永続的価値を高める
庭園づくりへの取り組み
ホテル椿山荘東京
山縣有朋公が、故郷萩の風景を重ね見た東京都西北部目白台。1878年、椿の景勝地として知られるその地に公爵が邸宅を構え「椿山荘」と命名したのが、ホテル椿山荘東京の起源です。1918年、椿山荘は藤田組(藤田観光の前身)に受け継がれるも、1945年の空襲で大半が灰燼に帰してしまいます。1948年、藤田興業(現藤田観光)の創業者小川栄一は「戦後の荒廃した東京に緑のオアシスを」の思想の下、一万有余の樹木を移植し名園椿山荘の復興に着手。1952年ガーデンレストランとして「椿山荘」がオープン。以降結婚式場の名門、日本を代表するホテルとして現在に至ります。
2021年2⽉、庭園内に改修したツバキの大樹と苔により露地風に演出したエリアは、山縣公が見た萩の風景を、140余年の時を超え、新たに創生したエリアとなりました。
当社は、藤田観光グループと共に、ホテル椿山荘東京の歴史が息づく庭園の整備を担い、多くの人にとって永続的に価値あるものにすべく取り組んでおります。
- 維持管理期間
- 2021年1月~現在
※庭園一部施工も実施 - 所在地
- 東京都文京区関口2丁目10-8
- 発注者名
- ホテル椿山荘東京