カモの王子様?!
水辺できらきら光っているのは、風に乗って水面に落ちたガマの穂。
ガマの穂を食べに来たコガモがきらきらの雰囲気で王子のように見えました。
来年の「谷津干潟の日」の企画がスタートしました!
本日、ラムサール条約登録日を記念しておこなわれるイベント「谷津干潟の日」に向けて、地域の皆さんと第1回谷津干潟の日運営委員会を開催しました。運営委員メンバーは、近隣の自治会や町内会、商店街や学校関係者、そして観察センターボランティアや谷津干潟ユース、谷津干潟ジュニアレンジャーの卒業生など。高校生や大学生、社会人や主婦、シニアまでの幅広い世代の30名です。
第1回委員会は、主に谷津干潟の日の概要を話し合いました。
「谷津干潟の日フェスタ」実施期間は5月3日~6月10日までとし、入館無料日にしたメインイベントは6月9日(土)と10日(日)に決定しました!
そして、テーマは「まるごと味わう 干潟の幸せ」となりました。干潟での体験を楽しみ干潟の恵みを味わい、干潟で幸せになるようにと願いを込めて付けました。
今後、皆さんと意見交換しながらたくさんのイベントを企画していきたいと思います。
東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ交流会で講師を担当しました
日 時:12月8日(金)〜12月9日(土)
場 所:滋賀県長浜市 琵琶湖水鳥・湿地センター
主 催:環境省自然環境局野生生物課
参加者:西日本の13サイト(藤前干潟・大阪南港野鳥園・吉野川河口・鹿島新籠・球磨川河口・荒尾干潟・漫湖・八代・出水・片野鴨池・琵琶
湖・米子水鳥公園・東よか干潟)から17名が参加。
講 師:楠部真也氏(ピッキオ)、芝原達也(谷津干潟自然観察センター)
事務局:バードライフインターナショナル東京
水鳥を守るための生息地ネットワーク、東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップの西ブロック交流にお招きいただき、谷津干潟自然観察センターで行なっている、ボランティア・ジュニアレンジャー・ユースなどの人材育成の取組み、保全とワイズユースを進めるための地域協働の取組み、東京湾での調査やイベントなどの連携活動を紹介しました。
また、もう一人の講師、ピッキオの楠部真也さんからはエコツアーによる地域振興についてレクチャーがありました。
本題のワークショップでは「人材育成」をテーマにグループワークを行いました。3グループに分かれ、グループ内で各地の課題を共有し、課題解決のためにどのような取り組みと人材育成が必要なのか話し合い、各グループごとに内容をポスターにまとめる作業を行いました。翌日に各班のポスターの内容を全体で共有し、講師が講評を行いました。
現地視察では、琵琶湖水鳥・湿地センターの植田潤さんの案内で水鳥湿地センターと廊下でつながる湖北野鳥センターの館内を見学し、オオワシとコハクチョウが越冬する山本山とその周辺の水田、湖岸の干拓地を湛水させて内湖(ないこ−湖内の潟湖)の再生を目指す「早崎ビオトープ」を見学し、長浜駅前で解散しました。
今回は、パートナーシップに参加するサイトがシギ・チドリ、ガンカモ・ツルなどの種ごとの枠を越えて一堂に会して学び合う貴重な機会でした。これからも水鳥生息地同士が切磋琢磨していけるように観察センターも地道に努力を重ねていきたいと思います。
館内ショップ『ちどり屋』 鳥グッズ、トリ揃えています!
野鳥の本やポストカード、バッチやバードフィーダーなど、様々な鳥グッズを販売する館内ショップちどり屋。続々と新商品を入荷しています!
冬に訪れた鳥を見るなら、やはり双眼鏡!
鳥が見つけやすく、使いやすい『双眼鏡』を入荷しました!
これからバードウォッチングを始める方にオススメな逸品です!
今ならもれなく、観察センターオリジナ「水べの鳥観察ガイド」がついてきます!
そして、鳥の特長がよくわかるユーモアなセンス抜群の「絵本生活・鳥ステッカー」も好評発売中!野鳥のツボにはまること間違いなしです!
他、鳥のバッチやメガネ拭き、プチ便箋やボールペン、潮汐カレンダーなど見ているだけでも楽しくなる雑貨がザクザク!
2017年を1年間頑張った自分へのご褒美にいかがでしょう。
前浜でのひととき
みんな寝てるのかな?
よく寝てるなぁ~。どんな夢を見てるのかな?
とほほえましい様子を見ていたら、1羽だけなんか視線を感じたのでよーく見てみたところ…。
このオナガガモ、寝てない!!起きてる!!
ちょっと驚かされた瞬間でした。
ジュニアレンジャー冬の野鳥カウント調査体験!
12月3日、ジュニアレンジャーSTEP3・リーダー11名が野鳥カウントの師匠でもある鳥獣保護員の石川勉さんや
レンジャーとカモやサギなどを数えました。
まずは双眼鏡や望遠鏡でじっくり観察タイム。
「同じオナガガモでも尾の長さが違うのがいる」
「メス同士がケンカをはじめた!」
発見したことを伝えあい、観察眼が養われてきたところでカウント体験へ。
石川さんやレンジャーが数えた数と近くなるよう何度も挑戦しました。
◆カウントした鳥◆
オナガガモ104羽、コガモ16羽、ハシビロガモ8羽
ダイサギ10羽、アオサギ8羽、カワウ42羽、オオバン4羽
ふりかえりでは
「色々な種類の鳥が見られたけど見分けるのは大変!」
「はじまで見ないと数が合わないことが分かった」
「レンジャーや石川さんと近い数を数えられて嬉しい」
などの感想がありました。次回は3月にカウント調査を行います。
お腹の赤いヤツ
谷津干潟公園の林床を何かがカサカサ動く音がします。
ツグミの仲間が餌を探している音であることが多いのですが、
今朝、姿を見せてくれたのはアカハラでした。
前浜ジャックされる!
夕方頃、ふと観察センターの前浜をのぞいてみるとそこにはたくさんの鳥が集まってきていました。
ほとんどがオナガガモでしたが、ところどころにコガモやハマシギなどの姿も。
センターの建物を風よけにしていたのでしょうか、時々こんな光景が見られます。
実際見てみるとその光景に驚かされることまちがいなしです。
遊歩道で食事
先日の出勤時のこと。
谷津干潟の遊歩道を歩いていたら、突然、目の前にダイサギが降り立ちました。
よく見るとボラをくわえています。
慌てて飲み込み、すぐに飛び立ちました。
他の鳥に獲物を横取りされそうになったのですかね。
イカルチドリ
普段はあまり見ることのないイカルチドリ。
朝から夕方まで、観察センター前浜でずーっと食事をしていました。お腹いっぱいになったかな。
羽を広げのびをしている写真は、谷津干潟ジュニアレンジャーが撮影したものです。