【開花情報】マーガレット、アルブカ(2006年3月)
園内のベニカエデの花穂が紅く色づき、木々は芽吹き、スイセンが風に揺れています。
サクラはまだ寒さが長引き蕾は固く、開花は来週になると思われます。
ハボタン花壇はリビンングストーンデージーに変わりました。
★石組み花壇のマーガレットとリナリア
★ グラディオルス・トリステス Gladiolus tristis
アヤメ科 南アフリカ原産
淡いクリーム色の楚々とした原種グラディオルスの一種
エントランスホールにて展示。
★アルブカ・スピラリス Albuca spiralis
ユリ科 南アフリカ原産
6枚の花被片のうち3枚は水平に開き、内側の3枚は下向きとなる。
らせん状になる葉が可愛らしい。エントランスホールにて展示。
★ サリタエア・マグニフィカ Saritaea magnifica
ノウゼンカズラ科 コロンビア原産
ムラサキノウゼンとも呼ばれる。
アトリウムに植栽してある大株はなかなか開花に至りませんが、小鉢でやっと開花しました。
アトリウム南側のフェンンスに展示してあります。
★アトリウムで熱帯スイレン・ギガンンティアが次々と花を咲かせています。
ピンク、赤、紫、ブルー、黄色と様々な色あいの熱帯スイレンがアトリウムの水面を埋めつくして、
トロピカルワールドへお誘いします。
【開花情報】ジャカランダ、トサミズキ(2006年3月)
サラノキの花は、ほぼ終わりとなりました。今年は残念ながら、ほんの僅か咲いただけでした。
園地のサンシュユ、トサミズキは満開となり春の訪れを告げ、シダレウメ、ツバキが咲き始めています。
★ トサミズキ Corylopsis spicata
マンサク科
淡い緑がかった黄色の花穂は一つの花序に7~10個の花が下垂しています。
★ イリス・レティキュラータ‘ハーモニィ’
Iris reticulata ‘Harmony’
ロックガーデンでクロッカスの次に開花するのが、背丈が10cmあまりの小さなアイリス、レティキュラータです。
細い葉の断面が四角であるというのは面白い特徴です。他に花色が紫色の‘ダイツ’という品種も開花しています。
因みにreticulata とは「網目のある」という意味で、球根が網目状の外皮で覆われている事によります。
★ ジャカランダ・ミモシフォリア Jacaranda mimosifolia
ノウゼンカツラ科 アルゼンチン原産
南米、ハワイ、オーストラリア各地では街路樹として植えられています。
現地では、15mもの高木になり、春先には樹全体が、桐の花に似た淡紫色の花で包まれ、
桜並木のような紫色の壮観な並木となります。
乾燥には強いのですが耐寒性はあまりなく、当園では鉢栽培で管理していますので、背丈ほどの大きさです。
アトリウムにて展示しています。
★ スパティフィルムとアナナス Spathiphyllum
サトイモ科
スパティフィルムは一般家庭でも観葉植物として栽培されており、帆掛け舟の帆のような白い仏炎苞が涼やかです。
★ ドンベヤ・チリアケア Dombeya tiliacea
アオギリ科 南アフリカ原産
英名はWedding Bells, Cape Wedding Flower 。
白いくす玉が下がっているようです。鉢でアトリウムにて展示しています。
下垂せずに上向きに咲くピンクの花色のドンベヤ・カランサも咲き始めています。
【開花情報】サラノキに花が咲きました(2006年3月)
2月中旬に花芽が確認されたサラノキは、3月10日に開花に至りましたが、
昨年の花盛りとは比ぶべくもなく、3枝のみの開花となりました。
一枝に5輪ほどの星型の白い小さな花が咲いていますが、
頭上4~5mの高さで咲いていますので、肉眼では見えにくい位置にあります。
★3枝に花がついています。
2006年3月10日撮影
★ 一枝に5輪ほど星型の花が咲いています。
2006年3月10日撮影
★ サラノキの花
望遠レンズ(1000mm)使用
2006年3月11日 11時 撮影
今回の開花は、他に蕾が見当たりませんので、1週間ほどで終了すると思われます。
【開花情報】「イスラモラダ」のムカゴが開花、アナナス類(2006年3月)
★ 熱帯スイレン‘イスラモラダ’ Nymphaea ‘Islamorada’
熱帯スイレンには、葉の中心からムカゴのできる品種があります。
‘ドウベニアナ’が有名ですが、今回は‘イスラモラダ’という品種で、
みずの森では、初めてムカゴから花が咲きました。
熱帯スイレンの原種micranthaを片親として交配をすると、ムカゴ形質を受け継ぐ品種が現れます。
青紫色の花弁に白っぽい色むらのある、本来の‘イスラモラダ’の美しい花とともに、
スイレンの葉の上に鎮座します小さな直径7cmの花をお楽しみ下さい。
アナナス類の花が咲き始めました。
★ ポルテア・シルベイラエ Portea silveirae
パイナップル科
★ インドボダイジュ Ficus religiosa L.
クワ科 インドから東南アジアに分布
仏教3聖樹の一つで、釈迦がこの樹の下で悟りを得たと伝えられています。
来園者の方に、「インドボダイジュはどんな花が咲きますか」との質問をよく受けますが、左の写真が花となります。
クワ科イチジク属はイチジクを「無花果」と書き表すごとく、花は花嚢
(通常、実と呼ばれるもの)の中にあります。イチジクの断面を思い描くと、中にびっしり詰まっているものが花です。
果嚢は葉の付け根に双生し、無柄、果嚢は暗紫色になる。
★ クリスマスローズが咲き始めました。
園内3カ所、サンシュユやトサミズキの咲いている向かい側や、
「丘の上の花園」の北側「ベニカエデ」の根元で咲いています。
★ ミズサンザシ(キボウホウヒルムシロ)
コミュニティ広場・枕木池では水面に白い花を浮かべ、
サンザシのような芳香を漂わせるミズサンザシが、春の訪れとともに復活してきました。