「ブーンドル湿地の人と交流しよう」
2012年8月18日(土)参加者11名、大人11名
谷津干潟と湿地提携を結んでいる、オーストラリア・ブリスベン市にある
「ブーンドル湿地」のスタッフやボランティアのみなさんと交流しました。
手作りの名刺を交換して緊張をほぐしたあとは、日豪混成のチームでの活動。
あいにく、突然の豪雨に見舞われ、予定していた干潟での生きもの探しは出来ませんでしたが、
館内から干潟の鳥を探す「野鳥ビンゴゲーム」に挑戦し、ゲームを通じたコミュニケーションを楽しみました。
●ジュニアレンジャーの感想
「仲良くなれてとてもうれしい」「英語はあまり話せなかったけど、望遠鏡に鳥を入れるだけで伝わった」
「谷津干潟の鳥は本当にオーストラリアから来るということがわかった」
「もう少し英語を勉強して、日本の谷津干潟のことを自分で相手に伝えられるようになりたい」
手作りの名刺を交換。緊張しつつ、がんばって英語で自己紹介をしました。
ブーンドル湿地にはどんな生きものがいるのか、図鑑で教わりました。ジュニアレンジャーの保護者の方も、通訳として大活躍!
ブリスベンで足に標識をつけた渡り鳥・キアシシギが今年の7月に谷津干潟に飛来しました。その標識をつけたご本人、ジョンさんとも交流できました!
チームで野鳥ビンゴゲームに挑戦。協力して鳥を探します。
「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
◎講師:東邦大学理学部生命圏環境科学科 教授 風呂田利夫先生
2012年8月12日(日)子ども14名(うちジュニアレンジャー4名)、高校生2名、大人 8名
夏休みスペシャルイベントとして、東京湾の干潟研究の第一人者である風呂田利夫先生を講師に招き、
谷津干潟の生きもの調査を行いました。
干潟で集めてきた生きものの名前を調べた後は、生きものを水槽に展示しました。
まとめでは調査をふりかえり風呂田先生から見つけた生きものの面白いエピソードや
谷津干潟の環境の変化についてのお話を聞き、
街の中に残された谷津干潟の価値や魅力を再発見しました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ホンビノスガイの年齢の数え方を初めて知った」「アカテガニとクシテガニの見分け方がわかった」
採泥パイプをうちこみ泥の中の生きものの定量調査をしました。
パイプの中の泥をふるいにかけると、生きものが姿を現します。
名前を調べた後は、水槽にうつしかえ展示しました。
風呂田先生が外来種の貝や絶滅危惧種のカニなどの話をしてくれました。
「干潟のゴミ拾いをしよう」
2012年7月16日(月・祝)参加者14名(+保護者7名)
ラムサール条約20周年記念プレイベントとして、海の日に谷津干潟のゴミ拾いイベントが開催され、
ジュニアレンジャーとその家族も参加しました。
地元高校生や大学生など合計50名で干潟に打ちあがったゴミやヨシ原にひっかかったゴミを集め干潟をきれいにしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ビニールのゴミが多かった」「外国語のパンの袋があった」
「いつもより満ちていて深みにはまったが、大勢でゴミ拾いをしてきれいになった」
おもしろい形の浮きを発見。海とつながる谷津干潟ならではのゴミです。
ヨシ原をかきわけて、流れ着いたゴミを探します。
ゴミ袋片手にペットボトルや空き缶、お菓子の袋など拾いあつめました。
終了後に全員で記念撮影。ゴミ袋10袋ぶん集めて、いい汗かいた!
「藤前干潟ガタレンジャーJrと交流しよう」
2012年6月10日(土)参加者20名(+保護者10名)
6月10日の谷津干潟の日は愛知県のラムサール条約登録地、
藤前干潟で活動するガタレンジャーJrと交流をしました。
今回はジュニアレンジャーが交流計画を立てて、谷津干潟の案内をしたり、一緒に遊びました。
●ジュニアレンジャーの感想
「藤前干潟にはセイタカシギがいないことを知った。」「藤前干潟に行ってみたい!」
「藤前干潟のヨシ笛は横でつくると知って、今度つくってみたい。」「たくさん友達ができた!」
はじめの会で藤前干潟ガタレンジャーJrからお土産に手作りの海苔をもらいました。
ひとりひとりと名刺交換で自己紹介タイム。友達がいっぱいできました。
谷津干潟の生きものを紹介しました。藤前干潟にはアナジャコがいることを知りました。
ガタレンジャーJrと劇団シンデレラのみんなと谷津干潟のテーマソング「翼に愛を」を歌いました。ジュニアレンジャーは楽器の演奏にも挑戦!
ジュニアレンジャーの課題「よしずづくり」体験。藤前干潟のよしずの作り方と少し違ったようです。つくったよしずはガタレンジャーのお土産になりました。
楽しい交流の後、みんなで記念撮影。また会おうね!
「谷津干潟の日」
2012年6月9日(土)参加者14名(+保護者8名)
6月9日・10日にラムサール条約登録を記念したお祭り「谷津干潟の日」が開催されました。
ジュニアレンジャーはオープニングセレモニーでの開会宣言や「さわってみよう!
干潟の生きものコーナー」で案内を行いました。
●ジュニアレンジャーの感想
「小さい子も大きいカニをさわっていてすごいと思った」
「お客さんが干潟の生きものに興味を持ってくれてよかった」
オープニングセレモニーではリーダーが「谷津干潟の日を楽しみましょう!」と元気いっぱいの開会宣言をしました。
一番人気のヤドカリ。生きものの持ち方もやさしく教えました。
小さな子もおそるおそるさわります・・手にのせることができるとうれしそうにしていました。
干潟で採集してきた生きものには、それぞれ手作りの生きもの紹介カードをそえました。
貝を手にのせて重さくらべ。それぞれの特徴も案内しました。
カニを腕や背中、頭にまでのせるジュニアレンジャーを見て、お客さんも驚いていました。
「アオサの堆肥で緑のカーテンをつくろう」
2012年5月6日(日)参加者7名
公園内の落ち葉でできたふよう土と干潟のアオサを肥料にして、
観察センターに緑のカーテンをつくるためゴーヤの種をまきました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ふよう土からたくさんミミズがでてきてびっくりした」、「アオサにくっついていたハゼの子どもを見つけた」
「落ち葉とふよう土をふるいにかける作業が大変だった」、「生のアオサが一番ゴーヤが収穫できるのでは?」
緑のリサイクルでできた落ち葉のふよう土をスコップで掘り、リヤカーで運びました。
干潟でアオサを集めてプランターのひとつには生のままちぎって肥料にしました。
指の太さほどのミミズの発見にみんなびっくり。リヤカー4杯のふよう土の中に25匹のミミズと11匹の幼虫がいました。
2つめのプランターには2月につくったアオサの堆肥を混ぜました。
ゴーヤの種をまいたあとはたっぷり水をあげました。
4つ(ふよう土のみ、生アオサ、乾燥アオサ堆肥2月、3月)4つのプランターが完成。どれが一番ゴーヤが収穫できるか楽しみです。
「チュウシャクシギのねぐら入り調査」
2012年4月29日(土)参加者12名
春、北国への旅のとちゅうに、夜だけ谷津干潟で休む渡り鳥「チュウシャクシギ」。
そのねぐら入りの様子を観察しながら、飛来してきた数をカウントしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「オオソリハシシギと似ていて見分けるのがむずかしかった」
「暗くなると増えていったのがわかった」
「片足立ちで寝ているチュウシャクシギが、ケンケンしながら移動しているのがおもしろかった」
チュウシャクシギがどんな鳥なのか、まずはクイズを交えてレンジャーから紹介しました。
班ごとに分かれ、望遠鏡でチュウシャクシギを数えました。
16時30分ごろから18時30分ころまで約2時間、合計3回数を数えました。3回目には、140~150羽ほどになっていました。
日が暮れるにつれ、コウモリが飛んできたり月が輝く様子など、夜の干潟の自然も楽しみました。
「干潟のゴミ拾いをしよう」
2012年3月25日(日)参加者11名(+ジュニアレンジャー保護者2名)
観察センターの前の浜のゴミ拾いとゴミ調べをしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「ビニール袋やひもが多かった。」「ゴミ拾いをした後にセイタカシギがきてくれた」
暖かくなり活発に動くまき貝を観察。
この日、アカクラゲがたくさん打ちあがっていました。
背の高さほどあるつえのような流木も見つけました。
拾ったゴミを種類ごとに分別して、何が多いか調べました。
鳥の足にからまる危険がある、ひもをたくさん拾いました。
ゴミ拾いをしたあとセイタカシギのカップルがやってきました。
「生きもののすみかをつくろう」
2012年3月4日(日)参加者11名(+ジュニアレンジャー保護者2名)
淡水池のにぎわいプロジェクトの一環で、生きものがすみやすい環境をつくるための管理体験をしました。
●ジュニアレンジャーの感想
「淡水池の泥は意外と深かった。作業の後コサギがすぐきてうれしかった。」
作業前に観察壁からジュニアレンジャーが作業する場所がどんな様子か確認しました。
レンジャーが作業に使う道具について紹介しました。初めて見る道具に興味津々。
網を使って浮いている枯れ草やアカウキクサをとりました。
レイキはソーラン節のように足腰のチカラを利用してつかいました。
集めた草はモッコにのせて運びました。「モッコ♪モッコ♪」と即興の歌に合わせリズミカルに作業をしました。
冷たい水の中の作業でしたが、泥の中にかくれていたザリガニや貝なども見つけました。
「こどもかんきょう会議ちば」
2012年2月25日(土)参加者16名
津田沼のモリシアホールで開催された「こどもかんきょう会議ちば」(主催:千葉県)に参加しました。
県内の6団体の活動や千葉工業大学によるロボットのお話や対戦などを楽しみました。
●ジュニアレンジャーの感想
「発表は緊張したけど楽しかった。他にも環境について活動している子どもがこんなにいると思わなかった。」
谷津干潟の自然や歴史の紹介やジュニアレンジャーの活動を発表しました。
会場からはヨシぶえについての質問があり、実際に吹いて見せるなど注目を集めました。
画用紙をつかった「うごくうま」づくりに熱中。できあがったら他のエコクラブの子と一緒になって競争して遊びました。
千葉工業大学の未来ロボティクス学科の先生の話を聞き、サッカーロボットとPK戦をしました。
本物のロボットを持ってみるとジュニアレンジャーは重くてびっくりしていました。
習志野市をはじめ市川市、船橋市、佐倉市などさまざまな地域の子ども達の活動を知ることができました。