巣立ちました!
頭にヒナの綿毛を残したムクドリの幼鳥。
親鳥がエサを運んでくるのを待っています。
この時期、公園内は多くのムクドリの親子でにぎやかです。
企業の皆さんと一緒に淡水池の草刈りを行いました!
毎年、谷津干潟の環境保全活動にご協力いただいている企業のひとつで、
活動は今年で6年目を迎えました。
今日は約30名の社員のと家族の皆さんが集まり、ふだん持つことのない鎌を持ち、
ふだん歩くことのない池の中を歩き、一生懸命に草刈りを行いました。
草刈りをしていると、カニやザリガニ、ドジョウ、ケラなどがたくさん出てきて、
参加していた子供たちも、刈り取られた草を運ぶお手伝いをしつつ、生きもの探したり触れたり、
活動を楽しんでいました。
【谷津干潟の日】谷津干潟ジュニアレンジャー、パワー全開!
毎年恒例の、谷津干潟の日でのジュニアレンジャーによる「伝える」活動。
今年は初めて企画から自分たちで行い「どうやったらお客さんに谷津干潟のことを好きになってもらえるか?」と考えるところからスタートしました。
今回ジュニアレンジャーたちが考えた企画は4つ。
「さわってみよう、干潟のいきもの&体験!ジュニアレンジャーSTEP1」コーナー、2月に作成した「子ども環境ビデオレポート」の上映、谷津干潟の歴史をテーマにした劇「谷津干潟ウォッチ~誕生のヒミツだニャン!~」です。
いずれも多くの来場者の方にお越しいただき、順番待ちになるコーナーもあるほど大盛況でした。
ジュニアレンジャーからは「お客さんに“こんな生きものもいるんだ”と言ってもらえてうれしかった」、「ヨシ笛の作り方をうまく教えられた」など1人1人の達成感を感じる感想がありました。
限られた準備時間の中で協力しながら自分たちの“やりたい!”気持ちを実現させたジュニアレンジャーたち。
そのパワーを感じる2日間でした。
『café oasis』オープン!
今まで『干潟茶屋』として親しまれてきた谷津干潟自然観察センター内の喫茶。
今回リニューアルに伴い名称の一般公募を行ったところ、埼玉県草加市の宮部愛子さんご応募の「café oasis」が選ばれました。
応募総数は95通。6/6のイベント「干潟の日」のオープニングセレモニーで名称発表が行われ、開店前には除幕式も開催されました。
『café oasisu』という名称の通り、この場所が多くの皆さんの憩いの空間になりますように。
『café oasis』
営業日:観察センター開館日(月曜休館・月曜が祝日の場合は翌日)
営業時間:10:00~16:00(L.O.15:30)
電話番号:047-454-8416(谷津干潟自然観察センター事務所)
備考:『café oasis』のみご利用の方は、入館料無料(受付にてお申出ください。目印のリボンをお渡しします)
団体でご利用の方は、事前にご連絡いただければ幸いです。
6月6日、7日に行われた「谷津干潟の日」は大盛況でした!
今年の谷津干潟の日は2日間ともお天気に恵まれ、約6300名の方に来場いただくことができました。
クリーン作戦の参加者は100名以上、ホンビノスガイを探す観察会も満員御礼、野外で行ったアトラクションや模擬店も大盛況。約40年のあいだ鳥を見続けてきた方によるトークショーや干潟をバックに演奏された音楽会もたくさんの方に聞いていただくことができました。
来場いただいた方々にとって、干潟や生きものに触れた感触、観察センターで楽しく過ごしたことがいい思い出となっていただければうれしいです。
そして、数々のイベントに協力していただいた市内小中学生、高校、大学、地域自治会の皆さん、ご協力ありがとうございました。
今年のテーマ『ようこそ!みんなの”ふるさと”谷津干潟 ~自然がいっぱい習志野のたから~ 』にあるよう、地域の宝、習志野の宝、そして子供たちにとって自慢のふるさととなるよう、これからも谷津干潟をみんなで見守り続けていきましょう。
9羽のカルガモきょうだい、すくすく成長しています!
5月13日に登場してから2週間たち、すっかり大きくなった9羽のカルガモのヒナたち。
台の上で休憩する時、お母さんのおなかの下に入りきらないほどです。
観察センターの淡水池の窓際ではエサをとるヒナの姿がよく見られます。
谷津干潟ジュニアレンジャーが、ブーンドル湿地のみなさんと交流しました!
24日、谷津干潟の姉妹湿地であるオーストラリア・ブリズベン市の「ブーンドル湿地」からの3名のゲストと谷津干潟ジュニアレンジャーとで交流を行いました。
まずはブリスベン市職員であるデイビットさんが用意してくれた、ブーンドル湿地センターのゲームを体験。
ゲストも交えて班ごとに、シギ・チドリのパズル式のぬりえを楽しんだ後は、ジュニアレンジャーSTEP1のプログラムである「野鳥ビンゴ」「だんごむしレース」「鳥の紙ひこうき」等のプログラムを班ごとに“おもてなし”しながら一緒に楽しみました。
最後には、ブリスベンで見られるシギ・チドリの話や調査でわかったことなどを、クイーンズランド渉禽類研究会のメンバーであるリンダさんやフィリップさんにお話しいただきました。
終了後、ジュニアレンジャーからは「谷津干潟では100羽ほどのトウネンが、ブリズベンには5,000羽もいるなんてビックリ」、「言葉は通じなくてもコミュニケーションできたから楽しかった」、「鳥は人をつなげていると思った」、ゲストからは「ジュニアレンジャーがとても鳥に詳しくて、自分も知らないことを教えてもらった」などの感想がありました。
短い時間の交流でしたが、人と人のつながりから交流の楽しさや湿地同士のつながりを互いに感じられる時間となりました。
湿地交流講演会、参加者93名と大盛況でした!
本日は、習志野市が湿地提携を結ぶオーストラリア・ブリズベン市からの訪問団の皆さんが、講演会でオーストラリアの自然や鳥についてお話くださいました。
1人目は、ブリズベン市職員のデビット・フィッツギボンさん。内容は、ブリズベンの自然と2つのビジターセンター活動についての紹介です。2人目は、クイーンズランド渉禽類研究会のリンダ・クロスさん。内容は、クイーンズランド州でのシギ・チドリ類の個体数調査の結果についてです。3人目は、フィル・クロスさん。シギ・チドリの脚に標識をつけ、渡りルートやどの湿地を利用するか調べる調査の結果についてお話くださいました。
デビットさんのお話では、ブリズベン市の自然をワイズ・ユース(賢明な利用)し、保全していくためにビジターセンターでのプログラムの提供に工夫がされていることがよくわかりました。観察センターの運営の参考にもなるお話でした。
リンダさんのお話では、谷津干潟のシギ・チドリが越冬するオーストラリアでの個体数の現状から、中継地(谷津干潟など)にあたる生息地の保全の重要性や現状把握のためのモニタリング調査の重要性がよくわかりました。
フィルさんのお話しでは、谷津干潟とブリズベンの双方で標識を装着したシギチドリが互いに行き来していることが科学的に証明され、自然のつながりをよく実感することができました。
会場では、それぞれのお話について、質問がいくつも寄せられ、参加者の皆さんの関心の高さがうかがえました。
今回の講演で、谷津干潟とそこを利用する鳥たちに関心を持つ方が増えたのではないかなと思います。デビットさん、リンダさん、フィルさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
習志野市民カレッジ 「谷津干潟の現状、ラムサール条約とは」
平成27年度 習志野市民カレッジ 谷津干潟コースの2日目は、干潟体験が主要な活動でした。干潟に入る前に、感覚トレーニングを実施。2人がペアになり、一人が目をつむってもう一人の案内をうける「目隠しウォーキング」を行いました。「目をつむって歩くのは怖い」という声が多数聞かれましたが、その分、感覚が研ぎ澄まされたようです。
そして、干潟に入って「生きものさがし」。“いい大人たち”がまるで子どものように(子ども以上かも?)夢中になって生きものをさがしました。ピンクのハマヒルガオもきれいでしたよ。
干潟から上がったあとは、干潟のカニの浄化作用を顕微鏡で観察し、干潟の保全と人の関わりについてレクチャーを受けていただき、ラムサール条約のワイズユースについて皆で考えました。
谷津干潟を守るには私たちがどうか関われば良いのか、楽しみながら“学び”を深め、“実践”と交差していく場をこれから充実していきたいと思います!
カルガモに続き、カイツブリにもヒナが生まれました!
本日、今季初めてカイツブリの親子が淡水池で確認されました。ヒナは3羽います(1枚目の写真にヒナが写っているのですが、わかりますか?)。親の背中にのったり、親から食べ物をもらっていました。
淡水池ではカルガモ親子もいますので、にぎやかです。
さしずめ、“保育園の開園!”というところですね。