定されている。
和名は一つ葉のトネリコ(タゴ)の意味でトネリコは複葉であるが、この木は托葉のない単葉である事によります。
何の樹であるのかわからないというので「なんじゃもんじゃ」と呼ばました。



★ ハクウンボク Styrax obassia  白雲木
別名:オオバヂシャ
エゴノキ科
北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する落葉小高木
エゴノキに似た白い花が房状に咲き、よい香りがします。
ナツツバキと共に日本版「サラノキ」としてよくお寺に植栽されます。
みずの森でサラノキの国内初開花が報道されると各地からうちでも咲いていると問い合わせが相次ぎました。
房状に咲く芳香のある白い花と大きな緑の葉はよく似ています。



★ 森の小道のオオデマリ‘ジェミニ’ 
ピンクと白の咲き分け品種
休憩棟の裏に回ると訪れる人の少ないミツガシワの池があります。
周辺はユーフォルビア、ベニウツギ、オオデマリが咲き、メタセコイヤに囲まれた静寂の地で
今の季節のお勧めスポットです。



★ ツキヌキニンドウ  Lonicera sempervirens 
北米原産の常緑ツル植物 
花序のすぐ下の葉の基部が合着して1つのだ円形の葉となった所から突き抜けて花序がでるので、
「突抜忍冬」とされる。忍冬はスイカズラの別名。
教材園の垣根で開花、すぐ上では風車が回っています。

公園だより | 更新日:2007.05.12

【開花情報】ハンカチノキ、ベニバナトチノキ、チユウキンレン開花(2007年5月)

コミュニティ広場は春の草花で満ちあふれ、ハンギングバスケット&コンテナ展も華やかに開催中です。
エントランスホールでは山草展を5日まで開催しております。
山の小道の奥まった付近ではベニバナトチノキが咲き始め、
黄金色や銅葉色の葉の植物の芽吹きも美しく、次々と花の種類が移り変わっています。


★ ハンカチノキ  Davidia involucrata
1属1種の中国南西部の標高2000mの山地のみに分布する落葉高木。
パンダの発見で有名なダビッド神父が見つけ、その名にちなみ名づけられました。
花序の基部にあるハンカチノキの名のごとく2枚の大きな乳白色の総苞片が、
樹の上部の方に見られます。
山の小道のシャガの群落のところで咲いています。



★ ベニバナトチノキ  
まだ開花が始まったばかりですので来週あたりが満開と思われます。



★ キモッコウバラ 黄木香茨  Rosa banksiae‘ Lutea’
中国原産、江戸時代に渡来
手前は丘の上の花園のデルフィニウム 



★ グラディオラス・カルネウス  Gladiolus carneus
南アフリカ原産の春咲きグラディオラス 
コミュニティ広場では鉢展示、レンガの小道では植栽してあります。



★ チユウキンレン地湧金蓮 
Musella lasiocarpa(ムセラ・ラシオカルパ)
バショウ科  
中国南部からインドシナ半島の標高1000mから2500mの山の斜面に分布。
中国名は地面から現れる金色の蓮の意で花を包む苞が蓮の花弁のように見える事によります。
レンガの小道の橋のたもとで咲いています。紅色の葉はタデ科のペルシカリア‘レッドドラゴン’Persicaria microcephala ‘Red Dragon’です。

公園だより | 更新日:2007.05.03
ページの先頭へ戻る