企業の皆さんと谷津干潟のごみ拾いをしました!

9月28日にダウ・ケミカル日本㈱の社員の皆さんとご家族が谷津干潟のごみ拾い活動を行いました。

オリエンテーションでは今回の活動をコーディネートした一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京の方から、プラスチックごみが世界の野鳥に与える影響などお話していただきました。
谷津干潟に入り、浜辺に堆積したマイクロプラスチックを採集し、プラスチックやビニールなどの漂着ゴミを集めました。






観察センターからのお知らせ | 更新日:2019.10.09

ケラを発見

今日、側溝を清掃していたら、ケラ(おけら)を発見しました。
秋は新天地を求めて新成虫が飛ぶ時期なのだそうです。
飛ぶ姿を見てみたいものです。

自然情報 | 更新日:2019.10.08

習志野市×ブリスベン市湿地交流報告

 9月20日~23日、オーストラリア・ブリスベン市のブーンドル湿地環境センターのスタッフとクィーンズランド渉禽類研究会の皆さんが観察センターを訪問し、多くの関係者と交流を深めました。
 9月20日の朝、まずは谷津干潟公園で採れたハチミツを使ったウェルカムドリンクでお迎え。そして館内をご案内し、レンジャーによる市内向山小学校6年生の団体対応を見学してもらいました。午後は、ラムサール条約登録湿地の葛西海浜公園でバードウォッチング。メダイチドリやダイシャクシギが間近に見られ堪能してもらいました。
 2日目は、「湿地交流フォーラム」を開催!ブーンドル湿地環境センターのリニューアル情報やクィーンズランド州におけるシギ・チドリ類の保全活動、キアシシギの標識調査の報告をしていただきました。日本で標識を付けたキアシシギが意外と多くブリスベンで確認されており、日本とオーストラリアとのつながりを深く感じました。習志野市側も谷津干潟の保全活動や最近のシギ・チドリ類の飛来数が減少傾向にあることを報告し、お互いの湿地の保全活動を共有しました。そして午後は、宮本泰介習志野市長と湿地交流20周年記念碑の前で記念撮影。その後は、芝生広場でバーベキューや花炭体験などを行いリラックスしながら楽しんでもらいました。
 3日目は、観察センターのボランティア活動を体験。まずはオオヨシキリグループの皆さんと東南アジアから飛来し淡水池のヨシ原で子育てを行う小鳥「オオヨシキリ」の営巣調査に参加。残念ながら営巣後の巣の跡は見つかりませんでしたが、胴長を着用し淡水池の中を歩く体験は思い出になったことと思います。そしてカービンググループの皆さんの指導のもと鳥のブローチづくりを楽しんでもらいました。午後は、ブーンドル湿地環境センタースタッフによる「ブーメランペイント」と「ブッシュフードの試食」のワークショップを開催。来館者の皆さんに、ブーメランにアボリジニのシンボルをペイントしてもらったり、オーストラリアの純粋ハチミツやオーストラリア原産の果物のジャムを味わっていただきました。ワークショップを通して来館者の方に湿地交流のことをPRできたかと思います。夕方からは訪問団の皆さんと習志野市職員、観察センタースタッフなどの関係者が集まり、湿地交流をより良く継続するための意見交換を行いました。環境省の湿地保全専門官の市川智子さんをお招きしファシリテーターと通訳を担っていただき、これからの湿地交流について色々なアイデアを共有することができました。1998年から継続してきた湿地交流をさらに発展させていくにはどうしていったらいいか真剣に話し合えたことは意義のあることでした。
 そして、最終日の4日目。訪問団の皆さんは朝から一般参加者約80名と一緒に谷津干潟のごみ拾いを行いました。多くのプラスチックゴミに皆さん大変驚いていました。私たち日本人はもっとゴミを出さないようにしなければならないと痛感しました。午後は、谷津干潟ジュニアレンジャーの案内でジュニアレンジャープログラムを体験し、最後に子どもたちから訪問団ひとりひとりに修了証が贈呈されました。言葉は片言でも訪問団の皆さんが優しく接してくれ、子供たちの明るさと元気いっぱいのエネルギーで笑いが絶えない交流となりました。そしてフィナーレはさよならパーティ。料理は出席していただいた日本側40名の皆さんの手作り料理とお菓子や果物を持ち寄り、日本の家庭料理でおもてなししました。豚汁や餃子、卵焼きや伊達巻、稲荷ずしや海苔巻き、鳥の南蛮漬けや冬瓜の煮物、枝豆や豆腐、お好み焼きやたこ焼き・・・。そして納豆や梅干しもチャレンジしてもらいました。
 長いようで短かった4日間の湿地交流。ブリスベン市関係者の皆さんとの間柄がますます深まったと思います。湿地交流は、渡り鳥を守るため、湿地を守るため、そして私たちを含む地球を守るためにやらなければならないことがたくさんあることを気づかせてくれます。この交流をつなげてくれた渡り鳥、シギ・チドリ類たちに感謝です。そして、オーストラリア・ブリスベン市から来られた11名の皆さんと4日間の交流を支えてくれた皆さんに御礼申し上げます。今後も交流を楽しみましょう!















観察センターからのお知らせ | 更新日:2019.10.03

「谷津干潟にやってきたスナメリ展」スタート!

2018年5月に谷津干潟で確認されたクジラの仲間スナメリが
骨格標本となって、約1年半ぶりに谷津干潟に帰ってきました。

このスナメリの骨格標本は初公開だそうです!
会場にはスナメリやほにゅうるいの紹介展示、スナメリの等身大パネルの撮影コーナーなどもあります。

10月20日(日)にはスナメリの標本を作製した千葉県立中央博物館の研究員宮川尚子さんと
哺乳類専門の下稲葉さやかさんのトークイベントも開催!!(事前申込み受付中)
みなさまのご来場お待ちしております。

「谷津干潟のスナメリ展」
期間:10月2日(水)~31日(木)
協力:千葉県立中央博物館




観察センターからのお知らせ | 更新日:2019.10.02

Café Oasis 季節限定メニューのお知らせ

10~12月の季節限定メニューは“サバ味噌煮定食”と“ロコモコランチ”です。



サバ味噌煮定食 1,000円(税込) ※ 写真はイメージです

新鮮なサバを、おいしいお味噌でじっくり煮込みました。



ロコモコランチ 1,000円(税込) ※ 写真はイメージです

食べごたえのあるハンバーグに、たっぷりの野菜と焼きたて目玉焼きをそえました。

Café Oasis(カフェオアシス) | 更新日:2019.10.01

習志野市×ブリスベン市 湿地交流中!

 習志野市はオーストラリア・ブリスベン市と渡り鳥の保護と湿地保全を目的に湿地提携を結び、交流を重ねています。9/20からブリスベン市から11名の方が谷津干潟自然観察センターにいらっしゃっています。
 昨日(9/21)は「習志野市&ブリスベン市 湿地交流フォーラム」を開催し、環境保全と渡り鳥調査についての情報交換を行いました。ブリスベン市にある環境センターの紹介や最新のシギ・チドリ類の越冬情報の紹介、習志野市の宮本市長からの挨拶がありました。最後にシギ・チドリ類の名を漢字で書いた色紙をプレゼントし、喜んでいただけました。
 本日(9/22)はオオヨシキリの巣探し、カービング体験を行います。また、ブリスベン市訪問団によるワークショップ「ブーメランペインティング」「ブッシュフードの試食体験」も開催します。
 今回の交流は明日(9/23)まで続きます。ブリスベン市と習志野市の絆をより深めていきたいと思います。









観察センターからのお知らせ | 更新日:2019.09.22

カワセミ、連日飛来!

9月に入り、観察頻度が高まっているカワセミ。
今日は2羽見られ、淡水池や観察センター前のフニフニ池を行ったりきたりしていました。
写真は常連のお客様からご提供いただきました。

自然情報 | 更新日:2019.09.19

渡りガモやってきています!

本日谷津干潟西側にて、ハシビロガモを今シーズン初めて確認しました。
8月27日にやってきたコガモに続き、谷津干潟に飛来する渡りガモの中では2番目の到着となりました。
シャベルのような大きなくちばしで羽のお手入れしていました。

自然情報 | 更新日:2019.09.06

シベリアから渡ってきたアオアシシギの幼鳥

観察センター前の浜に、今年生まれのアオアシシギの幼鳥がやってきました。
シギやチドリの仲間は親とは別々に渡ってきます。どうやって谷津干潟にたどり着いたのか?群れではなく1羽で渡ってきたのか?など、謎の多い”渡り”について、いろいろなことを想像します。
中継地である谷津干潟で栄養補給し、冬を越す東南アジアやオーストラリアへ旅を続けるアオアシシギ。皆さんもこの鳥たちを観察しながら不思議なシギ・チドリの渡りの世界を感じてみてはいかがでしょうか。

自然情報 | 更新日:2019.09.04

シマアジ現る!

本日午後、来館されたお客様より、カメラで捉えたこの鳥は何ですか?という質問があり確認したところ、シマアジでした。
現場に行ってみると、干潟西側の南船橋駅方面の歩道橋の付近から確認できました。
太くて黒い嘴や隈取り風の顔の模様が特徴的です。
シマアジは日本よりも南の国で越冬するので、他のカモ類と異なり、冬に見ることありません。昨年の秋は9月30日に1日だけ確認されています。

自然情報 | 更新日:2019.09.03
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