谷津干潟を守る潮干狩りイベント
3月27日(土)と28日(日)に「谷津干潟を守る!手ぶらで潮干狩り」を実施しました。
谷津干潟で増えている外来種の貝、ホンビノスガイを採集してより有効活用をしてもらうことが本イベントの目的です。
まず最初にレンジャーから谷津干潟のホンビノスガイの良い点や、問題点を紹介しました。
その後レンジャーの案内で谷津干潟に入り、ホンビノスガイを採る場所まで歩いて移動しました。
途中泥に足を取られ動けなくなってしまう人もいましたが、なんとか無事に全員たどり着くことができました。
ホンビノスガイの探し方などの紹介の後、各家族で採集や生きもの探しをしました。
採集後はレンジャーからおいしい調理の仕方や、各家庭でできる貝殻の利用について話をしました。
参加者からは「貝以外にもたくさんの生きものがいて楽しかった」「ホンビノスガイの量が多くて驚いた。貝の有効活用の大切さを感じました」といった感想をいただきました。
ホンビノスガイをとって持ち帰るだけでなく、谷津干潟の保全の重要性も感じてくれたようでした。
次回は6月に実施予定です。
メダイチドリ、今年も3月28日にやってきた!
昨年と同じ日に、今シーズン初めてメダイチドリを確認しました。
ハマシギとダイゼンの群れの中に混ざり、食事をしていました。
写真は来館者に提供いただきました。
春のダイサギ
観察センター横の淡水の池で、ドジョウを捕まえたダイサギ。
先日婚姻色のアオサギを紹介しましたが、ダイサギも繁殖期が近づき、くちばしが黒く、眼の周りは青っぽく変化していました。
ハヤブサ現る
先日、干潟で狩りをしたハヤブサが貝殻の島で捕らえた獲物を食べていました。
谷津干潟ジュニアレンジャー卒業式
3月21日、ジュニアレンジャー中学3年生の卒業式を行いました。
卒業生5人を含め26人のジュニアレンジャーSTEP3・リーダーや保護者の方が参加してくれました。
最初にこれまでどんな活動をしてきたのか、スライドで振り返りました。
「顔が幼い~」「あの時楽しかったよね」と写真を見ながら懐かしむ卒業生。
スタッフからのお祝いのメッセージの後、荒尾所長から卒業証書が手渡されました。
高校生や大学生らによる谷津干潟ユースの活動紹介があり、
ジュニアレンジャーを卒業してもまだ色んな活動に挑戦できることを伝えました。
卒業生から後輩達に向け、「仲間とのつながりを大切にしてください」
「これからのジュニアレンジャー活動をたくさん楽しんで!」
「ジュニアレンジャーの先輩として後輩たちに立派な背中を見せてほしい」
など、熱いメッセージとサプライズプレゼント「谷津干潟の野鳥案内BOOK」が送られました。
後輩達はこれからジュニアレンジャーを引っ張っていく決意を新たにし、
卒業生の思いを受け継いで、ジュニアレンジャー活動をこれからも盛り上げていほしいです。
ブンブンブン♪
観察センターでは公園内の一角でセイヨウミツバチを飼育しています。
今日の気温は約20℃で、風もなくとても穏やかです。
ミツバチたちは巣箱の中から飛び出し、オレンジ色やレモン色などの花粉をたくさん運んでいました。
(Facebookで動画を投稿しています。コチラからご覧ください。)
カイツブリのペア
淡水池に夏羽になった2羽のカイツブリがやって来ました。
毎年淡水池で営巣しているカイツブリ。
今年も親子に会えることを期待しています。
「生物多様性の本箱」を寄贈いただきました!
この度、環境省事務局の国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)が推薦する子ども向け図書「生物多様性の本箱~みんなが生きものとつながる100冊~」と絵本棚を寄贈いただきました。
今日は寄贈式が行われ、寄贈元の経団連自然保護協議会事務局長や(公財)日本自然保護協会の方より記念木製プレートの贈呈がありました。
生物多様性の本箱は観察フロアに設置しています。
鳥や虫、草花などの絵本をはじめ環境問題に関する本、全部で103冊!親子で読み聞かせはもちろん、大人も楽しめる本がいっぱいです。干潟の景色を眺めながらお楽しみください。
春のアオサギ
繁殖期が近づきピンク色に変わった嘴と胸の飾り羽がキレイでした。
桜が咲き始めました
公園内で最も早く咲く桜、カワヅザクラが咲いていました。
多くはまだつぼみですが、その中に薄紅色の花がいくつか開いていました。
オオシマザクラもつぼみが大きくなっており、開花はもう間近なようです。